書いてるうちに楽しくなってきた!!
百合って書くの楽しい!!
楽しいけど望晴と朱莉で情緒が変わりすぎておかしくなりそう!!!(既におかしい)
私と望晴が抱きしめあって十数分。
ようやくもう大丈夫と行って望晴は私から離れた。
...少し申し訳なさそうな顔をして。
「えと...ごめん朱莉...肩...」
「平気平気!!大丈夫だから心配しないで!!」
望晴に促され肩を見れば望晴の涙とおそらく鼻水でカピカピだった。
おいこら汚ぇって言ったやつ表出ろや締め○すぞ。
この肩のやつは私と望晴の愛の結晶なんだが?
望晴が私を信頼して泣いてくれた証なんだが?
私と望晴のイチャイチャみてニチャついてるお前らとは縁遠い愛の結晶なんだが!?(過激派)
「で、でも汚いでしょ...」
「いやむしろご褒bゲフンゲフン。洗えば落ちるからシミとかに比べれば可愛いもんだよ!!」
「今ご褒美って」
「言ってないよ!!望晴もしかしてまだ疲れてる?私の胸でもっかい泣いとく?」
「い、いや、胸では泣いてないから...」
どうやら落ち着いたみたいだけど危うく本音を聞かれるところだったぜ危ねぇ危ねぇ。
「と、ところでさ望晴...その...さっきの話なんだけど...OKかな...//」
「え...あぁ...仲直りしよう...ってやつ...?...うん、もちろん。...むしろ、こっちからお願いしたいよ。ごめんね朱莉。朱莉から言わせちゃって...仲直り、しよう」
「うん!!嬉し...うん?」
「...え?ど、どうかした?もしかして私とやっぱり仲直りしたくない...?」
「ち、違う違う!!ちょっと戸惑っただけ!!仲直り仲直り!!」
..ちょ、ちょっと待って?ちょっと待って!!!?
え...うせやろ?もしかしてもしかしなくても私の一世一代の告白...仲直りの件と誤解されてやしませんかァァァァァァァ!?!?!?
ふざ、ふざげ...さっきの文脈でどこが仲直りの件だと...
「大丈夫、望晴。私は望晴のこと大好きだよ。だから、仲直りしよう?」
...本気じゃん!!!!本気と書いてマジじゃん!!これじゃあ文章が強調してるのは仲直りの部分で大好きの部分は仲直りの部分を強調させるための接続詞ッッ!!!
主語でも述語でもなく接続詞ッッ!!!!
これじゃあ伝わるわけねぇだろボケェ!!!!
ぬおおおおおお!!!私のバカァァァァァァ!!!
望晴の前だからけッッッッして笑顔と態度は崩せねぇけど心の中は発狂中だよこのバカァァァァァァ!!!!
「朱莉、大丈夫...?なんか汗すごいけど...」
「あぁうん...ここまで走ってきたからそれの汗かな...」
「え、今...?朱莉ってそんな特殊体質だっけ...?」
すまん望晴...今回の嘘だけは許してくれ...
女の嘘は許すのが男だってどっかのグル眉も言ってたからよぉ...
「で、でも、なんでそんなに汗かいたの?」
「え...そりゃ駅から走ってきたから...」
「...どうして?」
...ん?なんかどうも話が噛み合わないな。
私が混乱してるからじゃないよね?
普通にキャッチボールが明後日の方向だよね?
「えと...どゆこと?」
「...なんで朱莉はそんなになるまで走ってくれたの..?」
「そりゃ望晴が心配だからだよ?」
「...しん、ぱい...?」
「..えと、もしかして望晴って心配されたことない新人類?超人だったりする?怒ったら髪の毛金色になってオーラ纏ったりする?」
私が少し茶化しながら言うと、私はそんな漫画に出てこれるような存在じゃないと言われた。
「そうじゃなくて...なんで心配する価値もない私の為に走ってくれたの...?」
「...WHY?」
WHY?とは言ったがようやく話が見えてきた。
なるほどね。つまり...
「望晴の中では、私は望晴と喧嘩したくらいじゃそんなに必死にならないと思ったの?」
「...だって、望晴にそこまで思われる価値...私には...」
「あるよ」
はっきりと。こればかりははっきりと言葉に出す。
そうだ。望晴は無価値なんかじゃない。
そこら辺に純金1tと私が何しても怒らない望晴の分身がいるなら真っ先に分身に飛びつくくらいには価値がある。
少なくとも私の中では純金と比べ物にならないくらい望晴が上だ。
望晴に比べれば純金なんて道端に捨ててある吐き捨てられたガムのように、ゴミ箱をハズレてもまた後で捨てればいいやと放置される使用済みティッシュのように気が向いたら取られる程度の存在だよ。
「で、でも...私はブスだしネガティブだし頭も良くないし運動神経悪し...スタイルも悪くて...」
「望晴は可愛いし慎重に物事を見てるし学年では2位の頭脳で平均超えるくらいには運動もできてスタイルは私より胸あるけど...」
なんか嫌味に聞こえてきたな。いや望晴が私に嫌味を言うわけないから気のせいなんだけどさ。
「で、でも...ドブボだし髪型もこんなだしオタクだし...」
「声も可愛いよ、それに髪型はイメチェンしたらもっと可愛くなるってことじゃん。プラス要素だよ。それにオタクは恥ずかしくないよ?望晴は私に楽しいお話いっぱい教えてくれるし楽しそうにアニメや漫画の話する望晴が私は好きだよ」
1言うなら10返す。
100言うなら1000返す。
私に勝てると思うなよ望晴。お前が自分のきらいを言い続けるなら、望晴が言えなくなるまで私はお前の好きをマシンガンしてやるからな(圧倒的強者)
「で、でも...」
「でもも何も無いよ。望晴は可愛い。少なくとも私目線ではね。」
彼女の手を握り優しく諭すも、まだ自信が無いのかどこか上の空だ。
仕方ない、これはしたくなかったが...
「それに、クラスの男子たちも望晴の事可愛いって言ってるの私知ってるよ?」
「...ふぇ?」
「望晴も聞いてたと思うけど...ほら今日の昼休み」
「え、あれ...私が朱莉のボディガードがどうのって...」
「そのあとだよ。もしかして聴き逃した?」
「...うん...」
まじか。言うんじゃなかった。
心做しか望晴の顔が赤い..まさか!?
まさかあの男子たちの中に望晴好みのやつが!?
...ショ、処さなきゃ...すぐに...(妄想癖)
私が殺意を高めているとコンコンとノックの音が部屋に響いた。
数秒後にゆっくり戸が開くと湊が顔を覗かせる。
「望晴、ご飯できたけど食べれるか?」
「あ、兄さん...うん、食べれる。もう大丈夫」
「ちょっと〜、女子会にいきなりはいってくるとかダメだと思うんですけど〜」
「うっせ。お前の分もあるから冷めないうちに降りてこいよ」
「さっすが湊太っ腹ー!!なんだかんだ言いながらも私の事も可愛いんだね!!」
「しゃーなしだボケ」
悪態をつきながら部屋をあとにした湊を見送り、再び望晴に顔を向ける。
「とりあえず、ご飯食べよっか。話はその後で」
「うん...そういえば、朱莉は今日いつ帰るの...?もう8時だけど...」
「あ〜...まあ、10時までには帰るよ。」
不安そうに聞く望晴に時計を見ながら答える。
まぁ、終電までに帰れれば問題ないだろう。
そう思いながら私は望晴とともに部屋を後にし、湊が作った夕飯を食べにリビングへ向かった。
***
「でもも何も無いよ。望晴は可愛い。少なくとも私目線ではね。」
まっすぐ見つけて私を褒めてくれる朱莉。
普段のほわほわとした雰囲気はなく、真剣に私の目を見てそう言ってくれる彼女はどこまでも綺麗でなんだか眩しかった。
ドキッ...
不思議と、心臓が跳ねる。
どうしてだろう?よく分からない。
でも、何故か今彼女に顔を見られるのが恥ずかしい。
「それに、クラスの男子たちも望晴の事可愛いって言ってるの私知ってるよ?」
「...ふぇ?」
なにそれ知らない。
そうだったのか。まぁ、クラスの男子は好みじゃないし、仮に好きな人がいても私じゃ釣り合わないから付き合わないけど...
まぁでも、こんな卑屈でどうしようもない私と一緒にいてくれる人なら少しはいいかも...
なんて思いながら少し顔を上げると、私を呆れたように見つめる朱莉と目が合う。
「望晴も聞いてたと思うけど...ほら今日の昼休み」
「え、あれ...私が朱莉のボディガードがどうのって...」
「そのあとだよ。もしかして聴き逃した?」
「...うん...」
なんだろう、今私が思い浮かべた条件...ってのはおこがましいか。
願望かな...それ、全部朱莉なら当てはまるよね...
...朱莉が男の子だったら...
って何考えてんだ私!?//
咄嗟に顔を逸らし、朱莉から視線を外す。
ぼーっと話しているとそんなくだらないことを考えてしまった。
それもこれも朱莉が優しすぎるのが悪いのだ。
こんな私に優しくするのが悪いんだ。
そう思って思考を切り替える。
うぅ...今、変な顔してなかったよね...
朱莉に見られてたら嫌なんだけど...
なんて思いながら視線を戻すと朱莉は何故か手を握りしめ俯きながらプルプルしてた。
なんだろ、ガッツポーズにも見えるから、好きな映画が発表とかガシャが当たったとかかな...
朱莉はソシャゲとかしてなかったと思うけど...
私が朱莉のことを見ていると朱莉がバッと顔を上げる。
そして何かを言おうと口を開こうとして...
コンコンコン
と部屋の戸がノックされ、数秒後に兄さんが顔を出した。
「望晴、ご飯できたけど食べれるか?」
「あ、兄さん...うん、食べれる。もう大丈夫」
学校から帰ってきた時、私半泣きだったからなぁ...
兄さんには心配かけたんだと思う。
少し不安げに扉を開けて私の顔を覗き込んでくる兄さんの目はまだ少し心配そうだ。
でも、そんな目は私の声を聞いてかすぐになくなり、いつものように優しい目に戻る。
そんな兄さんに突っかかるように声がかかる。
「ちょっと〜、女子会にいきなりはいってくるとかダメだと思うんですけど〜」
朱莉だ。
兄さんと朱莉は仲が良く、私がいない時やこうして3人の時は気兼ねなくバカにし合ったり、会話での殴り合いをしている。
「うっせ。お前の分もあるから冷めないうちに降りてこいよ」
「さっすが湊太っ腹ー!!なんだかんだ言いながらも私の事も可愛いんだね!!」
「しゃーなしだボケ」
ツンケンと兄さんが答えるが、その目は私を見る時のようにどこか優しい眼差しだ。
なんだかんだ言ってはいるけど、兄さん的にも朱莉は私の友達という一面があってもやっぱり妹のように思っているんだろう。
私の友達は朱莉だけだったのでほぼ家に呼ぶのは朱莉だったし、どこか行く時は朱莉と一緒だったから良くて親戚の従妹ってところかな。
そう思えるほど、2人は仲がいい。
そんなことを私が考えてると兄さんはここでの会話を不利と考えたのか部屋をあとにした。
全く、素直じゃない兄さんだ。
...まぁ、私も人の事言えないけど...
私がしばらくニコニコ楽しそうな朱莉に目を向けていると朱莉はこっちに向き直り、再び会話を始める。
「とりあえず、ご飯食べよっか。話はその後で」
そう言いながら立ち上がると、私に手を伸ばし立ち上がらせてくれる。
紳士的だなぁなんて思いながら時計を見ると、既に針は8時12分を指し、気がつけば彼女が家に来てから数時間が経過してることに気がついた。
それに気づくと、自然と口が動き、言葉がこぼれる。
「うん...そういえば、朱莉は今日いつ帰るの...?もう8時だけど...」
「あ〜...まあ、10時までには帰るよ。」
早く帰れみたいに聞こえないように慎重に言葉を選ぶ。
だが朱莉は気にもとめずにあっけらかんと答える。
じゃあ、逆に9時半くらいまでは一緒にいられるんだ。
都合のいい考えだが、そう考えると自然と胸が踊った。
朱莉の回答にそっか。じゃあお風呂も一緒に入れるねと答えると朱莉は少し顔を赤らめながらそうだね。と嬉しそうに答えてくれた。
そして自然と立ち上がらせるために差し伸べられた手を繋いだまま、部屋をあとにしリビングに向かった。
繋いだ手から感じる熱がいつもよりほんのり暖かく感じるのは、気のせいだと思うけど...
何故か、その熱さが心地よく、私の心を満たしていった。
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