お久しぶりです。
ゲームしてました(ファンタジーライフIが大型アップデートしたので最初から)。
あと最近寒いので炬燵入ったらすぐに寝ちゃうんですよね。普通に徹夜できた若さが懐かしいです。
雄英高校の朝。
【オールマイトの授業はどんな感じでした?】
「え!?あ、すみません。僕友人と待ち合わせしてて」
【平和の象徴が教壇に立っているということで様子を聞かせて!】
「様子!?えー・・・と筋骨隆々!!です!」
【教師オールマイトについてどう思ってます?】
「最高峰の教育機関に自分は在籍しているという事実を殊更意識させられますね威厳や風格はもち〜〜(以下略)」
【オールマイト・・・あれ!?君「ヘドロヴィラン」の時の!!】
「やめろ(ぐぎぎ・・・)」
【オール・・・って赤ちゃん!?なんで君は裸の赤ん坊連れて登校してる!?】
「一身上の都合だ文句あんのかコラ」
「ダ!」
【君は・・・・・・、なんかいいや】
「なんでですか美人のお姉さん!?何でも話ますよ俺っ!!ガンガン取材してください、できれば個人的に!!」「そういうトコだぞキモ市」
オールマイトが雄英の教師に就任したというニュースは全国を驚かせ連日マスコミが押し寄せる騒ぎとなっていた。
特ダネに餓えているマスコミ達は登校する学生達に詰め寄りなんとか新たな情報を得ようと躍起になり、雄英高校のセキュリティである雄英バリアーに弾かれていった。学生証、通行許可IDを持たぬ者達に即座に反応するセキュリティは校内のいたるところにはりめぐらされている。
うっかり学生証を忘れた新入生がパニクるのが毎年の恒例行事だったりするらしい。
「なにそれーお高くとまっちゃって!!一言くらいくれてもいいのにさ!!」
マスコミの一言欲しいが一言で済まないのは常識である。
「ったく本当によー」
そんな朝の一幕。
数日続くその騒ぎ。それをおこすマスコミ達の中にとある異物が、悪意持つ存在が紛れこんでいることをまだ誰も知らない。
1ーA教室。
朝の挨拶後に担任であるイレイザーヘッドの話が始まっていた。
「昨日の戦闘訓練お疲れ、Vと成績見させてもらった。一部生徒(爆豪、緑谷、男鹿)がやらかしていたが、初回にしては上々だよ」
「「「「「ホッ」」」」」
入学初日から学校行事をブッチして除籍を匂わせた体力テストを実施した教師からの評価に生徒達はホッと息をついた。
やらかした生徒達にしても施設倒壊と自爆敗北は除籍レベルではないらしい。
「さてホームルームの本題だ。
急で悪いが君らに・・・・・・」
するとイレイザーヘッドはゴォ・・・・・・と一瞬ため、学生達が臨時テストかと身構えたところで、
「学級委員長を決めてもらう」
「「「「学校っぽいの来たーー!!」」」」
「学校っぽいのか蛙吹?」
「梅雨ちゃんと呼んで男鹿ちゃん。委員長決めや係決めなんて学校らしいと思うわ」
「石矢魔だとんなもんなくてな」
「どんな中学なのよ」
「学校全体が不良のたまり場」
クラスメイト達がハイハイと自分がやると手を挙げる中、一切興味のない男鹿辰巳は話しかけやすい女子生徒である蛙吹梅雨とそんな話をしていた。
ちなみにベル坊は理由もわからずに場の空気に当てられて「ダーー!!」と男鹿の頭の上で体全体でアピールし見ていた八百万百とイレイザーヘッドをほっこりさせていたとか。
学級委員長決め。
普通科や一般の学校ならば面倒な雑務役と誰も手など挙げず沈黙の一時という押し付け合いの駆け引きの場になりがちだが、ここは雄英高校ヒーロー科。
集団を導くというトップヒーローの素地を鍛えられる役であり機会として、チャラめな上鳴電気、助平な峰田実、よくわからんキャラの青山優雅、人と話すのが苦手な口田甲司ですら積極的に名乗り出ていた。
積極的ではあるが自分が自分がと、まとまりなく無秩序に騒ぐ生徒達に「もうベルもとい男鹿に押し付けるか」とイレイザーヘッドが考えだしたところ、
「静粛にしたまえ!!」
多を牽引する責任重大な役割、やりたいからといってやれるものではない。
務めるには周囲から信頼がいると飯田天哉が自分もやりたそうに手をそびえ立たせたままの状態で投票多数決を提案した。
いつの間にかモゾモゾと寝袋にINしていたイレイザーヘッドはその提案を了承し、投票者がわからぬように用紙に名前を記入させる形で実施。
自分の名を書いたのか一票ばかりの中、緑谷出久と八百万百と男鹿辰巳と飯田天哉が二票であった。
「あれ、一票多くね?」
この結果に零票だった轟焦凍、葉隠透、麗日お茶子が自分以外を投票したとわかるが、それにしても一票多い。
「あー、ベル坊の分」
「いいのかそれ?」
「ならばダークシャドウも」
「これ以上二票を増やすな」
その原因は男鹿辰巳。
彼は連れ歩いてる赤ん坊の分も本人の希望通りに投票させたのだ。
「じゃあ男鹿は自分に投票したのか?」
「いや委員長なんてしたくねえから飯田に投票したけど」「ダ!!」
「ならなんで二票?」
「二票が四人いるし、もっかいか」
委員長以外にも誰か副委員長にするとしても数が多い。やり直しかと悩みだしたところで「俺も飯田に1票な」とイレイザーヘッドが飯田天哉を推す。
「相澤先生!?」
「ベルちゃんが飯田を支持したから・・・・・・もとい多数決を言い出したしな」
男鹿辰巳が連れてる赤ん坊ベルに甘いイレイザーヘッドの本音が垣間見えたが、混沌と化していたクラスをまとめたのは事実である。
「「「なら仕方ないか」」」
エリート揃いの雄英生(男鹿除く)、誰がやっても問題はないと思っていたクラスメイト達はその担任の言葉に従うのであった。
そして副委員長だが男鹿は面倒だと辞退し、男鹿に投票していた緑谷も辞退したので八百万百に決定した。
昼。
1ーAではベル坊にミルクをあげたいから教室で弁当を食べる生徒が男女問わず増えていた。
その際に一部女子生徒は、いかにもヤンキーな見た目の男鹿辰巳自作の弁当と、いかにもタラコ唇マッチョの砂藤力道のハイクオリティ自作弁当を見て、自身の女子力に落ち込むという下りがあった。
男鹿辰巳は命に関わるから必死に覚え、砂藤力道は個性【シュガードープ(甘味接種による一時的な肉体強化)】の為か菓子作りが趣味でありついでに料理も得意になっただけなのだが(菓子作りはグラム分量が正確で手順通りでないと失敗するので菓子作りができれば大概の料理はなんとかなる)、母親に作って貰っている者、コンビニ弁当を持ってきた者はたいそう凹んだそうな。
「美味しそうに飲んでるね」
「赤ん坊は癒やされますわ」
それはそれとしてベルがミルクを飲む光景に一同ほっこりとしていた。
「オイラもヤオモモに抱き抱えられてオッパイ飲みたいぜ」
「「わかる」」
なおドスケベ達はその光景を見て変態発言をし、峰田実と上鳴電気は一緒に頷いた古市貴之と友人になった。
そんな昼飯中に雄英高校内に警報が鳴り響き生徒達がパニックになりかけたが、多くの学生が集う学生食堂とは異なり教室組は落ち着いて指示に従った(ベル坊が驚いて泣き出して男鹿が丸焦げにはなった)。
そして学生食堂・ランチラッシュのメシ処の混乱は1ーA学級委員長になった飯田天哉が非常口標識になって落ち着けたらしい。
「マスコミかよ、クソ迷惑な」
「ベル坊の雷撃でこんがり丸焦げになったお前は本当に迷惑だよな」
今回警報が鳴り響いたのはマスコミが校内に侵入したからとのこと、教師陣が対応したマスコミはその後通報を受けた警察が到着し撤退。
マスコミ相手に悪態をつく男鹿辰巳のプスプスと音がする姿に皆が同情した。
「けど、雄英バリアーがあるのにどうやって侵入したんだろ?」
「壁を殴り砕いたんじゃねえの?」
「そんな、オールマイトかたっくんじゃあるまいし」
「「「男鹿も殴り砕けるの!?」」」
オールマイトが殴り砕けることに一切疑問はない模様。彼は倒壊したビルを生身で支えた実績があるからだ。
「んな破壊音がしたらすぐに気づくだろ」
マスコミがなぜ侵入できたのか?生徒達すらも抱いた疑念。
その答えは教室の片隅で顔色悪く佇む内通者だけが知っていた。
雄英高校。
悪意の手は確実に差し迫っていた。
補足・説明。
今話は学級委員長決めからマスコミ侵入騒動までとなります。
学級委員長決めですが、男鹿とベル坊は飯田に、緑谷と葉隠は男鹿に、飯田と麗日が緑谷に、轟が八百万ともう1票は自分で、となります。
緑谷出久はリーダーなら男鹿辰巳かなと思ったそうです。現状の課題が見えてるのでアレもコレもとは思わないようです。
昼の時間ですが、ベル坊の影響で教室で弁当組が増え、ベル坊にミルクを飲ませることが人気です。
峰田、上鳴、古市は、女子にミルクを飲ませられるベル坊が羨ましいそうです(古市はべるぜバブ原作でもそんな発言をしていた)。
そして科の違う古市と二人は友人になりました。
しばらくはまだファンタジーライフIをプレイしているので不定期となります。
真・時の装備作りが大変なんです。