ハナ協会本部 協会長執務室
ハナ協会本部の最上階、白い床と壁にハナ協会の紋章である四卦に囲まれた1が輝く
スピードシンボリは窓から巣の様子を眺めながら静かに言った
「ようやく都市も静かになったね、ハナ協会には大した被害がなくて良かったよ」
控えるハナ協会幹部の3人は怯えながらも、協会長の怒りを買わなかったことに安堵していた
「は、はい...何とか...」
「う、うんうん!ミスターシービーの一件も落着したし!これで通常業務に戻れるね!」
「ああ...時にスーさん、空席になってる北部支部長の後任は決まったのか...?」
その話題が出ると穏やかな表情をしたスピードシンボリが振り向く
「その件か。問題ないよ、私の知り合いの特色フィクサーが引き受けてくれたから外部から招くことにしたんだ。」
「ほう、協会長のお知り合いの特色ですか...一体どのようなお方で?」
「多分そろそろ来るはずだが...」
コンコン
「...来たみたいだね。どうぞ」
ガチャ
「失礼します」
入ってきたのはハナ協会の白い制服を着た、燃えるような赤い髪と白い肌のウマ娘だった
スピードシンボリ「紹介するよ。特色フィクサーの緋色の日蝕こと「エクリプス」だ。」
「エクリプスです、どうぞお見知り置きを」
聞いたことない名前に3人は興味津々
「エクリプスさん...ですか。彼女はどのようなフィクサーで?」
「昔ハナ協会北部2課部長や1課部長を歴任していたやり手のフィクサーで最近まで隠居していたんだが、私が無理を言って復帰してもらうことにしたんだ」
ハイセイコーはそれを聞くととても嬉しそうにする
「2課や1課の部長を?管理職の適性はあるということですね!」
「そうだ。エクリプスには明日から北部支部長に就任してもらうことになってる。君たち3人も北部地域に関することで気になることがあれば彼女に連絡を取りなさい」
「了解だ...スーさん...」
「皆さん、よろしくね。...時にドリームジャーニー本部長」
エクリプスがドリームジャーニーに話しかける
「なんでしょうか?」
「あなたステイゴールドの弟子って聞いたわ。ステイゴールドとは最近会ったかしら?」
「えっ?アネゴをご存知なのですか?」
ドリームジャーニーは自身が敬愛する師についての話題が唐突に出たことに戸惑った
「実はね、ステイゴールドは私の弟子よ。つまりあなたから見れば大師匠になるというわけ」
「ええ!?あ、アネゴの師匠...ですか...!?」
「そうよ。ふふ、まあ今は支部長として頑張るから気が向いたらステイゴールドのことで色々お話しましょうか。あなたを修行させてる時のステイゴールドのエピソードとか聞いてみたいわ」
「は、はい...」
「それじゃあエクリプス、明日からよろしく頼むよ」
「もちろんよ協会長。」
ハナ協会北部支部長に就任したエクリプスというウマ娘。
彼女の復帰はハナ協会に何をもたらすのか...
今はまだ不明である