僕のクソナードアカデミア −モテモテ!? デク先生!!− 作:超マイペースって感じの作者だ!!!
※公式で付き合っている相手がいる人は除外します。
希乃子ちゃん等……等というか他にいたっけ?
タイトル通りデク先生モテモテ二次創作です。
「ったく俺が言える事かわっかんねえけどよぉ。おまえさぁ、いいかげんもうちょい
「……? ど、どの口が」
「『皆、特別』は……いや、やっぱいいわアホらし」
「いや何か言いたい事あるなら言ってよ」
「うっせ」
魔王
紡がれてきた
そんな充実した日々を過ごしていた……のだが、
「出久、いい人いないの?」
「はい?」
久しぶりに家に帰り、母の
実家の味に集中していたところ、いきなり母からそんな事を言われた出久はつい聞き返してしまう。
「いやねぇ、出久くらいの歳ってそろそろ身を固める人が増えてくる頃じゃない? お母さん別に急かすつもりはないんだけど、出久はどうなのかなーって思ってね」
「うーん、いきなり言われても……」
「もちろん出久が今先生とヒーローのお仕事を楽しくやってるのは知ってるし、何より出久が幸せならお母さんもそれでいいと思う。でももう少しそれ以上求めても罰は当たらないんじゃないかなーって」
(な、なんだあ……?)
もしや孫の顔が見たいのだろうか? と出久は訝しむ。
確かに母の言う通り二七、八歳というのは結婚しても何も不思議じゃない年齢だ。現に元A組の皆とご飯を食べに行ったりすると、そういう話もチラホラ聞く。
それこそ元B組の
(でも結婚していないプロの方々もいるしなあ)
ヒーローとは、命を懸けて
そのため、一般人より死が身近だ。自分よりも強大な
だからなのか、相手がいないプロヒーローは思いの
もしも自分が殉死した時、遺された相手はどうなっていくか。
出久は実際にそういう人達を何度も見てきた。雄英生徒だった時も、ヒーローとして活動できる今も。
「で、どうなの出久。実はいい感じの人とかいないの?」
「いい感じのってお母さん……」
出久の胸中など知らず、母の目は妙に期待の光で満ちていた。
そんなクラスメイトに気になる子はいないの? みたいなテンションで聞かれても困る。思えば恋バナという
(クラスメイト……)
実はいない事もない。
(
麗日お
かつてはA組のクラスメイトであり、雄英の入試の時からずっと救けてくれた、緑谷出久のヒーロー。
振り返ってみれば、A組の中でも彼女とは一緒にいる時間が長かった。授業はもちろん、仮免試験やプロの活動現場でも行動を共にする事が何かと多かった。
何よりも、ずっと蔑称でしかなかった『デク』に、もう一つの意味を与えてくれた事が大きい。
しかし。
(確かに今まで出会った女性の中で一番親しいのは麗日さんだし、僕も気になってるけど……麗日さんの方はどうなんだ?)
麗日お茶子は素晴らしい人だ。彼女と一緒になれたら幸せだろうな、と出久だって思う。
でも実際の関係は友達止まり。別にここ最近進展するような何かがあった訳でもない。そもそも彼女が自分をどう思っているのか分からないし怖くて聞けない。
故に出久の答えは、
「残念ながらいないよ。ごちそうさま」
「えー本当にいないのー? 出久ー」
まず前提の話として。
出久は自分の部屋に戻っていった。
ちなみにこれは。
ワン・フォー・オールヒーロー『デク』の物語ではない。
雄英教師、緑谷出久が最高のクソナードである物語だ。
次回、梅雨ちゃん。