呪術廻戦〜青の魔弾〜   作:華々

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何だこのゴリラは?!

 

モグモグむしゃむしゃ

 

今俺は新幹線に乗り駅弁を食べながら京都に向かっている。

高専には京都にある姉妹校との交流戦があるのだが交流戦まであと1週間なので先に現地入りしてゆっくり真希達が来るのを待つことにした。

 

「久しぶりに食べたけどうまっ」

 

今食べているのは紐を引いて温めるタイプの牛タン弁当だ。蓋を空けたらふわっといい匂いが漂いそのまま口いっぱいに頬張る。

 

京都に行ったらどこ行こうかな前に行ったときは真希達を連れ出した時以来だから禪院家どころか京都にも近づいていなかったし…

 

そんな京都への淡い期待をしていたが、そんなものは一瞬で吹き飛んだ。

 

 

 

 

 

京都呪術高等専門学校

ここは東京校と同じく宗教系学校であるため東京校と同じように多くの神社仏閣が存在するがその数は東京校に比べると半分ほどだ。

 

理由としては京都は東京とは異なり多くの文化的価値を持つ仏像などがあるためそれの安置所であり東京校の様なハリボテではなく中身まで備えられているため金がかかり過ぎ東京校程多く建設できなかったと言われている。

 

じーちゃんから聞かされたそんな豆知識の様な話を思い浮かべて世話になる京都校の学長に挨拶するため校舎に向かっていると。

 

「おいお前。」

 

「うん?」

 

後ろを振り向くと頭を結わえちょんまげにして額から目元まで傷のあるムッキムキの男が立っていた。

 

「えっと、どなたですかね。」

 

「おっと、失礼した。京都校所属2年東堂葵だ。」

 

「あっこれはご親切にどうも東京校1年青崎蒼也です。」

 

「やはりか!」

 

名乗り返すと厳つい顔を嬉しそうに歪ませる。

何だこいつ!?名乗ったら急に興奮しだしたぞ!

 

「知っているぞ!幼いときから数多の呪霊を祓ってきた呪術界きっての麒麟児だとな。」

 

んな大げさな。確かに他の術師系の家系生まれの子供よりもハードな任務を受けてきたけど、そんなオーバーな。

(本来有力な術式を持って生まれても十歳そこらで特級を単独討伐はできない。蒼也は少し常識に欠けている。)

 

「そんなお前に問おう。どんな女が好み()だ。」

 

「………はっ?」

 

「聞こえなかったか?なら今一度問おう。どんな…」

 

「いや聞こえてるよ。その上ではっ?つったんだよ。」

 

何だこのゴリラ?!

呪術師特有の頭おかしいやろうかと思ったら意味わかんないこと言い出しやがった…

 

「そいつの性癖には全てが反映される。つまらん性癖してる奴はそいつ自体もつまらん。近々交流戦がある。交流会は血湧き肉躍る魂の躍動場。故に今回の交流会で誰とぶつかるか目星を付けておくのは当然だろう?」

 

こいつ!ただ頭がおかしいやつかと思ったら案外考えられるタイプだ!

 

こんな熱烈だと答えてあげたいものだが。

俺の癖か……

 

「考えたこともなかった。」

 

「ふむ?」

 

「なんって言うのかな。昔から俺の近くにいい女が2人もいたからかなあんまり考えたことがなかった。」

 

「……。」

 

「………そうだな。具体的にだと全体的に肉体の良い身長の高い女性、かな」

 

「はっ…!」

 

昔から真希と真衣の2人がそれぞれ体を密着させたりして俺をからかってきたから自然と好みも2人になったんだろう。…何か2人に尻敷かれてるな。

 

「?どうしたっ!?」

 

ふと気がつくと東堂が天を仰いで涙を流していた。

 

「昔から互いに切磋琢磨した好敵手、か」

 

東堂の脳裏に浮かぶは存在しない記憶。

幼少から組手を行い互いに実力を競い合った日々。

それが一瞬のうちに脳裏を埋め尽くした。

 

(何言ってんだこいつ…)

 

「どうやら俺達は昔からのライバルのようだな。」

 

「会ったばかりだよな?!」

 

涙をぬぐうと上着を放り投げ中のシャツを引き裂き構えを取る東堂。

 

「さあ!成長したお前の実力見せてくれ!!」

 

もうヤダ!何だこのゴリラ!?

 

「誰か助けて!真希、真衣〜!」




話を入れ替えました

小説の続き、時間が飛んで原作行くかオリジナルストーリーをいれるか

  • 乙骨編入編から
  • 高専入学編から
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