呪術廻戦〜青の魔弾〜   作:華々

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………ドブカスさん。
もしかしてナルシストでしたか?(アニメ見た)


閑話2

 

蒼也が京都校で土下座をしている頃。

 

乙骨、真希、真依の三人は、とある任務のため廃工場へと向かっていた。

 

「ねえ真依さん。五条先生が自己紹介の時に“兵器を使

う”って言ってましたよね、何を使ってるんですか?」

 

ふと隣を歩く乙骨がそう問いかける。

唐突な質問に、真依は一瞬きょとんとしたが、すぐに小さく笑った。

 

「なに? やっぱり男の子ね」

 

そう言いながら、腰のガンホルダーから一丁の銃を抜き取る。

青いラインが走る黒塗りのリボルバーだった。

 

「私が使ってるのはこれ」

 

差し出され、乙骨は目を輝かせる。

 

「へえ……かっこいいですね! ……あれ?」

 

手に取った瞬間、乙骨は眉をひそめた。

銃身から滲み出る、濃密な呪力。

 

「これ……真希さんが使ってるのと同じ、呪具ですか?」

 

「あら、気づいた?」

 

真依はどこか誇らしげに微笑む。

 

「ええ。私と蒼也の二人で作ったの」

 

「作った!? 呪具って作れるものなんですか!?」

 

乙骨は驚きに目を見開き、真依とリボルバーを交互に見る。

その様子を見て、真希は呆れたように薙刀を肩に担ぎ直した。

 

「当たり前だろ。どう見ても人工物だろ、それ。

そこら辺に生えてるとでも思ったのか?」

 

「そ、そんなわけないよ!」

 

乙骨は慌てて手を振り、恥ずかしそうに頬を掻く。

 

「ただ……呪具って、呪いのこもった特別なものだって聞いてたから。そんな簡単に作れるとは思えなくて……」

 

「まあ、簡単ではなかったわね」

 

真依はふっと目を伏せる。

 

「作った後、二週間近く寝込んだもの」

 

天与呪縛による乏しい呪力を限界まで引き出し、

縛りで術式を強化し、省略なしの儀式を行う。

さらに効果を高めるため、無理を重ね――

目と鼻から血を流しながら、それでも完成させた。

 

その姿を見ていた蒼也は、後にこう語ったという。

――あの時の真依の目には、確かに狂気が宿っていた。

真依は、そうして作り上げた呪具を、恍惚とした笑みで見つめていた。

 

「……」

 

一歩、乙骨が無意識に後ずさる。

 

「気持ち悪い顔してんじゃねぇよ」

 

真希が真依の頭に、軽く薙刀の柄を落とした。

そんな真希を頭を押さえて恨めしそうに睨む

 

「痛いわね! 何するのよ!」

 

「文句言う前に、その顔どうにかしろ」

 

「なによ。蒼也から何も貰えてないからって、妬いてるの?」

 

「はぁ!?」

 

真希は目を剥いた。

 

「なんで私が、アイツから何も貰ってないからって、お前に妬くんだよ!」

 

「だって、私が蒼也から物もらってるの見ると、

 恨みこもった目で見てくるじゃない!」

 

「そんなわけねぇだろ!」

 

「あるわよ!」

 

「しつけえな!やるのか!?」

 

「いいわよ、やってやろうじゃない!」

 

真依が銃を構え、真希は布を解いて薙刀を構える。

その二人の間に、乙骨が慌てて割って入った。

 

「ちょ、ちょっと! 真希さん! 真依さん!

こんなところで喧嘩しないでください!」

 

ちなみにこの任務は、

 

二人の喧嘩のせいで予定より大幅に時間を食い、

任務後、補助監督にこっぴどく怒られることになるのだった。




基本的に真希はしっかりしており一人で前を進む様な女なので依存体質で優しくしてくれる真依によく絡む様子が見られる。
2人に優劣があるわけではなく、呪術戦となると真希ほど動けない真依を生きながらせるための道具が必要となってくる



時間が空いてしまってすみません。
本来だと京都校で憲利が真希と真衣をバチボコに悪く言って喧嘩させるシーンを描きたかったのですが調子が戻らず急遽違う話に変えました。

次話は姉妹校交流会編をやろうと思います

小説の続き、時間が飛んで原作行くかオリジナルストーリーをいれるか

  • 乙骨編入編から
  • 高専入学編から
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