呪術廻戦〜青の魔弾〜 作:華々
「ああ゙夏油どこだぁっ!」
ある程度の呪霊を祓い終えた俺は、京都の街を疾走していた。
夏油を殴る。そのためだけに。
道すがら、湧いて出る雑魚を片付けながら呪力探知を広げる。
――その時。
ドオオォォォォォォンッッ!!
空気を震わせる轟音。
爆ぜる砂煙。
ぶつかり合う二つの莫大な呪力。
「……派手にやってんな」
感知した呪力量は特級相当。
二級程度の術師なら瞬殺だ。
だが対峙している術師は、真正面から渡り合っている。
――ん?
一瞬、呪力の位置が“ズレた”。
入れ替わった?
「……ああ、そういうことか」
嫌な予感を覚えつつ、進路をそちらへ向ける。
到着した瞬間、視界に飛び込んできたのは――
上半身裸で咆哮するゴリラ。
「ウオオオォォォォ!!」
特級呪霊相手に、手を叩いては位置を入れ替える。
……やっぱりな。
「何やってんだよ、東堂」
「ムッ! その声は――マイベストフレンド!!」
呪霊との戦闘を放り出し、満面の笑みで振り向く。
「後ろ」
「ごアァァ嗚呼!!」
落ち武者のような呪霊が刀を振り下ろす。
パアンッ!!
入れ替わり。
空振り。
そのまま無防備な胴体へ蹴り。
吹き飛ぶ呪霊。
「手ぇ貸すか?」
「フッ、その必要はない」
東堂は笑う。
「なぜなら俺は――お前のベストフレンドだからだ!!」
「……意味わかんねぇよ」
だがその目は、本気だった。
(マイベストフレンドは最近八岐大蛇を祓った)
俺は知っている。
先月、蒼也が単独で討伐したやっぱは特級のなかでも上位の呪霊。それに比べ、俺はこの程度の呪霊も手こずるほど…
(それでいいのか? 東堂)
自問。
体術は通りが悪い。
術式に攻撃力はない。
ならば。
「あれしかない」
東堂の呪力が――凪ぐ。
戦闘中に精神統一。
本来の東堂なら絶対にしない選択。
だが今は違う。
「……自身を信じろ」
風のない水面のように静かに。
その隙をついた落ち武者呪霊が拳を振るう。
その瞬間――
カッ。
東堂の目が見開く。
パアンッ!!
入れ替わり。
呪霊は即座に理解し、背後へ刀を振るう。
「読んでいたさ!!」
パアンッ!!
二度目の入れ替え。
完全に空いた胴体へ――
「ぬおおおぉぉぉぉ!!」
蹴りが叩き込まれる。黒い閃光が走り空間が歪むみ雷のように奔る呪力。
「黒閃!!」
胴体が爆ぜる。
呪霊は崩れ、風が空洞を抜けるような音を立てて消えた。
「見ていたか!! マイベストフレンドォォ!!」
満面の笑みでサムズアップ。
……やっぱり頭がおかしい。
俺は息を吐き、東堂へ歩み寄る。
「なぁ、夏油見なかったか?」
書いてて何だかスランプなのかスムーズに書けないんですけど読みにくかったりしますか?
読みにくかったら報告してください。改善したいので
小説の続き、時間が飛んで原作行くかオリジナルストーリーをいれるか
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乙骨編入編から
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高専入学編から