呪術廻戦〜青の魔弾〜   作:華々

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更なる力

 

「チッ汚えな。」

 

蒼也の手には先ほど殺した紅矢の血がべっとりと着いている。それを蒼也は不快そうに顔をしかめると空いている手で体を探り拭くものがないか確認するが、残念ながら持ってくるのを忘れてしまった。

 

しょうがないので呪力を汚れた拳から勢いよく噴出させることで血を吹き飛ばす。

 

「さて、次はお前だ。」

 

「っ!」

 

呪力を纏い魔弾を脚から射出し高速でラルゥに接近する。拳にも魔弾を込めラルゥに殴りかかるも術式を起動したラルゥは蒼也の拳を避けた後自身を術式で生み出した腕で包むとそのまま上に投げ飛ばした。

 

「ごめんね坊や一旦逃げさせてもらうわ。 

(この子は絶対私を追ってくる。私はこの子の邪魔をし続ければいい。)」

 

「逃げんじゃあねぇぞっ!」

 

更に呪力を滾らせ空中を魔弾を射出して擬似的な空中移動を行い、術式の手により高速移動をしているラルゥに追いつく。

 

「死ねぇ!」

 

ドォウッ!

 

両手をラルゥに突き出し魔弾を射出するも。

 

「グゥッ!」

 

術式で生み出した腕により魔弾を防ぎ腕から術式で受けたダメージのヒートバッグ銃創から血を噴き出しながら地上に落下する。

 

それを追い体を反転させ魔弾を射出しながら高速でラルゥに近づこうとするも

 

[[[[[[んあぁあぁ゙ア゙ァ゙ア゙]]]]]]

 

ラルゥと蒼也の戦闘音に引き寄せられた数十体の呪霊が蒼也の行方を阻む。

 

「クソがっ!邪魔だ!!」

 

蒼嵐呪法・零式!

 

魔弾を乱射して2級以下の呪霊は一撃でそれ以上の呪霊も数発撃ち込んで祓っても次から次へとまるで湧いて出てくるかのように殺到してくる。

 

そこに、

 

「心身掌握・こっちを向いて(キューティーハニー)

 

呪霊の間を縫って近づいてきたラルゥからの攻撃を受け術式による意識の誘導により視線そのものをずらされ、そこを呪霊達に襲われる。

 

「げあっ!」

(クソっ祓っても祓ってもゴキブリみてぇに湧いてきやがって!きりがねえ!)

 

傷を反転術式で治しながらさっきの焼き増しのようにラルゥの妨害。いつまでたっても倒しきれない。

 

(どうしようか)

 

そんな中ラルゥによる意識の誘導を食らいそこを呪霊に襲われ血を吹き出しながらも頭の中では冷静にこの状況をどう切り抜けるかを考えていた。

 

いくら俺が魔弾を放とうがあのオネエに邪魔されて呪霊たちを片付けられない。先にあのオネエを片付けようとすれば逃げられて呪霊を盾にして奇襲してきやがる。

どうすれば、

 

頭の中でいくつもの案が浮かびその度に却下する。その中で今まで受けてきた任務を思い出した。十歳の頃に受けた姦姦蛇螺。今年の10月に受けたトイレの花子さん。

それを思い出した蒼也は緩く笑みを浮かべた。

 

(何だ、簡単なことだったんだ。)

 

青崎蒼也は結界術に対してはそこまでの理解度がない。ある程度の結界。帳にある程度の条件付けを行える程度の腕前でありそれは様々な縛りを結んで底上げした結果であった。

 

(だけど結界で覆ったら逃がすかもしれないよな。なら、

結界を使わなければいい。それの手本を俺はつい最近見た、)

 

蒼嵐呪法・烈光

 

魔弾で接近していた呪霊を吹き飛ばし一瞬だけ空いた隙で蒼也は掌印を結ぶ。

 

掌印を結んでいる間のみ■■を展開する。そういう縛りを結び脳を呪力で強化。更に呪力特性で高速で呪術を組み立てる。蒼也は自身の呪術師としての階段を三段駆け上った。

 

『領域展開』

 

星霄蒼穹天

 

 

呪術史上三人目の閉じない領域が京都の町に展開された。




感想、高評価よろしくお願いします

小説の続き、時間が飛んで原作行くかオリジナルストーリーをいれるか

  • 乙骨編入編から
  • 高専入学編から
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