呪術廻戦〜青の魔弾〜 作:華々
星霄蒼穹天
その領域が展開された瞬間蒼也を中心とした半径三十メートルにまるで夜空を映し込んだウユニ塩湖の様な風景が広がる
「領域展開!?それも結界を起点にしていない閉じない領域!?」
それは青崎蒼也が展開した史上三人目の閉じない領域。この領域を展開するにあたり蒼也は領域内での必殺の効果を削り領域の展開の難易度を下げた。
【蒼嵐呪法・烈光 輪舞】
必中を付与された魔弾が縦横無尽に宙を駆ける。魔弾が艦隊砲撃もかくやという程の威力を併せ持ちながら呪霊の群れを3秒もかからずに祓い切る。
「何て領域なのよ!」
領域には呪力特性たる加速が付与されており蒼也の領域に呪力により干渉された魔弾は極限まで加速され八岐大蛇を討伐した時ほどの速度はでないがそれの一段下の超スピードが最初から付与された状態で魔弾が生み出される。これが星霄蒼穹天蒼也の呪力特性を究めた先にあるもの。
更にこの領域を展開するために行った縛りにより領域展開中毘沙門天印を常時結ぶことで結界の代わりの起点として動作している。
故に、
ずずずっ
「なっ!領域が動いた?!」
起点たる蒼也が動けば自ずと領域も動く。
「よく逃げれたな。ギリギリ俺の領域の外だが残念ながら俺の領域は動くんだよ!」
ラルゥは蒼也の醸し出す不穏な雰囲気を感じ取り蒼也が周囲の呪霊を吹き飛ばすのと同時に後ろに後退したことで先ほどの呪霊の蹂躙に巻き込まれることは無かった。
しかし今蒼也は領域ごと動くことができる。
故にまた逃げる。
術式で腕を生み出し先ほどと同じように自身を掴んで空に向かって投げる。
(いくら図抜けた領域でも結界で覆われてるなら逃げられるわ。あの子の呪力が切れるまで、夏油ちゃんが折本里香を手に入れるまで逃げ続ける。)
空中を移動しながら建物を腕で掴みコンクリートを投げながら蒼也の領域が閉じるのをまつ。
通常領域を展開するには莫大な呪力を消費する。五条悟でもない限り領域を展開した後は呪力がすっからかんになり戦闘が続けられなくなる。
蒼也が呪力特性によりほとんど呪力消耗が気にならなくなるとはいえ領域展開をした後はろくに戦えなくなるぐらい消耗してしまう。
本来であれば正しい選択正しい考えだ。
だが、
「逃げても無駄だ。」
「なっ、何で!?」
いつの間にか領域を展開しながら蒼也が後ろに回り込んでいた。
「メイド・イン・ヘブン。なんてな」
【星霄蒼穹天・天駆極光】
星霄蒼穹天発動中に自身に領域に付与された加速と自身の呪力特性である加速を重複させ人の網膜に映らないほどの超々々スピードで領域ごと移動する術。
それを持って空中から投げられるコンクリートを避けラルゥの後ろに回り込んだ。
「終わりにしようか。」
「んぎっ!?」
領域に入ったラルゥに蒼也が生み出した極小の魔弾が必中を伴って手足を貫き動きを阻害する。更に星霄蒼穹天・天駆極光の状態でラルゥの首を掴み地面に叩きつける。
「さてと、それで夏油のいる場所教えてくれない?」
「ふふ言うわけないでしょ。」
「そうかよ。」
プルプル、プルプル
ラルゥの首を掴み尋、ゲフンゲフンお話をしているとどこからか電話のコール音が響く。
「うん?」
俺の携帯を出して見てみるも俺の携帯には着信がない。
音の出どころを探して見るとラルゥの尻ポケットから聞こえてくる。
どれどれ。
ピッ!
『ラルゥやっとでたわね!』
携帯から女の声が聞こえてくる。この感じだとこのラルゥとかいうヤツと同じぐらいの位なのだろう。そんなヤツが声を聞いた感じ急いで連絡したぐらいだ相当緊急の話なのだろう。バレないように声を出さないように気を付けて耳を傾ける。
『撤退よ夏油様が倒されたみたい!!今すぐ逃げて!ねぇ聞こえてる!?ねぇ…!?』
バキャッと携帯を握り潰す。
……何だもうやられてたのかよ。
「はあ…もういいわ。」
何か急にやる気がなくなって領域を解く。
ドタっと首から手を離してラルゥを放る。ラルゥに背を向けて戦闘が活発だった中心街の方に歩いて行く。
「いいの?私を殺さなくて?」
「別にいいわ、もう。夏油もやられてこの戦争も終わりなら殺す必要はねえよ。元から殺す気は無かったし。」
まあ俺以外に見つかったらどうなるか知らないし「逃げるならとっとと逃げなよ」というと、もう振り返ることもなく歩く。
「はあ…今日は疲れたな。」
帰って真希に甘えるか…
ちなみに領域の加速は他者にも影響を与えられる。
あらゆる物を加速させることができるため本来人間が入ったら一瞬で死にます。死に方はまだ伝えられませんが人間には誰しもあって天元ですら逃げられない現象で死にます。基本的に呪霊には効果がありません。
感想、高評価よろしくお願いします。
小説の続き、時間が飛んで原作行くかオリジナルストーリーをいれるか
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乙骨編入編から
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高専入学編から