呪術廻戦〜青の魔弾〜 作:華々
百鬼夜行により一時的に京都高専に設置された本部に戻ってくると何だか人だかりを見つけた。
何だなんだと人だかりをかき分けて中心に向かうと、
「なぁ〜にやってるんですか。先輩。」
「あっ!青崎じゃねえか!」
「ああ蒼ちゃんじゃん!」
何か数人の大人に抑えられている秤先輩とオロオロと慌てている綺羅羅先輩がいた。
話を聞くと何でも秤先輩も京都で百鬼夜行に対抗するための戦力として招集されていたのだが百鬼夜行が終わった後京都にいる保守派の呪術師が秤先輩の術式が呪術師としての品がないとか馬鹿にした発言をしてそれを聞いた秤先輩がカッとなって殴ってしまったのだとか。
「まあ確かに秤先輩の術式はちょっとあれですからね」
本来双六や半丁といった昔ながらの賭博がモチーフになったと家にあった術式について書かれた本に書いてあった。命賽呪法というらしいがなぜか秤先輩が使うとパチンコが呪術として用いられてしまう。
命賽呪法は1000年近く前からあり本来であれば格式高い術式のはずが俗ぽいパチンコに染められているのが許せなかったんだろう。
まあそれを口にしてしまうあたりその術師も頭の程度がしれてしまう。
「はあ…しょうがない先輩ですね。そこの人もう抑えなくて良いですよ。」
「で、ですが」
「大丈夫です。俺が話し通しておくので。」
「はあ、わかりました。」
どうにか抑えていた人に頼んで秤先輩を離してもらった。
「ふぅ助かったぜありがとよ。」
「私からもありがとね蒼ちゃん!」
別に良いですよ。それより先輩俺がその殴った人に代わりに話をしに行くのでこれ以上暴れないでくださいよ。
「けっ、あいつらが絡んでこなきゃな。」
「はぁそういう態度を出すから変な奴に絡まれるんですよ。取り敢えずこれでパチンコにでも行っててください。」
財布から万札を適当に抜き取りそれを渡す。財布のなかにあるだけの万札を渡した。俺は一応一級術師なのでそれ相応に金を持っている。渡した額だけでも二十万近くはある。これでおとなしくしてくれるなら渡したかいがある。
「お!いいのか、ありがたくもらうけどよ。」
「はい。それで誰を殴ったんですか?」
「ええと確か目が薄目で髷を結わえてたやつだったな。」
いやそれだけだとわからないんですど。
覚えてないかと言う意味を込めた視線を綺羅羅先輩に向ければ秤先輩の代わりに話してくれる。
「うんとね確か扇って名前のおっさんだったと思うよ。」
「扇?」
どこかで聞いたことがあるような名前だ。どこでだったか…
扇、扇、扇……
あっ
「もしかしてその人禪院って名乗りませんでした。」
「ああ名乗ってたな。」
マジかよ。真依と真希のお義父さんじゃん。2人を嫁に貰うと言う連絡も直毘人さんにしたから一度も会ったことがないな。
「それじゃあ行くけどよありがとな。大勝ちしたら返すわ。」
「ありがとね蒼ちゃん〜!」
ブンブンと手を振ってルンルンと上機嫌でパチ屋に行こうとする秤先輩にくっつきながら手を振る綺羅羅先輩に俺も手を振り返すと、ポケットから携帯を取り出して連絡をする。
「…あっ直毘人さんですか?今からそちらに伺いたいんですけど大丈夫ですかね?…ええその、ご挨拶に伺おうと思いまして。」
次回投稿するの遅くなるかも。扇さん口調が分かりにくいしあそこまで自己憐憫ある人を描くのは大変そう。
小説の続き、時間が飛んで原作行くかオリジナルストーリーをいれるか
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乙骨編入編から
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高専入学編から