呪術廻戦〜青の魔弾〜   作:華々

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まあ、終わりよければ何とやら

 

痛い…

 

頭には大きなたんこぶができており涙目で頭を撫でて痛みをごまかそうとしている。

 

あの後とんできたじーちゃんに怒りの鉄拳を落とされた。まああれは俺が悪かったし特に文句もないんだけどね。

 

あっ、直哉に関しては直毘人さんが伸びてる直哉を見て大笑いしながら女中さんに看護させていたから死にはしないだろう。

 

直毘人さんも直哉を殴ったことに関しては不問にしてくれた。

 

「それで蒼也よ。随分と気に入られているようだな。」

 

…このジジイ俺の姿を見て笑いやがって。

 

今俺の両隣にはピッタリとくっつくようにして真希と真依が座り、俺の裾を掴んでいる。

真依は直哉に殴られたりしたことでできた怪我を心配してくれているようで怪我のある場所を撫でて労ってくれる。一方真希は真依とは違いただ下を向いてうつむいている。

 

どうやら俺が2人の為に怒っていたことに好意を持ってくれたようで、真希は分からないが真依はこの感じだとうちに来てくれるかもしれない。真希も真依がうちに来るんだったら来てくれるだろう。

 

「さて、先ほどの話だがこの2人は気に入ってくれているようだが。どうする?2人とももらっていくか?」

 

「あっ。いいんですか!」

 

思わず声が弾んだ瞬間――

 

ゴンッ、と鈍い衝撃。

 

頭を押さえて横を見ると、拳を握りしめた真希が睨みつけていた。

……言い方、完全にミスった。後でちゃんと謝ろう。

 

まあとりあえずじーちゃんと直毘人さんに庭で真希と真依に話した内容を伝える。

 

「…ふむ。まあその2人は相伝を持っているわけでもなし。こちらはうちとそちらの家の仲を深める一助になり得るだろうからな特に問題はない。」

 

「こちらもだ。勝手に決めたというのは、後で説教をしなければならんが、そちらのお嬢さん達が納得しているなら特に言うこともない。」

 

よっしゃ!

良かったこれで2人がこの家で酷い目にあうことはないだろう。

そう思い2人を見ると2人も嬉しそうに涙を流して笑っている。

 

 

 

 

禪院家から青崎家に帰る時間になった。

真希と真依も俺たちと一緒に向かうことになった。

2人の荷物は大き目なカバンをそれぞれ背負う。

どうやら2人の荷物はそのカバンに入るほどしかこの家にはないということなのだろう。

 

 

「真希、真依」

 

門を出て迎えの車を待っていると一人の女性が近づいてくる。疲れたような顔をしているがどこか2人ににているような雰囲気を感じる。

 

「お母さん。」

 

「2人とも元気にね。幸せになってね。」

 

2人を抱きしめてそう言うと2人も抱きしめて涙を流して頷く。

 

できることなら、母親も一緒にいたほうが良いんだろうけど今の俺じゃあ他家に妻としている女性をどうこうすることはできない。

 

できることならあの人も助けてあげたい。

 

車が到着すると荷物を詰め込み乗り込む。

車が発進して後ろを振り返ると少しずつ見送ってくれている母親の姿が小さくなっていっている。

 

「これから頑張ろうぜ真依。」

 

「うん、お姉ちゃん。」

 

2人は手をつないで決意を固めたように互いに頷く。




ご指摘があったんですがあらすじに遠距離用術式持ちがいないのに書いてみたって言ってるのに近接使ってるやんってご指摘されたんですけど前回の話ってあんまり面白くなかったですかね?

感想とかあったら気軽に書いてもらっても大丈夫です。
というかください。
どうかこの感想乞食にお恵みを…

小説の続き、時間が飛んで原作行くかオリジナルストーリーをいれるか

  • 乙骨編入編から
  • 高専入学編から
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