家庭教師と友人A   作:灯火円

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「Eコースはこっちよ」

 

 それぞれのコースへと向かう為、コースごとに別れる。

 そのEコースの学生の中にいたのは。

 

「よ、三玖」

「セージ、それにフータロー」

 

 三玖がこれを選ぶのは事前に俺は知っていた。

 というのも二乃から連絡があり、風太郎がEコースを選ぶように仕向けろという話だった。

 どうやらあっちはあっちで三玖と風太郎の仲をどうにかしようと考えているらしい。

 てか、二乃からしたら恋敵なのにいいのか?と聞くとそれはそれ、これはこれという理由になってない答えが返ってきた。

 ついでに俺と一花の件もどうにかして欲しいところだけど、あの子の件に触れる事になるからな。

 その件を全く知らない二乃に事情を説明するのは俺としても憚られる。

 結局、俺は俺でどうにかしないといけない訳だ。

 

「一花、いないのかよ」

 

 Eコースは映画村。

 一花ならこのコースを選ぶと思って俺も選んだが、一花の事だから逆を狙って他のコースに行ったのかもしれない。

 今回の件は修学旅行終わってからか。

 とりあえず、今は俺も三玖と風太郎のサポートに回るか。

 

 

「あ、中野さん。また会ったね」

 

 俺達が班行動をしていると武田が三玖を見つけ声をかけた。

 しかし、案の定三玖は逃げ出した。

 

「三玖! 止まっ」

「あっ」

 

 無我夢中で走っていたからか三玖は町娘衣装の人とぶつかった。

 

「おい、大丈夫か? すみません」

 

 風太郎が三玖に声をかけつつその人に謝る。

 俺もその人に怪我がないか声を掛けようとしたが、その人は急いでいるのか走って行ってしまった。

 

「じゃ、じゃあね」

「あ、おい」

 

 三玖はまた逃げようと走り出す。

 どうにかして引き止めたいが。

 

「戦国武将の着付け体験いかがですか?」

 

 戦国武将というワードに三玖の足が止まった。

 

「着付け体験だとよ。コスプレとか恥じいだろ」

「いいじゃないか。郷に入っては郷に従え。上杉君も当然するだろ?」

「俺は」

「武田の言う通りだ。こういうのはその場の雰囲気を楽しむもんだ。三玖、詳しいだろ。助言頼む」

「え、セージ?!」

 

 俺はそう言って三玖も連れて着付け屋へ向かう。

 俺も着付けする気はなかったが、ここは仕方ない。江戸時代の下級役人の着物を選び、さっさと着替えて外に出る。

 

「ちょっと、長尾」

「ん? 二乃。お前、来てたのか?」

 

 着替えて外に出ると頭巾で顔を隠したが、二乃がそこにいた。

 

「てことはさっきぶつかったのは」

「あー、あれは一花よ」

「え……来てるのか?!」

「今はちょっと作戦遂行で動いてもらっていない。てか、全員集合してるわよ。ほら」

 

 そう行って二乃は草が生い茂る方には見覚えのある星の髪飾りとリボン。

 どうやら三玖を心配して集まったらしい。

 まったく姉妹想いの五つ子だこと。

 いや、それより一花もいるなら俺も動かねえと。

 

「とにかく。あんたも協力しなさいよ。昨日、そういう話だったでしょ」

 

 その前に三玖と風太郎か。

 

「わかったよ」

「よし、まずはあの邪魔な男共を消しなさい」

「言い方……ま、了解だ」

 

 そして俺は着付け屋に戻ると丁度二人が着替え終わった様子。

 

「前田、武田。お前らが遅くて風太郎は先に行ったみたいだ」

「はぁ?」

「上杉君もなんだかんだ楽しんでいるみたいだ。ね」

「あいつ、スマホの電源も落ちてるみたいでさ。とりあえず手分けして探そう。さっき聞いたらそれらしい人を見掛けたって教えてくれる人いてな。二人はそっち行ってみてくれ」

「あいつもガキだな」

「わかった。それじゃ前田君行こう」

「仕方ねえ」

 

 前田と武田に修学旅行に来て何度目かの謝罪の気持ちを込めて見送って、待っていた二乃に二人を頼むと俺は草むらの方へと移動する。

 

「よう、お節介姉妹」

 

 俺がそう声を掛けると草むらが大きく揺れる。

 

「えっと、私たちはただの」

「そうです。通りすがりの」

 

 五月は手に木々を持って顔を隠し、四葉は目を右往左往して誤魔化そうとする。

 本当こいつらはわかりやすい。

 

「二乃から事情は聞いた。俺も協力者だ」

「あ、そうだったんですか」

「長尾さんがいると心強いです!」

「たく」

 

 俺はジーッと四葉を見る。

 京都に特別な思い入れがあるくせにこんな応援する形とって。

 どうせ、三玖と風太郎の仲がああなったのは自分のせいだとか感じてこんな役回りしたんだろうけどさ。

 ふと昨日の一花の言葉を思い出す。

 京都の件を漏らすならこの二人だしな。

 

「あのさ。俺と昔、京都で会った事。誰かに話したか?」

「へ」

「えーと、長尾さん? 何を」

 

 そういや、四葉は俺があの女の子が四葉だって知ってるの知らないんだっけか。

 

「あの、四葉! すみません。実は先日、長尾君に」

「あ、五月を責めるなよ。俺が尋問したようなもんだから。てことで、六年前に俺と四葉会ってるよな? 京都で」

 

 すると明らかに動揺した視線の動きをする。

 

「えっと、上杉さんには」

「風太郎には話してない。知られたくないってのは五月から聞いた」

「そうですか」

 

 安心したように息を吐く四葉。

 

「てか、いつから気付いてた?」

「えっと、上杉さんに関しては会った時から。でも、長尾さんの事は少しあとで……すみません!」

「いや、謝る事ねえから。俺も気付いたの姉妹の子供の頃の写真見せてもらった時だし」

「はは、私はそれよりあとです。ほら、林間学校の肝試しで長尾さんが眼鏡しましたよね」

 

 あぁ、あの血糊ついたやつか。

 

「それにあの時、長尾さんとは暗い時間に会ったあの神社から旅館までの道のりでしたし。ハッキリと顔を覚えて無くて」

 

 そういや、風太郎見つけた時は夜だったもんな。

 いや、でもそのあと旅館でトランプしたから明るい場所で顔を見てるはずだけどな。

 でも、俺も写真見るまではピンと来てなかったから記憶なんてそんなもんか。

 だけど、なんだ? 何か違和感がある。

 

「あ、それと京都の話ですが、五月以外には話してません」

「私もです」

「……」

 

 違和感が気になり俺は考えを巡らせる。

 俺は何か見落としてる?

 

「どうにか上手く三玖を……セージ君」

 

 そこに一花が戻ってきたが俺の姿を見て一瞬固まる。

 

「一花、お疲れ。三玖への変装さすがだよ」

 

 どうやら一花が三玖に変装してひと仕事してきたみたいだな。

 

「お店の方も同じ顔の人間がもう一人来るとは思いませんからさっき会った人が別の誰かなんて思わないでしょう」

 

 五つ子。

 そうだよな。五つ子だと知らない人から見たら皆同じ人物。

 別人だとは思わない。

 昔の五つ子なら尚更だ。瓜二つならぬ瓜五つの容姿。

 あの写真だって誰が誰だかわからない。

 

【それに長尾さんとは暗い時間に会ったあの神社から旅館までの道のりでしたし】

 

「!」

 

 もしかして。

 俺は違和感の正体と共にある可能性に気づく。

 

「なに? セージ君も三玖とフータロー君の事が気になっちゃったの? まったく、君も大概お節介だよね」

 

 また逃げられる覚悟をしていたけれど、一花は普段の距離感で俺に話しかけてきた。

 それはそれで俺も助かるけど。

 昨日の件をきちんと話したいが、今は三玖と風太郎の方を優先すべきか。

 

「それはお互い様だろうが」

「はは。あ、フータロー君出てきたよ」

 

 一花の言葉に視線を着付け屋の方へと向けると俺らを探す素振りをする風太郎がいた。

 すると風太郎がスマホを手にする。

 

「やべ」

 

 俺はすぐに自分のスマホを出す。

 風太郎の事だ。俺に連絡を入れてくるだろう。とりあえず電源を落としておくか。

 しかし、すぐに風太郎はスマホをしまった。

 

「……風太郎」

 

 もしかしたら、あいつもあいつなりに気付いたのかもしれない。

 

「三玖も出てきました」

「このまま二人で見て回るといいんだけど」

 

 その思惑通り、二人で映画村を見て回る運びになって俺達も離れたところでそれを観察する。

 次第に三玖も笑顔になっていて俺は持ってきたカメラを向ける。

 そういや、撮るって言ってあんま撮ってなかったもんな

 

「可愛い娘さん達」

 

 俺は隣にいる三人に声を掛け、三人の視線が向いた瞬間にシャッターを切った。

 

「な、長尾君! 急に撮らないでください!」

「そうですよ!」

「せっかくだから撮らないとな。二人はもっと一花を見習え。しっかり一花は決めてるぞ」

 

 撮ったばかりの写真を見せると一花だけはしっかりカメラ目線と綺麗に撮られていた。

 

「職業病だよ。カメラ向けられるとつい。もう恥ずかしいな」

「良い事だろ」

 

 さて、二乃も撮ってやりたいけど。

 どこまで行ったんだ?

 二乃の姿を探すとそれらしい人物を発見。俺達同様に遠目で二人を見ている。

 二乃には悪いがこのまま一枚。

 そう思ってカメラを構えると二乃は急に走り出して風太郎に抱きついた。

 

「うお」

 

 驚いて俺は思わずシャッターのボタンを押してしまった。

 そして二乃が抱きついた拍子に風太郎は三玖を押してしまい三玖は目の前の池に落ちた。

 二乃はやってしまったとばかりにその場を逃げ出した。

 

「なんか池に落ちたみたいです」

「あんなに濡れて昨日の私たちみたい……下着どうするんだろ」

 

 その四葉の発言に急遽作戦会議が行われる。

 

「このままじゃ三玖がノーパンデートだよ!」

「一花、デカい声で言うなよ」

「ここって売ってるんでしょうか?」

「ふんどしとか?」

「土産屋見てみるか? ほら、ご当地の下着とかあるだろ。あ、でもああいうのって男物が大半か」

 

 よくその土地の有名なやつを絵柄にした下着を見るが男性物が多いな。

 

「最悪それで行くしかないよ。セージ君」

「あ、あの」

 

 俺が買いに行こうとしたが、五月がそっと何かを出した。

 

「その、私……変な話ですが、何かあるといけないと思って……下着を一セット持っています」

 

 何かあるって。昨日みたいな土砂降りの雨とかか?

 この際、その理由はどうでもいいか。

 更衣室に入った三玖に五月が届けたのを確認。

 そして制服に戻った二人が人通りの少ない場所へと腰を落ち着かせるのを見届ける。

 その後ろの建物で俺達はのぞき見をする形に。

 一花は念のためにとか行ってどこか行って俺と五月と四葉が状況確認している。

 

「これから、どうしましょう」

 

 悪い雰囲気ではない。だけど、このあとどうするか。

 

「あ、そうだ」

 

 四葉は何かを思いついた様子だけど、すぐに表情が変わる。

 

「三玖のパンをホテルに忘れて来ちゃった」

「えぇ、パ、パン!?」

 

 そういや、渡せないままだったっけな。

 

「大丈夫だよ」

 

 振り返ると紙袋を持った一花と合流した二乃がいた。

 それからそっと三玖の横に紙袋を一花が置いて戻ってきた。

 そして様子を伺うと三玖のパンは風太郎の口へと入っていった。

 ようやくここまで来たか。

 て、遠回りさせた原因は俺か。

 

「悪かったな」

 

 俺の謝罪に四人が振り返る。

 

「俺が色々とめちゃくちゃにした」

 

 一花があんな風に逃げ出した事もそれによって三玖が風太郎にパンを渡す機会も潰した。

 そのせいで楽しめるものも楽しめなくなってる。

 

「長尾さんは悪くないよ! 私が長尾さんに頼んだんだ。悪いのは私……ごめん」

「四葉、お前は何も」

「私、全員が幸せになってほしくて。いつも消極的になってる子を応援してたのかも……みんな公平なのにね。だから、ごめん」

 

 なんで謝るんだよ。

 俺は納得がいかなかった。

 だって、三玖や二乃と同じくらい。四葉だって風太郎に想いを寄せてるはずだ。

 じゃなきゃ、あの観覧車での言葉は出てこない。

 幻滅されたくないと泣きながら口にしたあの言葉。

 あの時は誰の事かわからなかった。けど、今ならわかる。それはきっと風太郎の事。そしてそう思うのは好きな人だからだろ。

 そんな四葉を俺は見ていられず目をそらす。

 

「……四葉を好きになって当然だよね」

 

 ふと俺の後ろから聞こえた声に振り返ろうとした瞬間。

 

「私のことも全部知ってほしい」

 

 それまで流されるままだった三玖が動いた。

 そして三玖は立ち上がり、今日回った場所の感想をひとつひとつ風太郎に伝えていく。

 

「あれも好き……あれも。これも好き」

 

 好きなモノを指さしていく三玖。

 そしてその指は風太郎へと向けられる。

 

「好き」

 

 それは隠れている俺達にもしっかりと聞こえた。

 

「真っ直ぐだね……三玖は」

「一花?」

「羨ましいくらいに」

 

 一花を見ると涙を流していた。俺は思わず手を伸そうとしたが、その前に二乃が一花を抱きしめていた。

 

「本当よね」

「に、の?」

「私、今日は三玖のためにって思ってた。でも、二人が一緒にいるのを見て、いてもたってもいられず気付いたら飛びついてた」

 

 二乃の声が震えている。おそらく二乃も泣いているんだろう。

 俺は視線を風太郎達の方へと戻し見ないようにした。

 

「ううん、その前から私は抜け駆けしようとしてた。けど、今回の件で自分の愚かさを知ったわ。争っても意味なんてない。敵じゃないもの」

「……そうだね」

 

 春休み辺りからぎくしゃくしていた関係はどうやら修学旅行で終結しそうだ。

 そして風太郎と三玖の方にも動きが。

 

「あぁ、知ってるぞ……だが」

 

 風太郎が三玖の言葉に返事をしようとしていた。

 

「うん。やっぱり私は家族の皆が好き。そしてセージも好き」

「え」

「ええ?!」

 

 その三玖の変化球に思わず俺達も声をあげた。

 その事で風太郎にも気付かれてしまって大人しく俺達は隠れるのをやめて二人の前に出る。

 

「待て待て整理しよう」

 

 風太郎は状況を整理しようとする。

 

「ということは……今の好きってのは」

 

 いや、そこはあれだろ。

 

「そこに隠れてた皆を指してたけど」

 

 おいおい、三玖。

 なんでそこで誤魔化すんだよ。

 

「ん? もしかして……自意識過剰くん」

 

 その三玖の言葉に風太郎もさすがに恥ずかしくなったのかさっさとその場を離れようと足早になる。

 

「お、おい。風太郎」

 

 俺はとりあえず風太郎を追いかける。

 

「すまん。コソコソと」

「俺のためなのはわかってたからな。そのおかげで一応三玖とも話せた。ありがとうな」

 

 風太郎はもう一度中野姉妹の方へと視線を向ける。

 五人は何か話している様子に風太郎の表情にもようやく笑みが見えた。

 

「それより誠司、お前と一花の方だ」

「あー、そうだな」

 

 けど、今は姉妹でなんか話しているようだしな。

 

「おお! 長尾君! 上杉君を見つけたか」

「やっとか」

 

 そこに将軍姿の武田と忍者姿の前田と合流。

 

「ん、中野の五つ子。これはチャンス」

「あー! 今は取り込み中だからあとでな」

 

 泣き顔のあいつらを撮らせる訳にはいかないから俺は前田の首を捕まえて歩き出す。

 

「誠司」

「五つ子だけの思い出も必要だろ」

「……わかった」

 

 風太郎は納得していない様子だけど俺の言葉に従って野郎四人で改めて映画村を回る事に。

 

 

 結局、映画村で一花と二人きりで話す時間はなく、集合時間を迎える。

 

「セージ君」

 

 しかし、予想外に一花から声を掛けられた。

 俺達は少し集合場所から離れた場所に移動する。

 

「今日はありがとうね。わざわざ三玖の為に映画村に付き合ってもらって」

 

 一花から見たら、三玖の為に映画村選んだって思うのかもな。

 映画村なんて三玖が好きなものが詰まってるし、でも、俺が選んだのは三玖じゃない。

 

「……映画村選んだのは三玖の為じゃない。一花ならここを選ぶと思ったんだ」

 

 女優の一花なら映画村は色々と勉強になる場所だと思い、俺はここを選んだ。

 図らずとも三玖の行き先と被った形。

 

「昨日の事、気にして?」

「あぁ……なぁ、一花。六年前、俺と」

 

 一花のあの言葉。

 全てがウソじゃない可能性がひとつある。

 それを確かめようと俺は一花を真っ直ぐと見る。すると少し距離のあった一花との距離はいつの間にかなくて。

 

「え」

 

 左肩に重みを感じてそのまま左に体が傾いたと思ったら頬に柔らかい感触。

 

「全部、嘘だよ」

 

 その言葉と共に左肩の重みは消える。

 

「は? 全部って」

 

 俺はうつむいている一花にその意味を聞く。

 

「全部」

 

 一花の顔がゆっくりと上がり、俺に向けられる。その表情は笑っている。

 でも、俺をからかう時の表情にしては。

 

「一花」

「ほら、バス出ちゃうよ」

「待てよ。話は」

「終わりだよ。終わり。それ以上、引き延ばすならもうセージ君とはお話しはしません」

 

 そう言って一花は集合場所へと戻ろうとする。

 

「それは反則だろ!」

 

 そんな事言われたらどうすることも出来ないだろうが。

 

「だから、忘れて。私も忘れるから」

 

 振り返る事なく一花はそう言うと姉妹が集まっている所へと行ってしまった。

 

「忘れろって……」

 

 それは昨日の事か?

 それとも六年前のあの夜の事か?

 

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