名も無き傭兵達の戦場 作:狐狐
目が覚める。時計を見ると、出勤時刻より余裕がある。
二度寝をしたい気持ちを抑えつつ顔を洗い、朝飯の用意をする。
湯を沸かし、パンにバターを塗りトースターに入れる。
少し待ち、お湯をカップに入れて、紅茶を作る。
その間にチンッという音がなったので、パンを取り出し皿に置いて、ジャムを塗る。
塗り終わったら、1口パンにかぶりつく。
いつもと変わらない、日常の味。
紅茶も飲みつつ、考える。
今日の仕事はなんだったか。
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揺れる、揺れる。
モノレールの中で、ゆらゆら揺れる。
クライス社に向かう中、ただただぼーっとする。
自身もAC乗りを目指すべきだったか。しかしあれは、あまりにも危険すぎる。
機体は魅力的で、かっこいいとは思うのだが。
ああいうのは、プラモやフィギュアで十分だ。
そんな事を考えてる内に、気づいたら会社に着く。
モノレールが止まり、私はそこで降りた。
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昼休み、クライス社の食堂に向かう。
適当に飯を頼み、席に着く。
その中で、様々な噂が聞こえる。
なんでも傭兵を利用して、敵対企業の部隊を潰しただとか、
黒い巨大兵器が現れただとか。
どこかの星で、ランカーが暴れてるとか。
無限と言える資源が遠い星で見つかったなんて、ありえないだろう話まで。
様々な噂話が飛び交っている。
飯を食いながら、好きな配信者のアーカイブを垂れ流す。
ここしばらく配信していないが何かあったのだろうかなんて、軽く考えつつ。
たいして美味くない、いつも通りの飯を食べた。
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仕事が終わり、帰宅する。
いつも通りの事務仕事。デスクに座り、データを入れる。いつもと変わらない仕事。
帰宅の途中、スーパーで飯を買って帰る。
飯を食いながら、ネットの記事を読む。
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星を巡る戦争、続く膠着
C社とM社の星を巡る戦争が膠着状態が続いている。
両社共に依頼を多数出し削りあってはいるが未だ本確攻撃の成功には至っていない。
様々な傭兵や独自のルートから情報を集めた結果、どうやら本格攻撃の際には必ず防衛側にランカーAC、ペイルグレアの姿があるようだ。
また、現状を嫌った企業がペイルグレアに対してランカー1名を含めた計5機で襲撃を行ったところ、返り討ちにあい全滅したという情報が入った。
完全に個人によって戦況が左右している状況は、異常としか言うしかない。
しかし、この記事を読む傭兵の方々にとって稼ぎ時には変わらないだろう。
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ここは、名も無き傭兵達の戦場
火が燃えるには、必ず薪が必要だ
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