名も無き傭兵達の戦場 作:狐狐
父さんはな、そんなに強くないんだ。
ようへいさんってみんなつよいんじゃないの?
みんな強いわけじゃないなぁ。父さん実は何回も依頼を失敗してるからな
え、うそだ!だっておとうさんいつもげんきにかえってくるじゃん!
お前が産まれてからは失敗してないからな。お前のおかげだな。
ぼく、なんにもしてないよ?
お前がなんにもしてなくても、父さんにとってはお前が居てくれるだけでいいんだよ。
ふーん、よくわかんない。
お前もいつかわかるよ。お前は、優しい子だからな
起きなさい
─────────────────────
優しく声を掛ける。ゆっくりと、目を覚ます。
おはよう、と声をかけるといつもと違い小さくおはよう、と帰ってくる。
何か嫌な夢でも見たのだろうかと思い、どうしたの?と聞くとお父さんとお話した、と言い寂しそうな顔を見せる。
その顔を見て、胸が痛んで。見て見ぬふりをして何を話してたの?と聞く。
お父さんのお仕事の話、と言いこちらに抱きつく。
お父さん何回もお仕事失敗してたって言ってた、なんて言ってて。
確かにあの人は、この子が産まれてから一度も失敗してなかったな、と思う。最後も、失敗はしていないのだから。
この子の頭を優しく撫でる。
ご飯できてるよ、一緒に食べよっか。
─────────────────────
きょうは、おかあさんとおでかけの日。
おさんぽをして、はくぶつかんにいく日。
ずっとたのしみにしてたけど、なんだかたのしくなくなっちゃってて。
おかあさんにどうしたの?ってきかれたから。
なんでもない
っていっちゃって。おかあさんいやになってないかなっておもってたらあたまをよしよししてくれて。
きょうはおうちにかえる?ってきいてくれて。
ぼくは、なんだかじぶんがいやになって。
やだ、いく
なんてちょっとむすってしながらいって。
またおかあさんになでられた。
はくぶつかんについて。いろんなのがおいてあった。
なにがなんだか、あんまりわかんなかったけど。
むかしのACのパーツとかだっていうのは、ちょっとわかった。
ひとつ、すごくきれいにのこってるACがあって。
かたに9ってついてるあかとくろのきたい。せつめいをみるけど、ほとんどよめなくて。れぷりか…?ってかいてある。
これも、おしごとでつかわれてたのかな
そうやっていうと、おかあさんはそうだね、とこたえてくれた。
なんだか、こわくなって。おかあさんのてをぎゅっとにぎる。
ぼく、おとうさんみたいになれるかな
なれるよ、きっと。
おかあさんが、やさしくこたえてくれて。
いっしょに、はくぶつかんをみてまわった。
これからも、こんな日がつづくのかな。
読んで頂き感謝感激雨霰ぇ!
企業名や傭兵等のまとめいる?
-
いる
-
いらない
-
そんなことより話を書け