名も無き傭兵達の戦場 作:狐狐
ゆめを見ている。
ぼくがお父さんといっしょに、ACでお仕事をするゆめ。
あいてはたくさんのMTに、その中にてきのACもいる。
ぼくは中2で、お父さんはあいぼうのタンク。
ふたりでバッタバッタとてきをたおして
さいごにぼくとACのいっきうち。
はげしいたたかいをして、最後にぼくがてきのACにきりかかる!
やった、かった!と思ったその時、
おきなさい
お母さんの声で、目が覚めた。
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大きく呼びかけて、やっと起きるこの子。
もう朝ごはんできてるよ、と伝えると
わかった!といい、ドタバタと下に降りる。
寝ていたベッドを整えて、リビングへと降りる。
おはようの挨拶は?と言うと元気に、可愛らしく、おはよう!と言う。
今日はどんな夢を見たの?と聞くと、あの人とACに乗り仕事をする夢だと言った。
すこし、胸が痛んだが声も顔も崩さずに、お父さんもACも大好きだね、と伝えると、
お母さんも大好きだよ!
と言ってくれる。それに、お母さんも大好きだよ、と答えて、ご飯を食べたら着替えて準備するように言う。
着替え終わってカバンを持ったのを確認したら、お弁当を渡して、行ってらっしゃいと言い、行ってきます!と元気に答えてくれる。
忙しなく、愛おしく、寂しい日々。
この子が成長するまでのお金は、何とかある。ただ健やかに育って欲しいと願い、
AC乗りなんかに夢を見るのはやめて欲しいと、強く願った。
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今日も学校でおべんきょう、そして友だちとお話をする。
ゲームの話、アニメの話、そしてぼくたちがいちばん話すのは、ACの話。
もちろん、本当にどんなお仕事をしてて、どんな感じで頑張ってるかなんてわからない。でもみんなでいっぱい話して、ごっこ遊びをはじめる。
ほとんどの女の子はまたやってる、とか言ってまざってこない。でも1人だけ、いっしょにまざって遊んでる。
この子がいっしょに話してるんだから、女の子も興味があるんじゃないの?とかは思うけど、そんなことを言ったりはしない。みんな好きなことはバラバラだってお母さんが教えてくれたから。
お家に帰る前、よくいっしょに遊ぶ女の子と話をしてた。ちょっとしたことを聞いてもらってた。
お母さんがお父さんの夢を見た話を聞くと悲しそうにするんだって、聞いた。
そうしたら、女の子もなんだか悲しそうな顔をして、お父さんに会えなくてさみしいって思ってるんじゃないかなって言った。
お母さんもさみしいって思うんだって言うと、その子はお母さんもお父さんが大好きなんだよって返してくれて、そっかって思った。
そうやっていっぱい話してると、帰る時間になっていた。その子にバイバイって手をふって、お家に帰る。
お家に帰ったら、お母さんが寂しいってちょっとでも思わないように、大きな声で僕は言った。
「ただいま!」
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