名も無き傭兵達の戦場   作:狐狐

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また暫くお休み頂くかもです。ご了承ください


【予定】なにをしようかね【未定】

「よーう、物好き共。C社所属パイロット、カガミだ。今日も配信やってくぞ」

 

・カガミさまー!

・カガミさまー!

・カガミさまー!

 

「今日は何するか決めてなかったから雑談でも、と思ってたんだが……配信始める直前に気が変わったんでな。M社の施設襲撃するわ」

 

・きちゃー!

・この無法が唯一許される男

・さすがに一人で行かないよね?

・もしかして突発コラボ?

 

「おぉ、勘がいい子がいるな?その通り。パワハラ決めて連れてきたぜ。オペレーターとパイロットをな」

 

「パワハラされました、C社所属パイロットのプルートです。この後高い肉でも奢ってもらいます」

「パワハラされたっす!C社所属オペレータのフィル・リアーナっす!でもこの後ご飯連れてってくれるらしいんで大丈夫っす!」

 

・プルート君だ!!!

・フィルちゃん元気そうでよかった……

・2人も連れてくるのやばい

・よく予定が合いましたね

 

「配信は割と自由なので。ただまぁ、さすがに本社から許可とってるって聞いてますので……」

「あはは、空元気っす……て、あれ?許可とってるなんて一言も聞いてないっすよ?」

「え?先輩?」

「さぁ!もう準備は出来てるだろ!襲撃にいくぞ!だいたい気に食わなかったんだ、ランク1だかなんだか知らんがそんな奴に左右されるのがな!」

「あぁもう滅茶苦茶だ……」

「それでこそカガミさんっすけどねー。オペレーティングシステム準備してくるっすねー。準備したらこっちでも配信開けるんでそっちもよろしくっす〜」

 

・流石暴君、やることが滅茶苦茶

・許可とってないの!?

・うそでしょ?

・珍しいメンツのコラボ嬉しい〜!

 

───────────────────

『はーい、オペレーティングシステム起動したっすよ〜。そろそろ先輩の指定したM社施設に到着するんで、戦闘モードに切り替えてくださいね〜』

 

「おう、オペレート頼んだぞ」

『はぁ、ここまで来てしまったのでもう割り切ります。徹底的に破壊しましょう』

 

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・夜に来てるの作戦勝ちか?

・真っ暗で何も見えない

・破壊任務見るの久しぶりだ〜

・最近アリーナ配信ばっかりだったから正直嬉しい

 

「確かにそうだな、流石に仕事のところを配信するのはどうかと思ったんでアリーナばかり配信してたな。なんせ仕事の方は見ててつまらんだろうしな!」

『カガミ先輩は基本防衛しか仕事で回ってきませんからね。面白くないと本人が思って仕方ないことですよね』

「初期の方は前線に出して貰えたんだがな。対して貴重でもないだろう、俺なんか」

『企業所属でアリーナの10位帯にいる人物は流石に大切にしたいと思いますよ?』

『お喋りはそこまでっすよ〜。そろそろ向こうが気づく頃っす。そんなに強いのは居ないと思うっすし、事前情報だと居ても四脚タイプのMTらしいんで、苦戦することはないと思うっすけどね』

「了解だ。存分に壊しまくろうか!」

 

『なっ!?敵襲!?嘘だろう、安全じゃなかったのか!?』

 

「ははは!まだ戦争は続いているのに安全なんて、あるわけないだろうが!」

『はじまりましたね、残虐ファイト。こちらは適当にキャノン当てて破壊工作を行いますね』

『はーい、了解っす。なんか出てきたら言うっすね〜』

 

・やっぱりカガミ様はこうじゃないと〜!

・二人の慣れきった感じがいつもの事なんだなって

・ひっでぇwww

 

 そこから始まるのは、一方的な虐殺であった。夜での唐突な襲撃というのもあり、対応が遅れてしまったのも大きく影響があるだろう。だが、それでも

 

「はっはっは!つまらんなぁ、つまらんなぁ!誰も乗ってねぇもん破壊するのはつまらんなぁ!」

 

・喋ってることとテンションが何も一致していない

・相変わらず声が良すぎる〜

・一方で淡々と破壊するプルート君であった

 

 カガミの振りまく破壊は、圧倒的であった。周囲のものは全て破壊し、跡形も残らない。そこに残るのは、何かが爆ぜた跡のみである。だが、それでも。抵抗する者は存在する

 

『貴様ら、よくもやってくれたな……!』

『誰であろうと、生かして返さんぞ』

 

「あん?おい四脚MT出てきてんじゃねぇか。しかもAC連れてやがるし。情報と違うじゃねぇか」

『フィルさん、サボりですか?よくないですよ』

『うぇっ!?嘘!?あっホントだ!……ごめんねっす!』

 

・草

・敵を前にこの余裕である

・フィルちゃんさぁ……

 

「まぁいい、MT頼んだぜ。俺はACを潰す。楽しめるといいんだがな」

『貴方が楽しめる相手なんて滅多にいないでしょうに……』

『もう目の前にいるっすから情報とかいいっすよね?見ればわかるっすし』

「なんか違うやつ寄ってきた時は頼んだぜ〜」

『了解っす〜』

 

『貴様ら、余裕ぶりやがって……後悔させてやるからな!』

 

 四脚の大型MTが6連装キャノンを放ちながら突っ込んでくる。だが、カガミもプルートも、それを横にQBすることで回避する

 

「じゃ、話した通りで」

『分かりました。早く終わらせたらまた破壊工作に移りますね。ぜひ楽しんでください』

 

「さて、やろうかAC乗り。傭兵かどうかは知らんが楽しませろよ」

『ふん、その慢心が命取りだ!』

 

・やれ〜!潰せ〜!

・久しぶりのガチAC戦最高か?

・頑張れカガミ様ー!

・プルートくんがんばれー!

 

───────────────────

 

『うそだっ、俺が、お前ごときに……』

「つまらん相手だったな。時間かかるだけで面白くない」

 

・なんであれで啖呵きれたのか

・戦い方つまんなかったから潰した時最高でした!

・これが高ランカーの戦い!カガミ様ならトップランカーも夢じゃない!

 

『せんぱーい、終了時間が近づいてるっす。そろそろ撤退お願いしまーす。プルートくんはもう撤退してるっすよ』

「ん、わかった。なら配信もここで切るか。じゃーな、物好き共。暇だったらまた来いよ」

 

・お疲れ様でした!

・お疲れ様です!

・おつ!

 

───────────────────

 

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【MISSION BRIEF】

 

ミッション名:C社前線基地襲撃

依頼主   :M社

前払報酬  :   0 C

成功報酬  :82,000 C

 

先日の夜中、唐突に我が社の施設が襲撃された。どこから依頼が出たかも確認されておらず、恐らくはC社の部隊を使っての電撃襲撃だったのだろう

 

今の冷戦状態に持ち込んだ元凶たる貴様に依頼するのは非常に業腹だが、確実に遂行出来るのは貴様しかいない。容赦なく破壊してやれ

 

【END OF BRIEF】

 

--------------------

 

「はぁ、崩れたバランスを態々自分から戻すのか。向こうに崩れてもらいたいのはわかるが、それではいつまで経っても終わらんだろうに」

 

ここは、名も無き傭兵達の戦場

 

どれだけ崩せど、自ら元に戻っていく




読んで頂き感謝感激雨霰ぇ!
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