泥酔日記 作:肴さかな
何を話そうか。日記の体は為している、そう言われたい。日記みたいなことを書こう。
朝に起きて、朝食を食べました。昨日の私は酔い潰れていて米を炊き忘れましたから、インスタント麺の、辛い奴に豚の細切れを入れて食べました。
インスタントのラーメンは偉大です。アレンジの幅が本当に広い。わかめ、チャーシューとかのトッピングを増やすも良し、出汁に干渉して出汁の素を入れるも良しです。
真っ当な人間の振る舞いをして、帰って、スーパーに行きました。木曜はそのスーパーのセールで、たくさん買いました。お酒も。
それで、夕飯は何を食べたか。そう、形容できないしゃぶしゃぶもどきを食べました。これには深いわけがあります。
皆さんショウガは好きですか?私は好きです。愛している。健康に良いし、体は温まるし、香りが良くて美味しい。私が最も愛する香辛料です。
そのショウガが、今日はセールでした。思わず沢山買ってしまって、これをどう消費するか悩みました。出した結論は、良い感じの料理を作ろうって、私がいつでも出せるものでした。
【ここから記述無し】
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多分同期が壊れました。良い人でした。悲しくて、これを書いています。こんなに話せることをここに書くつもりは無かったです。今日は泥酔していて、その最中に同期から連絡がありました。だから書いてしまっています。
同期は優秀で、一年目の頃には、なんとなく同期内でのリーダーになるような人でした。それで何が変わった、なんて私は分かりませんでしたが、確かにその同期の元には、まとめ役としての仕事が回っているようでした。その結果の多忙のせいか知りませんが、彼女は辞めるそうです。
決定的な瞬間、と思われるものに心当たりがあります。この間、彼女が同期内で作業の手伝いを求めたことがありました。…………あなたは、多くの人が行き交う中で、目の前で倒れた誰かが助けを求めたとき、助けられますか?
いいえ。こんな喩えは、言い訳です。喩える必要はありません。私達が悪かったことを、この世の全ての人に希釈しようとしました。ごめんなさい。結局、私達は誰一人助けなかったのです。私には正式な理由があるから、まだ楽です。面倒だからと無視した人は、今更罪悪感でも抱いているでしょうか。それとも、抱くほどの感慨もないのでしょうか。
ああ、私も駄目でした。私はこういった理由で、やりたいけどやれない、そう彼女に伝えておけば、幾分かマシだったでしょう。
まあ、そんなわけで、どうやら随分遅くまで作業をしたようです。私でも手伝えるような作業を一人で。書くまでも無いですが、実行可能であることと、それが楽なことであることには、大きな差があります。今更遅いですが、心情でも察しましょうか。一人で単純作業を繰り返し、優秀で努力もしてきて、その結果が深夜の作業です。誰でも出来るようなことを、ずぅっと。
久々に、後悔をしています。ああすれば良かったと、何でああしなかったのかと、最も彼女の救いにならないことをずっと。
今、仕事にかこつけて彼女に会おうとしています。会った後は知りません。会えるかも分かりません。取り敢えず返信次第です。後は私の出勤時間をどうにか彼女に合わせるとか、そのぐらいでしょうか?
忘年会は多分来ないでしょう。何なら、私が真っ当に彼女に会うことが出来るのは明日だけです。
あ、返信が来ました。駄目っぽいですね。そもそも彼女は、本来こんな時間まで起きていないと思います。返信が早いのは社会人の基本ですね!畜生め!
ああ、この場合の畜生は私ですよ。己が他者を害したが故の自己嫌悪を、どうにか帳消しにしようと醜く足掻いている畜生です。畜生道に落ちるから許してくれよ。
ええ。駄目だ。駄目だね。なんか露悪的になってきました。駄目だ。今なら、どうせ病むなら分からないように病んでくれとか、平気で言いそうです。
纏まらない。駄目だ。どうにかしたい。醜い人間だから。思ったより良いかもしれない。醜い人間だから、罪悪感とか感じたくないから、どうか彼女には幸せになってほしい。
うん。大丈夫だよ、ありがとうね、とか、そんなことよりは余程マシかも知れません。この精神なら、とにかく、彼女に何かは言えそうです。奇跡を願って、今日は早く寝ます。一時半ですけどね。アハハ。
おやすみなさい。できれば、群衆の中で困った人に手を出せる人間であってください。