リンとアキラに弟を生やしてみた 作:嫌いなデッキ発表デュエリスト
ニコ達にビデオ屋に送り届けてもらい、裏口の戸を開けリンの名を呼ぶと
家を出る前と比べると明らかに成長したリンの姿が
)やっぱみんな弱々ショタも強々ショタもどっちも好きなんだね
これを書いてる時点で雅とタイマン張れるぐらいの強さが良いって意見が多かったからユリヒサくんはつよつよにするよ
小話
前回運転中のニコは太ももの上にいるユリヒサくんの尻尾とお尻と太ももの感触に大興奮してたよ
「大きいねぇ〜すごいねぇ〜」
ユリヒサは、不思議そうにしながらもなんだか嬉しいといった様子で顔を綻ばせている
「あぁ、、、ユリヒサ…」
暖かい、柔らかい
私の心が幸せと喜びで満たされていく
イアス越しに感じていた生命が鼓動する音を、肌でしっかり感じ取った
リンは喜びを噛みしめるよに、溢れんばかりの感情を抱擁に表しているようだ
「んへぇ、どなすったの?」
「何でもない、何でもないよ。すごく、久しぶりだから」
「久しぶりってぇ〜、昨日もしてたでしょぉ〜?」
ユリヒサにとっては1日にも満たない時間
リン達にとっては朝まで一緒だった弟が消えてから7年
今までの空白を埋めるかのようにリンはユリヒサに密着し頬をすり合わせ、隙間一つできないほどにユリヒサの体を全身を使って包み込んでいた
「そうだったね。でもね、お姉ちゃんにとってその1日は、とても…とても長かったんだよ」
「そうなのぉ〜?それでこんなに大きくなっちゃったんだねぇ〜。………じゃぁもうちょっとガルチューする〜?」
「…うん、もうちょっとだけ、このままでいさせてね」
その場所は、深い愛で満たされていた
ユリヒサはリンに頬ずりをして、リンはユリヒサの頬ずりを受け入れて幸せな笑顔を浮かべていた
しかしこの場にいるのはリンとユリヒサだけではない
ここまでユリヒサとイアスを送ってくれた邪兎屋は目の前の光景にリンと報酬の話をするタイミングを完全に逃していた
(家族との感動の再会ってやつじゃない!くぅ〜…泣かせてくれるじゃないのよ!この空気じゃ依頼達成の話なんてできないわね…)
(流石にこの状態で行こうもんなら空気読めないってレベルじゃ済まされそうにないぜ!いつまで続くかはわかんねーけどよぉ、2人が落ち着いてからの方が良さそうだよな!)
(感動のシーンに口を挟むなんて無粋で非常識な行動はホロウ外では慎むべき、それにユリヒサがいる状態で仕事の話はしないほうが良いと思うわ)
(その通りね…一旦私たちはここから覗いとくだけにしましょう!)
(そもそも覗きっぱやめといたほうがいいんじゃないか?親分)
(何言ってるのよ!こんなのあとがどうなるか気になるじゃない!ユリヒサのぶら下がってる脚だって見られるのに!!)
(ニコ…最後のせいで台無し)
(何がよ!文句があるなら言いなさい!懐が寂しいままで来月を過ごすことになるわよ!)
(………なんでもない…)
開けたままの裏口のドアから頭を出して覗き見をする邪兎屋一行
リンが抱き上げたユリヒサを下ろして解放するまで実に10分程度の間、野次馬と化していた邪兎屋であったが、はたから見れば三人の不審者がビデオ屋の裏口で覗き見をしているというなんとも奇怪な絵面であった
「ふぅ〜、一旦ここまでにしとこっか」
「いいよぉ〜、今日は一段と長かったねぇ〜。疲れてたのぉ〜?」
「ちょっとだけね、でもユリヒサが帰ってきてくれたからその疲れもなくなっちゃった」
「よかったねぇ〜」
「それじゃあニコ達、一段落したところだからそろそろ出てきていいよ。これ以上その場所に往生させるわけにもいかないからね」
扉からのぞかせていた頭を戻し、店内に入ってくるニコ達
「あらいいのよ気にしないで、身内との再会だもの。私とてそういうのはきっちりわきまえるわよ?」
「それじゃあユリヒサを別の部屋に移すからここで少し待っててもらえる?」
「子供の前でする話じゃないものね、『この稼業には関わらせない方針で良いのね?』」
『うん、だからユリヒサの前でこの仕事の話はナシでお願いね!』
ユリヒサには聞こえないよう小声でリンはニコ伝えた
「わかったわ」
「オッケーだぜ!」
「ん、わかった」
「それじゃあユリヒサ、この階段を上がって右に一番目の部屋が私の部屋で、私の部屋の奥に青い扉があるの、そこがユリヒサの部屋だから先に上がっててくれる?お姉ちゃんも後からすぐ行くからね」
「いぃ〜よぉ〜」
フリフリと尻尾をなびかせながら階段を登っていくユリヒサの後ろ姿を見送った後、リンとニコは今回の依頼達成の報酬の話をしていた
「それじゃあパエトーン?報酬の話なんだけど〜、」
「うん、今までのツケは全部無しででいいよ。あと追加で報酬も出すね!」
「ほんとかよ店長!?」
「言ったわね!?今さらやっぱり無しなんて言わせないわよ!本当に全部無しでいいのね!」
「疑い深いなぁ〜、家族を助けてくれたんだからこれぐらいのお礼はするよ〜」
「やったわ!これで溜め込んだ支払いの心配がなくなったから心置きなく毎月の返済に怯えることなくちょっと贅沢ができるようになったわ!」
「あの店の新作バーガーを沢山食べれる…」
「オレの娘たちの弾も沢山買えるぜ!」
「あら?私がいつ給料を増やすなんて言ったの?」
「「………」」
「アハハ…流石にちょっと可哀想じゃないかな?」
「そうだぜ親分!店長の言う通りだぜ!」
「ニコが私たちの給料を上げてくれれば、この先の依頼ももっとスムーズに達成できる。これは未来への出資だと考えれば妥当だと思う」
「まぁ確かに…あなた達がそんなに言うなら、来月の給料は楽しみに待ってなさい!」
「ひゃっほーう!ナイスだぜ親分!」
「今月からじゃないんだね…」
「上がっただけいいのよ!」
ブレないニコ苦笑いをこぼすリン
気分が良くなったニコ
来月から給料UPに興奮するビリーに
新作バーガーに思いを馳せるアンビー
しばらく話していると
「お姉ぇ〜ちゃ〜ん?」
先に上に登ったユリヒサは一行に来ないリンに痺れを切らしたのか、階段から尻尾を引き摺りながらビタビタと音を立てて降りてきた
「ユリヒサどうしたの?」
「これぇ〜、お姉ちゃんにプレゼント〜!」
ユリヒサの手には紙の小袋が
「お姉ちゃんに似合うと思って探してきたんだ〜、早速開けてみてよぉ〜!」
リンはユリヒサの小さな手に掴まれた紙袋を受け取り、シールを剥がして袋を開けてみると
「これって…」
「ん〜!前お姉ちゃんと散歩してた時にさぁ〜、こういうのつけてみたいって言ってたでしょ〜?だからねぇ〜、これをプレゼントに選んだのぉ〜」
ユリヒサが買ってきたプレゼント、それは紺色のグラデーションがかかっている綺麗なシュシュだった
リンはそれを取り出して手で握り
「懐かしいなぁ…」
うっとりとした表情でボソリと呟き、しゃがんでユリヒサを抱きしめる
「ありがとうねぇ、ユリヒサ。お姉ちゃんが言ってたこと、覚えててくれたんだねぇ」
「うへぇ〜、くすぐったいよぉ〜」
リンはユリヒサを抱きしめながら頬をすり合わせ、ユリヒサは尻尾をブンブンと左右に振っている
たまに角に口をつけるリンだが、ユリヒサはそれに対してむずむずした感覚を覚えているようでくすぐられているように笑みを零している
「あら、子供にしては結構センスあるもの選んでくるのねぇ」
「おお…オレじゃあ考えつかなかったぜ…」
「イメージカラーにもバッチリ合ってて良い感じだと思う」
11歳の少年が考えるプレゼントにしては中々にセンスがある贈り物に感心の声を零す邪兎屋の三人
「ん〜とねぇ〜、僕が一人で選んだわけじゃないんだけどねぇ〜?」
「そうだったんだねぇ〜、それじゃあその人にもまた会えたらお礼を言って置かなくちゃねぇ」
「そだねぇ〜。そういえばお兄ちゃんはどこ行ったのぉ〜?お姉ちゃんの隣の部屋にもいなかったよぉ〜?」
「お兄ちゃんは今ビデオの買い出しに行ってるんだよー」
「ビデオ…あ〜、ビリーのお兄ちゃんが言ってたやつのことだぁねぇ〜」
「しばらくしたら帰ってくるから、その時には出迎えてあげよっか」
「うぃ〜」
「今度のビデオはこんなものかな?……ヘッグシ!…風邪でも引いたかな、少し冷えてきたから帰りにカイロでも買ってから帰るとしようかな」
パエトーンの片割れ、リンの兄アキラは買い出しから帰るのにはまだ時間がかかりそうだ
ぱぱーっと話しを進めてユリヒサくんにホロウ内を散歩してもらってエーテリアスをポコポコしてもらうか
じっくり進めて行くかで迷うんだよねぇ〜
まぁここでいきなり切って過程すっ飛ばすたって構いやしないんだけどね〜
アキラと再会するシーンも大事だとは思うけどアキラはリンの二番煎じみたいな内容になりそうだからむずいねぇ〜
ユリヒサくんの尻尾の描写をすこぉ〜しだけ加えてみたよ
階段を登るときは地面にぶつけたりはしないけど降りるときはビタビタと音を立てながら引き摺る感じでね、身長が低いから尻尾を上げても腰の位置より少し高いぐらいにしかならないんだよ
ユリヒサくんのおでこの生えてる角は、もうはっきり言います、ちょっとした性感帯みたいなもんです
今は撫でてもくすぐったいぐらいで大した事にはなりませんが、慣れたら撫でると気持ち良い感覚になって、開発すると薄い本が出来上がってしまいます
ちなみにリンのプレゼントを一緒に選んでくれた人は女性でねずみのシリオンだったりする
1月7日追記
ハグハグの文字をガルチューに変更したよ
ハグハグも可愛いけどガルチューの方がなんかエロいよね…エロくない?
そのうちユリヒサくんには「大丈夫?ガルチューする?」て上目遣いで言わせます
みんな!期待しててくれよな!
次の話は一文字も書いてないけどな!!