偽天馬の超次元サッカー日記   作:のぞむ

13 / 15
今回はアルピ交通事務局さんの『教祖様になっちまったぜ』とのコラボエピソードがあります!アルピ交通事務局さん、今回はコラボしていただきありがとうございました!

『教祖様になっちまったぜ』のURLを載せておきます!↓
https://syosetu.org/novel/320672/


別世界の教祖様に会っちまったぜ

××月○○日

 

 

昨夜不思議な夢を見たので、覚えてる内にここに書き記そうと思う。

 

まだクロノ・ストーン編が始まってないのに、エルドラドにより超次元サッカーの超次元な部分を奪われると言う悪夢を見ていると誰かが呼ぶ声が聞こえ、目を開けると俺の目の前に円堂監督がいた。だがその円堂監督は中学生の姿で、どこか俺の知る『円堂守』という人物と違う雰囲気だった。

 

この円堂監督も俺の雰囲気や目付きで俺が天馬君ではないと察したらしく、イナイレ3のスパーク、ボンバーともう一つのバージョンは何かと聞いてきたので俺はジ・オーガと答える。すると円堂監督は同じレベルファイブ作品のダンボール戦機で重要な単語であるLBXと強化ダンボールという名を口にした。

 

どうやら目の前にいる円堂監督は俺と同じ前世の記憶を持つ転生者のようだ。本人曰く死んだ記憶はなく、気が付いたら円堂守になっていたとの事なので、厳密には円堂守に憑依した人間のようだ。とはいえ憑依以前の円堂守の記憶もあるらしい。

 

少し話してみてわかったのだがこの円堂監督は俺の知る円堂監督と違ってかなり気遣いが出来る人の様だ。「前世の名前で呼んだ方が良いか?」とか、「好きに呼んでくれよ」とか。それと「原作についての話をするのは極力止めよう。どっちも重いものを背負ってる」とも言っていた。それは確かにそうだ。

 

俺がどんな風に接すれば良いか迷っている時に円堂監督が二つあるニンテンドー2DSの一つを渡してきた。2DSには円堂守伝説、シャイン、ライメイ、ビッグバンのデータが入っており、円堂監督の2DSにはその逆バージョンが入っているようだ。俺は前世で一番やり込んでいたクロノ・ストーンで対戦したいと言ったが円堂監督は脅威の侵略者からギャラクシーまでのシリーズで対戦したいようだ。「初代は?」と聞いてみたら「風属性ストライカータイプの選手にザ・ギャラクシー撃たせるだけのゲームだからしない」と言ってきた。俺も初代はやったことあるけどクリアしてからそこまでやり込んでなかったからそういうゲームバランスだったのは初めて知ったな。対戦する友達とかもいなかったし…

 

それはそうと、よく見たら円堂監督の左腕にギプスが巻かれており、何かと聞いてみたら折れてしまったらしい。一瞬円堂監督の世界線がエイリア学園が来ないあの世界線かと思ったがエイリア学園との試合で折れたと教えてくれた。

 

…ん?あの世界線?何か存在しない記憶が流れた気がするな…

 

すると円堂監督はエイリア学園の事を思い出してやる気を失くしてしまい、俺に聞いてきた。超次元サッカーの世界に来られて良かったか?と。

 

俺自身前世に未練がない訳じゃない。これからやりたかった事や前世の家族の事とか…それでも俺はこの超次元サッカーの世界に来られて良かったと思っている。でも円堂監督は色々と悩みを抱えているようだった。例えば円堂監督の世界の地上最強イレブンにはアニメの途中で離脱したアフロディさんやイナイレ最強と名高いヒデナカタさんがいるらしいのだが、その地上最強イレブンの唯一にして絶対の弱点は円堂監督と言われたことがあるらしい。他には原作に置ける悪役の影山、吉良星二郎、ガルシルドといった奴らは軒並みデカい権力を持っているのに対し、自分にはサッカーしかない事にも悩んでいるようだった。だがサッカーしかなかったからこそサッカーと向き合ってる奴やサッカーで悩んでいる奴とサッカーを通じて会話をしていったようだ。

 

それを聞いて思った事がある。転生者とはいえ、やはりこの円堂監督も『サッカーバカ』なんだと…

 

それから俺は円堂監督と好きな事や感じている事を語り合った。話しているうちに気分が良くなったらしく、円堂監督は改めて脅威の侵略者から対戦をしようと言ってきたのだった。

 

 

 

ちなみに俺が起動したブリザードにはチートコードが使われていたらしく、最強アイテムが99個も所持している状態になっていた。そして円堂監督、脅威の侵略者で源田さんをGKに採用してビーストファングをG5にまでしたり、世界への挑戦編の最強格の風属性FWだからって黒歴史でもあるDE風丸さん採用するって人の心無いんか?脅威の侵略者と世界への挑戦は勝てなかったけど、GOシリーズは全部勝てたからよかった。

 

 

 

 

○○月××日

 

 

地区予選決勝戦の相手が海王学園に決まった。更に雷門OBであり裏で円堂監督達に協力している目金さんからの情報では全員シードであるようだ。全員シードという事だが剣城曰くシードであるからと言って全員が化身使いであるわけではないようだ。とはいえ化身使いの数は多いとの事なので油断大敵だな。

 

そんなわけで今日も河川敷でタイヤ特訓をする事になった。この前の帝国学園との試合を経て雷門イレブンとして戦う事を決意した剣城も特訓に参加している。フィフスで過酷な訓練を受けていた剣城は難なく特訓をこなしている様子だったし、特訓の一環で1on1の三回勝負をやってみたらこの前より強くなっており、三回中一回だけ負けてしまった。それを見ていたキャプテンももっと強くなるべく特訓に励んでいる様子だったし、先輩方もそれに負けじと特訓に喰らいついていた。とはいえ速水さんだけは特訓が上手くいっていなかったようだ。速水さんのメンタル的な事もあり流石に心配になった俺は休憩時間に速水さんに話しかけてみた。やはり他のメンバーと比べて圧倒的に自信を喪失しているようだったので少しアドバイスしてみる事にした。

 

「速水さんって、サッカーで得意な事って何なんですか?」

 

「突然何なんですか?…まぁ、スピードですかね…」

 

「ならそのスピードを伸ばす特訓をしてみたらどうですかね?やる気は後からついてくるんですからまずはやってみるべきです」

 

「…やる気とか、そういう問題じゃないんです。何をやっても出来ないものは出来ないんですよ…」

 

「…速水さんって、いつもやる前から出来ないって決めつけますよね」

 

「ハ、ハッキリ言いますね…」

 

「事実ですからね。何でやる前から出来ないって決めつけるんですか?やってみないと出来るか出来ないかなんてわかりませんよ」

 

「それは…」

 

「いいですか?出来るか出来ないか…そんな事を考える暇があるなら、『やってみる!』って考えてください」

 

俺はそう言って自分の特訓へ戻っていった。後は速水さん次第だな。

 

 

 

 

××月○○日

 

 

放課後になり、海王戦に向けた特訓に行こうとしたらキャプテンが慌てた様子で俺達を呼びにきた。グラウンドに行ってみると剣城が他校の生徒達に囲まれていた。あの制服は海王学園の奴らだな。大方フィフスの裏切り者である剣城を排除しに来たのだろう。このままだとマジでシャレにならない事になりそうなので俺が止めに入った。

 

「松風!これは俺の問題だ!手を出すな!」

 

「やだね。チームメイトのお前がヤバイ目に遭いそうだってのに放っとける訳ないだろ」

 

「天馬の言う通りだ。仲間を見捨てるなんて、雷門イレブンがする事じゃない」

 

俺の言葉にはキャプテンも賛同してくれた。続けて俺が「フィフスなんて八百長試合を強要する奴らの手下なんかに俺達のチームメイトを傷つけさせねぇよ」と言うと海王キャプテンの浪川が激情し、「フィフスセクターを侮辱するな!」と言いながら俺に向かってボールを打ってきたが俺はそれを難なくトラップする。今までの奴らよりはシュート力が高いようだが、それでも今の俺からしたら大したシュートじゃない。とはいえ浪川は「サッカーモンスターか…少しは出来るようだな」とまだ余裕があるようだ。俺、ボールをトラップしただけなんだけどな…

 

すると浪川の携帯から着信音が聞こえ、浪川が電話に出ると表情を一変させる。電話を終えた浪川は海王メンバーに引き上げると言ってこの場から去っていった。きっと聖帝のイシドシュウジが剣城を処罰しないようにと指示を出したのだろう。

 

ひとまず問題は解決したので俺達は予定通り海王戦に向けた特訓をするのだった。




アレス・バサラシードDLCが待ち遠しい…!

ちなみに今は来夏、ハル、夏未の三人から誰をバサラにしようか迷っています(笑)
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。