「では本日の会議はここまでです。各自、持ち場に戻る様に。」
「「「分かりました!」」」
私の名前は「死崩ツヴァイ」。カードゲーム世界に転生した転生者です。この世界のカードゲームには精霊カードなどと呼ばれる物も存在するらしく、恐らくアニメの様な世界だと言う事を把握しています。そしてアニメの様な世界だからなのか私は学生の身でありながらもとある会社の秘書として務めております。そして先程会議が終わった為、他の社員達が会議室から退出していきました。私もこれ以上会議室にいる理由はないので、退出し、エレベーターまで向かいます。
ツヴァイ「さて...。」
エレベーターに着いた私はエレベーター内に入ります。このエレベーターの移動手順は少々特殊でして、通常のエレベーターは階層のボタンを押す事でその場所へと上下しますが、私が務めている会社は少々"大きい"ので、階層と区画のコードを入力し、カードゲーム"エネミー・ドライブ"のエネミー達が住まう"エネミー・ワールド"の特殊な部品などを使用した特殊エレベーターで会社内の行きたい場所へと移動するタイプとなってあります。そして今から私が向かう場所には更に手順を加える必要があります。それは入力画面の横にある電子手形に手を重ねます。
『認証完了。"アンダークライム"への通行を許可します。行き先を入力してください。』
私は電子キーパッドに目的の場所のコードを入力する。
『承認完了。目的地へと移動します。』
そしてドアが閉じ、エレベーターが下へと向かっていく。
エレベーター内
エレベーターからは外の光景がよく見えます。曇りの無い眩い光の晴天。そして、やがてエレベーターは1階へと
するとまるで世界が変わったかの様に感じられました。先程まで下がっていた筈のエレベーターも上昇していっています。いや、正しくは
『目的地に着きました。』
おや、説明している間に着いた様ですね。ドアが開き、エレベーターから降ります。その先の光景は外の様子が全方位見ることの出来るガラス空間、部屋を灯す無数の淡い水色の線、部屋の中心には円形に並べられた席が存在し、その奥には豪華な席、社長席があります。そう、この部屋は社長室です。そしてその席で鎮座し、パソコンを操作している1人の少女へと足を進めます。その少女は薄荷色のメッシュと瞳の白髪の少女で、目に光は無い。
ツヴァイ「"社長"、会議が終わりました。」
「...そうか。」
その少女こそが我が社"骸城カンパニー"の社長「骸城ツイ」なのです。