エネミー・ドライブS   作:七蜘蛛

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幹部の意見と学園(途中ライト視点)

 

ツヴァイside.

 

カルギ「おいおい、ここには俺ら以外いないんだから普通にしろよ、ツヴァイ。」

 

クララ「そうだよ〜。」

 

ツヴァイ「ちょっとしたノリって奴だよ。」

 

最高幹部の証である金の刺繍が入った黒いカンフー服を着たカルギと金の刺繍が入った黒いアイドル風の服を着たクララの指摘に俺は口調を崩す。

 

ツヴァイ「んで、お前達から見てファイト・ガーディアンってのはどうだ?」

 

カルギ「強いて言うなら俺達は死奪一族が何をして、何を目的としているかを知った上で戦いに参加したけど、アイツらは死奪一族が何の組織か分かっていない上、ただ戦力補充の為に腕の立つファイターを片っ端から寄せ集めてる感じがする。はっきり言えば、集める暇があるなら組織に所属しているファイターの質を上げろっての。食材だって同じだ、質が悪ければ他の食材や味付け、更に人体に悪影響を与える。」

 

クララ「う〜ん...クラ難しい事は分かんないけど...あのおじさん達ってどんなところでも無理矢理にでも誘拐とかをするんだよね?だったら事件が起きてから動いても遅いんじゃないの...?」

 

ツヴァイ「その通りだ。この世界(AC)は言わば現実の写鏡。多少の変化はあれど基本は変わらない。現実に出る為の入り口を通らない限りは現実に出る事は出来ない。が、現実の様子を観測する事は出来る。此方の情報班は探索が得意なエネミー持ちもいる為、奴らの隠れ家などを即座に把握する術を持つ。まぁ、結果的に言えば情報班からの情報待ちだがな。」

 


 

ライトside.

 

あの時間から数日が経って僕らは学園に登校している。この精札学園は精札都市全域に住まうファイター達の為の学園だ。学園そのものが1つの街と思える程規模が大きく沢山の寮やお店、娯楽施設などがある学園都市だ。初等部から高等部まであり、精霊持ちのファイターなどは何かしらの役を持っている(悩んで役にまだ就いていない人もいる)。僕の精霊は「セイバー」の為、主に学園都市の警察的な役割を持っている。他に知り合いで役割を持っている人といえば...

 

「テメェら!今日の仕事場はここだ!立派なモンを建てるぞ!」

 

『応ッ!』

 

ガタイの大きい熱血男子「築崎タテル」。相棒のエネミーである「超魔重機 プロメテウスアームズ」は建設を得意とする為、建設業の役に就いている。

 

「本日もまた、多くの人の為に救いを祈りましょう。」

 

『はい!』

 

シスター服を纏った少女の集団の筆頭「真拓イノリ」。相棒のエネミーは「信託聖女 グランドマリア」は救いを説く活動をしていて、教会の役に就いている。

 

「哀鏡女医!患者のメンタルケアをお願いします!」

 

「は、はい!任せてください!」

 

白衣を纏った少しオドオドしている少女「哀鏡リエ」。相棒のエネミーを持たないが、「他者の心の傷や精神を癒す力」を持っており、心に傷を負った者、精神面に異常や障害を持った人を治す為、カウンセラーに就いている。

 

イノリ「リエさん、今日こそは我々と一緒に救いを求める人達の為に協力し合いましょう!」

 

リエ「え、えっと...?」

 

「はいはい、毎度ながら哀鏡女医は仕事があるので勧誘は諦めてください!」

 

因みにイノリはリエの癒しの力を人々を救う力になると、よく勧誘しているらしい。

 

セイバー「相変わらずこの学園は個性豊かな者が多いな。」

 

ライト「ハハハ、確かに...。」

 

さっき紹介した面々だけでもほんの一部だしね...。

 

セイバー「しかし、学園側の調べではあの2人*1は在籍していない事が確認されている。この精札都市に在籍しているファイターは8〜9割が精札学園に在籍している。」

 

ライト「確かカルギの言っていた成上弁当屋は精札都市にあったんだっけ?」

 

セイバー「あぁ、あれ程の腕前で学園に所属せず、尚且つ本業やら立場という単語を口にしていた事を考えるに、恐らく何処かの組織、それも相当高い立場にいるのだろう。」

 

ライト「問題は何処の組織なのかだけど...。」

 

セイバー「1つ可能性があるとすれば彼らの使っていた「心象顕身」と呼ばれるカードだ。あの様なカードはネットでも記されていない。となれば何処かのカード制作会社もしくはそれと連携を取っている可能性だ。とはいえ未知のカードを使っているとすれば例の組織*2もだ。あちらの場合は何か悍ましい物を感じた。」

 

ライト「分かっている事は、カルギ達の組織と例の組織は敵対関係、そしてカルギ達の組織は詳細により協力するべきだね。」

 

セイバー「あぁ。」

 

*1
カルギとクララ

*2
死奪一族の事

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