リエside.
「哀鏡女医!また急患です!」
リエ「は、はい!」
私の名前は「哀鏡リエ」。学園都市である精札学園の大規模施設の1つである「精札大病院」の「精神科」を主に担当している女生徒です。
リエ「はい、落ち着いて下さいね〜。」
「あ、ありがとうございます...!」
私はいつものように『人の精神と心を癒す力』を使って精神が不安定になっている患者さんを治し続けていきます。
「ありがとうございましたー!」
リエ「はい、お気をつけて。」
そう思い返していると最後の患者さんが部屋を出ました
リエ「はっ...!?」
まただ...急に頭の中に急にノイズ音が走ったと思ったら誰かの声が聞こえてきた...!
リエ「...。」
私は懐からある物を取り出す。
リエ「やっぱりこの
3日前、レポートを提出する際に見つけた『真っ白なカード』。あの後落し物として提出したこのカードは何故か私のデッキの中に紛れ込んでいた。何故と思ったけど取り敢えずは先生に持ち主がいないか聞いてみたらいない事が分かり、どうすれば良いか分からず、結局私が持ったままになってしまいました。それからというもの、時偶に私が
リエ「それに都市内でも不安な空気が流れてる...。」
ここ最近の怪我人やメンタルがやられている人の増加とそれに関係しているかもしれない謎の集団。
リエ「何事もなければいいんですが...。」
そう言って私はレポートを纏める。
リエ「にしてもこのカードは本当に一体...?」
私はそのカードを手に取る。って、あ...れ...?いし、き、が...?
そうして私の視界は暗転した。
リエ「...う、うぅ...。」
私が目を覚ました時、そこはいつもの仕事部屋ではなく辺り一体に無数の鏡が浮いている謎の空間でした。天井も床も壁も無い、ただただ真っ暗な空間です。
リエ「っ!?ここは...!?」
一体何処に...?まさか誘拐...!?そう思っていると
『そんなに警戒しなくてもいいと思いますよ...。』
リエ「っ!?」
突然声が聞こえてそちらを見るとそこには他とは違う装飾がされた大きな鏡があり、その中には体操座りで塞ぎ込んでいる様な女の子が写っていました。
リエ「えっ...?」
女の子『ここは私と貴女だけの精神世界、いわばこの空間は
リエ「こ、ここが、私の...!?」
こ、この空間が、私の心...!?
女の子『...それよりも聞きたい事があるのでは...?』
リエ「...。」
そうですね...。
リエ「貴女は誰なの?」
私は何故か彼女の正体についてどうしても聞かなければいけない気がしたそれが、この世界について知るのに最も近い道だと思ったから...。