ツヴァイside.
下っ端A「ぐわぁぁぁぁッ!!?」
ファイトが終わったら、さっきの衝撃で下っ端の奴が吹っ飛んでいった。
下っ端B・C「ぐはっ!?」
あ、他の下っ端共に激突した。
ツヴァイ「3人まとめて気絶したか。」
丁度いいか。俺は待機していた回収班を呼んで証拠品の回収と下っ端共を拘束させて連行する様に指示を出す。
ツヴァイ「私は先に戻ります。後はお願いしますね。」
「畏まりました!」
後の事を回収班に任せ、俺は会社に戻る。
AC:骸城カンパニー・社長室
ツヴァイ「以上が今回の連中の行動だ。」
俺は会社に戻り、今回の出来事をツイに報告する。
ツイ「屍奪一族...。」
それは今回捕らえた下っ端共の所属する一族、屍奪一族の事だ。屍奪一族とはツイの家系である骸城一族の分家のそのまた分家にあたる一族だ。連中は揃いも揃ってかなり傲慢で強欲な性格の持ち主だ。連中は自分達の一族こそが選ばれし者だと下らない事を平然とベラベラ喋り出し、犯罪をしても神に許されると思い込んでもいる奴らだ。いくつか述べるとすれば
・一族の繁栄の為に女子供を攫っては監禁して無理矢理子を産ませたり戦士として無理矢理訓練をさせたりする。本人達は「一族の為に役立てるのだ寧ろ名誉な事だろう?」と言ってそれが当たり前みたいに言っている。
・強力なカードや金になりうるカードを得る為だけにカード会社に爆破テロを起こしてはカードを強盗し、目撃者を攫って洗脳したりしている。
・他の会社の重役の人間の家族を人質にして金銭援助や人員補給、実験場の隠れ蓑となる土地の確保をさせたりしている。
といった他にまだまだあるが兎に角一言で言い表すならば連中は救いようの無いクズ一族という訳だ。それに先程述べた様に骸城一族...つまりツイとは滅茶苦茶因縁が深い。まず、ツイが何故この若さで社長をやっているのかというと。ツイの両親...つまり前社長とその奥さんが屍奪一族に殺害されたからだ。
ツヴァイ「連中は未だに「心象顕身」を必死になって探している様だ。」
その理由は「心象顕身」カードだ。「心象顕身」カードは前社長がエネミー達の住まう世界、エネミー・ワールドのとある古代遺跡にて見つけた古代文が綴られたカードの様な大きな石板。それを見つけた前社長夫婦は人間界に持ち帰り、解析し未知の力を放つ白紙のカードとして復元した。しかしそのカードの危険性に気付いた社長夫婦は再封印しようとしたが一族の分家の者達、つまり屍奪一族が暗躍し、前社長夫婦を事故を扮した殺害計画にて殺害し、カードはおろか、会社すらも乗っ取ろうとしていた。その為、葬式の場で遺産の相続の話となった時、屍奪一族の男が遺書を読み上げて、会社の跡継ぎを自分達の一族にすると宣言がされた。
が、前社長は命を狙われている事に気付き、自分達の娘であるツイに会社とカードを託す為、万が一に備え、信頼できる葬儀屋の人間に遺書を既に託していた様だった。筆跡やサインも前社長の物で間違いはなく、屍奪一族は捏造だと言い張ってきたが、葬儀屋の人が証拠となる2つの映像を再生した。1つは前社長が遺書を書き、それを葬儀屋の人に手渡しした映像。もう1つは映像にて遺産相続人をツイにすると宣言した事で形成が一気に逆転した。その流れを認められなかった屍奪一族は逆上してツイを殺して無理矢理遺産を奪おうとしてきた為、俺はツイを庇い殺されそうになったその時に俺達の目の前に白紙のカードが現れ、屍奪一族の連中を吹き飛ばした。そしてそのカードに絵が浮かび上がってきたら、そのカードが実体化した。そのカードのこそが今回俺が使ったカード「悟の心象顕身 バルドアルヴ」だ。
ツイ「...屍奪一族は残さず排除する。この世界の為にも。」
ツヴァイ「だな。」
葬儀の後、「バルドアルヴ」ともう1枚を除いた「心象顕身」カードが世界中に散らばっていき、俺達はそれら全てを回収する事を目的として動いている。
ツヴァイ「あの2人にも屍奪一族とファイトするなら容赦せずに排除しろと言っておく。」
ツイ「ああ。」