エネミー・ドライブS   作:七蜘蛛

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未知なる2人のファイター(物語主人公視点)

 

主人公side.

 

僕の名前は「光崎ライト」。この精札都市で最強を目指すファイターの1人だ!

 

「ライト、急ぐぞ。」

 

彼の名前は「光誕の騎竜 ラウンズセイバー」。僕の相棒のエネミーだ。ある日、変な奴らが僕を襲ってきた時に「セイバー」がやって来て、助けてくれたからパートナーになったんだ。今の彼はSD化というデフォルメされた様な小さい姿になっている。

 

ライト「ごめん、今行くよ!」

 

僕と「セイバー」が変な奴らを退けた後、何処かの警察組織が僕らを保護し、腕を見込んで協力してほしいと頼まれた。僕らを襲ってきた奴らは正体不明の組織で色んな人々を誘拐したり、テロを起こしたりして、騒ぎを起こしているらしく。その上、その組織の下級のファイターには何とか勝てるが幹部クラスのファイターともなると大会常連のファイターでなければ太刀打ち出来ない事があるらしく、今は少しでも奴らに対抗できる可能性のあるファイターを勧誘しているらしい。僕と「セイバー」はそれを受け入れて協力する事にした。僕らを保護したのは人間とエネミーの安全を守る「ファイト・ガーディアン」という組織だ。

 

セイバー「今日はクラスのイベントでファイト頂上決戦に参加するのだろう?」

 

ライト「うん、精札公園のクエストタウンで現地集合だよ。」

 

今日は僕のクラスのイベントでクラスメイト達と一緒に精札公園のイベントエリア「クエストタウン」で開催されるファイト頂上決戦に参加するんだ。

 

セイバー「時間的には間に合うと思うが、なるべく早く向かうぞ。」

 

ライト「分かってるよ!」

 

僕達は急いで精札公園へと向かう。

 


 

時間までに何とか精札公園へと到着した僕達はクエストタウンへと向かおうとすると

 

「「「キャァァァァァ!!?」」」

 

クエストタウンの方で悲鳴が!?

 

ライト「「セイバー」!」

 

セイバー「ああ!」

 

僕と「セイバー」は急いでクエストタウンの方へと走り出す。

 


 

クエストタウン

 

ライト「!あれは...!」

 

クエストタウンは至る所が酷い有様で所々にかつて僕らを襲った奴らと同じ白黒のローブを纏った奴らがいた。会場の中心でクラスの皆が囚われていて、精霊のカード達は何かの装置の中に囚われている。

 

セイバー「許さん!」

 

するとセイバーが本来の姿に戻って、大剣と盾を構えながら翼を広げて飛び出した!?

 

ライト「「セイバー」!?」

 

セイバー「貴様ら性懲りもなく!!」

 

下っ端A「残りの精霊持ちのファイターとその精霊を見つけたぞ!!」

 

下っ端B「絶対に逃すな!!」

 

ローブの奴らは変な武装を持ち出すと飛んでいる「セイバー」に向けて電撃を放ってきた。

 

「ライト!「セイバー」!気を付けて!その武装は精霊の力を無力化するの!」

 

囚われている生徒の中から幼馴染の少女「調山モア」が僕らに警告する。そうか、だから他の精霊が捕まっているのか!

 

セイバー「ならば当たらなければいい話だ!」

 

「セイバー」は次々と放たれる電撃をかるがる避けながら接近している。

 

ライト「よし!これなら!」

 

「そこまでだ!!」

 

ライト・セイバー「...ッ!」

 

声がした方を向くとローブの奴らのリーダーと思わしき人物がクラスの皆に拳銃を向けていた!?

 

リーダー「それ以上抵抗するなら、ここにいる奴らを1人ずつ殺したっていいのだぞ?死体になったならそれはそれで利用価値があるのでな。」

 

セイバー「くっ...!」

 

そう言われて「セイバー」は構えを解いて地面に降りた。それを見たローブの奴らが「セイバー」を囲んで武装を向けた。

 

リーダー「終わりだな。」

 

拳銃を持った奴が勝った様な笑みを浮かべている...どうすれば...!

 

ブロロロロ〜...

 

ん?何だこのエンジン音...?

 

ブロロロロ〜...!

 

段々大きくなってる?

 

ブロロロロ〜!!

 

振り返るとその方向から赤いバイクが走ってきて、その上に乗っている同い年ぐらいの少年がバイクから高くジャンプした!?

 

「あらよっと!」

 

するとその少年は横向きに大きく1回転すると同時に両手に持った出前箱の片方を地面に向けて投げ落とすと出前箱は僕と「セイバー」の前に勢い良く、着地した。頑丈すぎない?

 

リーダー「な、何だ?」

 

ガシャン!ガシャン!

 

困惑していると出前箱が音を立てながら変形したと思ったら、中から大きな衝撃波が辺り一体に拡散した!?

 

バチバチッ...!

 

下っ端C「ん?」

 

下っ端D「な、何よこれ!?装置が故障して...!?」

 

!衝撃波の干渉で装置が故障したのか!そう思っていると跳んでいた少年がもう片方の手に出前箱を持ったまま、僕らの前に着地した。身体能力どうなってるんだい?

 

少年「ども〜ご注文ありがとうございます!」

 

その少年が立ち上がった。赤、白、黒のカラーリングをしたカンフー服を思わす服装で、髪を後ろで1本に結んで、オールバックにした赤髪の少年だ。

 

リーダー「何なのだ貴様は!!」

 

少年「何って決まってるじゃないか?出前だよ。出前。」

 

リーダー「誰も出前なんぞ注文してはおらんぞ!!」

 

少年「ヤダなぁ、ちゃんと注文は受け取ってるぜ?」

 

するとその少年はもう片方の手で持っている出前箱を開くと、中にはデッキが入っていた。

 

少年ファイト(・・・・)の注文がな?」

 

「「「「「...ッ!」」」」」

 

リーダー「ふ、フン!態々貴様の様な下等な身分の愚者など相手にする必要もない!こちらには人質が!」

 

少年「どこにいるんだよ?」

 

リーダー「は?」

 

人質になってた皆の方を向くと、そこには皆がいなかった!?囚われていた精霊達もいなくなってる...。

 

セイバー「ん?ライト、あそこだ。」

 

ライト「え?」

 

「セイバー」が示した方を見ると離れた位置に皆がいた!

 

ライト「いつの間に...。」

 

「えっへん!クラががんばったのだ〜!」

 

ライト「うわっ!?」

 

急に横から声が聞こえて吃驚すると横には白い水兵服を纏った水色の髪の少女がいた。

 

ライト「君達は...?」

 

少年「俺の名前は「成上(なるかみ)カルギ」!「成上弁当屋」の息子さ!」

 

少女「クラは〜「刺水(しみず)クララ」♪現在はカルカル*1のお店でお手伝い中で〜す♪」

 

ライト「ど、どうも...。」

 

リーダー「貴様らぁ!!よくも邪魔を!!」

 

いつの間にか連中が一塊に集まっているな。

 

ライト「ここは僕が!」

 

カルギ「はいストップ!」

 

ライト「え?」

 

肩を掴まれて下げられた?

 

カルギ「言ったろ?ファイトの注文があるってな?クララ!」

 

クララ「おーけー!」

 

2人がデッキを構えた、って止めないと!!

 

ライト「ダメだ!奴らはファイトの腕が高いんだ!下っ端の方は兎も角、リーダー格は危ない!?」

 

クララ「大丈夫だよ〜♪」

 

カルギ「あんな程度の奴ら、敵でもねぇよ。」

 

リーダー「舐めおって...!おい!誰でもいい!私と共にあのガキ共をファイトで叩き潰すぞ!」

 

下っ端A「ならば私が。」

 

あっちもデッキを構えた...!

 

カルギ・クララ・リーダー・下っ端A「エネミー・ドライブ!アウェイトッ!」

 

その掛け声と共にファイトをする4人と僕や皆、連中の仲間達がバトルフィールドに転移する。

 

*1
クララがカルギに付けた渾名

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