カルギのファイトと同時刻、クララと下っ端Aの方の観戦席にはモア含む残りの生徒達がいた。
クララ ライフ4 手札5 フィールド 「クリスタリング・カーバンクル」 「夢幻に揺蕩う大海」 「夢幻海神殿」
下っ端A ライフ7 手札6 フィールド 「醜悪なる実験体・トークン」×2 「偉大なる実験」
下っ端A「「偉大なる実験」の効果!「醜悪なる実験体・トークン」をフィールドに出す!」
「醜悪なる実験体・トークン」 コスト2 トークン・エネミー 黒 パワー2000 打点1
下っ端A「ドロー!」
下っ端A 手札6→7 E0/4→5/5
下っ端A「「狂気の改造手術師」を召喚!」
下っ端A 手札7→6 E5/5→0/5
「狂気の改造手術師」 コスト エネミー 黒 パワー5000 打点1
下っ端A「「狂気の改造手術師」の能力!自分の「醜悪なる実験体・トークン」を破壊する!」
「狂気の改造手術師」が狂った笑いで3体の「醜悪なる実験体・トークン」を蹴飛ばし、積み重ねる。
下っ端A「その後、破壊した数に応じた「醜合魔獣」をデッキから呼び出せる!3体破壊したのでコスト7以下の「醜合魔獣」だぁ!出てこい!「醜合魔獣 ブレグラグズ」!」
「狂気の改造手術師」が道具を持って3体のトークンの身体を解剖したり、改造しながら繋ぎ合わせたりし、3体のトークンはより悍ましい蛇や山羊の頭が付いたライオンのキメラの様なエネミーとして姿を変えた。
「醜合魔獣 ブレグラグズ」 コスト7 エネミー 黒 パワー12000 打点2
クララ「「醜合魔獣」?」
下っ端A「失敗作のエネミーであるトークン共をより有効的に利用する手段を考えた結果生み出されたエネミー、我々の崇高なる理念の礎となりしエネミーだ!」
クララ「う〜ん、クラよく分かんないや、でもお兄さんが悪い人だって事はよく分かるよ。」
下っ端A「安心しろ、貴様の様な矮小な小娘の価値も我々が有効的に利用してやろう。「ブレグラグズ」の能力!カードを3枚引き、1枚捨てる!その後、相手に2ダメージを与える!」
下っ端A 手札6→9→8
「ブレグラグズ」が3つの首からビームを放つとクララのライフを砕く。
クララ「うわっと!?」
クララ ライフ4→2
下っ端A「これで貴様のライフは残り2!次のターンで終わりだ!ターンエンド時、「ブレグラグズ」の能力でライフを1回復!」
下っ端A ライフ7→8
クララ「ドロ〜!」
クララ 手札5→6 E0/5→6/6
クララ「クラのターンが始まったことで、永続フィールドスペル「夢幻海神殿」の効果が発動するよ〜。」
するとクララのフィールドにある幻想的な神殿が、オーラを放つ。
クララ「ターンの始めにライフが3以下なら、次に召喚するエネミーのコストを4下げる事が出来るの〜!という事で切り札の登場〜!」
クララが手札を1枚抜き取り、掲げる。
クララ「幻想抱いた儚き想い、清らかなる水の世界へご招待〜!「夢の
クララ 手札6→5 E6/6→3/6
クララがカードを手放すとカードから水が渦の様に噴き出すとカードを包み、雫となり、クララのフィールドを満たしている幻想的な海のフィールドに向かって落ちていき、フィールドの海に滴ると、水面に波紋が広がり、中心の飛び跳ねた1粒の大きなの雫が弾けると中から灰色髪の水色肌の少女が現れる。袖口が広い、前のジッパーが全開の青いコートを羽織り、下に白いワンピースを纏っており、足首の横には水色に光り輝く鰭が生え、先がステンドグラスの様に美しい尾鰭を持った魚類の尻尾を生やした少女だ。
「わ〜い!私の出番だ〜!」
「夢の
下っ端A「な!?そのカードは「心象顕身」...!?何故貴様の様な小娘が!?」
クララ「永続フィールドスペル「夢幻に揺蕩う大海」の効果が発動〜。」
するとクララのフィールドを満たしている幻想的な海のフィールドが光る。
クララ「自分のエネミーがフィールドに出た時、カードを1枚引けるよ〜、でもぉ〜召喚したエネミーのコストが5以上なら、3枚引いて、手札から2枚をセメタリーかデッキの上に置く事が出来るの〜。」
クララ 手札5→8→6
クララは手札から2枚をデッキの上に戻した。
クララ「「ファンディーネ」の能力発動だよ〜!」
ファンディーネ「プレゼントだよ〜!」
「ファンディーネ」が手を動かすと海で満たされたフィールドの海中から2枚のカードが飛び出す。
クララ 手札6→8
クララ「出た時にカードを2枚引いて〜、そのカードのコストはこのターンの間、0になるよ〜。」
下っ端A「だが、元々手札にあった戻したカードを引いてしまっては意味がないだろう?」
モア「...いえ、狙いはもしや...。」
クララ「フフ〜ン♪忘れちゃった?コストを0にするって。どんなにコストが高くても同時に使える様になるって事。」
下っ端A「...ッ!?」
クララ「それじゃあコストが0になったスペル「ワンダー・スパイラル・ウェーブ」を発動!」
クララ 手札8→7
「ワンダー・スパイラル・ウェーブ」 コスト6 スペル 青・白
クララ「相手のエネミーを1体デッキに戻すよ〜。」
すると「ブレグラグズ」の立っている海面に渦が発生し、竜巻となって「ブレグラグズ」を閉じ込め、姿を消す。
クララ「そうしたら相手は次のターンの終わりまで戻したエネミーよりコストの高いエネミーを使う事が出来なくなるよ〜。」
下っ端A「な...!?」
クララ「その後にライフを2回復〜。」
クララ ライフ2→4
クララ「そしてコストが0になった「
クララ 手札7→6
するとフィールドの海中から1人の少女が飛び出してきた。口元を隠せる襟が付いた裾口の広い淡い水色のコートの下に白いワンピースを纏い、鮫の尻尾と背鰭を生やし、2つの裾口からはサイバーチックな鮫の頭部が出現している白髪の灰色肌の少女だ。
「
クララ「「レムノン」の能力!フィールドのエネミーを1体手札に戻すよ!そしてそのエネミーが自分のエネミーなら、そのエネミーをもう1回、呼ぶ事が出来るよ〜!」
「レムノン」が片腕の鮫の口を開き、海中に突っ込ませるとそれを中心に小さな渦が出現し、「ファンディーネ」の足元の海面に渦が出現し、竜巻となると「ファンディーネ」がその竜巻に包まれ、消える。
クララ 手札6→7
クララ「手札に戻った「ファンディーネ」をもう1回フィールドに!」
クララ 手札7→6
すると海中から「ファンディーネ」が再び現れる。
下っ端A「態々手札に?」
クララ「「夢幻に揺蕩う大海」の効果が2回発動〜!そして「レムノン」の第2の能力が発動!カードを引く効果が発動した時、その効果全ての枚数を1枚増やせるんだ〜!だからカードを4枚引いて、手札から3枚をデッキの上かセメタリーに置けるよ〜!」
クララ 手札6→10→7→11→8
2回ともデッキの上に戻しての繰り返し。
クララ「「ファンディーネ」の能力!カードを2枚引いて、引いたカードのコストを0に!そして「レムノン」の能力で枚数が増えるよ〜!」
モア「って事は...3枚分コストが0に!?」
クララ 手札8→11
クララ「コストが0になった「
するとフィールドの海中に巨大な影が浮かび、飛沫を上げながら空へと浮上していく。全体的に青白い体色をし、身体を囲う様に青白い魔法文字が回転しながら繋がっている巨大な鯨が姿を現し、その頭上には遊園地の様な物が建っていた。
「
クララ「「プットスリープ・ホエール」の能力!相手に4ダメージを与えるよ!」
「プットスリープ・ホエール」が口を開くと魔法陣が展開され、衝撃波を放つ。
下っ端A「ぐぁ!?」
下っ端A ライフ8→4
下っ端A「くっ...!だがこれで貴様は終わりだ!」
クララ「...?」
下っ端A「アクセルスペル!「苦痛なる恩讐」!」
下っ端A 手札8→7
「苦痛なる恩讐」 コスト4 アクセルスペル 赤・黒
下っ端A「俺がダメージを受けた時、相手にもそのダメージを与える!」
モア「!拙いわ!?」
下っ端Aの周りに現れた黒い正気を纏った無数の怨念がクララに襲い掛かる。
下っ端A「消えろ!これで「心象顕身」は私の物となり、私は幹部に...!」
しかし、怨念とクララの間に「ファンディーネ」が割り込み、海面に手を添えると怨念を閉じ込める様に海面から水柱が立ち、水の檻となるとそのまま螺旋状に隙間なく閉じ込め、収縮すると消える様に弾ける。
下っ端A・モア達「...!?」
クララ「ごめんねお兄さん?「ファンディーネ」がいるとそのカード意味無くなっちゃうの...。」
下っ端A「は...?」
クララ「「パラダイス・ファンディーネ」はね?自分のライフが減少する効果を全部無効にしちゃうの。だから効果ダメージやライフ消失が効かなくなるから攻撃しないとライフ減らせないの。」
下っ端A「そ、そんな...。」
クララ「それともう1つ謝らないといけないの。「パラダイス・ファンディーネ」の能力で手札からカードを1枚捨てるとそのカードのコスト3につき、1ダメージを相手に与えるの。だから手札にあるコストが0になっていない「プットスリープ・ホエール」を捨てて、お兄さんに3ダメージを与えるね?」
クララ 手札11→10
ファンディーネ「よ〜しいっくよ〜!」
「ファンディーネ」が手を動かすと下っ端Aの周りの海面から無数の鋭利な水の棘が飛び出す。
下っ端A「ぐぁ!?」
下っ端A ライフ4→1
クララ「それじゃあ、「カーバンクル」で止めだよ〜!」
すると「クリスタリング・カーバンクル」が海面を走る。
下っ端A「させるか!防御して...!」
クララ「「カーバンクル」は防御されないよ〜!」
下っ端A「な...!?」
「クリスタリング・カーバンクル」は海中に潜ると下っ端Aの前に飛び出し、鋭い爪でライフを斬り裂く。
下っ端A「ぐぁぁぁぁぁぁっ!!?」
下っ端A ライフ1→0