エネミー・ドライブS   作:七蜘蛛

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勧誘と拒否(ライト視点・途中ツヴァイ視点)

 

ライトside.

 

カルギと呼ばれた同年代の少年がザケルと呼ばれる男を倒し、フィールドから戻るとクララと呼ばれた少女の方も終わったらしく、ザケルとその部下達は警備員やファイトの間に通報を受けてやってきた警察やファイト・ガーディアンの人達が拘束し、護送車へと連行している。僕は辺りを見渡すとカルギとクララを見つけ、2人の元へ駆け寄った。

 

ライト「皆を助けてくれてありがとう。」

 

セイバー「お陰で負傷者が出る事は無かった。」

 

カルギ「気にすんな!アイツらを懲らしめるのは俺達の仕事だからな!」

 

クララ「汚物は消毒だぁ〜♪」

 

カルギ「クララ、その言葉どこで覚えたんだ?」

 

このやり取りを見る限り2人は仲がいいみたいだね。それにしてもこの2人はもしかしてあの男達について何か知ってるのかな?さっきのファイトでも彼が使っていた「心象顕身」っていうエネミーカードに凄い反応していたけど...これだけの腕前で有名じゃないのは不思議だけど、あの男達が欲しているカードを所持していて、何者なのか知っていそうな事、更には一方的に勝利した腕前を持っているなら勧誘した方がいいかもしれない!

 

ライト「2人とも、少しいいかな?」

 

カルギ「ん?どした?」

 

ライト「さっきの男達の組織に対抗する為に、2人には是非、ファイト・ガーディアンに入って欲しいんだ。」

 

クララ「ファイト・ガーディアン?」

 

カルギ「...一応聞かせてくれ。」

 

ライト「勿論。」

 


 

僕は2人にファイト・ガーディアンの事やあの男達の組織について話した、あの男達の組織についてはまだ全然わかっていないけど取り返しのつかない事をしようとしている事は分かる!

 

カルギ「...。」

 

ライト「どうかな?」

 

クララ「うーん...?」

 

こっちとしても2人の力は必要不可欠なんだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カルギ「悪いがお断りだ。」

 

ライト「えっ...!?」

 

彼はそう言うと投げつけた出前箱を持ち上げた。

 

カルギ「俺の仕事は腹を空かせている奴に弁当を食わせてやる事だ。戦う事じゃない。」

 

クララ「そうだね〜。」

 

ライト「でも、僕らには君達の力が必要なんだ!」

 

カルギ「言いたい事は分かるぜ?だが俺達にも立場(・・)ってのがある。」

 

クララ「それにクラ達はお弁当屋さんの手伝いとは別で本業(・・)もあるから無理だも〜ん。」

 

セイバー「本業?」

 

カルギ「クララ、ストップだ。」

 

クララの口をカルギが押さえた、本業って一体...?

 

カルギ「兎に角、俺達には俺達のやるべき事がある。じゃあな!」

 

彼はそう言うと手に持った片方の出前箱を持ち上げると中から白い煙が噴き出して辺りを包んだ!?

 

ライト「ゴホゴホ...!」

 

煙が晴れると彼らの姿がどこにも見当たらなかった。

 

セイバー「逃げられたか...。」

 

「ライト君!」

 

すると背後から呼ぶ声が聞こえ、振り返るとファイト・ガーディアンでの先輩であり、僕が所属する部隊のリーダーである「桐原リュウセイ」さんがやって来た。

 

ライト「リュウセイさん!」

 

リュウセイ「彼らは?」

 

ライト「すいません、見失いました...。」

 

リュウセイ「仕方ないさ。それにあの組織を追う以上、またいずれか会う事になると思うさ。」

 

それもそうかな。

 

その後は学校側とファイト・ガーディアン側から大会は明日へと変更される事と今日は自宅で待機する様に言い付けられた。

 


 

ツヴァイside.

 

AC:骸城カンパニー・社長室

 

「精札公園での騒動は以上になります。」

 

ツヴァイ「ご苦労様です。後はこちらで纏めておきます。」

 

「畏まりました。」

 

俺がそう言うと、報告に来た社員はエレベーターに乗り、人間界の会社へと戻っていった。

 

ツイ「...これでまた一歩、事が進んだ...。」

 

ツヴァイ「えぇ、そうですね。」

 

ツイは...窓の外の光景を眺めてるな。するとエレベーターの到着音が聞こえ、そちらを向き、エレベーターの扉が開くと、乗っていた人物達を見て、俺は丁寧にお辞儀をする。

 

ツイ「お待ちしておりました、カルギ様、クララ

様。」

 

カルギ「よっ!」

 

クララ「いぇ〜い!」

 

最高位幹部の2人、成上カルギと刺水クララがやって来た様だ。

 




因みに最後のカンパニーでの光景はアニメで映ってる提になっています。
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