ボクのヒーローアカデミア くらっしゅ!! 作:ぺぺぺぺぺぺぺ
昼食から帰ってきたオールマイト・メスガキ・洸汰の3人は教師陣(というか実質保護者)にだけあったことを報告し、生徒たちには特に周知はしなかった。警察にマスキュラーを引き渡したあとは、そのまま合宿所に飛んで帰ってきて、それで終わりだ。オールマイトがぶちのめしたので警察も顔パスというか、観光客が撮っていた動画なんかもあるのであとは事務所の方にヨロシク! でやることは終了。洸汰くんはスッキリした表情になっているが、オールマイトにとってもメスガキにとってもただの日常の一部に過ぎない、少年が夢へと一歩進んだ事以外はことさらに騒ぐほどのことでもない出来事だった。
「リノちゃーん! 見てみて! ほらっ!」
「おーっ! ライトセーバー! 一気に進んだねっ」
葉隠は午後3時の日差しを片手に集めて剣のように持っている。それはまさに光の剣、勇者の武器感がすごいビジュアルだ。
「かっこいいでしょ! ちなみに威力は……ゼロ♡」
「まぁそうだよね……顔に当てれば怯むだろうし、じっと見てたら網膜は傷つくだろうけど……」
まぁ現時点で何らかの成果が出ただけでもめちゃくちゃすごい。この上威力まで求めるのは高望みし過ぎである。合宿中にできればいいよ(雄英高校で求められる水準)。
「レーザービーム! はまだちょっと難しいかも! でも集光は結構相性がいい気がする!」
「それならモモちゃんにお願いしてアルミン酸ストロンチウムを作ってもらうと良いかも!」
「??? なにそれ??」
「明るい所にしばらくおいておくと暗闇で光るやつ……蓄光素材だね! まぁボクは光そのものを発生させられるけど、透ちゃんは「蓄える」ステップを挟めば扱える光の規模が大きくなると思うし、将来的には朝チャージして夜ビームみたいにできるかも?」
実用品でもあるが、子供がめっちゃ好きなやつである。何が楽しいのかは分からんがとにかく暗いところで光ると楽しい。理由はわからない。非日常感かな? 透ちゃんはメスガキの語る未来予想図がお気に召したらしくハイテンションになった。
「おおおおお! すごい! 夢いっぱい! ヤオモモにお願いしてみるね! がんばるぞーっ!」
「ライトのそばに置いといて、日陰に行った時に観察して蓄光のイメージを高めるといいよ! 頑張ってねっ!」
少し離れたところではオールマイトが虎のところで我ーズブートキャンプ(古)をやっているフィジカル組とともに体を動かしている。洸汰くんも一緒に鍛えているようで、どうやら体を鍛えることに興味を持ったらしい。まぁ両親ゆかりの地で両親の仇をカッコよくぶちのめしたオールマイトへのあこがれが実像になったというか、何処か遠かった『スーパーヒーロー』は本当にいたんだ! とモチベマシマシになるのは当然だし、将来にもいい影響があるだろう。生徒たちも疲れでちょっとダレてきていたのが子供の目線が追加されたことでいい意味で緊張感を取り戻した。
「今だ緑谷! 撃ってこい!」
「はい! デトロイトスマーッシュ!!」
虎が『軟体』の〝個性〟で軽く回避する。通常の人間には出来ない回避をする虎は緑谷の予測や作戦を定めて行動するスタイルだとちょっと相性負けしてしまいカスリもしない。まぁ技名くらいはさぁ、フォロワーなんだなぁで済ませてやってもいいと思うけど。もはやクラスメイトは誰も気にしてないけど本当そういうとこだぞクソナード。リスペクトで済ますのも限界があるからな?
「まだまだァ! ワンモアセッ!!」
「ハイッ!!」
虎もクソナードとオールマイトを並べて見て「なんか緑谷とオールマイトの〝個性〟似ておるな……」と思ってる。ちなみにラグドールには『弱点』が違って見えているので同じ〝個性〟だとは思っていない。緑谷は『体に馴染みきっておらず制御が難しい』、オールマイトは『力のストックが尽きれば使えなくなる』『メスガキに頭が上がらない』と見えている。
「リノちゃーん!」
「あ、三奈ちゃん。どうしたの?」
「葉隠から聞いたんだけど、アドバイスすっごい的確らしいじゃん! 私にもちょーだい!」
「ん~、三奈ちゃんはどんな方向性が良いの? 例えば~、色々な役立つ酸の種類を増やすとか、液体操作系能力として伸ばすとか、ヴィジョンはある?」
「えー? 全然考えてなかった!」
瞬間瞬間を全力で生きる女、芦戸三奈。計画性などはまるでない。ただ天才肌なので一度これと決めた時の集中力はすごい。
「三奈ちゃん結構自由に形操れてるよね! そっち伸ばしても良いかも? すぐに成果が出そうなのだと……洸汰くんみたいに水鉄砲にして撃ち出すとか!」
「え、あの子そういう〝個性〟なんだ! お願いして見せてもらおっと! ありがとー!」
虎が丁寧に我ーズブートキャンプ(子供向け)を教えているところに近づいていく芦戸。少年はいきなりよく知らない陽キャに絡まれて最初はちょっと面食らっていたが少し話すとすぐに打ち解け二人でダンスしながら〝個性〟を見せあった。
「やってるね、ホーリーナイト!」
「ピクシーボブ! ぼちぼちですね! いろんな〝個性〟の分析、それによる出来そうなことの予想、なんだか緑谷くんになった気分です!」
クソナードみたいでやんした……。他人に言ったら「え? それどういう意味で言ってる?」と空気がヒリつくやつである。褒め言葉にも貶し言葉にもなるからだ(比率は3:7くらい)。
「その調子で頑張ってね! あ、そう言えば今日の夜はお待ちかねのレクがあるよ!」
「ええ、今から楽しみですっ! ……肝試し!!」
「さぁーっ! 食器の片付けも終わってついに来たよ!」
「試そー! 肝!! キモキモッ! キモッ!!」
肘から直角に曲げた両腕をブンブンと振り回し全身で喜びを表現する陽キャ。陽キャは肝試しが大好きなのだ。理由はわからない。非日常感かな?
「テンションたっか……ウチ怖いの苦手……」
「だいじょーぶっ! ボクが守ってあげるよぉ! さっ手を繋ごうねっ!」
ここぞとばかりにドヤるメスガキ。普段はどちらかと言うと響香に面倒を見られている方なので貴重な機会にものすごく張り切っている。本当にガキンチョ。
「組み合わせはくじだよ! 組めるように祈りまくりなー! そしてェェ──ェ! これはクラス対抗戦よ!」
ノリノリのワイプシ。マンダレイだけはちょっとシラケてる。最初はB組が脅かし役ということでもうすでにスタンバイしているらしくルール説明が始まった。
「二人一組で3分おきに出発! 約15分のルートの真ん中に名前を書いたお札があるからそれを持って帰ってきてね! 一本道だから迷う心配はないわよ!」
「脅かすのは直接接触禁止にゃん! みんな〝個性〟を駆使して脅かしまくれー!」
「より多くの人数を失禁させたクラスが勝者! 創意工夫が試されるぞ!」
「失禁て」
「マジで漏らしたらどうすれば良いんだろうな」
「お前は初日に前科あるしな」
「前科って言うな! つーかおかしいだろォ!? なんでまた失き……ん?」
「何に気付いた? あ、今のナシ。やっぱ言わなくていいわ」
峰田はおかしな連想をしたようだがワイプシはそんなんじゃないもん! 変な性癖があるかのような邪推はやめろ! マンダレイだけシケ面な理由を見出すな! やめてください汚い……!
「なるほど……これも〝個性〟をどのように使うかの試行錯誤の一環なのですね!」
飯田はなんでもポジティブに解釈してくれて助かる。泣ける。委員長ありがたい。泣ける。ちょうど切らしてた。
「それじゃあくじを引いてねー!」
くじの結果は以下の通りとなった。
① 爆豪 & 新斗
② 上鳴 & 飯田
③ 轟 & 切島
④ 葉隠 & 青山
⑤ 麗日 & 口田
⑥ 常闇 & 峰田
⑦ 芦戸 & 八百万
⑧ 瀬呂 & 障子
⑨ 尾白 & 蛙吹
⑩ 緑谷 & 耳郎
「緑谷くん♡くじ交換しよっ♡」
「僕はいいけど、その……」
「おいふざけんな何だその地獄の二択は!」
かっちゃんはガチ焦りである。交換やめろ! と怒鳴ればメスガキと組みたがっていることになる。交換しろ! といえばクソナードと組むことになる。もはや征くも退くも叶わぬどん詰まりである。と、思ってるけど別にもう一回交換すればいいじゃん(いいじゃん)。焦りすぎてそこまで思考が回っていない。このような無様を晒さぬようヒーローとは常に冷静でなくてはならないのだ。
「交換は認めませえええええん! くじの意味なくなるでしょ!」
「うむ。突発的なチームアップはヒーローにはよくあること。そしてそれは相性の良い人物であるとは限らぬ。そういうことだ」
「うー……響香ちゃん……一緒に居られなくてごめん……」
「俺にも謝罪しろクソガキ」
へ……ヘイトスピーチ……くじで一緒になっただけの人物にこの悪態を通り越した人間性を疑われるクズ発言。だがよく考えて欲しい。ここで求めている謝罪とはなんだろうか。「俺と組みたくないって言ったことを謝れ」だろうか? 女々しい。みみっちい。俺と……組みたがれ!
「み、緑谷ならまぁ……安心感あるし……大丈夫……」
響香ちゃんは怖いのが苦手らしい。フィジカル強者であり、現在のオカルト的雰囲気に全くビビってないすっとぼけ顔の緑谷はこの状況だと頼もしく見えたらしく心なしか響香ちゃんはクソナードに歩み寄った。麗日はそれをじーっと見ている。何を考えているか分からなくて怖い。いつも表情豊かなお茶子ちゃんの「無」の顔。もし響香ちゃんが振り向いていたらあまりの恐ろしさに叫び声を上げただろう。
「爆豪くんはさぁ~……ボクと組めることをもっと喜んだら? この最高に可愛いボクに怖がったふりして抱きついたり出来るんだよ? 未曾有のチャンスでしょ?」
それは男子が女子にされることを期待するやつであって男子が女子にやるのはかなり情けないやつでは? おっと男女差別はヨクナイね!
「てめぇとこれから15分間二人で過ごすかと思うと目眩がするわ」
うんまぁ、一理ある。顔と声が可愛いからって何でも許せるわけじゃないもんな。爆豪、未だ弱者。他者を許せぬ弱きもの。クソ雑魚オスガキとしても勢いがなくて格下。メスガキの完全下位互換。
「……ふーん! そういう事言うんだ? ちょっと分からせてやろうかなぁ~」
そう言うとメスガキは〝個性〟を駆使して小さなステージを作りライトアップした。まるでアイドルのライブのような空気を一瞬で作り、歌って踊り出した。無駄に美声で無駄にいい動きだ。BGMはまだあまり質が高くない。
「わー! 可愛い! すごい! 歌うまぁ!?」
「うひょー! スカートヒラヒラしてる! いいぞー! もっと踊れー!」
いち早く反応したのは芦戸と峰田だ。他はまだポカーンとしてる。三奈ちゃんはダンスやってるからな(ダンス万能説)。峰田はメスガキのスカートがひらつき出した瞬間にテンションMAXになった。メスガキはいつもスカートがヒラヒラしているので峰田もいつも注目しているのだ。パンツは未だ見られていないが峰田はそこがたまらないらしい。ハァ……本物……!
「……すげえ! マジでアイドルみたいだな!」
「多才すぎでしょ! 何なら出来ないのー!?」
落ち着いたコミュニケーションかな……今踊ってるのも外面はバッチリだが内実はかっちゃんが生意気だから黙らせてやろうみたいな本当にしょうもない幼稚なおゆうぎ会だからよ……。他のクラスメイトもメスガキオンステージを見ているとテンションが上がってきたようだ。響香ちゃんもちょっと恐怖が紛れたらしく笑顔を浮かべて足でリズムをとっている。
「……!」
賢い爆豪は気付いた。全く肝試しと関係がなくむしろ逆に雰囲気を壊す行動にもかかわらずワイプシが何も言わず見守っている。〝個性〟の創意工夫。その趣旨に反していないからだ。自分は何を考えていた? 15分景色を見ながらぼんやり歩いて過ごすつもりだったのか? 圧倒的に負けてるのに? 腑抜けてたんじゃねえか? A組が脅かす側になった時、爆破でどう脅かすか、真剣に考えていたか? 適当に爆発させれば音でビビるだろ、そう思考停止していたんじゃないか。そんなスケアジャンプは嫌いなはずなのに。
「ちっ……おい、いい加減にしろ! さっさと始めんぞ!」
「もー♡早くボクと二人きりになりたいって? せっかち~♡」
「くっ……クソガキがァ……!」
屈辱オブ屈辱。このクソカスはこの言葉を引き出して愚弄するのが目的だったのだろう。幼稚な情緒に紛れがちだがこいつはよくそういうことをする。まぁでもいちいち挑発的な言動を真に受ける爆豪が少数派だから……みんな素直にすごーいって言ってるしメスガキはそっちで満足してるので。もはやここからかっちゃんが何を言っても無駄だ。すべての言動がメスガキに都合よく聞こえてしまう場を作られてしまった。爆豪はむっつりと黙り込みひたすら耐えるモードに切り替えた。
「それじゃしゅっぱーつ!」
「……」
意気揚々と遊歩道を進んでいくメスガキに考え事をしながらついていく爆豪。視線は自然と足元に寄っていた。『土流』で固めた道か? などと思いながら石などもなく水はけも良さそうなよく整備された地面をほんのりいい気分で眺めていると唐突に地面からにゅっと人間の頭が出てきて爆豪はビクっとした。
「あ、唯ちゃん! 『柔化』した地面に潜ってたの? 体張ってる!」
「ん」
「あちゃー、黎乃はビビんなかったか」
「一佳ちゃんも居たんだね! 出てきちゃっていいの?」
「フフ……宣戦布告だよ! 私らB組が黎乃を……絶対ビビらせる! ってね!」
「みんなめっちゃやる気だから。リベンジに燃えてんの」
「肝試しじゃあ負けねえぜぇ! クラス全体で勝ぁつ!」
ぬるっと茂みから出てきたのは『柔化』の〝個性〟を持つ『
「おーっ! いいねぇー! 楽しみーっ! あ、長く留まって次の人に見られたら邪魔しちゃうね! 行こっ爆豪くん!」
「テメェがしきんなクソがよ……」
「……頑張れよ、爆豪」
骨抜くんはもうすでにちょっとぐんにゃりしてるかっちゃんを優しく激励した。骨抜自身はメスガキと上手く付き合えるタイプだが爆豪はそうじゃないだろうなぁと柔軟に考えられるので。
「やー、面白かったねぇ? キミはビビってたけど♡」
イライラしつつも周囲を警戒する爆豪。今度はビビらねえ。おそらく数人で組んでいくつかのグループに分かれているはずだ。B組の奴らは訓練の時も数人纏まって行動していることが多かった。さっきの奴らは4人。全5~6グループか? 中間地点までに少なくとももう一度仕掛けてくるはずだ。
「中間地点までにもう一度仕掛けてくるはずだ。って、考えたでしょお?」
ぞわっ。唐突に思考を読まれ耳元で囁かれたことで総毛立つ。
「て、てめぇ……」
「くふふ♡油断してたねぇ~? ダメだよぉ?」
こいつ本当にクソガキ。分かっていたつもりで分かっていなかった。こいつは『味方』ではない! とはいえイライラしながらメスガキの言葉の意味を考える。確かに全体に均等に分布する前提で考えたのは失態だった。恐怖……失禁を誘発するには意表を突き、畳み掛けなければならない。つまりおそらく、後半一気になだれ込んでくる可能性のほうが高いだろう。まだちょっと真剣になりきれていなかったことを反省し、意識を切り替える。これは戦いだ。心と膀胱を試す戦い。
(B組のメンタル面については今考慮することじゃねえ。つーか材料がねぇ。だが、狙うなら女。人体構造的に女のほうが失禁しやすい。このクソガキが狙われてるのもそのせいに違いねえ)
こいつは何を真剣に考えているんだろう? でも原作でそういう勝負だから俺(作者)も真面目に考えざるを得ないんだよ。男性の尿道の長さが約15〜20cm。女性はその5分の1程度の3~4cm。男はちんちんでぐっと我慢できるけど、ちんちんがないとそれはできない。さらに言えば女性は骨盤の形が出産に適していて骨盤底筋があまり強くない、つまり出すのが得意ってことでこの勝負めっちゃ不利。ワイプシは一体何を考えてるんでしょうね。
「あちきだよー!!」
びくっ。中間地点が見えてきてあそこから名前書いた札取ればいいんだな、と考えていた爆豪は意表を突かれた。ラグドールに。マジ意味分かんねえもん。
(なんなんだよこのクソ猫。クラス対抗失禁勝負なのになんでテメェが脅かしてくる?)
「ラグドール! さっきぶりですね! 急いで移動したんですか?」
「そうにゃん! あわよくば目の前で失禁するところが見たくてにゃん!」
おっ。なんだ、ヘイト二次創作か? このような不当な表現は許されない。トイレ休憩すべきタイミングでいきなり崖下に転落させたり、肝試しの勝敗を失禁で競おうとしたからって、不当なレッテル貼りではないか? 俺は正当な読者。って方はお目溢しください。気に触ったら謝ります。どうもすみませんでした。でも……明らかに“そう”ですよね?
「まさかてめぇら……しょうもない趣味満たしてんじゃねえだろうな……」
「ギクー! なんのことか分からないにゃんねぇ。さ、早く行った行った!」
何がギクーだ? 楽しんでるだろ。そういう言葉をぐっと飲み込む。誰のためのレクだ? あ? という言葉も飲み込む。しょうもな、付き合ってられねえ。という言葉も飲み込む。勝ってからだ。勝利したあとに言わねえと負け犬の遠吠えってことにされる。完膚なきまでに勝利してから、言う。
(ちっ……なんなんだクソが……だがB組もマジで勝とうとしてんのは確かだ……そうじゃなきゃこのクソガキをタゲったりしねえ。サイドテール(拳藤)が宣戦布告とかカッコつけてたがよってたかってお漏らしさせようとしてると考えたら虚しくなってくるわ)
そんな事を考えているとぞくぞく……と得体の知れない恐怖感を覚える。なんだ? 何かが……何かがおかしい。
(なんだこれ……? どうなってやがる?)
ぞわぞわ……ハラハラ……理由もなく焦りが募る。……B組のやつの〝個性〟か?
「お」
いきなり茂みの中からなにかが跳ねて、地面に落ちる音がした。何がいやがるんだ?
「ん~? ああ、オノマトペでビビらされてるんだ。それを『ツインインパクト』で跳ねさせたのかな?」
(クソガキは全然ビビってねえ。そうか、そもそもこいつはB組の〝個性〟を把握してやがるんだ。『未知』じゃねえから恐怖が生まれるはずもねえってことか)
すーっと道の先を何かが横切る。何かが溶けかけているような、よく分からない白い塊だ。爆豪は当然ビクっとなった。焦って周囲を見渡すと森の中の至るところに白い塊がありこっちを見ている……気がする。足早にそのエリアから立ち去る。
「!?」
少し進んだところで何かが浮遊しながらこちらに近づいてくる。生首だ。男女らしき生首がゆらゆらとゆれながら木々の間を縫ってこちらにゆっくりと近づいてくる。一人だったら駆け出していただろう。だがこれは肝試しで、これはB組の奴らの『攻撃』に過ぎない。そのはずだ。
「肝試しってさぁ~。本物が混ざる、なんて話をよく聞くよねぇ~? 今まで見てきたモノの中に居ないといいね」
「タチサレ……タチサレ……」
「……ちっ、声を送る〝個性〟か? クソが……」
地獄の底から響くような声に気を取られた一瞬で生首は消えていた。
(男女の首……? どんな〝個性〟でそれが出来る……? 幻覚か? いや、身体を切り離してる女がB組にいたはずだ。そいつか)
かさかさかさ……周囲から明らかになにか、何かがいる音がする。姿は見えない。周囲を見渡していると道の先に何かが立っているのに気付いた。人らしきシルエットだが、全身にびっしりと茸が生えたおぞましい姿をしていた。
「!!!」
ぎくり、と身体が硬直した。実戦であれば致命的であっただろうそれ。怪物は近寄ってくるでもなく、そのまま茂みに消えていった。
「…………さっさと行くぞクソガキ……!?」
いない。横に居たはずのメスガキが居ない。化け物に気を取られた一瞬で消えた? いや、いつから居なかった? なぜ消える? なにがしたい? まさかこれは肝試しではなく
「はい、チェック終了! あとはあなた達が脅かす番になるまでゆっくりしてていいわよ!」
スタート地点に戻ってきたら当然入る。そう、勝敗のチェック……失禁チェックだ。この勝負は失禁したかどうかを確認しなければならないのだ。何処をどうやって確認するか? 言わなきゃわかりませんか? ワイプシの性癖が言いがかりだと思う方はこの現実にしっかりと向き合っていただきたい。
「クソガキテメェ…………なんでもねえ……」
なんでおいていきやがった。とか言うとマジ情けなく聞こえるので言えなかった。言えないことを分かった上で置いていったのだろう。こいつ本当にクソ。ルールでは一緒に行動しろとは言われていないので別行動に問題があるわけではない。普通はしないだけ。出発時に二人一組であることだけしか指定されていないのだ。メスガキはB組の脅かしを全員分確認した瞬間飛んで帰った。今は順番が後半なのでまだ出発していない響香ちゃんに抱きしめられてご満悦だ。
「ボクといるの嫌そうだったし、B組のみんなの頑張りは全部見たから先に帰ってあげたんだけど、嫌だったの~?」
にやにや。にやにや。そう、当然分かってやっている。こうしたら爆豪が怖がるだろうなぁと思って無音で空へ飛び上がり、そのまますいーっとこっそり去った。クソガキすぎる……。でもかっちゃんも悪いんだよ。悪態ばっかじゃうんざりされても当然でしかないし。素直に可愛い女の子と一緒に居たいって言えばいいのに。
「それじゃー次はウララカキティとアニマルキティね!」
「い、行ってくる~……」
「虫、出ないといいな……」
口田はオカルトよりそっちの現実的な恐怖があるようだ。つまり全然頼りにならない。ビビリ&ビビリである。B組のわからせは割とハイクオリティなので失禁あるかも分からんね……。
「オイラも女子とが良かったなぁ……」
「俺では不服か、峰田」
「そういうわけじゃねえけどよぉ……あ、そうだ。黒影って女の子だったりしねぇの?」
「ん? ……考えたこともなかったが、俺の〝個性〟なんだから男なんじゃないか」
「いやいやそうとは限らねぇだろ? こういうのって対になってるパターンもあるじゃねえか」
ソワ……。
「……まぁ、性別など確かめようもないのだから考えてもしょうがないだろう」
議論を終わらせた、ように見えて実は保留。ちょっとありだな、と思っているのだ。
「
メスガキは興味があったようで話に入ってきた。常闇くんはメスガキのことを密かに目標にして技をパクったり(彼の視点だと既にあったメスガキの技を自分がパクったことになってる)してるのでなるべく頼みなどは聞きたいと思ってる。なので夜はあんまり出したくない
「……
「ウオーッ! ヨルダー! オレハヤルゼーッ! ヤッテヤルー!」
「落ち着け。引っ込めるぞ」
「イジワルイウナヨー! ピッ!?」
メスガキが〝個性〟をピカッと光らせて
「お話ししよ?」
「ナ、ナンダヨォ……」
「キミって……男の子? 女の子?」
「エー? ドッチナノ? フミカゲェ」
「いや知らんが。お前はどっちだと思ってるんだ、
「シラナーイ! フミカゲトイッショガイイ!」
「うん! 女の子だねっ!」
「だな。これ女子だわ」
「彼氏の趣味が自分の趣味になるタイプだー!」
「フミカゲー! アソボー!」
「うーむ。まぁ性別がどうであっても
「アーッ」
「えー! 女の子なら出しといてくれよ!」
峰田は女子なら何でもいいのだろうか。まぁ常闇くんはエロトークに付き合ってくれなさそうなので間を持たせるために
「今は新斗が居るから出せたが暗闇で出すと暴走するやもしれん。緊急時でもなければ出すつもりはない」
「じゃあ新斗もついてきてくれよ!」
「それがOKなら響香ちゃんについていきたいんだけど」
「いいわけないでしょ……二人一組!」
人数増えたら性癖が満たしにくくなるからな。その時道の方からドタバタと音が聞こえ上鳴と飯田が戻ってきた。
「いやコエーよ! 何だあのバケモン! 飯田が居てくれてマジ良かった!」
「俺の方こそ上鳴くんの明るさに助けられたよ! ありがとう!」
「いや、めっちゃ冷静だったじゃんよ! 委員長組はやっぱすげーな!」
上鳴の中では八百万・飯田・メスガキ・クソナードはちょっと違うな、と一目置いているようだ。かっちゃんはそれを聞いて(自分が入っていないので)イラッとした。
「時間だよー! ヤミヤミキティとモギモギキティ! 出発ー!」
その後も3分ごとに各グループが出発、だいたい似たようなタイミングで先行組が帰ってきて失禁チェックされ、口々に感想を言い合った。ちなみに誰が失禁したとかは明かされない。最後に勝敗だけが発表されるスタイルだ。そんなこんなで最後の組、緑谷と耳郎の出発のタイミングとなった。ヒィヒィ言いながら急ぎ足で帰ってきたお茶子ちゃんはイヤホンジャックが緑谷の腕に巻き付いているのを見てまたしても『無』の顔になり口田を戦慄させた。
「響香ちゃん! 気をつけてねっ! 大丈夫、ぜーんぶ偽物だからさっ! 本物なんてボク見たことないもん!」
「ん、ありがと……行ってくる……緑谷よろしくね……」
「うん! よろしくね耳郎さん! 大丈夫! 僕は全然怖くないタイプだから!」
クソナードは響香ちゃんがあまりにも怖がっているので脳がレスキューモードに切り替わっていて「女子と二人きり」のような雑念が一切抜けていたうえ、相手を安心させるというレスキューの基本を実践しているのでなんか普通に頼もしい感じだった。響香ちゃんもだいぶ安心したようでほんのり笑顔を浮かべてなんかめっちゃええ感じの雰囲気で遊歩道へ入っていった。
「うわぁ……雰囲気ある……ひっ! い、今叫び声がぁ! 緑谷ぁ!」
「大丈夫! あれは芦戸さんのはしゃぐ声だよ!」
「そ、そう? よかったぁ」
(耳郎さんのほうが僕よりずっと耳が良いのに……本当に怖いんだろうな。ここはひとつオールマイトに倣って爆笑ギャグで気を紛らわそう!)
クソナードのギャグセンスはゴミなので約束された失敗である。オールマイトのギャグはつまらないがちゃんとギャグにはなっている。しかしクソナードのギャグはギャグの体裁すら危ういギャグ未満のなにかだ。案の定響香ちゃんは全く笑わなかった。ただ話をして気を紛らわすという目的自体は達成できたようで、ぽつぽつと雑談がでてくるようになった。
「……緑谷ってさ……ごめん、やっぱなんでもない」
「え、何? 気になるとこで切らないで!?」
「いや、プライベートの突っ込んだ話をしそうになった。聞かなかったことにして」
「う、うーん……なんか皆たまにそうやって似たような感じで濁すんだけど、聞いちゃダメかな……」
「……じゃあ聞くけど……緑谷って……オールマイトの隠し子なんだよね……?」
「……え!? ち、違うから! いやそうだったとしても違うって言うだろうから説得力ないと思うけどそんなんじゃなくって」
「あ、うん、したい話はその次っていうか……その……オールマイト、体調は大丈夫……?」
「!! ……え、えーっと、最近は元気そうかも! あはは! ……あはは……」
なぜクソナードが体調云々を知っているのか。『答え合わせ』……って事か?
「ん、そっか。I・アイランドでなんかすごく元気そうにしてたから、良くなった……んだよね? 活動限界ってやつ」
教師が知ってたんだから息子も知ってるだろう、と思って話を出してみる響香。まぁクソナードとオールマイトの蜜月()はもはや公然の秘密なので知らないはずはないと思っているのだろう。実際知ってるし。緑谷はちょっと驚いたが、耳のいい耳郎さんなら知っててもおかしくないか、と観念して話し始めた。
「……うん、時間制限は殆どなくなったって言ってた。治療内容については何も言ってなかったけど、その、機密的なアレだと思う」
以前の時間制限は「時間を超過すれば肉体にガタが来てOFAが生命維持に専念してしまう」というものだったので内臓が復活した今は単純に残り火をどう消費するか、というペース配分の話になった。ご飯をもりもり食べられるようになったことで残り火の消耗も緩やかになったし、体調が回復すればするほどさらに緩やかになるだろう。完全に肉体が充足すれば生きてるだけで減る、ということはなくなると思われる。とはいえオールマイトの活動レベルだと食事等での補充より減少量のほうが多いので意識して溜め込まないと増えることはないが。
「良かった……でも、その、引退はするんだよね?」
「……そうだね。僕たちの卒業……ヒーローデビューまでは頑張りたいって言ってたけど……」
「あ、結構頑張るつもりなんだ。よかった……こう、空白期間みたいなのが出来たら世の中が荒れるかなってちょっと心配だったんだよね」
「あー、ホーリーナイトデビューまでのつなぎ期間かぁ……え、エンデヴァーもすごいヒーローなんだよ……?」
そう、クソナードから見たらエンデヴァーは未だ偉大な超かっこいい万年No2のままである。万年No2とは蔑称ではない。こう言っては何だが実質的な頂点ですらある。そういった認識にはエンデヴァー本人は腹を立てるだろうが……。
「それは分かるけど……比較対象がオールマイトとリノじゃ分が悪くない?」
「…………」
黙り込むクソナード。エンデヴァーを下げるようなことを言いたくなかったのだ。だって好きなんだもん……。事件解決数史上最多というのは小さな事件にまでくちばしを挟んで数を稼いだわけではない。ちゃんと事務所の規模に見合った事件を解決した正当なものだ。というかエンデヴァーは数で越えようとして数を稼いだりしたわけではなく、とにかく実績が欲しくて頑張ったら結果的に得たものだ。つまりエンデヴァーはある意味正攻法でオールマイトを超える実績を持つ超希少なヒーローなのだ。ランキングなどというものは切り取る部分を変えれば順位など動かせる。例えば20代女性に人気のヒーロー、とかにしたらホークスが1位になるだろう。そういった数字のトリックを使わないヒーロー活動での実績でオールマイトを超えているのはものすごく偉大なことなのである。
「新斗さんといえば、そのー……彼女の、ご両親のことなんだけど」
話を変えたいのもあってぶっこむクソナード。ちょっとオールマイトの深い部分の話をしてたのでラインが緩まっているようだ。まぁ緑谷はそういうの気にせずぶっ壊してくるからな、意外と。
「あー……やっぱアレで気付いちゃう人もいるよね……隠してる、ってほどでもないみたいなんだけど、気を遣われたくないみたい」
「やっぱりそっか……ん? いっつもめちゃくちゃ気遣われたそうにしてない?」
「まぁそうなんだけどそうじゃなくて、何ていうのかな、あの子意外と……ドライというか、シビアなんだよね、判定。気を許す相手とそうじゃない相手をはっきりわけてる」
「え!? そうかな? すっごく人懐っこく見えるけど……」
「んーとね、それは多分雄英だからなんだよ。雄英の生徒も先生も、あの子のお眼鏡にかなう相手しか居ないから目にする機会がないだけっていうか。ウチあの子の地元にうわ────!!?」
にゅっ、と地面から出てきた女の頭に反射的にイヤホンジャックをぶち当ててしまう響香。
「ん……ぐ……」
デコを強かにどつかれた小大は言葉少なに呻いている。
「あー! ご、ゴメン! 大丈夫!?」
一応咄嗟に肝試しのことを思い出して減速して目に入らないようにはしたが、フルパワーではないとはいえそれなりの速度で当たってしまったため後悔でいっぱいの表情になる響香。
「ちょっと見せて! ……意識清明、目は……瞳孔・対光反射異常なし、左右差なし」
緑谷がポケットから取り出したライトで眼を照らしたり日時を確認したりこれ何本に見える? とかやってる間にB組のメンバーも集まってきた。
「唯! 大丈夫?」
「ん」
「とりあえず大事はないみたいだね。痛みも引いてるみたいだし。でも素人の見様見真似だから先生方にも見てもらったほうが良いかも」
「ん……ありがとう」
「緑谷すごいね。レスキューってまだそんなに詳しく習ってないよな?」
「あ、うん。興味があって自主学習してるんだ。付け焼き刃だけどないよりは良いと思って」
「いや! ビシッとしててカッコよかったぜ、緑谷!」
「ん」
こくこくと頷く小大。鉄哲は素早く動けた緑谷に一気に好感をもったらしく肩をくんできた。
「ウチがビビりすぎたせいでほんとゴメン」
「いや、私の失態だ。出るタイミングはこっちで指定してるから、遠距離のある耳郎が来たならもっと遠くで合図すべきだった。唯、ごめん」
「んーん」
ふるふると首を振る小大。本当に気にしていないらしく拳藤と耳郎に向かってぐっと握りこぶしを握って元気をアピールしている。まだちょっと顔が赤いが既に痛みは引いたらしく平気そうないつもの無表情だ。
「出番も終わりだし私らはこのまま戻るけど……」
ちら、と小大とアイコンタクトを交わす拳藤。以心伝心、それだけで言いたいことが伝わる。
「うん、分かってる。耳郎、緑谷、気にせずこの先も楽しんでよ。っていうか気にするならむしろ思いっきり楽しめ!」
「ん!」
サムズアップする小大を見てようやく響香ちゃんは少し安心したらしく、気をつけてね、そっちこそ、みたいなやり取りをしてB組生徒に見送られながら先へ進んでいった。響香ちゃんは「怖くて楽しくない」と言い出せなかった……。
「うーん、やらかしちゃった……気をつけないとな……」
「あはは、そうだね。ちょっと確認が大げさになっちゃったけど小大さんは内出血とかもなかったし大丈夫だと思うよ!」
怖さよりも反省に思考が行ったようで響香もすっかりいつも通りのクールさに戻って中間地点の名前の札を手にした。
「あちきだよー!」
「うわあー!」
ラグドールは本当に何を考えてここに潜み生徒たちを脅かし続けたのだろう。夏の夜に森の中に一人潜むのはやはり特殊な趣味が原動力なのだろうか? そして響香ちゃんはジャンプスケアで叫ぶタイプらしい。今回はイヤホンジャックは飛び出さなかった。長女だから耐えられた。
「A組は二人が最後にゃんね! あ、あちきが脅かしてることはB組にはひみつね! にゃふふ」
「ラグドール……脅かし役がA組に切り替わって準備している間もここに居るとか言いませんよね?」
「え? にゃんで? 居るけど」
異常失禁愛者キャッツ!! ヒーローはそれなりにきつい仕事だ。そのせいでワイプシのメンバーは心の何処かに闇を抱えてしまったのかも知れない。〝個性〟が有用すぎて今後も雄英はワイルド・ワイルド・プッシーキャッツを頼ることになるのだろう。そして今後も失禁をかけた勝負をワイプシはやらせるのだろう。雄英はそれなりに金払いが良くお国の仕事なのでお上の覚えもめでたくなるが、ワイプシが求めているものはそんなものではない。マタタビ荘……内容からするとリーズナブルとはいえヒーローとガッツリ絡めるこの宿泊施設の料金はそこそこお高い。その儲けを……稼ぎ時の夏休みの1週間をふいにしてでも求めるものがあるのだ。失禁する高校生。そのためにやっている。それこそがワイプシの夏の楽しみなのだ。マンダレイはシラケ面でそれに付き合っている。だって高校の時からそんな感じの……仲間だもんげ!
独自設定とか
・ライトセーバー:フォームは多分アタール。
・デトロイトスマッシュ:原作でも合宿で「5%デトロイトスマッシュ!」とか叫んでる。身体がぶっ壊れる出力を「100%」と呼称してることに誰かツッコまなかったのかな。限界超えてるよね。
・弱点:適当です。オールマイト……。
・シラケマンダレイ:原作でも一人だけテンション低く突っ立ってる。
・ワイプシの性癖:あるでしょ!(クソナード感)
・くじ:作者都合のないガチくじで決めた組み合わせ。
・爆豪&新斗:笑った。やっぱ原作一番人気キャラはなにか持ってんなって思った。
・緑谷&耳郎:このタイミングでこの二人になるの笑っちゃうんだよね。原作主人公すげーわ。まだ明かす気のなかった情報がちょっと漏れた。
・轟&切島:描写無くてごめん。普通に楽しく過ごしたと思う。
・B組の脅かし方:一応全部考えてるので暇で暇でしょうがない人は略。まぁ役割なしで余ってる人結構いるから当たらんと思うけど。
・めすがきのうた:美声らしいよ。CV誰々とか言えるほど声優詳しくない。
・メスガキとB組:女子とはチアと初日で結構仲良くなった。
・ラグドール:だって脅かす意味ないよね?むしろルールからしたら邪魔だよね?
・タチサレ…タチサレ…:ガラガラ。
・アニマルキティ:口田くんに呼び方独自設定。どこかにあったら教えてください。
・黒影の性別:すまっしゅで『擬人化』の個性で女の子になってたから女の子にしておく。
・ヤミヤミとモギモギ:悪魔の実か?
・本物なんて見たことないもん:探したんでしょうねえ。
・事件解決数史上最多:本当にすごい。現役最多じゃなくて史上最多だからね。