ボクのヒーローアカデミア くらっしゅ!! 作:ぺぺぺぺぺぺぺ
「えーそれじゃあね! 講評に移りたいと思います!」
かわいいかわいい黎乃ちゃんはもうすでにドヤ顔である。『生き物ボイス』の〝個性〟を持つ『
「初期位置から一切動かずに終わらせたね! 何か理由があるのかな?」
クラスメイトたちはあまりに圧倒的な結果に戦慄している。身体測定では〝個性〟をどう使って記録を出しているのか分かっていなかった。ビルを覆うほど大量に〝個性〟を出せるとも思っていなかった。服を作ったりエフェクトを出したりなど、どちらかと言うと器用で精密な、視覚的な個性だと思っていた生徒が大半だ。身体能力は〝個性〟がなくても『測定不能』だった、という主張も彼女の〝個性〟に対するぼんやりとした理解を助長した。オールマイトは入試でロボを完全拘束している場面を見ているので、「精密性もコントロールもプロ顔負けだな!」と内心で思っただけで冷静だった。
「もちろんです! 最初にオールマイトが仰った屋内で凶悪
メスガキは理解しつつも言及しなかったが、口田の個性で動物を突入させ制圧させるのも被曝リスクを下げるために有効だろう。くじによる偶然であるが、それを想定に活かしたわけだ。『自身がビルに侵入せずに状況をクリアできる』可能性があるのはこの二人以外だと現時点では八百万のみで、その彼女もドローン等の制作には流石に時間がかかるため、制限時間内でのクリアは難しいだろう。まぁ『ビルから
「あー。やっぱ入らないのは無理なんだ」
「ところで核兵器って凍って大丈夫なの?」
「氷はある程度放射線を遮蔽しますし、仮に
「あの氷は表面だけっぽいから、急激な凍結による外側の金属と内部機構の熱収縮率の差で亀裂が生じるリスクはあるけどねっ! でも轟くんが居れば氷で包んだまま運搬できるから低リスクと言っていいんじゃないかな?」
(私さっき氷は核兵器にダメージ無いって言っちゃったな。誰も気づきませんように)
オールマイトがしょうもないお祈りをしている間にも生徒たちは口々に好き勝手なことを言っている。
「すげえんだろうけど新斗の後だとインパクト無いな。どんまい」
「どんまい!」
「どーんまい! どーんまい!」
相澤が聞いたらお説教モノである。お前らそのどんまい君と同じこと出来るのか? 敗北感を軽口で誤魔化すな。言ったやつも止めなかったやつも同罪として除籍だ(死を疑似体験させるための合理的虚偽)。幸か不幸かイレ先にも轟にも聞こえなかったが障子は引き続き真面目に索敵していたので聞こえてしまってため息をついた。とはいえ彼は人間が出来ているのでいちいちそんなことを報告してペアの気分を下げたりはしない。凍結している
「お疲れさん! 緑谷少年以外大きな怪我もなし! そして皆真摯に取り組み、大いに学んだな! 良くやったぞ!」
最後の講評が終了し、オールマイトが今日の総括を口にした。生徒たちは相澤とは違って『想像していた通りの雄英』って感じの授業に口々にオールマイトを称賛した。
「サンキュー少年少女たち! それじゃ私は緑谷少年に講評を聞かせてあげに行くから、君たちは着替えて教室に戻るように!」
「バヒューン」と走り去るオールマイトを生徒たちはやっぱりかっこいいな、と思いながら見送った。一方オールマイトは移動中もメスガキのロジハラも含めた本日の授業内容を頭の中で反芻し、反省し、もっと教師として精進せねば! と燃えていた。人間が出来ている。
翌日。朝から学校の前にはマスメディアが屯しており、生徒たちにオールマイトの授業についてインタビューしていた。No1ヒーローが雄英高校の教師になったことはそれなりに話題の出来事であり、世間の関心を集めている。しかし今日はまだオールマイトの教師生活二日目。授業に至っては1度しか行われておらず、今聞いて答えられる生徒は1年A組しか居なかったので、記者は連日の空振りもあってちょっと焦っていた。そんな中銀髪ツインテ美少女というかなり目立つ容姿の生徒がのこのこ歩いてきたので、なんか面白い話はないかと突っ込んでみたが、生意気そうな面に似合わず丁寧な態度で「メディア対応はまだ学んでおりませんのでご容赦ください」とだけ答えスタスタと歩き去っていった。丁度対応に出てきた相澤はそれを偶然目撃し一瞬こいつ誰だ? と思ったが、記者たちに対して本日オールマイトは非番であることを伝えお引き取り願った。その後食い下がった記者のせいで「雄英バリアー」と呼ばれる侵入者用のセキュリティが作動し、門は閉ざされた。相澤はため息をつきながら生徒たちの待つ教室へと向かった。
「昨日の戦闘訓練お疲れ。Vと成績見させてもらった。まず爆豪。お前いつまでガキのままで居るつもりだ? それじゃせっかくの能力も宝の持ち腐れだ。あと緑谷。昨日大怪我したのはお前だけだし、意識を失ったのもお前だけ、ってことを良く覚えとけ。両者ともにもっと危機感を持つこと。分かってるな?」
今まで雄英に合格者がいなかった中学校からの出身者二人だけがお小言を貰った。つまりそういう事である。爆豪は入学前に「初の合格者ということで箔が付く」などとイキっていたが、彼らに箔が付いているなどと思うものは居ない。むしろ両者ともに、高い能力を持ちながらなんか幼稚なところがある(緑谷は個性の制御、爆豪は性格)という問題点があり、クソ学校っぽいやつ来たー! と思われるのが関の山である。ちなみに折寺中学校の方は雄英に入学した生徒が二人も出たということで箔が付いている(笑)。
「さて、それでは本題に移る。急で悪いが今日は君らに学級委員長を決めてもらう」
お小言から始まるHRに生徒たちはぴりぴりした緊張感を覚えていたが、続いた言葉にテンションを上げて口々に自分がやる、やりたいと口にした。さすが高校生、やりたい盛りだ。ヒーロー科の生徒だけあって雑務という認識ではなくリーダーであること、目立つことを重視しているのだろう。
「静粛に! 学級委員長は多を牽引する責任重大な仕事、信頼あってこそ務まる聖務! やりたいでやれるものではないだろう! 民主主義に乗っ取り、投票で決めるべきではないだろうか!?」
その言葉に生徒は口々に反対意見を述べる。「まだ日も浅いのに信頼もクソもないわ」と言ったのは蛙吹梅雨。今日決めることになったのは相澤の決定なので半分教師批判である。鋼のメンタルだ。「そんなの自分に入れるだろ」とツッコミを入れるのは『硬化』の〝個性〟を持つ友情に熱い男『
「そもそも自薦禁止にすれば良くない? 自分で自分に入れる一票とか、最高峰の雄英にふさわしくない恥ずべき痴態だよっ!」
身体測定でだいぶ恥ずべき痴態を晒したメスガキの言葉ではあったが「それもそうだな」という空気になったので自薦禁止の投票が始まり、結果は以下の通りとなった。
新斗黎乃 :5票
飯田天哉 :5票
緑谷出久 :3票
八百万百 :3票
芦戸三奈 :1票
上鳴電気 :1票
切島鋭児郎:1票
轟焦凍 :1票
「新斗と飯田か。同票だけどどっちが委員長でどっちが副委員長だ?」
「おめでとー! 頑張ってねっ!」
「ノーッ!! ここから複数票入ったボク・飯田くん・緑谷くん・八百万さんの4人で決選投票だよっ! 過半数取れてないのに決定なんてありえないから! ついでに各人一言アピールタイムと行こう! まずはボクからね! 委員長なんてやったこと無いから、貴重な学びになると考えてる! 機会をくれた人はありがとう! ただ、ボクは飯田くんが委員長に向いてると思ってるし、自薦出来ても飯田くんに入れただろうことは言っておくよ! はい! それじゃ次、飯田くん!」
「……ありがとう! 俺は中学校でも学級委員長を経験し、この手のことに慣れている! 雄英でヒーローとして学びながら、兼任する自信がある! 清き一票をどうぞよろしく! 次は緑谷くん、どうぞ!」
「あ、ハイ!? 僕!? えっと、選ばれたら精一杯頑張ります! よろしくお願いします! ……あ、八百万さん! どうぞ!」
「ありがとうございます。私も中学校で学級委員長を経験しておりますし、生徒会の役員も兼任しておりました。飯田さんと同じく、慣れないゆえの不手際などは無いと思ってくださって結構ですわ。どうぞよろしくお願いします」
一言アピールが終わったあと、再度投票した結果、かなりの変化があった。
飯田天哉 :11票
八百万百 :6票
緑谷出久 :3票
「はい! 飯田くんが過半数取って、残りの票の過半数は八百万さんというわけで、委員長飯田くん、副委員長八百万さんにけってーいっ!! 異論がある人いるぅ? いねえよなぁ!」
「なんでお前が仕切っとんだ死ねクソガキ」
「良いんじゃね? なんとなくそれっぽいところに収まった感ある」
「分かる。委員長みあるよな。副委員長みも」
爆豪がローテンションで今更なケチを付けたが、明らかに勢いがない。彼はみみっちいし心が狭いが、テキパキと物事が進むのは好きなので、単に「俺はお前を認めてねぇ」という表明をしただけでここから決定事項をひっくり返そうなどとは思っていないのだ。その証拠に彼は内心「過半数っつーならポニーテールも全体の過半数取れてねえんだから再投票しろや。何が残りの過半数だよ詭弁じゃねえか」と思っているが口に出さない。再投票したところで結果は変わらないだろうから時間の無駄だ。それに万が一クソナードが勝ったら腹立たしい。周りも爆豪が面倒くさい拗らせ男なことはなんとなく理解してきていたし、票を見れば彼がきっちりルールを守って投票していることも明らかだったので暖かくスルーした。
「ありがとう! 皆の信頼に必ずや応えてみせよう!」
「投票ありがとうございますわ。副委員長として勇往邁進してまいります」
「きっちり仕切れてたし、リノも結構向いてそうだと思うけどやる気ないんだよね?」
「ん~……ボクってば世界で一番すごくて可愛いくて恵まれてるわけだから、余力的にボクがやってあげてもいいかな、くらい? 選ばれたなら頑張る気はあったよ!」
教室に理解の色が広がった。積極的なモチベはあまりなかったらしい。生意気なメスガキだが今回の仕切りを見るに卒なくこなすことは出来そうだが、高いモチベーションを持って過不足無くやれるのはやはり経験者たる飯田と八百万だろう。その後、HR中ずっと教室の隅で寝袋に包まって眠っていた相澤がのそのそと起きてきて「昼飯のあとで他の委員決めもするから考えとけよ」と言い残して教室から去っていった。
「響香ちゃーん! ご飯一緒に食べよっ! ボクは今日もお弁当だけど響香ちゃんは~?」
昼休みになった途端、メスガキは今のところ唯一の友人をターゲッティングし「ツッテケテー」と駆け寄った。ヒラヒラするスカートを峰田がギンッ! とものすごいGANRIKIで見つめている。メスガキは無防備なのでいつもスカートがヒラヒラしてるのだ。この制服が彼女の〝個性〟で生み出されていることを峰田は知らない。その話をメスガキがした時、峰田はまだ更衣室で初めて着用するぴっちりスーツと悪戦苦闘していたからだ。彼が「女って悪魔だな」という世の中の真実の一つを知るのはまだ先の話であった。
「ん。ウチもお弁当。ヤオモモも一緒だけど良いよね? 昨日約束してたんだ」
「大歓迎だよーっ! よろしくね、八百万さんっ!」
「ええ、よろしくお願いいたします。実は私、お弁当というものが初めてでございまして、少し緊張しておりますわ」
「え!? そーなんだ! 珍しいね!」
「ヤオモモん家すっごいお金持ちらしいよ。中学も掘須磨大付属。お弁当もシェフが作ってくれたんだって。シェフだよ、シェフ。実在したんだね、漫画みたいなお嬢様って」
「どんなお弁当なんだろ~? 見るのが楽しみっ! 八百万さんは……」
「ん~。なんかリノ、カタくない? ウチには結構グイグイ来たのになんで?」
「んぎゅ……だって響香ちゃんは……その……」
「あぁ……うん……」
メスガキの視線は響香の胸のあたりを見ている。謎の共感を見せる二人。謎と言ったら謎である。金の話、身体の話と、食前にするにはあまりにもマナー違反な話題だが、最高峰たる雄英であってもJKなんてこんなもんである。放課後マック(マクドではない。公式がマックって言ってるからもう勝負ついてる)で談笑している同世代と何も変わらない。
「え? ど、どういうことですの? 私は仲間ではないのですか……? そんな……」
当然そういったマナーも厳しく仕込まれている八百万にとって、自身の身体的特徴が話題に上がっているなど想像もつかない。今まで周りに居たのも当然のごとく厳しいマナーを仕込まれたお嬢様方だったため、そのようなヒエラルキーが存在するという認識自体がないのだ。格差の上層で益を貪る悪魔……!
「あー! 違うから! モモちゃん! ボクのこと、リノちゃんって呼んで欲しいなっ! 話も合うし仲良くなりたかったんだぁ」
「本当ですか!? 良かった……はい、よろしくお願い致しますわ、リノちゃん」
「素直か。ヤオモモ、ウチのことも響香でいいよ。これからもよろしくね」
「はい、響香さん! ふふ、雄英では沢山の初めてのことがあって毎日が刺激的ですわ」
「やっぱそうなんだ? でも委員長は初じゃないんだよね。あ、違うか。もしかして副委員長は初?」
「そうですわね。少し悔しさはありますが、飯田さんの真面目さが皆様の信頼を集めた結果でしょう。しっかり受け止めて精進いたしますわ」
「うんうん! 成長には自己分析と客観視が欠かせないからねっ! 自分の現在位置が分からなければどこに行けば良いか迷うばかりだから!」
「へ~。いつも生まれつきすごいって言ってるのに、やっぱ努力もしてるんだね」
「生まれつき授かったものがすごくても、腐らせちゃったら台無しだからねっ! 常に己を高め続けることは、優れた存在の義務みたいなものさっ!」
「noblesse obligeですわね。分かりますわ。私も一意専心、ヒーローとして邁進していかねばなりません。私のチームだけ負けてしまいましたし……」
先の戦闘訓練でこの3人のうち自分のチームだけ敗北したことを気にしているようだ。
「あー……なんか聞いたことある気はするけど、どういう意味だっけ。英語じゃないよね?」
敗因は八百万云々より常闇と蛙吹の〝個性〟の汎用性の高さというか、ダークシャドウを突っ込ませて罠をぶち壊した上に対応を強制させてからの蛙吹が舌でタッチというお手本のような戦法がかっちりハマった事によるものだ。それに加えてペアの相性もあまり良くなかった。峰田も八百万もトリッキーなサポートタイプだ。どちらも索敵役か盾役がペアならもっと出来ることがあっただろう。くじ運としかいいようがない。とはいえ、本番であるヒーロー活動でそのような言い訳をするわけにもいかないし、八百万もそんな事はわかっているだろう。響香は取り敢えず話を切り替えることにしたようで、メスガキもそれに乗っかった。
「ノブレス・オブリージュ! フランス語だね! 英語だとノーブル・オブリゲーション! すなわち、高貴なる者の義務! 大いなる力には大いなる責任が伴うんだよっ! ボクは最強の〝個性〟と最高の愛情を両親から貰っているんだから、世の中に還元してあげないと!」
「八百万家もそのようにあろうと心がけております。リノちゃんのご両親も素晴らしい方ですのね」
「ウチは親には好きなことやれって送り出されてるからピンとこないかも」
「要は余裕があるならそれを人助けに使えばみんな幸せだよね! って感じだから! 響香ちゃんも出来てるよーっ!」
「ええ。響香さんの何気ない優しさはとても温かいものですわ」
「え、なに? やめて、ハズい」
上手いこと空気が切り替わった。その後八百万の明らかに1人分ではないだろって感じの大容量の弁当とその豪華さに驚いたり、メスガキが食事中は割と無口な事を意外に思ったり、八百万も黎乃も〝個性〟で椅子や机を出せるのに中庭にシートを敷いて食事をしていることに笑い合ったり、響香が「ウチも椅子なしでも大丈夫」と『イヤホンジャック』のプラグを駆使して椅子にするという器用さを見せて他の二人にべた褒めされたりしつつ、ほんわかした雰囲気でキャッキャウフフと昼食を食べ、食後にメスガキが持ってきたマカロンを八百万が用意した紅茶と合わせて楽しんでいると、唐突に警報が鳴り響いた。
『セキュリティ3が突破されました。生徒の皆さんは速やかに屋外に避難してください。セキュリティ3が突破されました。生徒の皆さんは速やかに……』
「なんか建物から人がいっぱい出てきてるね。セキュリティ3? すでに屋外にいる場合はどうすれば良いんだろ?」
「確か侵入者があった時の警報ではなかったかと……すみません、まだ規則を完璧に把握しているわけでは」
「セキュリティ3、校舎のLv3センサーに反応ありだねっ。生徒手帳の7ページ目に書いてあるけど、本来は相澤先生がすっ飛ばしたガイダンスで教わるはずのやつだと思うっ!」
「侵入者って……まさか
「あ……もしかしてあれが原因ではありませんか? マスメディアの方々が先生方に詰め寄っていますわ」
「え……マジ? 敷地内に踏み込んでくるとか完全にライン越えでしょ」
「でもあそこLv2区画……セキュリティ2のはずだけど。あれとは別口で侵入者が居るんじゃないかなっ? もしくは騒ぎを起こしてる人たちは陽動で本命は……って感じかなぁ」
「それじゃやっぱ
「どうかな~。精々がこそ泥、っていうのが今のところの雄英のセンサーの反応……あと先生方の対応だねっ!
「ん? こそ泥だと
「ん~、『まだ分からない』かなっ。今回の侵入者が初犯、かつ〝個性〟の使用が濃厚だったら何らかの『
しょっぱい微罪でも世紀の大犯罪でも〝個性〟を使って犯罪を行えば名前がつく。自称や通称がそのまま採用されることも多いので、マヌケなものや気の抜けるものも結構あったりする。『ポップ☆ステップ』とか。読み上げるニュースキャスターも大変だ。初動がマヌケだったせいでおマヌケな名前が付いていた
「侵入者の正体が不明だから警報が切り替わっていないだけ、ということですか。警戒はしておきましょう」
「あ、なんか騒ぎが収まってきたね。情報出たのかな?」
「警察も来ましたわね。報道関係の方々は皆連行されるようですわ」
「警報が止まった。解決したっぽい。さすが雄英。落ち着いたみたいだし教室戻ろっか。……どしたのリノ」
「校門の隔壁、すっごい派手に壊されてるっ!」
「うわ、マジだ。どんな〝個性〟でやったんだろ? 雄英のセキュリティってすっごいお金掛かってるって聞いたことあるけどやった人弁償できるのかな」
そんなこんなで色々と話しながら教室に戻ると、なんだか飯田が称賛されている。どうやらさっそく学級委員長っぽい活躍をしたらしい。非常口っぽいポーズで混乱を収めた、というわけのわからない説明をされて「?」となっているとチャイムが鳴り、相澤が寝袋に入った状態でぴょんぴょん跳ねながら教室に入ってきた(合理的かどうか諸説あり)。早速飯田と八百万が他の委員決めを取り仕切り、手際良くサクサクと進んで委員が決定した。「いよっ非常口!」「非常口!」とわけのわからない称賛(?)が飛び交ったが、飯田は嬉しそうにしていたのでそれでいいのだろう。ちなみに響香は放送委員になり、メスガキは保健委員になった。峰田が急に「ウッ! オイラちょっと腹が痛くなってきた!」等と言いながら体調を崩したが、相澤が一睨みすると一瞬で治癒した。リカバリー消ちゃんである。峰田の個性である『スケベ』が暴走し、それを相澤の個性である『恐ろしい教師』が止めたのだ。個性的な方々でよろしおすなぁ(雄英しぐさ)。
独自設定
・アメリカの弟子の事件:捏造。すまっしゅ!!だとミッドナイトと話し合って生まれた状況設定。
・現時点では無理:『
・八百万はお弁当が初めて:捏造。どっかで言及されてたらごめんなさい。
・自薦禁止投票:一応誰がどんな理由で誰に投票したかは考えてるので暇で暇でしょうがない人は予想してみてください。
・委員長経験:捏造ってほどでもないと思うけど一応。
・生徒手帳の7ページ:捏造。ガイダンスで説明があるとかも捏造だけど「なにこれ?」みたいな反応してたの1-Aの生徒だけっぽいのでやっぱガイダンスかなって。
・セキュリティLvV:レベルヴィラン。地下施設を作る前の最高警戒レベルとして捏造。
・ヴィランネームのあれこれ:無個性の犯罪者にも名前付きそうだけど(ナックルダスターとか)一応基準を設定。多分形骸化してる。ファンブックの用語集には「
・自称オールマイトの犯罪者:多分居るんじゃないかな。
・ステイン無職:コンビニ店員やってるフリーターかもしれない。
・耳郎ちゃん放送委員:すまっしゅ!!でやりたそうにしてたので。