ボクのヒーローアカデミア くらっしゅ!! 作:ぺぺぺぺぺぺぺ
なので急遽えっちなシーンを増量しました(幼稚な対抗心)
仮免試験に向けた『必殺技』の会得は皆順調だった。小さい頃からヒーローに憧れて「こんなの出来たらいいなぁ」と考えたことのないものはいないし、実現できるかできないかは教員やメスガキに聞けばすぐに答えてもらえる。というかメスガキに聞いたら「こうやったら出来るよ」と必ず返ってくるので結局全員アドバイスを聞きに来た。
「かっちゃん以外はみんな新斗さんにアドバイス貰ったんだね」
訂正。一名を除いたA組全員でした。それとB組からもそれなりの人数が聞きに来た。爆豪のかっちゃんは自分の〝個性〟でやりたいと思ったことは全部出来ているのでそもそもアドバイスを求めておらず、個性伸ばしを重点的にやっていた。別に意地とかではなく普通に明確にヴィジョンがあってそれの実現の方法もしっかりイメージ出来ているだけだったのだが、クラスメイトたちは生暖かく見ていた。日頃の行いが悪いからな……。
「緑谷は今度は移動技か。空気キックすげェな……」
「うん。インゲニ……ビッグイングも早く駆けつけるのが重要だって言ってたって飯田くんから聞いてね。これは確かに彼の行動から伝わってくる信念なんだけど意外にもインタビュー等では言ってなくてブツブツブツブツ」
期末試験で使った浮遊+空気キックによる移動に名前をつけただけだが、やはりネーミングがつくと気合が入るし、繰り返し練習して『型』にすることは自分には非常に合っていると緑谷は感じていた。技として認識することで『とっさに出す』ときの思考がコンパクト化されたのだ。ゆくゆくはパターンを読まれないように練度を上げる必要があるだろうが、今は圧倒的にメリットのほうが大きかった。
「時間だ。合宿6日目の訓練はこれにて終了。そして明日の午後は川遊びの予定だから、合宿での訓練は明日の午前が実質最後だ。まだモノにできてないやつは気合入れろよ」
相澤はこのようなことを言っているが『最低2つの必殺技』を身につけることが出来ていない生徒はもういない。故に予定通り川遊びも実施できる。3つ目以降を頑張っている生徒たちに発破をかけているのだ。
「やったああああああ!!! 水着だぁああああああ!!!」
叫んだのは当然スケベブドウだ。彼がこの合宿で一番楽しみにしていたイベントなので無理もない。
「釣りや川下りも出来るわよ! やりたい人は今日中に申請をしておいてね! 希望者が多ければ時間帯を分けたりしないといけないから早めによろしく!」
ピクシーボブがきゃるーん☆という感じの可愛らしいポーズで注意事項を発表した。まぁ泳ぐだけしかしない生徒というのは少ないので、大体常時誰かが使うことになるだろう。
「ボートやカヤックならボクが「ダークマター」で作りましょうか~? お手本になるものがあれば即座にパパっと出来ますよぉ」
「釣具等であれば私が午前中の訓練で『創造』しても良いかもしれませんわね。先生方はどう思われますか?」
全員で同じ事しても場所の広さ以外は問題なさそうだった。なんか作れるやつは強い。
「ホーリーナイトにはお願いするにゃん!」
「八百万さんは……どうかしら、イレイザーヘッド」
これは八百万の能力が足りないとかではなく、ホーリーナイトは雄英に疑似インターンなのでヒーローからの提案としてワイプシ側が受諾できるが、八百万はあくまで生徒なので教師の許可が必要ということである。
「本人が良ければ構いませんよ。八百万、新斗、希望者は本日中にこちらでまとめて明日の朝に制作物のリストを渡すから頼むぞ。さて、今回で最後の自炊となる。怪我など無いように最後まで気を抜くなよ」
「はーいっ!」
「お任せください!」
疲労はあるものの動けなくなっているものなどはいない。しっかりとペース配分ができるようになってきたのだ。個性伸ばしを自主的にやるためには適切なバランスを掴まねばならず、その目的が達成されたことを確認した教師陣は一安心といったところだ。その後、わちゃわちゃしながらかっちゃんが四川料理を作り(出来たてを喰え! と激怒したため彼が作るそばから食わせるという命令なんだか奉仕なんだか分からん状態になった)辛い辛いと言いながらも美味しく頂きメスガキの作ったデザートを食べてゆっくりしたあと入浴時間となった。
「うわ、マジでやったぞ」
パァーン! という音がしてかっちゃんのかっちゃんが爆豪した。響き渡る快音に近くの生徒はなんとなしに目を向ける。
「あ? ……あァ! クソがァ!!」
かっちゃんは以前クソナードに「股間をパーンってするタイプ」と言われていたのでムカついて合宿ではやらないようにしていたのだが、苛つく共同生活もそろそろ終わりという開放感でついやってしまったのを瀬呂に見られてしまった。
「まぁいいじゃねえか。緑谷がお前のことに詳しいのは今更じゃん? ていうかお前以外のことも詳しいしな。特に〝個性〟について」
「そうだな! 俺のリニューアルした『硬化』についても根掘り葉掘り聞かれたぜ!」
「緑谷は意外と突っ込んだことも聞いてくるんだよな。なー洸汰くん」
「そうかも……」
最終日なので、というわけでもないが洸汰もすっかり馴染んだので入浴もいっしょにするようになっていた。
「明日でおわかれか……緑谷にいちゃん……ウォーターホースの話いっぱい聞かせてくれてありがとう」
「お礼なんてとんでもないよ! こっちこそすっごく貴重な話を沢山聞かせてもらって本当に嬉しかった!」
クソナードに限らずヒーローを目指す生徒たちは健気に頑張る少年を放っておかなかった。何かと話をしたり〝個性〟の訓練を見てあげたりとちょくちょく世話を焼いた結果全体的に仲良くなっていたが、特に仲良くなったのはやはり濃厚なウォーターホーストークが出来るクソナードだった。
「ふふっ……お子様だなァお前ら……」
洸汰くんと見た目的には同レベルのガキンチョがなんか言っている。峰田は入浴の時間が女子とズレて以来しらけ顔で入浴していたのだが今日は開放感あふれるスッキリした表情だ。
「性欲を大人扱いするのマジ情けないからやめよ?」
「性欲じゃねえ! いや、そういう括りで単純化すんじゃねえよ! オイラのこれは
空気がひりついた。そんなもん、あるに決まってんじゃん。でもそういうの表に出すのってカッコ悪いじゃん。え? つーか風呂で猥談始めようとしてる? 正気か? お前それはもう逆にホモだろ。という感じの重たい空気だ。
「おいおい。風呂でやる話か? 反応しちゃったらどうすんだよ。宿泊最終日だからって飛ばしすぎじゃね?」
「安心しろ。そういう話じゃねえ。いいか、まずお前らの認識の過ちを指摘するぜ。そもそも性欲……スケベが悪って認識からしてちげーんだよ。分かるか? 分かんねえだろうな、目を背けているお前たちには!」
ぴょんと岩の上に飛び乗る峰田。リトルミネタがプラプラしている。本人の主張通りバンザイ行為をしていないので本人的には真面目な話らしい。
「欺瞞だぜ! 人類が今日まで繋いできた命のバトン……どう紡がれてきたか、知らないはずねえよなぁ!? そう、子作りだッ! つまり、エロは未来を産み出す聖務! そして人類最古の職業は神聖娼婦……聖なるエッチなお姉さんだ! このことは世界最古の物語である『ギルガメシュ叙事詩』にも記されている!」
神造人間エンキドゥ。神が泥をこねて生まれたというそれは当初知恵を持たず、神聖娼婦シャムハトとの7日間の交わりにより弱くなる代償に知恵と理性を得た。つまり太古の昔、出産は神の御業であったし、えっちは叡智なのだ。
「正しき社会を次世代に繋ぎ、託すためには! エロが必要なんだよォ! それをお前らはなんだ? スケベなんてしませーん! 興味もないでーす! そんな態度でいいと思ってんのかァ!? ご先祖様たちに託された
いつものエロトークではない。その声にはたしかに力があった。信念が宿っていた。峰田にここまで気圧されるなど、全員初めてのことだ。誰も動けない。ただ峰田一人が、未来を見ていた。
「食欲は悪いことか? 睡眠欲は悪か? そして性欲は悪なのか? お前らなにか勘違いして混同してるんじゃねえか? 痴漢は悪だ。セクハラは悪だ。それは分かるぜ。特にセクハラは自覚無くやっちまうことがあるから気をつけなきゃいけねえよな。だがなぜエロが悪なんだ? おかしいよなぁ! 切り分けができてねえよなぁ!」
そもそも誰もエロが悪とか言ってないし、峰田の被害妄想に近いのだが、なんだか良く分からんがとにかくすごい自信に押されてツッコミが入らない。
「だからこそのオイラだ! 誰かがやらなきゃ……
氏の主張「スケベ回帰」。性欲から目を背けてはならない。現代の風潮はエロを抑圧する事を正義とし、生命の根源を否定する欺瞞に溢れた過ち。こいつの生き方は感染……しないかな……。
「新斗の影響か? しょーもな」
瀬呂がバッサリ言ってしまった。こいつはセロテープみたいにブチっと会話を切る癖がある。大体何事もそうだがいい面と悪い面があり、今回は功を奏したと言えよう。本当にしょうもない演説もどきだからよ……。
「まぁ聞いてる分には楽しかったぜ!」
上鳴は口調通り楽しげだ。本当に聞いているだけで理解したわけではない。友人が気持ちよく喋ってるのを見るのが嬉しかったというアホ丸出しの感想である。
「漢ってのはそういうのは表に出さねーんだ! 硬派なのが俺はカッコいいと思う! つーわけで俺は今後もスケベからは距離を取って生きるぜ!」
切島鋭児郎。硬派かつ鋭利でもあるので割とざっくりぶった切っている。峰田自身を拒絶するわけではないがスケベにも迎合しないぜ! という大人のスタンスだ。
「かっちゃんは家族団らん中にテレビでエッチなシーンが流れると黙っちゃうタイプなんだよ」
クソナードは相変わらず絶好調だ。ちなみに緑谷本人はべらべらと演者や背景の解説を喋りまくって流そうとするタイプである。緑谷ママはそれを微笑ましく見ている。かっちゃんママは息子が急に黙り込むのを見てニヤニヤする。みみっちい嫌がらせの源泉……! かっちゃんもクソナードも母親似……!そしてかっちゃんは現在むっつりと黙り込んでいる。この程度でエロ判定出してるようじゃ相当生きにくいだろう……。
「お前達。洸汰くんもいるんだし程々にな」
障子が苦言というか、注意というか、とにかく冷静に場を引き締めようとした。
「だいじょうぶだよ。ワイプシの皆もこんな感じだし……」
マセガキはぼんやりとエッチな話なんだろうな、とちゃんと理解しつつも耐性があった。身内だけだとさぞかしエグいトークしてるんでしょうね、ワイルド・ワイルド・プッシーキャッツ。ヒーロー科はネーミングについても授業でやるようなので、えー知らなかったぁ、そんな意味に聞こえるのぉ? みたいなしらばっくれはちょっと無理があると思います。
「私が! 入浴に来た!!」
唐突なオールマイト。彼は4日目の朝から雄英に戻って仕事をしたりヒーローとして活動したりしてマタタビ荘には居なかったし、そもそも教員とは時間が別なので一緒にお風呂に入るのはこれが初めてだ。
「うおー!? マジかよ! オールマイトと裸の付き合いだ!?」
オールマイトのでかい声を聞いてクソナードだけでなく全員のテンションが上がる。生きる伝説、オールマイト。輝かしき実績を持つ憧れのヒーロー。その彼が腰にタオルを巻いただけの姿で入口に立っていた。
「お、オールマイト……その傷跡は……」
いつも冷静な障子がうろたえている。オールマイトの左脇腹にあるあまりにも巨大な、凄惨な傷跡。それを見て自身の経歴を思い出してしまい動揺しているのだ。
「ん? ああ! これか! 以前ちょっとね! 痕は残っているが中身は完治しているから安心してくれ!」
「すげえ傷跡だ……オールマイトほどのヒーローでもやっぱり大怪我はするんだな……」
上鳴はごくりと喉を鳴らして戦慄した。無敵のヒーロー、オールマイト。いや、無敵だと思っていた、と言ったほうがいいか。これを見て何も思わない生徒など一人も居ない。ヒーローの厳しさと、この怪我のことをおくびにも出さずヒーロー活動を続けていたその高潔さに自然と頭が下がる。
「大怪我しても戦い続けるその志、見習わせていただきます!」
飯田は全く人ごとではないので、半泣きになりながらオールマイトを尊敬の眼差しで見つめている。
「ちが……そんなつもりじゃ……おじさんそういうのじゃなくて、みんなと楽しく過ごしたくって……!」
「ヒーローやってんだから怪我ぐれぇするだろ! いちいちうろたえんな雑魚ども!」
かっちゃんがボーン! と手のひらで爆発を起こし全員の意識を引き締める。知っていたはずだ。インゲニウムだって安泰ではなかった。危険な活動だと、分かっていたはずだ。はずだった。
「オールマイトォ! アンタも気遣いが足りねンだよボケ! 雑魚どもがいきなりんな傷見たらビビるに決まってんだろうが! 段階踏めや!」
こんなことを言っている爆豪も青い顔をしている。想像すらしていなかった事態に動揺している。やっぱりな、と思うほうが妥当な現実。そのはずなのに、ありえないと思っていたのだ。
「ご、ゴメン。謝ルマイト」
「は?」
「すみませんでした!」
教え子たちと一緒にお風呂♪ としか考えてなかったいい加減なおっさんだが、ここまで責めなくても良くないですか? もっとホスピタリティを持てよ。そしてマイトジョークは結構アメリカンなので皮肉っぽかったりブラックだったりするため日本だとそんなにウケは良くないのだが、今回は完全にそれ以下のオヤジギャグなので愛想笑いすら発生しなかった。
「そ、そんなに責めなくてもいいだろ……オールマイトは頑張ってるんだよ……!」
洸汰くんはオールマイトが理不尽に責められていることに我慢ができなかったようだ。ヒーローの素質十分。メスガキだったら多分ニヤニヤしながら黙ってみてた。クソナードはオールマイトがいきなり傷を暴露した事に動揺していたので出遅れた。
「ちっ!」
かっちゃんも間違ったことを言ったとは思ってないが自分の動揺をごまかす八つ当たりが入ったことも分かっていたので特に反論はせずに黙った。
「オールマイト! お背中流します!」
「おおっ! 緑谷少年! それではお願いするよ!」
立候補したのはフリーズからの再起動を果たした緑谷だ。オールマイトは空気が死んでしまったことに困っていたので天の助けとばかりに輝かしい笑顔で洗い場に二人で連れ立っていった。
「もう隠さなくなったな」
「まぁいいんじゃね? 信頼されてるってことだろ」
「あ? てめえら(怪我の事)知っとったんか」
「え……見れば分かるだろ。今更? もしかして(隠し子だって事)お前知らなかったの?」
「(幼馴染なんだから)とっくに爆豪も気づいてると思ってたぜ!」
「!?」
「ていうかお前(緑谷に)何も聞いてないの? 知ってるけど黙ってるんじゃなかったんだな」
「……聞いてないって……いつ(オールマイトに)聞くタイミングがあんだよ」
「えぇ……そんなもんこれまでの生活でいくらでもあったし、知る機会もあったんじゃねえの? また(緑谷に)興味ないアピールしてる? 悪いけどそれバレバレだから」
「!!!!!」
かっちゃん、驚愕!! 本当はオールマイトにめちゃくちゃ興味があって! 大ファンで! めっちゃ好き! 勝つところカッコイイ!! サイン欲しいー!! そう思っていることが……バレバレだった!?
「(緑谷への)対抗心は別にいいけどガチで気づいてなかったならちょっと眼が曇りすぎじゃね? 大丈夫か?」
「クソが……この俺が……鈍感だっただと……」
横のつながりが切島・上鳴・瀬呂(あとたまに峰田)くらいしかないかっちゃんは知らない。A組ではすでに緑谷出久がオールマイトの隠し子ということになっていることを。そしてかっちゃんは1度だけ出久の父である『久』を見たことがあるため隠し子という発想自体が出てこない。そして幼馴染かつ賢い爆豪が何も言わないので周りは爆豪がすでに知っているか、察して黙っていると思いこんでいたため、会話がぐっちゃぐちゃになった。かわいそう。でも自業自得だと思う。一方洗い場ではオールマイトと緑谷の血よりも濃い絆(OFA)による濃厚接触が開催されていた。
「オールマイトの背中を流せるなんて夢みたいです!」
言葉通りめっちゃ嬉しそうだ。こんな機会は本当に望んでも得られないものだ。尊敬するヒーロー。憧れの人物。腐りかけていた自分を見出し機会を与えてくれたまさに神の如き存在。誰からも肯定されなかった夢に肯定を与えてくれた恩人。
「私もこんな機会が来るとは思っていなかったよ。ちょっと前は風呂にも満足に入れなかったからな! HAHAHA!」
「あっ……そうですよね……水圧に温度変化、体力の消耗。どれも危険すぎる……」
もう終わった話でなかったら緑谷はまた泣いてしまっただろう。今こうやってマッスルフォームのたくましい背中をゴシゴシと洗うことだって、怪我をしたままだったら負担となっていたはずだ。
「……すまないな、緑谷少年。君にはいくつも秘密にしていることがある。まだ言ってないこともたくさんある。言わなければならないのに、言えてないことも」
筆頭はこの急激な治癒についてだ。メスガキの秘匿したい気持ちをオールマイトは理解している。こんな事が出来ると知られたら一生他者の治癒をして過ごすことになり、もし断ったりすれば、いや断らなくてもその治癒を受けることができなかった人間やその周囲からの恨みが無限に蓄積していく地獄が発生するだろうからだ。オールマイトは自分のような生き方を他者に求めない。だから彼はこのことを誰にも言わない。
「いいんです、オールマイト。すべてを知りたい、そういう気持ちはあります。でも僕は信じています。いつかオールマイトが話してもいいと思える日が来ると。それに値する存在になれるように努力し続けます」
「緑谷少年……! ああ、私もそう出来るように努めるとも!」
全てではないが障子にはこの会話が聞こえてしまった。だが彼は誰にも言わないし、態度にも出さない。親子の形にも色々ある。障子の両親は彼を愛してくれているが、差別や偏見と正面から戦うことの出来ない弱い人達だ。その事を……『弱さ』を悪だとは思えない。思いたくない。だからオールマイトが裸の付き合いで息子に見せた『弱さ』も、障子にとっては守るべき愛しいものなのだった。息子なのが勘違いじゃなかったらマジいいシーンなんすよ。
「でっか。象徴の象徴はまさに象徴って感じだ」
(クソ親父のちんちんはどうだったかな……)
「昔クラスメイトに居たなぁ、オールマイトのちんちん触ったって自慢してるやつ」
「ああ、俺のところにも居た気がする。なんなんだろうねあれ」
身体を洗い流しクソナードとともにのっしのっしと歩いてくるマッチョな平和の象徴の、風もないのにブラブラしているソレを見て高校生たちは思い思いのことを語った。
「ちんちんランキングNo1もやっぱりオールマイトだな!」
「どう見ても最下位のリトルミネタがそういう事すんのか」
「何言ってんだ。最下位だからランキング作ってもノーダメージなんじゃねーか」
「お前初日はちんちんの話やめろとか言ってたくせに……」
「峰田は本当にヒーロー志望なのか? 卑劣すぎると思う……」
「峰田って本当に最低のクズだな」
「言いすぎだろお前ら。オイラにも傷つく心はあるんだぞ?」
ランキングは口田くんがアナコンダだったり障子くんがオクトブローだったりと大体イメージ通りで、フィジカル系の〝個性〟の持ち主がビッグな傾向にあった。
尾白くんは普通だった。
「なんだか楽しそうだが何の話だい?」
いつもの頼もしい笑顔でNo1ちんちんが話しかけてきた。クソみたいな下ネタで盛り上がってたので平和の象徴に内容話すのめちゃくちゃ恥ずかしい。今更恥ずべき痴態に気づいてももう遅い。クソデカいオールマイトがゆったりと慎重に温泉に浸かったが、デカいのでちょっとした波が起こった。
「ふぅー! 疲れが取れるなぁ~! 皆もお疲れ様だ!」
「オールマイトもお疲れ様っす!」
「本当にお疲れ様でした!」
上手いことオールマイトが空気を切り替える言葉を言ってくれたのでちんちんトークは終わった。しかしちんちんトークはいずれまたこの世に戻ってくるだろう。人の世に光ある限り、闇もまたそこにある。でもちんちんは光の下ネタだから……。闇の下ネタは何? とか聞くなよ? 絶対聞くなよ!
「黎乃って肌すごいキレイだね」
「ん」
「切奈ちゃんもキレーだよーっ! 〝個性〟の再生力かな?」
「多分そーじゃない? 特に意識して手入れとかしてないし」
「手入れしてないのはマジだけどすべすべなのめっちゃ自慢してるよね。最初からそういう返しが欲しくてむぎゅ」
飛んできた手が柳のほっぺたをむにゅっと伸ばして憎まれ口を止めた。まぁ取蔭も別に怒っているような表情には見えない。仲良し同士の軽口だろう。見ての通り最終日の入浴は女子はAB合同となった。これは学校側が決めたことではなく、生徒たちからの提案というか要望により実現したものだ。マタタビ荘の浴場の定員は約20名。女子は2クラス合同で14名なので施設的には全く余裕なのだ。
「そーゆー事言うのはこの口か? うりうり」
「なんかわざとらしいねっ!」
「ポニーがこういうの好きだから……」
ヒーロー科の生徒は奉仕精神に溢れているのでクラスにアニメが好きで日本に帰化したアメリカ人が居るなんてことになったらなんか全体的にアニメっぽい挙動をついしてしまうようになってしまったのだ。
「ガンプクでーす! ミンナ
「ポニーは感情が高ぶると英語が出るんだよ」
「なんか誰かを思い出す構文」
誰だろうわからないなきっとその人は髪の毛モサモサじゃなくてそばかすもなくて幼馴染もいないような女の子でブツブツブツブツ……。
「ほっぺモチモチが好きなん?」
「んや、なんていうの? アニメっぽいやり取り? がツボなんだって」
「あれだよねっ! さわりっこみたいなっ! ボクやりたーい!」
「
「
「
角取はアニメキャラみたいな
「ふぅ……満足しまシタ!」
「まだボクのバトルフェイズは終了していないぜっ!」
「ヒョ?」
「モモちゃーん! わぁ~すごい! もちもち! 吸い付くみたいな触り心地だねっ」
「り、リノちゃんそんな……いきなりこんなこと……いけませんわ」
顔を赤くして言ってればちょっとはそれっぽかったかも知れないが八百万は困惑顔である。響香ちゃんはメスガキが最初に自分に来なかったので自分の胸をぺたぺたしながらしょんぼりしている。大丈夫? おっぱい揉む? 好感度じゃなくてサイズ順だと思うよ。それって峰田と同じレベル……ってコト!?
「り、リノちゃんもすべすべで素晴らしい手触りですわ」
優しくて賢いヤオモモはメスガキがなんとなくこういうノリを求めているのを察してノッてくれた。かわいい。
「きゃー♡モモちゃんのえっち~♡」
不当なレッテル貼りである。自分からふっかけておいてこれ。角取の要望に応えるなどという正当化で己の願望を糊塗しておきながら、相手がそれにノッてくるとこのように被害者アピールを行う。卑劣なガスライティングだ。
「えっ、これ私たちもやったほうがいいやつ?」
芦戸は特に抵抗は無いようで両手をわきわきとしだした。
「て、手触りで確かめられちゃうの……?」
葉隠は裸族だが羞恥心がないわけではない。触って形を確かめられそうな流れにさり気なく距離をとってステルスしようとしたが、お湯のへこみのせいで何処に居るかすぐ分かるので無意味だった。つまり、芦戸に捕まって掴まれた。
「私たちもやってみよっか」
「ケロ」
仲良しコンビはお互いに見様見真似でサワサワとしてみたが、全くピンとこなかった。照れくさくてくすぐったくはあるが、それだけだった。
「よぉ分からんね?」
「そうね。人それぞれのペースや感覚があるということね」
この二人は3か月ちょいでもう生涯の親友と言えるほどに仲を深めていて、合宿前からお泊りをしたりしている。狭いスペースで一緒に寝たりなどパーソナルスペースへの侵入をすでに受け入れており、なんというか今更であった。
「私は前やったからパスで……」
拳藤は乗り気では無いらしく温泉の端のほうに移動し静観の構えを取った。というかB組は以前やったときポニーがハイテンションになった以外はそこまで盛り上がらなかったので小大や塩崎もなんとなく拳藤のそばで不参加の雰囲気を醸し出している。
「唯ちゃんはしっとりずっしりで中身が詰まっているねっ!」
「んっ……」
暴虐のメスガキはそれを許さなかった。目にも止まらぬ早業で小大の大のほうを好き放題にしている。小大はめちゃくちゃ嫌がっているというわけでもなかったようでほんのり諦めたような雰囲気の無表情でそれを許してしまった。
「この身を捧げ不届き者を鎮めましょう……」
「塩崎さんとは宗教観が違うかも……」
「えっ……」
茨ちゃん、悲しみ。塩崎はメスガキのハイテンションにあまりついていけてない。チアも不参加だったし訓練でもほぼ絡みがなかったのでメスガキ定番のやり取りである「リノちゃんって呼んで」をまだ出来ておらず、あまり仲良くなれていなかったのだ。なのでせっかくメスガキがこっちに来たのでちょっと勇気を出してしょうもないサバトもどきに参加しようとしてみたらこれ。塩崎の目尻にじんわりと涙が溜まっていく。
「あっ。ちが……ボクそんなつもりじゃ……い、茨ちゃんのは瑞々しくってフレッシュだねっ……!」
茨ちゃんのシナイ山をふにふにとしながら強引に空気を切り替えようとするメスガキ。名前呼びにすることでなにかが変わったことを暗示する手法だ。塩崎にも問題なく伝わったらしくメスガキの呼び名が「ベツレヘムの星」に変化した。長い。そして拳藤も結局揉まれた。
「リノ、ウチともしよ」
なんという直裁(疾風迅雷やね)な言い方だろう。イケメンである。案の定メスガキは即座に他のすべての行動を切り上げ響香のもとへ向かった。ちなみにヤキモチとかではなくあんまり乗り気でない衆に絡んでいたので引き剥がそうとその身を捧げた感じである。つまり茨ちゃんは失敗し響香ちゃんは成功したということです。
「きめ細かくてさらさらふにふにでいつまでも触っていたくなる~♡最近ちょっと大きくなったねっ!」
きっしょ。もう完全にセクハラするおっさん。サイズチェックとかしてたの? そんな事言われて喜ぶのアニメキャラぐらいだから。
「リノも相変わらず触り心地がいいね。ぷにぷにふわふわのマシュマロみたい」
「ぷ、ぷに……ボクってぷにぷになんだね……」
メスガキ、敗北。わからせ完了だ。こうまでぷにってると言われ続けてしまうともはや否定はできない。メスガキはぷにぷになのだ。
「リノちゃんはまるでベルベットのような触り心地ですわね。私もついつい触ってしまいます」
ヤオモモはメスガキが「ぷにってる」という評価が不服らしいのを見て自分なりの意見を言った。もちろんヤオモモもぷにぷにだと思っているが、今は言わないことにしたのだ。
「
ポニーは感極まったらしく限界化してしまった。早口過ぎて大半の生徒が聞き取れず「???」となってしまい、言っている意味が分かったのはメスガキと八百万だけだった。
「
「
ちなみに小森は「アイドルはお触りNGノコ」と申し訳なさそうに断ったので以前も今回も不参加だった。
「それではABクラス合同の~! 女子会の開催をここに宣言しまーすっ!」
入浴を合同にして自由時間を増やしたのはこのためだ。最終日なのでせっかくだから女子全員で話す機会を作らないか、という話が持ち上がったので入浴を同時に済ませそのまま開催しようという段取りだったが、お風呂でもうかなり打ち解けたのでこっちがおまけのようになってしまっている。
「女子会って言っても何するの? 人数も多いしまとまりそうにないけど」
拳藤はもうすでにこの会の破綻が見えているらしい。まぁ普段のA組を見ていたらそう思うだろうが、芦戸はそれなりにリーダーシップがあり他人を率いるのは実は得意分野である。もし彼女が委員長になっていたら、それはそれで楽しく明るく纏まれただろう。
「だいじょーぶっ! 皆が興味津々のテーマがちゃんとあるから! ココントーザイあらゆる場所で語られてきたこと! すなわち! 恋バナーっ!」
メスガキの喋りは強烈なのでいろんなクラスメイトにじわっと侵食しており、芦戸も例外ではなかった。拳藤は芦戸が意外としっかり考えていることに感心している。
「そーゆーことなら今B組で一番ホットなやつがあるよ。ね、唯」
「ん……」
無表情にほんのり頬を染めながらこくりと頷く小大。芦戸のテンションは一気に最高潮となった。他クラスや他学年でまで可愛いと噂になっているヒーロー科の二大美少女(もう一人はメスガキ)のお相手は一体!? とワクワクが止まらない表情だ。
「ええええええ!? マジでっ! 誰々! 聞かせて!!」
「わーわー! 聞いちゃっていいの!?」
「唯ちゃんはもう素敵な人を見つけたんだねっ! なんて名前? もしかしてヒーロー科だったりするの~?」
「私から言う? 自分で言う? ……自分で言うんだね、分かった」
拳藤とハイコンテクストなやり取りをしたあと、小大はちょっと緊張した(B組には分かったがA組には無表情のままに見える)表情でぼそっとその名を呟いた。
「緑谷出久……」
「……え?」
B組の女子はきゃー! と盛り上がっている。もう何度も就寝前にした話なのだが、何度でも盛り上がれるのだ。
「ウラメシいきっかけもまた話してよ」
「いいね! A組のみんなもきっと緑谷のこと見直すよ!」
「だね。こないだの肝試しあったじゃん? あの時にね……」
なぜか拳藤が自慢気に語ったクソナードと小大のエピソード。曰く、緑谷とペアだった耳郎を驚かすタイミングが悪く、イヤホンジャックが小大の額にあたってしまった。それを見た緑谷は即座に状態をチェックし、紳士的に、真摯に救助しようと対応してくれたのだという。結局特に問題はなかったが、翌日になっても小大はぼんやりとその事を思い出してしまい、ついつい緑谷を目で追ってしまっていたのだとか。とても「らしい」エピソードだ。緑谷出久らしいエピソードで、恋の始まりらしいエピソード。どこにでもよくあるボーイミーツガールである。
「ぱっと見はなよっとしてるけど意外と筋肉質だし優しそうな外見から想像つかないほど頼りに……ん?」
拳藤は遅まきながら気づいた。楽しそうにしているのがB組だけで、A組は一言も発しない。全員が沈黙している。B組は当初A組が驚いて声を出せないのだと思っていた。こう言ってはなんだが、明らかに釣り合っていない、そういう組み合わせだからだ。いや、B組の面々がそう考えているのではなく「世間一般的に見てクソナードとハイランク美少女の組み合わせで美少女側がお熱だということに驚くだろう」という客観的な判断であり、主観的には素敵なことだとしか思っていない。思っていなかった。
「あー……全然考えてなかった。誰かと被っちゃったかぁ……」
流石に気づいてしまった。つまりこの反応はそういうことだろう。A組の面々の顔に浮かんでいたのは、驚きと困惑だけではなく、罪悪感や気まずさ、後悔や不安。想定不足だったのだ。ヒーロー科で恋なんてしているヒマはない。そんな事ヒーロー科の全員がわかっていた。だから、そもそもそういう話が出てくること自体がないと思っていた。特にA組は、なんでもない話を恋バナにこじつけて盛り上がろうという気楽なものだった。先程までは。他人事だったらとても面白い状況だっただろう。えー!? 恋のライバルじゃん! 盛り上がってきた! そういうテンションで話すべきだ。『恋』とはそういう『面白い話』なのだから。
新斗黎乃にとってはまさにそういう事だった。とっても素敵な話だ。恋をしたい! 恋の話を聞きたい! あわよくば参考にしたい! そう思っている。
「え……告白……?」
小大は一足飛びに話がそこまで飛んだことに驚いているようだ。というかこれは普通に失敗である。メスガキではなく、小大とB組にとって。女子のこういうやつは「このコはアイツ狙ってるから被らないようにしてね」という宣言でもある。つまり根回しの要素を多分に含んでいた。そしてそれは大失敗してしまった。緑谷出久のいかにもクソナードって感じの扱いに油断していたのだ。緑谷出久を見くびっていたと言ってもいいし、小大の顔レベルから言って勝ち確だと思って軽く考えていた。小大本人は真剣だったが、周りの話である。というか本人は「絶対モテてる。もしかしたら既に彼女がこっそり居るかも」と言って周りに笑い飛ばされていた。だが、小大の認識が正しかったということだ。
「もう恋だって分かるくらい好きなんだよねっ! ぼんやりいいな、って思っているだけじゃないんでしょ?」
「ん……どうかな」
「『早く告白しないと誰かにとられちゃう』よ! まさか『いつまでも彼がフリーのままだなんて甘えて』ないよね?」
「ちょ、黎乃、いきなりすぎだって。私たちヒーロー目指して忙しいんだから付き合うとかやってる暇ないしさ」
「逆でしょ~? 夢に向かって一緒に歩けるなんて素敵じゃん! 苦しくて大変だからお互いに支えが必要なんじゃないの? 『相手の負担になる』って前提はどこから出てくるの? 『恋が自分を強くする』『恋人として愛する人の飛躍を助ける』って思わなきゃ!」
「!! そ、それはそうかもだけど……」
ぐぅの音も出ない正論だ、と拳藤は丸め込まれたが『余計なタスク』が増えるのは普通に確かなことである。つまり負担になるのは100%間違いない。だが、それじゃあその「負担を負担のままにする関係」はいつ始めるんですか? という話でもある。まさか学生よりプロヒーローが暇だと思っているのか、ということだ。『ヒーローになること』はゴールではなくスタートラインで、そこからさらなる向上が常に必要なのだから、どう考えても学生時代より忙しくなる。時間は作るものであり、自然と暇になるのを待っていればその先にあるのは破滅でしかない。能動的なアクションなしに仕事が減ることは危機感を抱くべき事柄だからだ。
「危惧してることは分かるよ~? でもそれって自省すれば済む話でしょ~? 訓練が疎かになるとか、優先順位が変わっちゃうとかそういうことは、恋以外の悩みでもあり得るよねっ!」
「ん……」
「愛する人と過ごす時間はいくらでもあると思う? プロになったらもう安心で、一生安全だと思うかな?」
「それは……」
この合宿を経てそのようなことを思うものはいないだろう。ヒーローになる。その夢は常に命の危険と隣り合わせなのだ。
「先延ばしにするあらゆる理由は逃げでしか無いってこと! 未来を良くするために、望んだ未来を掴むために行動しよう! 『行動しない理由』を探しちゃだめだよ!!」
「……ん!」
「……すぐ告白するのが最適だと私は思わないかな。緑谷がどういう感覚かまずは探るべきだよ。明日は川遊びだよね。唯の水着見たら緑谷も絶対ドキドキするよ。好感触なら一気に行くことも考えて良いと思うけど、まずはアピールして反応を見てからにしよう。
拳藤はもうしょうがないので当初の予定通り女子特有のアレをぶちかますことにした。メスガキの制御などできないのだから、彼女が「すぐ告れ」という意思表示をした以上、放置してしまえばどうなるかわからない。能動的に動く姿勢を見せ、突拍子もない動きを封じなければ。つまり「あの男はこっちのもんだから。わかってんな?」とA組というかこの場にいる女子全員に表明するということである。まぁ内心はここまで攻撃的ではないが、実際問題これをやっておかないと本当に無意味に揉めるのを拳藤は中学時代の経験で嫌というほど知っていた。さらに言えば『群れ』の中で『つがい』を調整するのは本能的なものであり、人格や善性とは一切関係がない。やらないと不要な争いごとになるのはDNAに刻まれた動かしがたい真実である。A組女子は未だ沈黙しているので誰が『緑谷出久しゅきしゅき♡』なのかは分からないが、拳藤一佳の見立てでは二人候補がいる。99%こっちだろう、と思っているのが何かと緑谷出久といっしょに行動しているなかよし3人組のうちの一人であり、どうみても顔色が悪い『麗日お茶子』。そしてまぁ無いだろうと思っているが一応候補から外せないのが、中身が見通せない『新斗黎乃』であった。楽しい交流イベントだったはずなのにどうしてこうなったんだろう。ままならない現実を前に一佳ちゃんは思わず天を仰いだ。
独自設定とか
・いのち短し恋せよ乙女:ゴンドラの唄の一節。パブリックドメイン。
・空気キックの技名:未定。なんかそのうち適当につける。
・川遊び:元々は多分プールで遊ぶ感じのやつだったんだろうと思う。
・四川料理:最初長々と料理名とかも書いてたんだけどカットした。
・恥に染まる:彼は本物です。
・硬派:漢とは言うが性差じゃねえ!
・お風呂に入ルマイト:何もかもが嬉しい平和の象徴。
・傷痕:メスガキがその気になったら消せた。
・謝ルマイト:トホホーリー……。
・鈍かっちゃん:クソナード!バレバレだって教えろや!(八つ当たり)
・平和の象徴の象徴:アメリカンサイズ。
・切奈ちゃん:爬虫類はすごく触り心地がいい。
・クソナード構文:かっチャン!かわいそうだネ(汗
・ポニーの英文:こんなもんに時間かけてんじゃねえよってもう一人の僕に怒られる。
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・シニヨン:一緒に入浴の初回に無造作に温泉に髪浸けてたら皆に怒られた。
・結局触るんかい:ポニーが……ポニーが!
・ベツレヘムの星:クリスマスツリーの先端にあるやつ。本来は八芒星。
・ウチともしよ:メスガキを揉みたかったわけでも揉まれたかったわけでもない。
・限界ポニー:ルビつけるのクソだるかった。原作再現ならカタカナ読みつけるべきなんだろうけど勘弁してください!
・小森希乃子:メスガキを結構意識している。
・AB合同女子会:小説版で恋バナナしてた。
・唯恋:くじで崩壊したプロットの影響。
・響香ちゃん:え?ウチのせい……?ちが……そんなつもりじゃ……。
・三奈ちゃん:え?私のせい……?ちが……そんなつもりじゃ……。
・牽制:拳藤は「唯が心配してるしちょうどいいから一応A組にも話しとこう」くらいのつもりだった。お相手が見るからにクソナードなので油断していた。小説版でも(お茶子以外)全会一致で「彼氏としてはナイ」と言われている。ここだとそこまで評判悪くない(地雷利用も自傷も無い)けどオールマイトオタクなのは知られているので「良いやつそうだけど自分の彼氏にはちょっと」というくらいの評価。
・ネタバレ:ドロドロ展開は(俺が見たくないので)しません。まぁでもヒロアカっぽくない感じになるかも。今更か……最強チートオリ主ものだし……。
・えっち:Heartache。Hesitate。Ha***。
各話タイトルに話数とかあったほうが良い?(1)とかつけようかなって思ってるんだけどどんなんが良いかな
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1話:
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1:
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(1):
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今のままがいい