機動戦士Ζガンダム異伝 エグザベ・オリベ戦記 作:1スレ130番より愛を込めて
水の星どうでしょう、でございます。
今回、我々水の星どうでしょう班は、北米大陸の北西側、雄大なユーコン川のほとりにやってまいりました!
ユーコン川流域にお住みの皆様!水の星どうでしょう班ですよぉ!よろしくお願いします。
このユーコン川の流域でですね、我々はとてつもない体験をアムロさんにしていただこうと思ってはるばるお邪魔したんですよぉ!
そしたら、まあ、視聴者の皆さんの予想通りの人物が大騒ぎして、サア大変!
では、どうぞ!!
フジムラ「どーもー!おーはようございまーす!フジムラでーす。いやぁ、アムロさん今日もまたお元気そうで!ほんと久しぶりですねぇ、え?2週間ぶりでしたっけ?3週間ぶりでしたっけ?うっれしいなぁ!こーんな憔悴しきったアムロさんのお顔が見れてねぇ。テレビの前の皆さんも大喜びですよ!」
アムロ「……かえしてくれないか?なんで、俺のパスポートをフジムラが、いや、なんで広報部が持っているんだ?本当に、頼むから帰してくれ、俺を家に。」
フジムラ「そりゃね、これからパスポートが必要な旅にでるからですよ、アムロさん。旅ですよ、旅。楽しみですねぇ、いやぁ、楽しい旅行にしましょうよ!」
アムロ「家に帰れるって聞いたから、パスポートをピーーーーに預けたのに。酷い裏切りだ。」
フジムラ「はっはっはっはっは!勉強になりましたね、パスポートっつうもんはね、他人に預けちゃいけないんですよ!トイチのサラ金勝手に借りられたり、保証人になってたりしてなくて良かったですねぇ。…ったくこの世間知らずの若造はよぉ、ほんと世の中の事、なーんも知らないんですから、パスポート預かっちゃった私らの方が焦りましたよぉ!!あいつマジか??つって!」
アムロ「俺は、家に帰宅できるって聞いてたんだぞ。それが、どうして…」
フジムラ「はいはい、アムロさんの家はね、上空通って見せてあげますからね。大丈夫でっす!」
アムロ「何が大丈夫なんだ?!何一つ大丈夫じゃないだろう!俺は、家に帰りたい、と言っているのに!上空?上空通ったら俺の家の様子が分かるのか?」
フジムラ「アムロさん、おたく、ニュータイプなんでしょぉーよー!上空から分かんないさいよ、じぶんちの様子くらい!」
アムロ「ふざけるなっ!ニュータイプだろうがなんだろうが、フジムラに付き合わされる俺の身にもなって考えてくれ。分かるわけないし、分かりたくもない!分かったら、アレだろう?これからずっと、俺の家の上空通ったから、帰宅したってことにされるんだろう?二度と俺を家に帰さないつもりなのは、分かっているさ!」
フジムラ「嫌ですねぇ、テレビの前の皆さーん!これがストレス社会に揉まれた若者の姿ですよぉ!疑り深くなっちゃってまぁ。温かく見守ってあげてくださいねぇ。」
アムロ「止めろ!カメラに映すな!」
フジムラ「てっきり家に帰れるもんだと思ってねぇ、アムロさんもまあ、油断した姿しちゃって…可哀そうに。フフッ上下ジーパンって、フフッ。いや、いや、いや、今の若者らしくて、に、似合ってますよぉ!ハハハ!」
アムロ「家に帰るんだからラフな格好にして何が悪いんだ!こっちは何も聞かされないまま、駐車場にきたらっ!!視聴者にはわからないんだろうが、俺が駐車場に来たらフジムラを始め、いつものメンツが勢ぞろいしてたんだぞ!どれだけ俺が驚いたか!分からないんだろう?視聴者には!」
フジムラ「え?やっぱり驚いたんですか?アムロさんも?え?ニュータイプなのにぃ?わ、分かんなかったんですかぁ?フフフ。」
アムロ「ニュータイプがなんだ?何ができるんだ、この状況で?ええ?!俺はフジムラの顔見た瞬間に、膝から崩れ落ちたんだぞ!カメラもフジムラも!!見てたじゃないか!大笑いしながら!俺が!膝から崩れ落ちたところを!撮ったんだろ?」
フジムラ「いやぁ、名場面でしたねぇ!オープニングにも使いますね。視聴者の皆さんは、はい!リプレイどうぞ!」
〈半笑いで崩れ落ちるアムロレイ〉
フジムラ「はいっ!というわけで、目的地に到着しました!」
アムロ「………」
フジムラ「あれ?おかしいですねぇ、アムロさーん。随分元気ないですけどぉ?どーしました?……私らも鬼じゃないですからね、ちゃーんと上空からみたでしょう?アムロさんのお家。いやぁ、人が住まなくなると建物って傷みやすくなるって本当でしたね。まあ、屋根しか見えなかったわけですけど。」
アムロ「……」
フジムラ「まぁまぁまぁまぁ、そんな落ち込まなくていいですよぉ。無人になると建物が傷むって知らなかっただけですもんね。若い子って、みーんなそうですから。別にね、アムロさんだけが特別、もの知らず、いや、知らないわけでもないですし。お庭もね、お手入れしないと、あっという間に草や低木で埋まっちゃうなんて、そりゃ知らないですよねぇ。アムロさんまだ25歳ですもんねぇ。」
〈次回シリーズ!アムロさん、引越しをする!〉
〈乞う、ご期待!(未定)〉
アムロ「いや、もう、もういい。俺の家は、もう諦めた。だが、旅は嫌だ!ほんとに、フジムラと旅は!今の心境で一緒に旅を?正気じゃないだろう?!俺が道中で、フジムラに手をかけてしまう危険がある。」
フジムラ「いやーっはっはっはっ!アムロさんったら、若いですねぇ。大丈夫ですよぉ!こう見えて私らもね、いろいろエキスパートですからね。もう、軍人なんて引越しに次ぐ引越し!家族が泣くのを横目に段ボールに荷物を詰め西へ東へ北へ南へ!!なーんてことしてるわけですからね。アムロさんの家財道具全部一式、私らが保管してますよぉ!チリ紙1つから壁までぜーんぶ、安全に保管してますからね。安心してください!」
アムロ「……なんだ?今度は俺の財産一式が、質草か?完全に脅迫だろ、これは!カメラもちゃんと撮っていただろ?今のフジムラの発言を!証拠映像として裁判所に提出してやるからな!」
フジムラ「いいですよ。出せるものなら出してみなさいよぉ!裁判って書類、たっくさん書かされるんですよぉ!書類、書けるんですか?アムロさんに?MSの設計図とは違うんですよぉ?ソフトのコードとも違うんですよぉ?え?書けるんですか?文章。」
〈ッカーーーン!!〉(殴り合うアムロさんとフジムラ)
アムロ「…それで、今回の旅…旅で良いのか?ここは、どこなんだ?森?か?」
フジムラ「そうですねぇ、まあ、森ですよ。森。見る人が見たらわかるんですけどね。ここは北米大陸の森林地帯、ユーコン川上流になりまーす。今回の旅の目的はですね、いっつも家に居たがる引きこもり、いえ、インドア派のアムロさんにねぇ、アウトドアの楽しさを知ってもらおうじゃないのっていう粋な企画なんですよ!アウトドア!わかります?今回の旅は!なんと!ユーコン川、川下りキャンプの旅!!でーす!」
〈ユーコン川、川下りキャンプの旅!〉
アムロ「……川下り、って船に乗るのか?」
フジムラ「いやいやいやいや!アムロさん、もうわかってるじゃないですか!目が釘付けでしょう!あ、もしかして、アムロさんはカヌーをご存じない?カヌーって言うんですよ、あの二人乗りの小舟!!あれに乗ってねぇ、160キロメートルを下っていただきます!!いやぁ!!楽しみですねぇ!カヌーですよ、カヌー!キャンプして、カヌーに乗って、魚釣ってねぇ、楽しみですねぇ!5泊の旅!」
〈笑いながら崩れ落ちるアムロ・レイ〉
アムロ「5泊?外で寝泊まりするのか?5泊も?それで、移動はこの、小舟?カヌー?今は宇宙世紀だぞ!!正気か?この宇宙世紀に、ひげダルマ!フジムラ、おまえは人力の小舟で移動するつもりでいるのか?160キロメートル?MSとまでは言わないが、作業用の小型船舶くらいあるだろうに?人力の、小舟で?屋外で寝ながら移動する?いや、正気じゃない!正気じゃないだろう?なんだ?それは?5泊?死ぬ気か?」
フジムラ「いやー、アムロさんのその、お顔が見たかった!!視聴者の皆さーん!お待たせしました!アムロさんのびっくりしてるお顔ですよぉ!」
アムロ「いい加減にやめるんだ!その、俺の驚いた顔をカメラに映すためだけに、こんな、無謀な企画を立てるのは!」
フジムラ「いやいやいやいや!ぜーんぜん無謀じゃないんですよぉ!この若造はねぇ、ほんと都会のボンボンっつーのがよくわかりますねぇ、5泊のキャンプくらいで無謀とか、もう!ハーハハハハハ!」
アムロ「無謀だろう!第一、俺は何も準備してきてないんだぞ!キャンプなんてしたことも…いや、いや、あれとあれはノーカンだ。10年は前の話を。本当にキャンプなんて。……ちょっと待て、フジムラ。どうして、ライフル銃とショットガンを装備した人間が、複数人、いる…いや、まて、本当に聞きたくない。やめ、止めてくれ。企画を、中止にしてくれ。どうして。」
〈ユーコン川流域にはクマが出ます!!参考映像〉
アムロ「クマ?熊が、でる?熊って?武装はどういう?…人が、襲われる?どう、どういう意味だ?フジムラ!!どういう意味だ?!笑い過ぎて息ができなくなってるじゃないか?!どういう意味なんだ?は?熊が人を食う?熊だぞ?人食い熊がでる場所で?キャンプ?川下り?」
フジムラ「〈こだまする笑い声〉」
アムロ「は?いや、分かりたくない。ニュータイプ?なんだ、それは?それで、熊相手に何ができる?俺なら熊を先に見つけられる?意味が分からない。熊なんて見たこともないし、見たくもない!いや、MSを渡してくれ、本当に!は?トイレは森の茂みで?いや、熊が出るって言ったのは、ひげダルマだろ?熊がいるんだろう?そこの森にも!」
フジムラ「あ、あ、アムロさーん!ハハハハハだい、大丈夫ですかぁあはははっは!くまはですねぇ、えへへ、こちらのユーコン川を守る会のぉ、ホホホホ、かたがたですね、熊からは守ってくださいますからねぇ!」
アムロ「ばっかじゃないのか!地球は広いんだぞ!なんで熊が人襲ってる場所をわざわざ、危険地帯をキャンプ地に選ぶんだ!ひげダルマ!っこの、ダメ人間!!」
フジムラ「〈こだまする笑い声〉」
〈次回!ゲスト登場!!〉
アムロさんは居住地シャイアンが知られてしまったので、命の安全のために強制引越しです。
この企画は、それを誤魔化すための企画ですね。5泊の旅が終わったら、アムロさんは新しいお屋敷をもらえます。まあ、どうでしょう班に連れまわされるのは変わらないんだろうが。
もう人里離れたところではなくて、厳重に人の出入りが管理された高級住宅街です。
刑務所かよ!って並の厳重警備されてるところ。食料品や日常生活に必要な品全部揃うストアも中につくってある感じの。もちろんお屋敷の管理人付(退役地球連邦軍人)
ゲスト?
だ・れ・に・し・よ・う・か・な?か・み・さ・ま・の・い・う・と・お・り!