機動戦士Ζガンダム異伝 エグザベ・オリベ戦記   作:1スレ130番より愛を込めて

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ジュピトリス 3

パプテマス・シロッコとの会談はあっという間に終わってしまった。まったく、彼は僕を本気にさせるのが上手い。

 

「パプテマス・シロッコ、名残惜しいけど、また今度。次はサイド2のコロニーの完成式かな?」

 

「いや、もっと早く会える。分かるだろう。ティターンズには、その本分に立ち返ってもらう。その時に。」

 

ジャミトフを殺すときに、会えるか。きっと遠くない未来だ。ジャミトフ、お前には密かに消えてもらう。地球連邦軍の大将にあるものが戦乱の世を望んだなど、人類に知られては困る。人類の害虫は、名前さえ残させない。

 

「そうだった。少し、また思考が走り過ぎていたか。ありがとう、パプテマス・シロッコ。その時にまた会おう。」

 

「私も、このパプテマス・シロッコも楽しみにしている。お前の愛機のことも。」

 

パプテマス・シロッコに言われて、思わず苦笑してしまった。僕も愛機があれば頼もしい。しかし。

 

「まさか。予算と政府が許さないさ。案山子くらいの役に立つものを手放したりしないだろう?」

 

「ならば、ジュピトリスのMSを持っていくか?好きなものをやろう。お前が後々、ジュピトリスに合流してくれるというのなら、いくらでも惜しくはない。カミーユ・ビダン、君もそうすると良い。木星はいつでも人手不足だ。ジュピトリスも。」

 

パプテマス・シロッコは、カミーユにもそう、声をかけてくれた。

カミーユ、そんなに顔をしかめなくてもいいじゃないか。きっと木星も悪くない。ジュピトリスの艦載員は穏やかな表情をしていた。木星の人々も、人類のために命を懸けて木星の環境と戦っている。

人類の命に敬意を払ってくれているからだ。きっと、悪い場所ではない。

 

「悪くないな。早くそうできるように、全力を尽くそう。」

 

「このパプテマス・シロッコが待っているというのだ。全力などでは足りないな。」

 

パプテマス・シロッコの励ましは何よりの宝だ。僕の力になる。

 

「それもそうか。必ず成し遂げる。大丈夫だ。僕とパプテマス・シロッコだ。できるよ。」

 

「楽しみにしている、ではな。」

 

僕も楽しみにしている。パプテマス・シロッコと平和の中で、普通の友人の話ができる日を。

 

 

 

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大人2人の会話を聞きながら、僕とファはサラとシドレと別れの握手をしていた。

 

「本当に、もう!パプテマス大尉とエグザべ中尉は。」

 

僕の言葉に、サラもシドレも、ファまでも笑う。なんだよ!僕が悪いのか?

 

「いいじゃない、友達って、たくさんいるのがいいわ。」

 

シドレがそう、言う。でもさ、今日は僕ら、あの2人に放っておかれたんだぞ。釈然としない。

 

「パプティマス様とエグザべ中尉が話している内容聞いてる?カミーユ。2人が会えるのなら、私たちもすぐに会える。ファ、私たちの新しい姉妹。寂しいけど、待ってて。私たち、あなたに手紙書くわ。」

 

サラがそう言うけど、今エグザべさんは少し物騒なこと考えてた。みんなだって気づかないはずがない。

 

「だって、パプテマス大尉もエグザべ中尉も、絶対に守ってくれるんでしょう。なら、怖いことなんて何もないわ。」

 

強い女の子なんだな、シドレは。そんなことを考えてたら、頭にチョップを食らった。痛くはないけど、こいつ、手が早すぎる。

 

「私も、書くわ。私もサラとシドレと姉妹になりたいもの。みんなと一緒なら、木星もきっと楽しい場所になってくれるわ。そう思えるの。」

 

ファが喜んでいることが嬉しかった。僕のせいで故郷を失ってしまったファ。彼女の力になってくれる人が増えてくれるのは、僕も嬉しい。

 

「木星だけじゃないわ、宇宙って。私たち、みんなでどこへでも行ける。平和になったら、きっと。」

 

「そうだな、どこへ行くか。みんなで考えるのも悪くないな。」

 

自然とそう声に出ていた。

エグザべさんとファとパプテマス大尉とサラとシドレと、僕。きっと、どこへ行っても楽しい場所になる。

積み上げていけるものがある。大切にしたいものも増やしていける。

 

僕も、新しい友人を大切にしたいと思ったから。

 

 




平和までの道程が遠すぎる編(スレ連載中の俺のテンション)
だが、まあ、パプテマス・シロッコがエグザべを頼りにしてるから、仕方ないな。
地球圏が平和じゃなかったら、木星までいけないもんな。
Ζガンダム本編だと、パプテマス・シロッコがティターンズに協力している理由は「ジュピトリスに永遠に補給してもらう」という約定があるから。おまえ、寿命尽きるまで、木星と地球往復するのかよ。かっこいいな、パプテマス・シロッコ
エグザべも退役したらジュピトリスに乗りたいらしい。はい!!退役軍人になるルートが消えました!!一生お前は軍人生活。まあ、世界の平和のためなら仕方ないか。
パプテマス・シロッコは小まめに木星から連絡もくれるし、戻ってきたら会談もしてくれるから寂しくないな。ジュピトリスの現役艦長とジオン共和国のエグザべとの会談は自動的に地球連邦とジオン共和国との平和に向けた会談や交渉になるけど。
木星のためになるなら構わないって???仕方ないな、俺が何とかしてやるよ!!(頭ハイファン)


現在
・エグザベとパプテマス・シロッコの個人的な伝手で、不戦条約。
・アクシズの前で八百長して、エゥーゴの存在を知っている人間の炙り出し確約。
・その後、シャア・アズナブルをアクシズへ追い込み漁する、を邪魔しない確約。
・いつか、ジュピトリスで木星行こう!!(無理)
・エゥーゴの綱紀粛正、どこでいれよっかな??



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