……あーやっちまった。教室に忘れ物しちまった。こっから戻んのめんどくせぇんだよなぁ……。まぁ、行くしかねぇか。
─────学校
「学校についたぞ。」
そんじゃ教室にダッシュじゃい!
ダダダダダッ
ガラガラ ガサゴソ
よし、これが欲しかったんだよ。そんじゃ帰りますか。
帰りは別のとこ通って行くか。部活の奴らが階段登ってるし。
ここらへんは人の気配無くて静かだな。まぁ、ほとんど使われてないみたいだし、当然か。
そういや近くに空き教室があったな。誰か盛ってたりしてな。まぁ、どうでもいいけど。
「………んっ」
うん?……ん?俺の見間違いか?ちらっと見たらうちのクラスのイケメンと、2番目の美少女がキスしてた気がするんだが。あいつはクラス1の美少女と付き合ってたはずだから無いか。目が合ったかもだけど気のせいだろ。
興味ねぇし、さっさと帰ろう。
「……………!」
「今日は一段とキスが激しかったな。」
「寂しかったから……ダメだった?」
「いや、甘える詩織が好きだから嬉しかった。」
「ふふっ……ありがとう、颯くん。」
「詩織、大好きだ。」
「私も、大好き。」
───────翌日、昼休み
うあー!終わったァ!飯飯ィ!今日はなんじゃろなっと。うーん、普通だな!さっさと食って寝るか!
「…………。」
「どうしたの、詩織。何見てるの?」
「あっ、茉莉。ううん、何も見てないよ?」
「そう?じゃあ、ご飯食べよ?皆集まってるしさ。」
「うん、わかった。今お弁当出すから、待っててね。」
───────なんやかんや放課後
よーし、授業終わりィ!さっさと帰ってゲームすっか!今日は何しようかなー。
「じゃ、先に私たち帰るから!行こ、颯真!」
「あぁ。それじゃ、詩織、また明日な。」
「うん、またね………。」
よし、準備完了ォ!帰れるぜェ!!「あの、ちょっと聞きたい事があるんだけど、いいかな?」なんだこの楽しい時に!……は?なんで?
「………俺に何か用ですか?
驚きでフルネーム出しちまった。昨日、イケメン
「突然ごめんなさい。昨日、空き教室の前を通ったよね?」
厄介な事になりそうだから、ここは通ってない、って言っとくか。
「通ってないですね。聞きたい事ってそれだけですか?なら、俺はk「嘘、だよね?」うわっ!」
「……目、合ったよね?」
1歩前へと進んで、彼女は囁くように言った。あれは勘違いじゃなかったって事かよ!!(汗ダラダラ)
「あのことは……言わないで欲しいの。他の誰にも。颯くんにも。」
誰にも言わねぇし、どうでもいいからさっさと帰らして欲しい。
「わかりました。それじゃ、俺は帰ります。」
俺は呼び止められないようにダッシュで帰った。面倒な事に巻き込まれたくねぇからな。
この話で出てきた人たちをさくっと紹介
只野 平人(ただの ひらと)
主人公。バカ。人にあんまり興味が無いので、他人が別のやつと付き合ってようが気にしない。
間宮 颯真(まみや そうま)
茉莉の彼氏。詩織と裏で付き合っている。
霧島 茉莉(きりしま まり)
颯真の彼女。明るいムードメーカーみたいな感じ。部活に所属しているため、部活がある日は颯真とは帰らない。
雨音 詩織(あまね しおり)
颯真とは裏で付き合っている。茉莉とは親友。実は颯真から付き合う事を言い出している。わりと依存体質。
次回もよろしくお願いします!