─────翌日、学校
うーん……よく寝た。やっぱランクマッチは休みの日にやるもんだわ。勝てなすぎて夜遅くまで起きてたから、ダルすぎる授業が更にだるくなったわ。つい寝ちまったよ。
それにしても……
「…………」
めっちゃ視線が気になるんだが。なんでそんなに見るかね?気になるのは分かるが、逆に怪しまれるとは思わんのか。しかもこっちが視線を向けると目を逸らす。うーんなんだこれは。意図が分からん。
まぁいいか。気にせんでおこう。さっき寝たのにまた眠くなってきたわ。寝るかぁ……。
「…………」
「詩織?どうしたの、さっきから向こうの方見て。」
「茉莉……。ううん、何でもない。気にしないで。」
「そう?それならいいけどさ。」
キーンコーンカーンコーン
「っと、授業始まっちゃう。じゃあまた後でね。」
「うん、また後でね。」
「……………はっ。」
………まだ授業中じゃねぇか。もう1回寝よ。オヤスミー
──────昼休み
……今日の飯は、と。うーん、多少豪華だな。何かあったっけ。まぁいいか。さっさと食おう。
「………でさー、今日、茉莉と一緒に帰れるんだよな?」
「うん。今日も部活ないし、一緒に帰れるよ!」
「よーし、なら今日、カラオケ行こうぜ。詩織も連れてっていいだろ?」
「いいねー。なら3人で歌いまくろう!」
「……いいの?2人の邪魔にならない?」
「邪魔なんてそんな事ないよ!一緒に行こ!」
(°∀° )おっ!!今日は何も起きなさそうだ。安心して家に帰れるぞ!何すっかなー。
今日もランクマするか!
────放課後
よっし、居残り終わった!さっさと帰るぜ!
まさか居残りするはめになるとは思わんかったがな!
ドアを開けて、ダッシュだァ!
ドンッ!
「いてっ」
「痛っ」
やっべ、ぶつかっちまった。さっさと謝って帰ろう。
「ごめん……」
「ごめんね、急いでて……って、君は確か、只野 平人くん、だったよね。」
………なんでここに。あと、なんで俺の名前……あ、出席確認か……。
「確か、カラオケに行ったはずじゃ………。」
「あ、聞いてたんだね。そう。カラオケに行くの。でも、忘れ物しちゃって……。」
って、そんな事してるとまた厄介事に巻き込まれるかもしれん。さっさと帰るぞ!
「そうですか。じゃ、俺はこれで。」
「待って。昨日言ったこと、ちゃんと守ってくれてる?」
うわ……出たよ……。
「……もちろん。誰にも言ってないですよ。」
「そう……ありがとう。これからも、お願い。」
わかったわかった。
「わかりました。それじゃ!」
ダッシュで俺は帰った。
「私」
「君の事──────」
「────信じても、いいの?」
おや、詩織の様子が……