───茉莉の家前
「じゃあね、また学校で会おうね!」
鍵を開けて家に入る。静かだなぁ……。まぁ1人だから仕方ないけどね。
ピロリン
「ん?……あ、颯真からだ!『今日はありがとう。楽しかった。またデートしようぜ!』もーさっき言ってたのに、また言うなんて……。ふふっ、嬉しいなぁ。『私も楽しかった!またデートしようね!大好きだよ!』っと!」
今日は久しぶりの1日デートだったなぁ。最近は一緒に帰るだけだったから、すごく楽しかったなぁ。
「あ、そうだ。これ、部屋に飾ろっと。」
今日、クレーンゲームで颯真が取ってくれた猫のぬいぐるみ!凄く可愛い!
「これ、どこに飾ろっかなぁ。こことか?あ、こっちもいいなぁ。うーん、ここにしよっと!」
設置完了!さてと、詩織からもメッセージ来てるから返信しないと!
「『今日のデート、どうだったのー?』………え?もしかして近くに居たの?『もしかして、近くにいた?』っと。」
ピロリン
「あ、来た。『偶然ちらっと見ただけだよ。2人がデートしてるのを邪魔したくないから、話しかけなかったの』か。……ああいう時に茶化して来ないから、詩織はいい子なんだよねぇ。他の友達に見つかったら、美男美女カップル発見!とか言われてるだろうし……。」
「『ありがとう、気を使ってくれて。おかけで楽しいデートになったよ!』っと。」
ピロリン
「早いなぁ……。どれどれ…『そっか、よかった。』……あ、今度は颯真からだ。『夏休みに海に行かねぇか!?』唐突ー!……別にいいけど、私の他に誰か来るのかな。」
あまりにも唐突すぎるなぁー。絶対何も考えて無いよ……。困ったなぁ。
ピロリン
「『詩織も一緒に行かせてもいいか?』か。『詩織なら何時でも大歓迎!』っと。」
海に行くなら、水着買わなきゃ。去年のじゃ少しキツくなってきたし……。
「『計画は明日考えるぜ!』唐突な誘いだったからもしやと思ったけど、計画立ててなかったんだ……。」
まぁでも、今日のうちにやりたい事とか考えておこう……。
────???
「…これでいいか。」
「……颯くんが土日に会いたいなんて珍しいね。」
「まぁ、たまにはそういう日もあるさ。」
「……海、茉莉と2人きりじゃなくて良かったの?」
「………詩織の水着も見たいからな。茉莉は詩織を信じてるから、一緒に来ても怪しまないしな。」
「……そっか。なら、良かった。私も颯くんと一緒に海行きたかったから。」
「そうか。なら良かった。海の日は、とことん遊ぼうな。」
「…うん!……んんっ。」
「……詩織、好きだ。」
「…っっ。私も………っっ!」
次回もよろしくお願いします!