楽しい学園の歩き方   作:星の王子(笑)。

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お待たせいたしました!
すごく眠いですが、バレンタイン中に完成させることができました。
少し長いですがぜひ読んでください。


バレンタインか……メンドイな(とあるモテモテ野郎の気持ちより抜粋)

~蒼士side~

 

やけに肌寒い2月の中旬。近所にある大きめのデパートに買い物に行くと、棚にはたくさんのチョコレートが並べられていた。

 

「ああ、もうバレンタインか……疲れるな」

 

どんどん暗くなる気持ちが表情に出るのを堪えて、大量に食材を買い込んでゆっくりと帰路につく。

 

*****

 

リビングの明かりをつけて食材を台所に置くと同時に、インターホンが鳴る。

 

「タイミングが悪いな……颯斗あたりかな?」

 

悪友の顔を思い浮かべて居留守を使おうかと考えたが、もし颯斗なら合鍵を持っているから居留守は通用しない。

 

「はぁ……仕方ないか」

 

考えている間もインターホンが鳴り止むことはなく、早足で玄関に向かう。

 

「はい、誰ですか?」

 

その時、俺はちゃんと確認をしておけば良かったとすぐに後悔する。

 

「蒼士~!!たーだーいーま!」

 

それは予想外の人物で、ここにいるはずのない人だった。

 

いきなり抱きついてきたその女性は、肩より少し下くらいまでの長さの茶髪で見覚えのある顔、というか……

 

「姉さん、いつ日本に?」

 

その人は、本来ならイギリスの大学に留学しているはずの姉、三輪春奈(みわはるな)だった。

 

「ついさっきよぉ!もう眠くて……ふぁぁぁっ……眠いのよぉっ!」

 

「見てれば分かるよ」

 

あんなに大きな欠伸をしてる上に、見れば目もうつろうつろとしていて閉じかかってる。

 

「はぁ、仕方ないか。とりあえず寝れば?」

 

ふらふらして今にも倒れそうな姉さんを家の中に誘導し、寝室のベットに寝かせる。

 

「そ~しぃ~昔みたいに一緒に寝ない~?」

 

「さっさと寝ろバカ姉」

 

ベットから手を伸ばして俺の服を掴んでくる姉さんの手を振りほどき、寝室を出る。

 

 

*****

 

バレンタイン前日

 

 

「あっ、ここもコーヒー切れてる……」

 

学園内にある自動販売機を何件も回ったが、何故かコーヒーだけ補充されていないのか売り切れていた。

 

もちろん、今いる中庭の自動販売機も例外じゃない。

 

「まあ、午後○ィーでいいか」

 

ポケットから財布を取りだし、小銭を投入する。

 

「やっぱりあったか~いだね」

 

この時期のホットは体の芯に来るものがある。まあコーヒーがないのは残念だけど。

 

いい加減寒くなってきたから、早足で校舎に歩き出そうとすると後ろから間延びした声が聞こえた。

 

「あれ~、蒼士さんじゃないですか~」

 

所々に緑色の入った制服を着崩した、目立つ格好をしてる後輩、夢前春湖はゆっくりと駆け寄ってくる。

 

「お疲れ様、春湖」

 

俺の傍まで来た春湖の頭の上に手を置き、麦わら帽子の上から撫でる。

 

「何がですか~?」

 

当の春湖は何がお疲れなのか気づいてなく、首をかしげる。

 

「今日も花壇の手入れをしてくれたんでしょ?」

 

既に慎之助の定位置と化した、中庭の端にあるベンチのそばには小さな花壇がある。

 

春湖が毎日欠かさずに手入れをしているからか、冬になった今でもサザンカやシクラメン、パンジーやツバキなどの色とりどりな花が咲いている。

 

「疲れてなんてないですよ~?楽しいですし~好きでやってることですから~」

 

普段ののんびりとした表情とは違って、花を見てる春湖はまるで我が子を見てる母親のようだ。

 

春湖をまじまじと眺めていると、何かを思い出したように言い出す。

 

「そういえば~、明日はバレンタインですね~」

 

春湖が言い出したその言葉は、男子高校生なら知らぬ者はいないとされる(例外もある)悪魔の日だ。

 

「そうだね、春湖は誰かにあげるの?」

 

「はい~、五十鈴ちゃんや慎之助さんに~」

 

「……頑張れ慎之助」

 

未来の不憫な慎之助を想像して、俺は合掌をした。

 

 side out

 

~慎之助side~

 

「……なあ、慎之助」

 

昼休み。特に何かするわけでもなく、颯斗と図書室に向かっていた。

 

「どうかしたか?」

 

「いや……風町さんって料理上手か?」

 

「?……確か人並みには出来ると言っていたが……もしかしてバレンタインか?」

 

俺が言葉に出した時に、颯斗の体がピクリと動いたのを俺は見逃さなかった。

 

「そうか、バレンタインか……もしかして椎名には言ってないのか?」

 

俺たちは去年もいくつかチョコを貰ったが、颯斗や蒼士はチョコが食べれない。

まあチョコケーキなどの加工したチョコなら問題ないらしいが、運悪く去年は食べれる物がなくすべてそのまま返すしか出来なかった。

だが、今年は違う。

颯斗には椎名心実という彼女がいる。

先に言っておけば間違いなどは起きないが……

 

「……まだ言ってねぇ」

 

「……全く、どうしてバカな奴ほど奥手なんだろうな?」

 

「し、仕方ねえだろ。心実だって新体操で忙しいし、言おうにもタイミングがよ……」

 

「それが奥手なんだよ。だがそうなると大変だな。今日中に言わないと、もう明日がバレンタインだからな」

 

颯斗にもせっかく出来た彼女が、これが原因で別れることになったら可哀想だな。主に椎名の方が。

というか……

 

「何で俺が他人の為にここまで考えなくちゃならないんだ。アホらしい……」

 

窓から見える白い雲を見て俺は呟くが、軽音部から聞こえる音楽に掻き消された。

 

*****

 

放課後になり、下校する奴や部活をする奴など様々だが、俺たちは図書室の一番奥のスペースにいた。

 

「それで、椎名さんには一応言えたと?」

 

分厚い本をパラパラと流し読みをしながら話を聞く蒼士。というかそれで話の内容が頭に入るのか?

 

「はぁ……まあなんとかな」

 

俺はため息を吐いて先程の光景を思い出す。

すると、自然にまたため息が出る。

 

「……一体何があった?」

 

図書室に来てから一度も言葉を発していない、事の張本人は目を瞑り、何かを考えてるかと思えば顔をニヤけさせている。

 

「……このバカ、自分じゃ言いづらいからって俺を同伴させるだけじゃなく、ほとんど俺に喋らせやがった」

 

浮かんできた光景は、俺の隣で何かを言おうとして結局口ごもる、普段と違って情けない颯斗だった。

 

流石の蒼士も、これは予想外の事だったのか、その分厚い本を閉じて机の上にそっと置く。というかあの本、今ちらっと見えたがドイツ語だったぞ。普通、学校の図書室にそこまで難しい本は置いてないだろ。

 

「……それは災難だったね」

 

まあ確かに颯斗の事は災難と言えば災難だったが、今日はそれ以上に災難な事が起きてる。それは……

 

「何故か学校中の自販機のコーヒーだけがすべて売り切れになってる事だな」

 

今日は朝に一杯飲んだ位だからか調子も悪く、自然とイライラしてしまう。

 

「それは我慢するしかないんじゃない?」

 

蒼士の返答はさっきと違って素っ気なかった。

 

 

~三人称side~

 

商店街にある、とある酒屋では、明日のバレンタインの為に二人の少女が奮闘していた。

 

「じゃあ頑張ろっか!」

 

黄色い質素なエプロンを着て張り切る少女、葉月柚子とピンク色の可愛らしいエプロンを着た少女、朝比奈桃子は台所に立ち、袋の中から先程買ってきたガ○ナチョコレートを数個取り出して開封する。

 

まあ張り切ってはいるが、チョコをあげる相手に"好き"というような感情はなく、どちらかというと兄にあげるようなものだが。

 

「よし。モモ、今年はおにいちゃんにチョコをあげるんだからおいしく作ろうね!……それで作るのなんだっけ?」

 

「チョコブラウニーだよ、ゆずちゃん。おにいちゃん、確かチョコレートは食べれないけど加工したものなら食べれるって言ってたから」

 

桃子は料理が得意な為か、いつもは天然ボケの桃子か柚子を引っ張っていた。

 

「あれ?でも生クリーム買ってないけど……」

 

柚子は袋の中を漁るが、チョコブラウニーに必要な生クリームは見当たらない。

 

「大丈夫だよ。生クリームだったらここに……」

 

桃子は笑顔で言って冷蔵庫を開くが、次第に笑顔が曇っていく。

 

「……あやや~。ゆずちゃん、どうしよう?」

 

何をどうするのか、幼稚園の頃からの幼なじみである柚子には直ぐに分かった。

 

「……もしかして生クリーム無いの?」

 

桃子はコクりと頷いた。顔は多少青ざめていて、それでも無理に笑おうとしていた。

 

「……ゆずちゃん?」

 

先に言葉を発したのは桃子だった。目の前で柚子がエプロンを脱ぎ、コートを着出したのに少し驚いたのだ。

 

「じゃあ買いに行かないとだね。モモはどうするの?」

 

生クリームが無いのならば買いにいけばいいだけ。柚子は幼なじみの天然ボケに慣れているためか、それだけを言った。

 

「ゆずちゃん、ありがとう!」

 

桃子は満面の笑みを浮かべ、自身も急いで支度するのだった。

 

****

 

~その頃、蒼士宅では~

 

「こらぁ~!まだ寝るのは早いぞ~!」

 

リビングの床に倒れる高校生数名。

机の上には酒瓶や酒缶がいくつも散らばっている。そして室内で一升瓶を持った薄着の女性。

 

何故こんなことになったのか、遡ること数十分前~

 

 

あの後、イラついた慎之助が颯斗の腹に一撃を入れて気絶させ、そのまま担いで帰ることになった。

その途中、竜ヶ崎裕一と偶然会い、暇だということで代わりに担いでもらえることになった。

 

「悪いね。それ、以外と重いでしょ」

 

担がれた颯斗を軽く物扱いしてしまう蒼士。だが、これが彼ら内での颯斗の扱いだから仕方がない。

その事に苦笑を浮かべる竜ヶ崎だが、重いという事に同意なのか、先程から担ぎ直したりしている。

 

「こいつは一体何キロあるんだ?軽く見積もっても80キロはあるだろ」

 

竜ヶ崎は誰かに言った訳でもなく、ボソリど呟くが、近くにいた蒼士には聞こえたらしく答えた。

 

「確か84キロはあるらしいよ?あの体のどこにそんなあるのかねえ?」

 

颯斗の身長は平均的で体格もそこまで筋肉はなく、明らかに60キロ位にしか見えないような体格だ。

そちらも驚くべきことだが、竜ヶ崎は他の事にも驚いていた。

 

(何で人の体重知ってんだコイツ?)

 

***

 

「じゃあ俺はここで……」

 

蒼士の家に着くと竜ヶ崎は、担いでいた颯斗をゆっくりと地面に下ろして去ろうとする。

 

「ちょっと待った。どうせなら上がってきなよ」

 

「いや、悪いだろ」

 

「全然全く問題ないさ」

 

何故かぐいぐいと背中を押してくる蒼士に、竜ヶ崎だけでなく慎之助までもが不安を覚える。

 

「いやほら、妹の分の飯とか作らねえとだし……」

 

「俺が弁当を作るから大丈夫」

 

自分よりも50cmは大きい人を押そうとするなんて、端から見たら尋常じゃない。

だが冷静じゃなくても蒼士の口は上手く、竜ヶ崎の思い付く理由を流して追い詰める。

 

「くっ……おい服部!お前も何か……」

 

隣にいるはずの慎之助に助けを乞うが、反応がない。

 

「一人で逃げやがったのか……!」

 

竜ヶ崎は絶望して正面を向き直すと、ドアを開けて家の中に自分から入る慎之助がいた。

 

「暇潰しにはちょうどいい。蒼士がここまで必死になる理由、昔の諺にもある『虎穴に入らずんば虎児を得ず』ってな。多少の危険を犯してこその暇潰しって物だろう?」

 

「ほらほら、慎之助はもう覚悟を決めてるみたいだし……逝こうか?」

 

「ちょっと待て!今なんかニュアンスがおかしかったぞ!」

 

竜ヶ崎の抵抗もむなしく、家の中に押し込まれた。

 

「俺は無視か!」

 

後に玄関前に取り残された颯斗の叫び声が聞こえたという。

 

****

 

「そこに座ってて。今コーヒーを淹れてくるから」

 

ソファーを指して座るのを促すと、直ぐにコーヒーを淹れ始める蒼士。学校でコーヒーが飲めなくて堪えたのは慎之助だけではなく、蒼士もキツかったのだろう。

 

「……特に何も無いな」

 

「いや、普通におかしいだろ」

 

二人が最初に目に入ったのは、ソファーでくつろぐ猫、猫、猫だった。

 

「まあ座っとくか」

 

慎之助は躊躇わずにソファーに腰掛けるが、竜ヶ崎は対称的に立ち尽くしていた。

猫たちはなつっこいのか、隣に座った慎之助の膝の上に乗って丸くなる。それも満更ではないのか、慎之助は猫の頭にゆっくり撫でる。

 

「にゃあ?」

 

呆然と立ち尽くす竜ヶ崎の足元に、いつの間にか白黒の猫がいた。

 

猫は、可愛らしく前足を竜ヶ崎の右足に当てると、空気の乾いた音が鳴るほどの速さで後ずさる。

 

「……何してるんだ?」

 

竜ヶ崎のとった不思議な行動に驚いた猫が、慎之助の膝に飛び込む。

突然襲ってきた衝撃に驚いた慎之助が振り向く。

 

「俺は猫が苦手なんだって!」

 

「へぇ、お前にも苦手な物があったんだな」

 

感心するように猫たちを眺める慎之助。

 

「コーヒー入ったよって……何で猫?」

 

蒼士がコーヒーカップをトレイの上に乗せて運んでくると、猫たちに疑問を抱く。

 

「何だ?お前が飼い出したんじゃあないのか。っと、コーヒー貰うぞ」

 

猫で遊んでいた慎之助は、コーヒーカップを手に取る。

 

「まあ飼おうとしても一匹位が当たり前だし……って竜ヶ崎はどうして気絶してるの?」

 

見れば床に倒れている竜ヶ崎。いったん目を離した隙に天井に頭をぶつけたらしい。

 

「知らん。それより……お前は何故、頑なに竜ヶ崎を帰そうとはしなかったんだ?」

 

「ん~?……ただの保険だよ」

 

コーヒーに興味を持った猫たちと戯れる蒼士の顔に、怪しい笑顔が浮かぶ。

 

「保険?」

 

「そう。慎之助も思い知ることになるさ……」

 

「たっだいま~!!」

 

蒼士の声を掻き消すかのように、玄関から女性の声が飛び込んできた。

 

「あれぇ?お友達かな?初めましてぇ、春奈で~す!」

 

「……こんにちは」

 

挨拶をした後、隠すことなく蒼士と春奈を見比べる。

 

「姉さん、あの猫たちはどうしたの?」

 

「あ、そうそう。この子達なんだけどぉ、この家で飼って欲しいのよぉ」

 

両手のひらをあわせて[お願い]を始める春奈。何処ぞの生徒会長と変わらない交渉能力を持つ姉の頼みは、誰も断れない。

お人好しな蒼士なら尚更だ。

 

「まあ仕方ないか」

 

春奈の場合、断っても意味がない。

相手が折れないのならこっちが折れるしかないのだ。

 

「ところで、その後ろにいるのって……」

 

「やっと気付いたのかよ!?」

 

春奈の後ろにくっついていたのは、玄関に置いてきた颯斗だった。

 

「ったくよぉ、慎之助に腹パン食らうわ気付いたら外で風邪引くかと思ったぜ」

 

鼻をすすりながら言う颯斗。普通に考えたら真冬の外で寝てれば風邪を引くのは当たり前だ。

 

「あらぁ、風邪気味なの?だったら……」

 

先程出掛けた時に買ってきただろう買い物袋からビンを取り出してコップに注ぐ。

 

「これを飲めば風邪なんてすぐに治るわぁ」

 

注がれた飲料は無色透明の、とても薬とは思えない色をしていた。

 

「本当っすか!そんじゃあ、いただきます!」

 

「あっ、ちょっ……」

 

何かに気付いた蒼士が止めようとするが間に合わず、颯斗は一気飲みをしてしまう。

 

「んっ!!?」

 

ほんのりと赤かった颯斗の肌が真っ青になり、口に含んだ何かを吐き出そうとする。

 

「出しちゃダメよぉ」

 

それを読んでいたのかのように、春奈は両手で口を抑えた。

 

「んーんー!?」

 

ゴクンという颯斗の喉の音が鳴ると、春奈は口から手を離す。

 

「姉さん。今飲ませたのって白乾児(バイカル)でしょ」

 

春奈の持っていたビンを奪い取り、ラベルを確認する。

 

「おいおい、確か白乾児ってアルコール分が60%はある蒸留酒だろう?」

 

慎之助は倒れた颯斗の状態を確認する。

 

「それをストレートで飲んじゃったんだから……明日どころか明後日くらいまではぶっ倒れてると思うよ」

 

先程と同じ微笑を浮かべて言う蒼士の姿は、まるで自身を案じるようだった。

 

「なるほど……これが保険か」

 

翌日、二日酔いで休む高校生がいたそうだ。

 

~蒼士side~

 

あの騒動の翌日、つまりバレンタイン当日に颯斗は休んだ。

チョコを渡そうとしていた椎名さんは、お見舞いに行くと言っていたけど、実際の理由が二日酔いだと知ったらどういう反応をするのか楽しみだ。

 

 

放課後、図書室の閉館作業途中に文緒が言った。

 

「蒼士くん。あの……今日はチョコを貰いましたか」

 

「いや、まだ1つも貰ってないよ」

 

両手をバンザーイして0を強調する。

実際は八束さんや櫻井さんからチョコを貰ったが、すぐに返した。

 

「そうですか……」

 

「まあ初めてのバレンタインチョコは文緒にもらいたくてね」

 

「…………」

 

少しイジワルをし過ぎたのか、文緒は黙ってしまったが、無言でバックの中からピンクのリボンで包装された箱を取り出した。

 

「……くれるの?」

 

「……はい、私の人生初のバレンタインチョコです。上手く出来ているかは分かりませんが、一応味見はしたので大丈夫だと思います」

 

チョコを受けとると、文緒は嬉しそうに語ってくれた。

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