なんかこの入りは飽きましたね。それはともかく、ガールフレンド(仮)のアニメ9話よかったですねー。
にゅーろん☆くりぃむそふとの進化系girl、皆さんもぜひ聞いてください!
~蒼士side~
手に持っているコーヒーを飲み干してゴミ箱に捨てる。
「よし、もういいよ」
「ったく、やっとかよ」
少し愚痴ってる颯斗をスルーして、2-Bへと向かう。
「さっさと行こうか。こういうのは当たって砕ければいいんだよ?」
「適当だな………」
「そうでもないよー?善は急げって言うじゃん?」
「……いねぇな」
「まあ想像通りだねぇ」
今は放課後なんだし、普通に部活してるだろうからねぇ。
でも颯斗はそんなこと全く考えてなかったらしいね。普通に驚いてるし。
「知ってたのかよ!?」
「そりゃあねぇ、今は放課後なんだよ?部活に行ってるとか考えなかった?」
「こっちは頭がいっぱいいっぱいなんだよ!」
「まあまあ落ち着いて、みんな見てるよ?」
冷静さを取り戻したのか、俺を睨む。
「……まあ何も考えてなかった俺も悪いが、お前だって村上先輩に告白したときは冷静じゃなかったろ?」
~慎之助side~
なんだか廊下が騒がしいが、おそらくあいつらだろう。
「何をしているんだあいつらは………」
多少飽きれながらも、荷物を持って廊下に出る。
「お前たち、何でここにいるんだ?」
「あ、慎之助はまだ帰ってなかったんだ」
いち早く反応したのは蒼士だった。
「さすがに騒ぎ過ぎだろう」
「そんなにうるさかったか?」
「凄い鮮明にお前たちの声が聞こえたが」
そう言うと、颯斗はorzの形になった。
「マジか、ってことはさっきの会話がほとんどの奴に聞かれてたのか…………」
颯斗はどんどん落ち込んでいく。
俺はそれを蹴り飛ばす。
「痛ってぇ!何しやがるこのやろう!」
「こんなところで転がっていたら人様に迷惑をかけるだろう」
「まあまあ、早く行こう?図書室の閉館までには戻りたいし」
「はっ、………そうだったな」
~三人称side~
「そういえば聞いてなかったな。颯斗、結局のところ誰が好きなんだ?」
ぶっちゃけた慎之助の言葉により、颯斗がスッ転び、蒼士の顔がニヤけた。
「あれぇ、颯斗は慎之助に言ってなかったのかな?」
「おまッ!別に誰だって良いだろっ!」
「静かにしないとまた蹴るぞ」
慎之助が颯斗の頭を押さえる。
「仕方ないな。蒼士、コイツの好きな奴は誰だ?」
「えっとねー、颯斗が好意を寄せてるのは2-Bの新体操部、椎名さんだよ」
「ちょっ!さらっと言うなぁ!」
「よし、さっさと体育館に行くぞ」
~慎之助side~
「で、どうやって告白するんだ?」
「まだ考えてねぇよ!」
むしろ俺が考えてたと思ってたのかこいつらは!
「まあまあ、だから俺に相談してきたんでしょ?ここは俺に任せて」
蒼士はニヤリと笑って体育館内に入っていく。
「大丈夫かあいつ?マジですげぇ心配だ」
「まあ、告白するのはお前なんだからちゃんと覚悟しておけよ?」
う、そうだった。俺が言わなきゃ意味ないんだった。
数分して蒼士は帰ってきた。どうやったのか謎だが、上手く呼び出してきたらしく椎名が隣にいる。
「ちょうど部活が終わったんだって。颯斗、頑張れ。俺は図書室に戻るから」
「じゃあ頑張れよ?俺はもう帰る」
ハァッ!?
「ちょ待て!?一人か?一人なのか?」
俺を一人にするな!
そんな俺の願いが通じたのか、ゆっくりと俺の肩に手を置いて言う。
「頑張れ」
一言だけ言って早足に校舎に向かっていく。
全く願いが通じていなかった!?
「まあそういうことだ。頑張れ」
慎之助もそのまま校門へ向かっていく。
俺が頭を抱えていると、椎名が笑う。
「ふふっ、仲が良いんですね」
「……そうか?いつもこんな感じなんだけどな」
「それこそ仲が良い証拠ですよ。それで、何かご用でしょうか?」
そうだった!?俺は告白をするために椎名を呼んだんだった。
「ああ、えっと。そこまで一緒にいいか?」
「はい、大丈夫です」
少し歩いて、後ろを振り返る。
「椎名、今日は話があって呼んだんだ」
急に切り出したからか、椎名は少し驚いていた。
「話……ですか?」
「ああ、聞いてくれるか?」
「はい」
そこで一泊置いて切り出す。
「俺はお前が好きだ。俺と付き合ってくれないか?」
男らしく、堂々といった。
椎名は俺が何を言ったか理解していなかったのか、最初はきょとん、としていたが、やっと頭がついてきたのか顔を赤くして叫んだ。
「えっ、えぇぇぇぇぇ!?」
「駄目か?」
少し不安が混じった問いに、椎名は激しく首を横に振った。
「い、いえ!そんな、私なんかが良いのでしょうか?」
俺は安堵した。別に嫌われてた訳じゃないようだ。
「いいんだよ。つうかむしろ椎名じゃなきゃダメなんだよ」
俺の力強い目を見て諦めたのか、椎名は笑った。
「はい、こちらこそよろしくお願いしますね?颯斗さん」
そうして、俺は人生初の告白に成功した。
その頃、図書室では、
「文緒、ただいま」
「あ、お帰りなさい蒼士君。話はすみましたか?」
「まあね、颯斗が珍しく、いや、初めての恋愛相談をしてきたものだから時間がかかったけどね」
「そうですか、お疲れさまでした」
文緒は微笑みながら蒼士の頭を撫でる。
お疲れさまでーす。
結局引っ張ったけど心実にしました。
里見蓮太狼のオススメライトノベル
今回オススメするのは、ファミ通文庫の【モンスターハンターシリーズ】です。
ゆうきりんさんの書いた本と、氷上慧一さんの書いた、魂を継ぐ者、疾風の翼、閃光の狩人が里見的にはオススメです。
もし本屋などで見つけたらぜひ読んでください。