取り敢えず10話くらいまではこのまま大体1000文字くらいで投稿させていただきます。そして、10話を超えたくらいから文字数を増やさせていただきます。
あと、改良もするかもしれません。
~慎之助side~
俺はいつも中庭にいる。ちょうど良い感じに太陽があたり、寝転がるには最高の場所だ。
いつも花の手入れをしてる夢前春湖や、学校中の掃除をしてる森園芽以と他愛ない会話を楽しむが、今日は先客がいた。
「お前は……同じクラスの風町か。何てここにいるんだ?」
「え、えっと慎之助くん……」
「俺に用か?というか、俺がここにいるってことは誰に聞いたんだ?」
「そ、それは…………」
何故か口ごもる風町。もしかして口止めされてるのか?
「蒼士、いや颯斗か」
ドキッ!?
「そ、そんなことないよ!?」
俺は後で拳骨を喰らわせよう思った。
「はぁ、あのバカ野郎が………。で、結局なんのようなんだ?」
俺は再度問いかけるが、風町はまた口ごもった。
だが、俺は気付いていた。
俺の後ろに蒼士がいることに。
「何のようだ?蒼士」
「あれ?やっぱりバレてたか。でも今回は自信があったのに」
「バレバレだ。特にお前や颯斗の気配はな」
あちゃー、と頭に手を置いて言う。
「蒼士くん?どうしてここに?」
風町も知らなかったのか、蒼士に問う。
すると、蒼士は風町に近づいて、ボソリ、と囁く。
「へ、えぇぇぇぇ!?」
「まあそういうことだから、頑張れ」
そのまま校舎の方に立ち去っていった。
というか、あいつは最後に何を言ったのか。
風町は風町でまだボーっとしている。
「ったく。風町、しっかりしろ」
ボーっとしてる風町の頬っぺを引っ張る。
「ふぇ!?いひゃいいひゃい!?」
手を離して風町の言葉を待つが、引っ張られた頬っぺが痛いのか、さっきからずっと押さえている。
少し待つと、やっと喋れるようになったのか、話し出す。
「もう、慎之助くんってひどいよね。女の子の頬っぺたを引っ張るなんて」
「お前がボーっとしてるのが悪い」
「ひどぉい!私そんなにボーっとしてた?」
「ああ、思わず頬っぺを引っ張ってしまうほどにな」
そうやってじゃれあっていると、昼休み終了の鐘がなった。
「ッチ、結局本題に入れなかったな」
「慎之助くんが私のことをからかうからだよ?」
「からかわれる風町が悪い」
「ほら、さっさと教室に戻るぞ。次の授業に遅れる」
「ん~、私の言いたいことが言えなかったよ~」
「後で聞いてやる」
風町は落ち込んでいたが、俺の言葉で顔を上げる。
何故かヘアピンのウサギが笑ってるように見えるのは俺の目の錯覚だろうか?
「本当!?絶対だよ!?」
「ああ、わかったわかった」
ちなみに、中庭から教室までは距離があったためか授業には間に合わなかった。
申し訳ありません。前回の前書きとあとがきを書き忘れてしまいました。
今回はオススメのライトノベルはお休みさせていただきます。