“人生の試練”と戦い抜いて、勝利を収めた男達の物語。 作:アロンの杖
いつもいつも作品を読み込んで下さりまして誠に有り難う御座います(本当に感謝しております)。
さて今回は少し変わった現象と言いますか、“望まない思念が次々と頭の中に浮かんで来てしまう”ようになってしまった私の知人の話です←例えば仕事や勉強等をしていると何の前触れもなく“死ね”ですとか“お前はもう終わりだ”と言った想念が流れ込んで来て精神が揺さ振られ、目の前の事に集中出来なくなってしまうのだそうです。
彼はどうやってその精神障害(精神汚染)を乗り越えて行ったのでしょうか?それを以下の“ノンフィクション物語”(つまりは“現代ファンタジー”の一種)として再構築し、皆様方にお伝えさせていただこうと考えております。
ちなみにこのお話も友人本人の許諾を得て執筆させていただきますが(仮に“高坂 幸夫”とでも呼ばせていただきます)、彼のたっての希望で少しの間の期間限定での公開にさせていただく予定です←勿論、前作と同じで彼の本名や地名等は色々な情報とごちゃ混ぜにしてボカさせていただきます。
前回と同じく今回の体験談が、同じような事象で苦しんでおられる方々の助けになりますように(せっかく生きているのですから少しでも人々の役に立ちたいですね)。
悪想念との戦い
“高坂 幸夫”は長野県出身の友人で大学時代から続く仲間である。
浅黒い肌に筋肉質な175cm前後の肉体を誇る彼は“イケメン風チー牛”とでも言う感じの爽やか系男子であり、小学校2年~高校2年までサッカーをやっていた、と言う事だった(その為か体は細マッチョで良く搾られていて、社交的だがちょっと影がある感じのする人間だった)。
そんな彼と大学時代に知り合った私は先述の“武井”と3人でゼミに出たり飲みに行ったり、時々旅行にも行ったりと今思えば楽しい学生生活を満喫していたのである。
しかし。
当時の私達は気が付かなかった、華やかな学生生活を送る傍らで、彼がどれだけ苦しんでいたのか、と言う事を。
ここから先は彼に教えてもらった話なのだが、彼は高校1年生の夏頃から突然、頭の中に“自分が意図しない考え”が浮かんでは消えて行くようになってしまったらしかった、自宅にいる時も学校にいる時もそれは変わらず、勉強や部活、バイトに精を出している間も次々と引っ切り無しに“お前は終わりだ”、“もうすぐ死ぬぞ?”と言う想念が頭の中に流れ込んで来るようになり、精神や心を掻き乱されて非常に辛くて不安定な状態で生きる事を余儀なくされてしまったのだ。
この“精神障害”のお陰で勉強や部活に集中出来なくなってしまった彼は誰も見ていない場所では自分で自分の頭を殴ったり(要するに“自傷行為”ですね)、“うるせぇ”、“ちくしょう!!!”等の怒鳴り声を挙げるようになってしまい、両親からも蔑んだ目を向けられて育って来た、との事だった←そう言う環境が嫌で気分を変える為にも“東京で一人暮らしをしたい”と家族に訴え、聞き入れられたらしかった(ちなみに実家はリンゴ農家だそうです)。
しかし。
東京に来てもそれは変わる事は無かった、むしろ大学に通うようになってから症状は一層、悪化の一途を辿って行った←例えば近くのコンビニに買い物に行こうとすると“そこの道を曲がったら死ぬぞ?”とかご飯を食べる時も“飯を食ったらお前は終わりだ”と言う感じで思念が頭にやって来るようになってしまっていたのである(本人曰く、“単なる言葉だけじゃなくて本当に冷たい感じがしたり力が奪われるような感覚に襲われるようになっていった”との事です←要するに“リアリティが増して行った”との事でして、そんな想念からの攻撃に彼は疲弊し、いつしか怯えるようになっていってしまったのです)。
作者注)その当時の彼の表情は確かに暗く沈んでいて覇気が無く、絶えず何かに怯えるような目線を浮かべていました(以前の快活さはなりを潜め、全体的にどんよりとした雰囲気を醸し出すようになっていました)。
そんな毎日を繰り返していたある日、両親が田舎から彼の下宿先へと車で飛んできた、話を聞くと“山梨県にいる知り合いの霊能者の女性の元へすぐに行け”と言われ、訳が解らぬままに荷物を纏めて自動車に乗せられてはその女性霊能者の自宅兼道場へと送り届けられたそうである(彼はこの時は10日間ほど大学を休んでました)。
自動車の中で両親が話してくれた所によれば、両親は東京に送り出した我が子のことが気掛かりで、ずっとその霊能者に相談していたそうなのだが、ある日の夜に“このままではあと1週間で息子さんは自殺する運命にある”と突然、その霊能者の人から電話が掛かって来たそうだ←彼女曰く“今現在の高坂くんの波動を感知して気になり、未来を見てみた”との事だったらしい。
「今すぐに彼を私の所に連れて来なさい」
「あの・・・。やっぱり息子は悪いモノに取り憑かれているんですか?」
「・・・それに近しい状態になってるね。例えるならば“死霊とダンスをしている”状態になっている、と言う所かな?とにかく急いで連れて来て!!!」
そう急かされて山梨県の富士五湖の近くにある道場に連れて行かれ、そこで散々説教された挙げ句に今現在の自分に付いての説明を受けた、そしてそのまま。
“助かりたいか?”、“このまま流されたいか?”と聞かれた高坂は“助かりたい”、“何としても助かりたいよ!!!”と涙ながらに訴えたのである、すると。
「じゃあまずは、毎日のように体を動かすこと。朝起きたらランニングをして、それが済んだら道場の中を掃除しなさい。で、悪想念がやって来たら“やれるもんならやってみろ!!!”って言って戦いなさい、逃げてばかりじゃなんにもならないよ!!!」
「・・・・・」
「良い?どっちみちこのままだとあなたはあと1週間から10日間ほどで死ぬかも知れないの。どうせ死ぬなら最後までビクビク怯えて死ぬより、人間らしく戦って死になさい。“生きる力”を取り戻すの、それも自分自身でね!!?」
“その方が良いでしょ?”とケツを引っ叩かれた高坂は、他にどうしようもないのと死にたくない一心で必死になり、覚悟を決めた、そして翌朝からとにかく動きまくると同時に悪想念に対しては徹底抗戦の構えを見せた。
彼は本当に考えが頭の中に浮かんで来る度に“やれるもんならやってみろ!!!”、“ふざけるなよ?バカヤロウ!!!”等と叫んで毅然とした態度で悪想念に立ち向かって行ったのだそうだ、そうしてそれから僅か1週間で。
想念には何の力も無い事、まともに付き合うだけ無駄な事を心の底から思い知らされ、その瞬間に自分自身を取り戻して無事に“生きる未来”を勝ち得たのだそうだ。
「もしあの時の事が無かったら、自分はアソコで終わっていただろうな。本当にあの霊能者の人には感謝感謝さ?」
高坂はそう言って、今も仕事に勤しんでいる。
※高坂の言う“想念”とは頭や心に浮かんで来る思いや体に来る感覚、そして言葉等が当て嵌まるそうでして、これらは自分が気にして実際に現実化する為の行動に移さなければ“ただの幻でしかない”と言う事を思い知らされたそうです(“気にしているだけではなんにもならない”と言う事らしいです)。
ここまで読んで下さりまして誠に有り難う御座いました(本当に嬉しいです)。
いつもいつも皆様方に支えていただきまして物凄く感謝しております(メチャクチャ励みになっています、本当に有り難う御座います)。
今回のお話が、少しでも皆様方のお役に立つ事を祈っております(勿論、今までのお話も、ですが)。
あと最後にもう少しだけ、自由に呟かせて下さいね?
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いつか
今はまだ無理でも、いつの日にか、きっと。
例え永遠に手が届かない存在だとしても、“千里の道も一歩から”だし“やらない善よりやる偽善”。
とにかくまずはやってみる、そうすりゃその内解って来る。
今は例え偽物だとしても、いつか本物になれる日も来るだろう。
私はそう信じている。
“
※“善なる神々”と“光の存在の方々”に、愛と感謝と敬意を込めて。