なので今話だけカシモドキを弱体化(笑)させます。許せサスケ、八掛六十四掌してやるから
──おまけ──
惣菜の取り合い
ラストカラアゲ
ユメ「……」
(⏜ن⏜)“……”
カシモドキ「……」
ユメ「先生?ここは年下の私に譲るべきじゃないです?」
(⏜ن⏜)“いや、これだけは絶対に譲れない。私の好物だからね”
ユメ「それなら私だって大好物です!」
(⏜ن⏜)“私の方が大大大好物なの!”
ユメ「私だって大大大大大大──」
(⏜ن⏜)“それなら私こそ大大大大大大大大──”
ユメ(⏜`ن´⏜)「“ぐぬぬ……!“」
ドン!!
ユメ(⏜ن⏜)「“!?”」
ドン!!
カシモドキ「ごちゃごちゃうるせぇ!ここまで来たら──」
「言葉じゃねぇだろ!!!」
〜♪
「「“最初はグー!!”」」
・
・
・
・
カシモドキ「うめうめ」カッタ
ユメ「う、うぅ……私の唐揚げが……」
(⏜ن⏜)“くっ……私にもっと……力があれば……!”
「ふあぁ……」
“……欠伸?珍しいね、ハジメが眠たそうにしてる姿って初めてみたかも”
「そりゃ昨日は先生の説教と先生が残してたシャーレの仕事がありましたからねぇ……いつもより2時間も睡眠時間が削られたんすよ」
「……これに懲りたら、今後はちゃんと書類を片付けてから行きましょうよ」
“そ、それに関しては本当にごめん……”
アレ(先生による覗き事件)から翌日、今は先生と子ウサギ公園付近の市場で買い物をした帰りだ
護衛目的というのもあるが、今回に関しては先生がまたRabbit小隊と何か問題を起こさないか監視する為だ
まあ、そんな事は無いと思うが……念の為だ。イオリの時みたく、舌を出せば即決処刑だろう*1
あ、それとさっきキリノにも出会った
どうやら最近、ここら辺で武装した放浪者集団が歩き回ってるとの声があり、パトロール(?)をしていたらしい
しかもどうやら、ヴァルキューレ全体も結構ピンチとの事。特に金銭面が弾丸の補充にも一苦労との事
けどキリノ曰く、徒手空拳でも戦えるみたいで結構意外。まあ銃を使えない場において四肢は最大の武器だからな
とりあえず早く帰りたい、寝たい
そう考えながら適当に先生と話をして歩いていた時、後ろの方から声がかけられ後ろを向く
「……そこの君ら。噂に聞く、先生と鹿紫雲ハジメかね?」
“そうですけど……”
「……なんか用です?」
「あぁ、君らに用事があるんだ。ついて来てくれるね?」
そうして近づいてきたオートマタらしき影。すると、急に顔に何かを吹きかけられる
「っ!?」
“(これ、麻酔……!?)”
急いで反撃の為に如意を振るおうとするも、どんどんと目の前がぼやけていき、そのまま地面へと倒れた
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ようやく目が覚めた時、自分が冷たいコンクリートの地面に四肢を縛られた状態で横になっている事に気づく
体を起き上がらせて隣を見れば、何故か全く縛られていない先生が寝起きなのか瞬きしながら辺りを見渡していた
「……おや、お目覚めですか」
目の前には変な格好の……なんだコイツ。数珠を首にかけ、ハチマキを頭に巻いた変なオートマタがいた
「体調はいかがです?」
「最っ高。久々にこんな深く寝れた」
“えぇ……?”
「それは何よりです。下手なおもてなしで何かあったらどうしようかと……なにせ私たちも、キヴォトスの外の方をお迎えするのは初めてでして」
“……色々聞きたいことがあるけど一先ず、あなたは?”
「ご挨拶が遅れました、私の名前はデカルト。この組織、『
“しょかっこう……?ハジメ、聞いた事ある?”
「さぁ……?今初めて聞きました、底辺のグループ?」
「おや、お耳に入れたのは初めてでしたか。底辺ではありませんが、清貧な人生を追い求める方であれば一度は聞いたことがあるのではと思ったのですが……なるほど。まあ、そうかもしれないとは思っていました」
「何せあなたは、部下を使って食べ物を強奪していたようですからね」
「……清貧?強奪?お前何言ってんだ?」
“えっと、何の話……?”
「とぼけるのも大概にしなさい!私の仲間達がこの目ではっきり見たのです、あなた達とウサ耳の生徒たちが仲良くしているのを!」
“ウサ耳ってことは……Rabbit小隊のみんなのこと?”
「あれが仲良くに見えたならお仲間さんの目は錆びてんだろうな。一度点検をオススメしたほうが良いぞ」
「さっきからうるさいですよ!……すみません、少々取り乱しました。大事なのはただ、あなた方が我々の求道を邪魔する、貪欲な者たちであるということ」
“何か邪魔をしちゃったっけ……?”
「……私たちは時にこう呼ばれます。穀潰し、あるいは社会の膿、と……しかし、それはどちらも的を射ていません。私たちは何もしていないのではなく……」
「ただ、『無所有』を実践しているだけなんです!」
“話の流れが全然見えてこない……”
「……それを何もしていないと言うのでは?」
「甘いですね。キヴォトスの人々は、あまりにも多くの物を所有しています。新しい戦車、高い小銃、ミサイルを防ぐためのバンカーなどなど……」
「こういった欲望はしかし、満たされるものではありません。より上に、より高く……それらは最終的に、人生を疲弊させるだけなのです」
「真の幸せは『所有』ではなく、『無所有』から生まれるもの……生存に必要な最低限のもの以外を全て手放し、無為自然の在り方を維持する……それでこそ、真の幸福に辿り着けるのです」
なんかアレだな。一昔前の仏教の修行みたいな……
「そこで私たちは働かず、所有せずの無所有を実践して生活していたのです」
「ところがある日、ここに招かれざる客がやって来ました。ウサ耳を付けて、何やら高価な武装を手にしたその生徒たちは、次々に廃棄弁当を手にしていきました」
「彼女たちが通った後、そこにはぺんぺん草も残らず……もやし弁当一つすら残ってなかったのです」
「ただでさえ焼肉弁当などは廃棄の対象になりにくいのに……それを含めて、独り占めを……!こんな非常識な行為が、許されて良いのでしょうか!?」
「……ん?」
“えっと、「贅沢な嗜好品には興味がない」って話だったのでは……?”
「そ、それはそうですが……とにかく!ラビット小隊なのかウサギ小隊なのか知りませんが、あの暴挙を許すわけには行きません!そしてあなた方が彼女たちのリーダーと見ました……さあ、約束してください」
「今後、焼肉弁当が廃棄されたら、それは私たち所確幸に譲ると!」
「無為自然とは」
“あの子たちは部下なんかじゃなくて、私の生徒たちであって”
「部下であろうが生徒であろうが、どちらでも構いません。あなたの言うことなら聞くのでしょう?」
“えーっと……’
「……」
「……なんですかその微妙な表情は。先生だというのに、自分の生徒たちも律することができないのですか?」
「全く、仕方ありませんね」と小さく呟いたデカルトは先生に近づくと手を差し出した
「こうなったらスマホだけ寄越して、そこで大人しくしていてください。私が交渉するとします」
“多分無駄だと思うけど……”
何故そこで大人しく連絡手段を渡したんだ先生よ
デカルトが先生のスマホを操作してRabbit小隊に交渉(笑)を試みようとしているのを見ていると、隣の先生が小声で話しかけてきた
“ハジメ、ここどこか分かる?”
「さぁ?俺らを単独で運んだのだとしたら、市場からそう遠くに離れた場所じゃないと思いますけど」
“そっか、なら少しは安心だね……というか、なんで縄ちぎらないの?ハジメなら余裕じゃない?”
「確かに余裕だけど、なんか面白そうだからそのままにしてるんですよ。誘拐とか初めての経験ですし、せっかくだし堪能しようかなーって」
“いま犯罪に巻き込まれてるって自覚ある??”
「……ってかそれよりも先生、いつの間にアイツらと連絡先交換したんすか。というよりよく交換出来ましたね、好感度マイナスにいってそうな奴らなのに」
“それはシャーレの権限をフルに活用して……冗談だから、冗談だからそんな顔しないで惨めになっちゃう”
「一瞬ここで殺した方がいいんじゃないかって思いましたわ……というか、あのリカルド?ってやつを見る限り、電話かけても速攻で切られてるっぽいな」
二回連続で速攻切られたことに困惑しているのか、声を荒らげて先生の方を向いた
「どういうことだ、あなたは本当に先生なのか!?これっぽっちも心配されてないじゃないか!?」
“まあ、複雑な事情があって……”
「他の生徒の足を舐めたことを知られたり入浴姿見たりしたからなこの先生」
「……あなた、それでも先生なのですか?どっちかというと、やっている事が犯罪者ですが……」
“ゲフッ……”
「くっ……せっかくシャーレの先生を人質にしたというのに……これでは高級弁当が……こうなったら、他の方法を……」
“……ちょっと試しに、私が電話をしても良い?”
「先生……?」
なんで被害者が犯罪に加担するんですか。犯罪に巻き込まれてるって自覚あるの??
「別に構いませんが、そのフリをして警察に通報……などという小細工は止めた方が良いですよ。私たち所確幸の武装は、ヴァルキューレを軽く凌駕してますからね!」
「別に構わないんだ……」
先生がオカルトだっけ?からスマホを返されるとそのまま電話を繋げる。隣から聞こえてきたのは気怠げなモエの声だった
『あぁもう、何なの先生……こっちは夜遅くまで作業して疲れてるってのに。大した用事じゃないならもう──』
“実は廃棄された和牛ステーキ弁当を見つけて……”
先生がそう言えば、少しの間があった後に電話が切られる。コバルトが高笑いをする中でも、先生は「これで良し」とでも言いたげな顔をしていた
「はははっ!あれだけ自信満々だったのに、自分だって無視されているではないですか!……はぁ、こうなったらもう他の生徒を脅して……」
「お、もう来たか」
「え?」
カチ、という小さな音が聞こえた瞬間、近くの壁が文字通り弾け飛び、煙の奥から三人の足音が聞こえてくる
「SRTだ!部外者はどけ!」
「サキ、私たちは今SRTの任務中ではないので、名乗らない方が……」
「そ、それよりここに、本当に最高級の和牛が……?和牛ステーキのお弁当なんて、SRTにいた頃にも食べたことなかった……」
『うん、絶対にそう言ってた。間違いない。逆探知の結果から推測するに、すぐその辺にいるはず!急いで!』
“いやー、優秀だ……”
「……先生?弁当なんか無いってバレたら、小隊たちにどうやって落とし前付けるんすか?」
“……未来の私が考えてくれる”
「おいコラ」
「あっ、先生とハジメさん……」
「なんでこいつだけ縛られてるんだ……ってそれより、和牛ステーキ弁当はどこだ!?」
「迅速な収集は任務の基本。賞味期限が切れているとしたらその旨味は刻一刻と減ってしまうため、今すぐに確保を……と思ったのですが、お弁当はどこですか?」
“えっと、それが……”
「はははっ!まんまと私たちの計画に騙されましたね!欲望の果て、それはあたかも存在しない虚像のようなもの……欲に負け、その虚像に魅せられた者たちは、いつしか破滅へと足を踏み入れる他ありません」
「何言ってるか分からないけど……和牛ステーキ弁当は無いってことか?」
「勿論です。どうしてそんなものが廃棄されてると思ったのですか。どうかこれをきっかけとして、無所有の素晴らしさに気づかれてはいかがでしょうか」
「さあ、同士達よ。彼女たちにそれを教えてあげましょう!」
イカルドがそう言えば、建物の影からわんさかとオートマタが姿を現す。二階には狙撃手までおり、既に銃口を向けていた
「うわっ、なんだコイツら!?服はボロボロなのに、武器だけやたら最新式で……?」
「ほ、包囲されちゃった……」
「まずは落ち着きましょう。基本は狭い所に誘導した上での各個撃破です。そうすればこの数でも……」
「まぁ、武器だけが良かったところで関係無い。私たちSRTを舐めるな!」
「二階にいる狙撃手は、私の方で全部どうにか……」
「ミヤコ、前方は私とミユでどうにかするから、後ろから頼む。それで良いか?」
「……はい、それで行きましょう。ハジメさんは先生を……と思いましたが、動けますか?」
「余裕」
縛られていた縄を呪力によって焼き切ると、手首を数回回しながら立ち上がる
「それは良かったです。では閃光弾を使いますので、その合図で散開してください。それでは……」
「作戦開始!」
結構10章むずかった……
最後のカミィ!?さん、多分だけど何もないの変異種とかじゃねぇのかな。管理人って言ってたり、繭から生まれる所も似てるし
あとキャラがエッッッッ(色欲大罪)