透き通る世界に響く雷鳴   作:おやおや、おやおやおやおや

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※注意!この話にはヒナちゃそのキャラ崩壊が有ります。それでも見たいよーって方は見てください

あと通算UAが1000いってるんだけど…鹿紫雲パワー凄い


入学編
最強との戦闘


 

 

入学式が終わった10分後、ゲヘナの体育館には1〜3年生の沢山のゲヘナ生徒が来ていた。その中心で相対するは、片やロリ体型のヘイロー持ち女子。片やヘイロー無しの男。ヘイロー無しがヘイロー持ちに戦いを挑むなんて死んできますと言ってるも同然、だが表情はそれぞれ真反対だった。

男──鹿紫雲一──は三日月のように不気味に口を歪め相手を見据え…

女──空崎ヒナ──は面倒臭いと顔全面に出していた…

 

「それで、ルールは何かしら」

 

「簡単だ。相手が戦闘不能になるか、降参するまでだ」

 

明らかに鹿紫雲に不利な条件。ヘイロー持ちはそうそう怪我をしない。それがましてや、ゲヘナ最強と未来で言われる者に対し言っているのだ

鹿紫雲は口を不気味に歪めた笑顔のまま話し出す

 

「初めに言っておこう、俺は電気を操れる。武器を含む全身にこの電気を流し身体能力を向上させることができる……まあ後は電気で出来るものは殆どできるな」

 

(電気を操る?聞いたことないわ、そんな魔法みたいなこと有り得るのかしら……)

 

「そして俺には生まれ持った能力がある、『幻獣琥珀』。電気と同じ特性を持つ呪力から変換できるあらゆる現象を実現するために肉体を作り変える能力だ。だがこれには制限時間があり、4分11秒を超えれば強制的に術式は解除され、肉体は崩壊する」

 

「(なるほど…聞いただけでもかなり厄介な能力ね…でも肉体が崩壊ってまずくないかしら)でもそれを私に言っても良かったのかしら。能力を聞けば対処は出来るのだけれど」

 

そうヒナが言うと、鹿紫雲の笑みがもっと広くなった

 

「あぁそうだな。能力の事を話すとお前にメリットが、俺にはデメリットがつく。」

 

「じゃあなん「これには縛りが関係している。俺の能力を話し相手にメリット、俺にデメリットがつく代わりに能力の威力の底上げだな」……話すだけで威力の底上げ…話し始めた時点でダメだったのね」

 

「まぁそうだな。よし、話した事だし……」

 

そういうと腰を深く落とし、如意棒を相手に向けるよう構え…呪力を解放する

 

 

 

 

 

 

 

「さぁ、始めようか」

 

 

 

 

 

 

電気で自身の身体能力を強化し、回り込むようにヒナの後ろに行き如意棒を横薙ぎにするが銃で防がれ、銃床が顎に迫るが上体を後ろに反らす事で回避する。 ヒナは銃を構えると遠慮なく乱射してくるが如意棒で弾き、避けたりする

 

「遠慮ぐらいしろよ、こちとらヘイロー無しだぞ?」

 

「貴方は対処するって分かってるから撃ってるのよ?」

 

そりゃどうもと如意棒をヒナに向け投げるが体を横に逸らすことで難なく回避した、がその隙に一瞬で近づき肉薄をする。だがヒナは銃で防ぎ、避けたりしている。

手のひらをヒナに向けると、何か察知をしたのかヒナは急いで横に飛ぶ。その瞬間ヒナがいた場所に如意棒と自身の手を介した電撃が放たれ、体育館に響くほどの大きな雷鳴が鳴る

 

「チッ、これ避けられるか…」

 

ヒナは一旦離れ、息を整える。

 

(あの電撃をくらっていたら、私でも危なかったかもしれないわ…)

 

どんな威力かはくらっていないから分からないが、雷とほぼ同じ威力だと仮定すると冷や汗が額を伝ってくる。

1度深呼吸をすると、目を細め鹿紫雲を見据える

 

「ヘイローが無いからって少し手加減してたけど…」

 

ヒナはしっかりと銃を構えると体育館内の空気が変わる。もの凄い重圧感がヒナから放たれているが、鹿紫雲はそんなのを気にしないと言うかのように笑みを広げた

 

「考えを改めるわ。…今から本気でいくわ、鹿紫雲」

 

「あぁそうだなぁ…空崎…」

 

鹿紫雲は足を少し広げ前傾姿勢になると全力で呪力を解放する。鹿紫雲の体から紫電が溢れ出しバチバチと音を鳴らし、髪は電気の影響で逆立っている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「音量上げろ!!生前葬だ!!」

 

「貴方がそれを言うと冗談に聞こえないから止めてちょうだい」

 

なんかコントみたいになっているが、どちらも気合いは十分。

そして鹿紫雲は強者にしか使わない術式を発動する!

 

 

 

 

【術式解放:幻獣琥珀】

 

 

 

鹿紫雲の体は電気に包まれ、肉体の形を変え獣の様な姿へと変わっていく。本気…と言ったところか、ヒナはその姿を見ても表情を変えず見つめている

 

「そうね、貴方がそう来るなら私も…」

 

ヒナは銃を鹿紫雲に構えると、ヒナの銃に紫色の光が集まってくる。

 

 

【終幕:イシュ・ボシェテ】

 

 

どちらも本気の必殺技…ぶつかり合えばどうなるかは神のみぞ知る…

 

(あの技…幻獣琥珀は4分11秒の制限時間がある…つまりはこの4分11秒をいなしてしまえば私の勝ち………)

 

(あの技はヒナの本気か…恐らく遠距離攻撃の技。この中を周りながら避け、リロードの瞬間を狙えば俺の勝ち………)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

((だがそれは雑魚の思考だ/よ))

 

 

 

 

 

(アイツは本気を出した!例え死んでもいい!真正面からぶつかり合う!これしかねぇだろ!)

(彼は本気を出してくれた。それに答えるのが礼儀!)

 

 

性格が全く違う2人、だが考えていることは同じ。本気を出した、それに答えるのが礼儀。例えその選択が敗北の兆しだとしてもその考えを改めることは決して無い。

 

 

「かかって来いよぉ!空崎ぃ!!」

 

「…死なないでね?鹿紫雲」

 

【終幕:イシュ・ボシェテ】

 

 

大量の紫の弾丸が鹿紫雲へと放たれる。鹿紫雲は避けることはせず真正面から受け止める!

受け流し、弾き、取る。幻獣琥珀で強化された圧倒的な動体視力でイシュ・ボシェテを真正面から受ける!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

──空崎side──

 

弾丸を全て発射し、弾が出なくなるとイシュ・ボシェテの終わりを告げる。警戒したまま銃を下ろし煙を見る、真正面からイシュ・ボシェテを受けたのだから怪我はしているだろう。が、確実に生きていると確信し目の前に広がる煙を睨む

すると中から亜光速の電磁砲が私に向けて放たれ、正面から受けてしまう。余りの威力に後ろに飛ばされ地面を転がる

 

「グッ…」

 

痛い、身体が痺れる。なんとか銃を杖のようにし立ち上がると前から鹿紫雲が出てくる。幻獣琥珀は解いておらず、手は赤く染っていた

 

 

「いい技だったぜ……空崎…」

 

 

肩で息をしていた。もしかして立つのも辛いのか?だがどちらも満身創痍になってしまった。次攻撃をくらえば私は倒れてしまうだろう。

どうする、どうすればいい。頭の中でそう考えている間も彼はどんどん近づいてくる。

 

彼の攻撃圏内に入った、が何もして来ない。ただ見てくるだけ…?すると彼は幻獣琥珀を解き、こちらに優しく笑みを浮かべてくると

 

 

 

 

「空崎……お前の……勝ち…だ……」

 

 

…私を巻き込むように倒れてしまった。私も満身創痍だったから彼と共に倒れる。微かに見えた顔はとても幸せそうな顔をしていた……戦闘狂。それがピッタリだわ

そう考えていると私もどんどん意識が遠のいていく。だけど……まぁ…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

楽しかったわ

 




てかゲヘナって雷帝なる人がいましたよね。どうしましょうか……

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