透き通る世界に響く雷鳴   作:おやおや、おやおやおやおや

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この度、私の初投稿小説である「透き通る世界に響く雷鳴」がランキング、ルーキーにて第8位に載っていました。読んでくれた皆様。感想、評価をしてくださった皆様。本当にありがとうございます。これからも、本作品を読んで言って下さい



そしてアンケートの結果「1〜2年の話も書く」という結果になったのですが、もしかしたら投稿頻度が落ちてしまうかもしれませんのでご了承を


ショッピング (1)

あれから元気になったヒナとゲヘナで仲良く過ごしていた。一緒に昼飯を食べたり、書類仕事、鎮圧を手伝い手伝ったり………これ青春じゃね?でも青春にしてはちょーっと学生とは思えないようなことしてるけどな。まあゲヘナだし

そして何故か他の風紀委員の視線が変に感じてしまう……なんだろう、暖かい目?見守る目?って言うのかな。嫌な感じはしないがこう……違和感が、ねぇ…

ちなみに今はゲヘナ学園の第8学生食堂でヒナと一緒に昼飯を食べてる。今日の献立は秋刀魚の塩焼きと味噌汁にほうれん草の和え物とご飯。

…………ビックリするほど和食、だが普通に美味しい。憑依前は日本人って事もあるのでこういう塩っ気のある食べなれた味は好みだ。てか厨房をよく見たら6人じゃねぇか。よくその人数でまわせてるな

 

食べ終えた後は教室に向けて歩いていた。食堂と俺にあてられた教室って結構遠いんだよな。それでも食べに行くほど食堂の飯は美味いけどな

 

「今日の昼飯も美味かったな」

 

「えぇそうね。とくにあのお味噌汁が良かったわ。出汁がしっかり効いてて、どこかホッコリする味だったわ」

 

「確かにアレは美味しかったわ。…俺は塩焼きかな。よく脂がのってて濃厚だったし、塩加減も絶妙で秋刀魚の甘みも引き立ってたよ」

 

「やっぱり給食部の人達は凄いわね。料理の美味しさをキープしながらたった6人でゲヘナ学園全生徒の昼食を作ってるのでしょう?確実に風紀委員会よりも大変でしょうね」

 

「ほんとに凄いよ……正直生徒会の人達より尊敬できるかも」

 

───と、そんな他愛もない話をしているといつの間にかついていた。ちなみにヒナとは別のクラスだ

 

「それじゃ、じゃあなヒナ。また風紀委員会で」

 

「えぇ、また後で」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自分の教室に入ったが正直やる事が無いんだよなぁ……ブルアカの授業は前世のとは違って対面授業じゃなくてBDブルーレイディスクとか学習ノートを利用した、日本で言うセルフラーニングや通信教育に近いやつになってんだよなぁ。しかも生徒がほとんどいねぇし、さすが「自由と混沌」を校風にしてるだけある「ねぇねぇ鹿紫雲くん!」……この声は…

 

「……今日も俺を実験台に催眠術の練習か?京極

 

「そうだわ!というか、下の名前で呼んでって前も言ったじゃないの」

 

えー今俺の右側にいるのは京極サツキ。なんか凄い催眠術が大好きな万魔殿パンデモニウム・ソサエティー所属の生徒。入学して隣の席になってから今まで凄い話しかけてきた、いわゆる陽キャだな。そして色々とデカイ。何がとは言わんが色々とデカイ

 

「ハイハイ分かりましたよ〜殺気サツキ

 

「……なにか変な漢字にされた気がしますけど……まぁいいですわ」

 

そういうと京極は何処からか取り出した「真ん中に穴が空いたコインに紐を括り付けた古典的な道具」を俺の顔の前に持ってくる

 

「…やっぱり何度も思うけどさ、やり方が古典的過ぎないか?」

 

「そ、そんな事は無いわよ!これは立派な【NKウルトラ計画】なんだから!」

 

「………まぁその【NKウルトラ計画(笑)】を使って頑張れよ」

 

「(笑)を付けないでくれるかしら!?」

 

まぁコイツは弄ったらいい反応するから結構面白いんだよな。するとプリプリと怒った表情で【NKウルト(ry】を強調してきた

 

「フンッ!そんな事を言ってられるのも今のうちですよ!今日こそは催眠を成功させて万魔殿に入れてやるんですから!」

 

そう言うと京極は【NKウ(ry】をゆっくりと左右に揺らし始める。……懐かしいなぁ…憑依前でこれが流行った時よく友達にやってたなぁ……

 

「あなたはだんだん万魔殿に忠誠を誓いたくな〜る。あなたはだんだん万魔殿に忠誠を誓いたくな〜る。」

 

ゆ〜らゆ〜らと左右に揺れる【NK(ry】を目で追う。…このコインなんだろうな。ヤケに穴デカイけど

 

「……どう?万魔殿に忠誠を誓いたくなってきた?」

 

「いんや、これっぽっちも思わん」

 

しばらく経っても何も起きなかったからか、京極は背もたれに体を預け天を仰ぐ。うっお何がとは言わんが強調され(

 

「やっぱダメですかぁ〜……何がダメなんだろうね……」

 

「それは俺に聞かれても分からんぞ?何せそういうのは疎いからな」

 

腕を組み、天を仰いだまま唸るように考えている。何がお前をそこまで突き動かすんだよ。

考えてる彼女を横目に再びBDで授業を聞く。それに気づいたのか、彼女は椅子を近づけ画面を覗き込んできた。止めろ!それを押し付けるな!

 

「へぇ〜……鹿紫雲くんって意外と勤勉なんだね」

 

「意外ってなんだ意外って…こうやって勉強しとけば外に行った時に何か役立つかもしれないだろ?例えば、安定した給料を貰える職に就けやすくなったりな」

 

「……将来の事考えるの早くない?。正直あなたの事だから「戦い」しか頭に無いと思っていたわよ?」

 

「失礼な……俺の事をなんだと思ってるんだ」

 

「戦闘狂です」

 

「まあ正解だけどさぁ……」

 

催眠術が失敗に終わったらいつもこうして話し合ったりしてるが……何だかなぁ……。すると京極は何か閃いたかのように顔をハッとするとスマホを操作し始めた。5秒も経たない内に彼女のスマホの画面を俺に見せてきた。それは

 

「『モモトーク』?」

 

モモトーク。キヴォトスで使われている、チャットシステム。日本で言うL〇NE的な存在の物

 

「だけど、なんで急に…」

 

「私と鹿紫雲くんって連絡先交換してなかったじゃない?今度の休日に一緒にお買い物行くために計画練るには必要じゃない。」

 

「まぁ…別にいいが……まて、''一緒に買い物''?」

 

「うん。今週の土曜日行くわよ?」

 

「何故行くことは確定しているんだ!!俺は行くとは行ってねぇだろ!」

 

「でも予定は無いでしょ?」

 

「グッ………そ、それはぁ…そう、だけどさぁ…」

 

それを聞くと京極はニマーと笑い顔を近づけてきた。……結構いい匂いするな、香水とかじゃなくて……なんて言うんだろ

 

「それじゃ決まりね!ほらほら早く連絡先交換して〜」

 

「ダァー!わーったわーった!!分かったからどいてくれ!」

 

手で彼女を下がらせる。危なかった、理性がトブ所でしたわ。

 

とりあえず京極とは連絡先を交換した。交換した後、彼女はすんごいニコニコして「楽しみ〜」って言ってたわ───

 

 

───────────────。

 

 

────────────。

 

 

 

────────。

 

 

 

────。

 

 

 

今日は土曜日。一昨日モモトークで送られてきたゲヘナ自治区の外のショッピングモールの近くにある噴水に来ていた。結構綺麗な場所だな

 

(しっかし、結構早めに来ちまったな。待たせちゃいけねぇと思ってたけど……)

 

待ち合わせとして指定された時間は10時、だが鹿紫雲が着いた時間は9時30分。一人や男友達と一緒に買い物に行くことは前では何回かあったが、今回は異性とだ。前を含めた人生の中で異性と買い物に行くのは初めてな鹿紫雲は浮かれていたので仕方ない。

 

(さて…どうやって時間を潰していよ「えっ?鹿紫雲くん?」──お、噂をすれば何とやら。だな)

 

向かってきたのは約束してた相手。私服姿の京極サツキ。

 

「や、やっほー……///」

 

だが、服が1部マズイ。服装はシアー素材のブラウス、白のワイドパンツという初夏を感じさせる服装だが、上がマズイ。

その大きなたわわから成される谷間がしっかりと見える白のコットンワンピースなのだ。下手な男が見たら鼻血を吹き出して倒れ伏す程の威力だろう

 

「そ…それで、どう?鹿紫雲。似合ってる…かな?///」

 

普段から谷間をさらけ出しているのに何を今更……と思うかもしれないが相手は異性。さらに休日に強制てゲブンゲフン…お買い物に連れてきたのだから恥ずかしがるのは当然のような物だろう。だがそこは鹿紫雲ハジメ───

 

「おう、似合ってるぞ」ニパー

 

年相応の笑顔を見せそう言ったのだ。これにはサツキもビックリ。今までの笑顔(チラッと見ていたヒナとの戦闘中の歪んだ笑顔)とは違う表情にサツキはさらに頬が赤くなってしまう

 

 

「と、というか、凄く早いのね。もしかして楽しみにしてくれてたの?(ふふふ、これに驚いて否定してきた鹿紫雲くんを弄ってあげよっ!)。」

 

お返しと言わんばかりの発言。普段の鹿紫雲なら否定するだろう。そう()()()鹿紫雲なら

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「─?あぁ、そうだが?楽しみだったぞ。何せこういうのは()()()だったからな」

 

「!?!?!?」

 

 

ここでサツキ、大誤算。本来ならここでからかい鹿紫雲を弄っていただろうが今の鹿紫雲は違う。外に出してないだけでテンションがかなり上がっていたのだ、それは普段彼が言わないような正直な言葉を放ち、絶対にしないような事をするぐらいには

 

「(京極のやつ…なんか顔赤いな。熱でもあるのか?)ちょっと触るぞ」ピト

 

「!?!?!?!?!?!?/////」

 

「うーん……熱は無さそうだな…」

 

勘違いしないで頂きたい。これは(テンションが上がっている)鹿紫雲の純粋な善意による行動なのです。決して下心なんかはありません。

 

「……あっわりい、勝手に触っちまって」

 

「─────/////」

 

「……?おーい?」

 

「─────/////」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

京極サツキ、享年16歳、死因──恥ずか死

 

 

 

 

 

 

んな訳ねぇだろぉ!!




1話で終わらせるつもりだったんですが、区切りがいいのと普通に力尽きたのであと1話で終わらせます。もしかしたら2話になるかも…

そんでサツキのエミュってこれで合ってますかね?調べたら3年生ってだけで絡ませたので不安なんですけど…

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