透き通る世界に響く雷鳴   作:おやおや、おやおやおやおや

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ちなみに前回記入し忘れてましたが、鹿紫雲の服装はいつもの原作のやつです


ショッピング(終)

 

 

あれからなんとか復活したが顔が真っ赤なままのサツキとショッピングモールに入っていた。傍から見れば完全にカップルのデートだろう、だが本人達はそう微塵も思ってない。

鹿紫雲は異性とのお出かけでテンションが上がっている故──

サツキは先程おでこに手を当てられたせいで恥ずかしい気持ちが勝っている故──

 

 

「なぁ、買い物つっても何買うんだ?」

 

「えっ!?…あっ、私の…服を、ですね」

 

「そっか、でも良かったのか?連れてきたのが俺で。俺服選ぶセンスとか無いと思うけど」

 

「いっいえ!その………一緒に…居てくれるだけでいいので…

 

「?(最後の方よく聞こえ無かったが、褒めてくれたのかな?)」

 

これだから部分難聴の女誑しは……なんやねん部分難聴って

 

 

ここには何回か来たことあるが、結構色々な服屋があるんだな。オラ驚れぇたぞ(某空)少し見渡していると、サツキが手を掴みある服屋に連れてきた

 

「こ、ここ私のお気に入りの店なのよ!いろんな可愛い服が置いてあって、値段もお手頃だから!」

 

そう言い終わると彼女は逃げるように服を物色し始めた、だがチラチラとこちらに視線を向けているのは分かってるぞ!──何でやろなぁ(鈍感)

じゃあ俺もちと自分の服を探してみるかな。家には原作と同じ服が4着のみだったし、ここでオシャレとやらにも挑戦してみたいんだよな

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

女物しか……ねぇ!!

 

まぁ…そりゃ当たり前だよな。ここキヴォトスで女性生徒しか居ないんだし……そもそもサツキのお気に入りの店ってことは女物しかおいてないって分かったやろおい

変な期待をしておいて裏切られた気持ちから少し項垂れていると、後ろからサツキが肩を控えめに叩いてきた。もう片方の手には服が何着か持っていた。なんだぁ?

 

「ね、ねぇ…いい服見つけたから…試着しようと、思ってるんだけど………折角だから…その…感想、聞かせて…くれないかな?」

 

「んー…いいぞ。けどあんま期待しないでくれよ?」

 

「っ!!ありがとう!じゃこっち来て!」

 

感謝の言葉を伝えられると、また手を引っ張られて試着室の方へ連れてこられた。…さて、褒めセンとか無いがまあいけるだろ。知らんけど

 

 

 

 

 

「こ、これは?」黒のタンクトップに黒のストレートパンツ。

 

「かわいい」(即答)

 

「じゃ、じゃあこれ…」ミントブルーのカーディガンに白のワイドパンツ

 

「かわいい」(食い気味)

 

「……」白いレースのトップスに白チュールスカート

 

「かわいい」(事実)

 

「可愛いしか言ってないじゃない!?」

 

ウワッなんだ!?褒めてたら急に声上げてきたぞ!どしたん話ピポパ?

 

「いやっその…嬉しいんだけど、もう少し…レパートリーを…」

 

ははぁ、なるほど。完璧に理解しましたわ。つまり可愛いってだけ言ってた俺にもっとちゃんとした意見をくれってことだなァ……おk!

 

「分かった!じゃあ最初のやつから良いとこ言ってくな」

 

「う、うん!」

 

「おっほん…先ず

 

 

 

 

 

最初の黒のタンクトップに黒のストレートパンツ。これは、はっきり言うととても似合っている。特に黒という色が良い、お前の髪色のピンクを際立たせる最高の色と言っても過言では無い。さらにシックな服装に派手な髪色のギャップが非常に魅力的だ。機能性、機動性に優れてかつ、お前に似合った最高の服装だ」

 

「えっえっ」

 

「次にミントブルーのカーディガンに白のワイドパンツ。これもとても良く似合っている。ミントブルーと白という淡い色同士の組み合わせに「芯」が通り、ピンクの髪がよりクールに際立っている。もし、もっと柔らかく見せたいならそのカーディガンを白のタンクトップだったりキャミソールに変えると良いと思うぞ」

 

「えっちょ、それは予想してないん

 

「最後にレースのトップスに白のチュールスカート。これも最高に似合っている組み合わせだ。白同士の組み合わせでできる透明感にチュールスカートという少し大人を思わせるような服装。あまり目立たない色だからこそ髪色が際立っている。チュールスカートは白の代わりにベージュとかにしてもお前に似合いそうだな」

 

「……///」

 

なんだぁ?言われた通り褒めたのに顔真っ赤にして蹲っちまったじゃねぇか。はっ!?まさか早口過ぎてオタクっぽく見られちまったか!?これはマズイ、何か弁解?いや別の所を褒めねば!だがどこを褒める?服…いや、性格?違う、今ここで言うにはおかしい。そうだ!(ここまで0.1秒)

 

俺は蹲ったままの彼女の肩に手をおき、笑顔でこう言った

 

「安心しろ、お前はそもそもの素体がいいから何着ても似合うぞ☆」

 

「ミ゚ッ///」

 

 

 

 

 

 

その日、サツキは再び死んだ()

 

 

 

 

 

 

 

 

「ご、ごめんね!変なところを見せちゃって…///」

 

「別に大丈夫だぞ、正直こっちもオモロかったし」

 

「笑わないでよ!?///」

 

ちなみに今は昼頃だったから近くのフードコートで昼飯食べ終えた後だぞ。俺はカレーうどんだな。…ちなみに服は無傷で完食しました

それでサツキは頬を赤らめてこちらを見ている。カッ─────

…だが、なんか視線が変なような……なんだか、俺の髪に視線が向いてるような

 

「…ねぇ、鹿紫雲くん」

 

「?どうした?サツキ」

 

「…鹿紫雲くんのそのお団子…1回解いてもいい?」

 

「?別にいいけど…何も面白いもんはねぇぞ?」

 

別に髪を下ろしたって、ただ肩あたりまで伸びた髪になるだけだぞ?それの何が「鹿紫雲くんって女装したら良さそうだよね」……何つったこいつ

 

「……?今何つった?お前」

 

「え?鹿紫雲くんって女装したら良さそうだよねって」

 

「しねぇぞ?」

 

「拒否権があると思ってるの?」

 

「嘘だろお前!?」

 

確かに鹿紫雲ってSNS(前のやつ)じゃ女性っぽいって言われてたけどさぁ!!俺がそれを否定してんだよ!

するとまた肩掴んできた。やめて!離せ!話せば分かる!

 

「さっきの仕返しだよ?鹿紫雲くん」

 

「HA☆NA☆SE!!誰に需要があるんだよそれ!!」

 

「私」

 

「HA☆NA☆SE!!HA☆NA☆SE!!」

 

「ナチュラルに語彙強めないで?」

 

嫌じゃ嫌じゃ!女装などしとぉない!そういうのは未来に来る先生にやらせなよ!おい!止めろHA☆NA☆SE!!!!!

 

「じゃ、いこうか」(無慈悲)

 

やめろおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

抵抗虚しく連れてこられました。どぼじでごん゛な゛ごどずる゛の゛(ガチギレ)──ヘイロー持ちに……(力で)勝てるわけねぇだろ!

そんで今は試着室で渋々渡された服を着替えています。俺も嫌だけどさぁ…あんなふうに懇願されたら俺の良心ってもんが……

とりま着替え終えたからでるか…

 

「それで、どうだ?」白のコットンワンピースに白いデニム

 

「……良いわね」

 

店「似合ってますよ!お客様!」

 

んな訳ねぇだろ!こら店員!お世辞はやめやがれください!

 

「いや…その…半分冗談でやったけどここまで似合うとは思ってなかったわ…」

 

ファ!?半分冗談ってなんやねん!もう半分どこや!…てか、白は変わってないやんけ……とりま試着室で頭のコイル作っと「ダメー!」……あはは、折るよ?

 

「今日はそのまま帰って?いい?」

 

「狂ったようだな」(低音)

 

なんやねん無理やり買い物連れてこられて女装されたまま帰るって。頭お菓子ナリねぇ〜。やめてくれ、俺の…(社会的な)ライフはもうそろそろ0よ

その後も凄い口論した。やめてくれだの、可愛いからそのままでだの、もう一生それでいいんじゃないの?だの…………お嬢ちゃん…指出せ

 

「はぁ…まあこれは万魔殿に請求しとくからな」

 

「いーよいーよ別に!先輩達も許してくれるでしょ!」*1

仕方なく……ほんっとうに仕方なく女装したまま帰る事にした。服屋から出た後はゲーセン行ってクレーンゲームしたり…色々…その後は何事もなく遊びショッピングモールを出ていた…てか随分時間経ってたんだな。もう日傾いてんぞ

てかなんで気づかねぇんだよ周りのヤツら。いつもの不良なら恐れおののきどっか行くのに…

 

「ね、ねぇ…鹿紫雲くん…いや鹿紫雲ちゃん?」

 

「おいゴラ何言うとるんやワレ」

 

ちゃんはないやろちゃんは、流石の俺も卓上調味料ぶちまけるぞ?仏の顔も三度まで言うやろ?まあ俺は無宗教なんで1回でダメだけど(クズ)

 

「はぁ………んで、なんだ?」

 

「今日は…その…楽し、かった?」

 

それか……そりゃまあ当然

 

「楽しかったぞ、全部が新鮮な感じだった」

 

新鮮(女装)…まあ冗談はホドにしといて、楽しかったのは本当だ。色々遠慮なく話せてたし、こっちもテンション上がってたからな

 

「っ!…うん!私も楽しかったよ!」

 

それを聞くとサツキはとても嬉しそうな顔をして喜んでいた。男と買い物1つでそんな喜ぶか?

 

「それで…鹿紫雲くん。次誘う時も…来てくれる…かな?」

 

「あぁ。だが女装だけはもう辞めてくれよ?」

 

「……」

 

「…おい、なんだその無言は。おい!なんか反応しろや!」

 

やめてくれカカシ、その無言は俺に効く。ほんとにこういうの怖いからやめてくれん?

暫くその場で話した、モモトークがあるから何時でも話せるがこうやって面と向かって話した方がいいからな。

 

「それじゃ、鹿紫雲くん!バイバーイ!」

 

「おう、じゃあな」

 

サツキは振り向き1歩踏み出した時、唐突に止まるとまた俺の方に振り向きポケットから【(ry】を取り出してきた

 

「そういえば今日はやってなかったから、最後にやろうよ!」

 

「しまらねぇなぁ……別にいいけど」

 

【(ry】を左右にゆっくりと揺らし、俺はそれをじっと見る。なんで休日にもなってこれやってんだろという考えが浮かんでくる…まあそりゃそうだよな。

 

「貴方は……えぇと……貴方はだんだん………私の事が…好きに…なる…

 

「?最後の方聞こえなかったが、なんて言ったんだ?」

 

すると顔真っ赤にして急いで逃げていくように帰っていった……なんだったんだ最後の…まあ帰るか

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後、ホントに偶然出会ったヒナに女装を見られ笑われたし写真も撮られた。許さん…許さんぞ!………

 

 

 

 

 

 

 

 

殺してやるぞ!羽沼マコト!

 

*1
先輩達「!?」




難産でした…ホントに……
あと熱と頭痛2日で治ったのに喉痛いし痰めちゃくちゃ出ますね。なんででしょう

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