透き通る世界に響く雷鳴   作:おやおや、おやおやおやおや

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うわああああん!せっかく評価が赤になったのにオレンジに戻っちゃいましたぁ!やっぱり虚しいですうぅぅ!!

…私には苦痛しかありません。それ以上の何物も望みませんでした(ry


なーんだ、ただの純粋で優しい子か

 

 

 

 やあみんな。俺だ、鹿紫雲だ

 今俺はゲヘナを新しい如意棒くんと共にパトロール中…というよりかは風紀委員に匿名で入った情報を頼りにある取引現場へと向かっている途中だ。たしかペロロだっけか、それのぬいぐるみを安く買い高値で売りつける…いわば転売ヤーと同じ事をしている奴らがいるそうな。殺すぞ〜!

 

 話は変わるがこの如意棒めちゃくちゃ使いやすくてね、重さも20kgで丁度いいし呪力込めなくてもぶん回せば気絶してくれるから有難い。ん?いつもパトロールみたいな事して飽きないのかって?

 まあゲヘナは無駄に広いし不良が多いからパトロールしても飽きないんだわ、でも最近悪事を働くヘルメット団とか不良の数が減ってきたのが不思議だな。いい事や、このまま他学園並に平和になって欲しいところだが…

 けどそんな中でも美食研究会は変わらず汚店を爆破しまくってんな。アイツ本当はスタンド使いなんじゃねぇの?……負けて死ねッ!

 

 して、情報に記されていた倉庫の入口に来たが……隠れてるな。数は72人か……でも1人は縛られてるのか?地面に伏している感じがするが。恐らくはあの情報を頼りに来た風紀委員の奴をボコして人質にでもしようとしたのかな?…だが残念!相手はこの私だ!

 …おっと狼狽えてるな?つまり俺が来たことを知らせた監視役がいると……後ろの倉庫の窓からこっちを見ているやつ2人か、持ってる武器はスナイパーね。まあ俺が来ることを想定してなかったんだろうな、何してんだろ。これでヒナとか来てもボッコボコにされてたやろな、そういう所はお粗末だな笑。

 ……おや?なんでそんな事が分かるのかって?まあめちゃくちゃ簡単に言うと俺独自の簡易領域のお陰だな。ただ単に呪力を円形に広げて、範囲内に入った奴に微弱な電気を付与。それを全身に広げさせて動きを確かめてるってわけ、便利〜。皆もやってみよう!

 

 倉庫のシャッターを静かにこじ開け、中へと入る。だが中には積まれたダンボール箱。そして四方から来る敵意の籠った数多くの視線のみ

 

「……さて、情報通りだとこの倉庫だが…」

 

 わざと大きめな声で倉庫内に響くように言う。その時、左側から頭目掛けて銃弾が放たれるがそれを上体を後ろに微かに傾けることで回避。銃弾が来た方向に如意棒をぶん投げると、小さくカエルが潰されたような声を出し倒れた子が1人見えた。その隣にはその姿を驚いた表情で見ている子が3人

 

「バレてんぞ〜、さっさと出てこいよ」

 

 その言葉を皮切りに倉庫に置いてあった多くのダンボールの陰から沢山の不良が出てくる。その表情には俺が来たことに対する焦りが見えていた。

 その隙をつき如意棒を電磁石の要領で手元に戻し、呪力で強化した身体能力を利用して近づき1人の頭に一撃。瞬間移動でもしたかのように現れた俺に慣れていたのかその周囲にいた不良は一瞬の困惑があったものの直ぐに銃を構え乱射してくる

 

「ダメじゃないか、射線上に仲間がいる時に銃なんて撃ったら」

 

 銃を撃っていた1人の後ろに移動し、盾のようにすると同時にその不良の体を動かさせ同士討ちをさせるその姿はまさにクズ。ドブカスと呼んでもいいレベルだろう

 盾にしていた子をいい感じに気絶させると、同士討ちにより狼狽えていた残りの4人を気絶させる。そしてわらわらと集まっていた不良溜りに体を向ける、一瞬で仲間が5人鎮圧されて焦ってんな…銃を持つ手が震えてんぞ

 如意棒を肩に担ぎ腰に手を添え、ホゥ…と息を吐く。その様子に不良達は何かしてくるのかと警戒したままだが、1番前にいた子だけは顔に怒りを浮かべていた

 

「……雷神ッ…めぇ!」

 

「ヤギの真似か?似てないからやめときなよ」

 

「…ッヤギじゃねぇよ!!何時までそんな余裕ぶった顔してられるかな!?この人数が見えないのか!!」

 

「…今気づいたわ。…いやぁ驚いたな」

 

「気づいてなかったのかよ!…だが、今更謝ってももう遅い「違う違う」……は?」

 

 

「この程度で勝てると思ってるお前らの脳みそに驚いたって言ってんだよ」

 

 

「っ!?な、何をしてる!早く撃「遅い」ガァッ…!」

 

 一瞬で近づき腹に掌底を叩き込むと、後ろにいた奴らも巻き込むように壁へと吹き飛んでいった。そんな光景をただ見てることしか出来ていなかった他の不良達に聞こえるように声を出す

 

「さぁ、お前ら全員鏖殺だ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 まあその後はいつも通り蹂躙と……弱い!緊張感が無い!銃弾も如意棒で弾けばいいし爆弾とかも如意棒で弾けばいいし…如意棒便利過ぎん?こういう雑魚戦で重宝するからいいんだよね〜。さす如意、さすエン1

「…というか、戦闘中にちらちら見えてたけど……君どうしたの?」

 

 そういい倉庫の端の方に視線を向けると、ほんのり赤い髪の角あり眼鏡っ娘が口にガムテープを付けて縄に縛られ床に転がっていた。倉庫に入る前に感じたのこの子か…何してんねん

 

「ん゛ー!!」

 

「分かった分かった、今助けるからね〜」

 

 

「助けてくれてありがとうございます!私、ゲヘナ中等部3年生の陸八魔アルです!」

 

「よろしくね、陸八魔ちゃん。俺は「もしかしてあの戦い方…ゲヘナの雷神さんですか!?」……そうだよー」

 

「うわあ!初めて見ました!!サインとかしてくれませんか!?」

 

 自分がその雷神だということを認めると、陸八魔の顔がみるみる輝いていき、笑顔になっていった。あかん、凄い純粋無垢な子や。ゲヘナに似合わん顔してるよ……なんでこの子ゲヘナなの?……とりあえずサインはしとくか

 

 

「それで、陸八魔ちゃん。どうしてあんな所で縛られてたの?」

 

「えっと…私、アウトローとハードボイルドってのに憧れてて…風紀委員の誰かを人質にするって言ってた不良さん達が気になって後をつけてたら…」

 

「…見事にバレて捕まったと……何してるの?」

 

「…スミマセン」

 

 前言撤回、この子行動力凄すぎて周りに迷惑かけるタイプだ。ゲヘナにいても違和感ないキャラでした。

 というか陸八魔って聞いた事あるな……アレか?散々白目顔してた子かな?見たことあるぞ。でも雰囲気違いすぎやろ草生えるw

 

「…けど!」

 

「?」

 

「雷神さんのあの戦い…痺れました!!あの大人数に真っ向から立ち向かって表情も変えず汗も流さず…まるで片手間のように処理するその姿、凄いハードボイルドでした!!そして戦う前のあの啖呵!かっこよかったです!」

 

「…ソウカイ(ありがとう五条先生。アンタのお陰でなんか褒めちぎられたわ)」

 

 …この子アウトローとハードボイルドに憧れてるって言ってたよな?……似合わねぇ〜。表情コロコロ変えてるし、何よりその満面の笑顔!なにがアウトローなんだよ…

 

「私もいつかあんな事を言えるアウトローな人になりたいです!」

 

「そうかい、頑張れよ。俺は応援してるぜ」

 

「…ッ!ありがとうございます!!!」

 

 そういい陸八魔はほぼ90°の角度で頭を下げてきた。風紀委員の俺がアウトローを目指す子を応援してるって変だな…止めろよ、まあいっか。この子嬉しそうだし

 とりあえず風紀委員に気絶させたコイツらを頼むよう連絡しておいた。

 

「…よし、風紀委員会に連絡しといたから、面倒事に巻き込まれたくなかったらここから逃げときな?」

 

「は、はい!……そ、その前に…連絡先とか交換してもいいですか?」

 

「いいよ〜」

 

「ありがとうございます!」

 

 連絡先を交換した後、連れ去られた陸八魔の事が心配で迎えに来た幼馴染の浅黄ムツキに陸八魔を任せた。ついでに「陸八魔ちゃんのことをちゃんと見といてね」、って伝えておいたから今後こんなことは無いだろう。…ないよな?

 

 

 

 

 

 

おまけ

 

 帰ろうかと思ってた時、浅黄が話しかけてきた

 

「いや〜、ありがとうね?雷神さん。アルちゃんの事助けてくれて」

 

「いやいや、風紀委員として当然の事をしたまでよ。あと俺の名前は鹿紫雲ハジメな」

 

「…え、風紀委員なの?」

 

「うん」

 

「……アルちゃん、変なこと言ってないよね?」

 

「アウトローになりたいって笑顔で言ってきたよ。まあ俺は応援するけど」

 

「それ風紀委員としてどうなの?」

 

「まあ子供の夢を応援するのが、年上としての務めみたいなものだし。」

 

「…なんかおじさんぽい」

 

「ガフッ…」

 

 

1
さすが如意棒。さすがエンジニア部





本当は面白そうだったから鹿紫雲を便利屋68に入れようと思いましたが、流石にやめました…鹿紫雲は一応風紀委員なので

というか何気に久しぶりかも、前世要素書いたの

原作開始時、鹿紫雲はどのぐらいの強さにしますか?

  • 呪力で最強格に勝利(ハジメ>最強格
  • 呪力+術式で最強格に勝利(ハジメ≧最強格
  • 強さ変わらず技術面を強化(最強格≧ハジメ
  • ちょっと強すぎや(最強格>ハジメ
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