後半かなり雑です
それと今更ですけど、「機械仕掛けの神(終)」で出てきた【極の番:雷帝】の呪詞を変えました。理由は特にないです
やあみんな、俺だ。鹿紫雲だ
あの地獄の五日間が過ぎて早10日、今は結構久しぶりにトリニティに来てるぞ。まあ久しぶりって言っても休日に来るのが久しぶりって訳で、ちょくちょくヒナとエデン条約の話し合いのために来てるんだけどね。
やっぱりトリニティは静かやなぁ、爆発も無いし銃撃戦……はたまにあるけど、結構良いところや。さっきから俺に対する視線が痛いけど、凄いよ?殆どの視線に殺意と敵意込められてるもん、そのうち質量を持った殺意をぶつけてくる子出るんじゃないの?……角生えて三ツ目あって耳たぶ長そう
というか、何をしようとか決めずに来たからすっごく暇だな。まあ高度の柔軟性を維持しつつ臨機応変にすればええやろ*1
適当にそこら辺を歩いていると後ろから俺の名前が呼ばれる。あまり聞き馴染みのない声だな、と思いながら振り返ると分厚い盾を持って……なんか疲れてる顔をしている蒼森ミネがいた
「よおミネ、久しぶり」
「お、お久しぶりです……ハジメさん……」
「酷いじゃないか、声をかけた私の事を無視するなんて」
ミネに手を振りながらそう言うと、下から俺の名前を呼んだ子と同じ声が聞こえてきた。声の聞こえた下を見ると、金髪ロングにすげぇモフモフの耳がある──
「あー百合園さん……でしたっけ?」
「正解だよ。ミカやナギサとは違って私とはあまり交流が無いのに名前を覚えていてくれるとは嬉しいね」
──百合園セイア。ティーパーティーのホストで、確かトリニティ三大分派の一つ、サンクトゥス分派のリーダー……だったよな?そんで元々虚弱体質だったのが更に悪くなって、最近はエデン条約の話し合いの場に顔を出せてなかったのだが…
「体調不良が多いと聞いたんですけど、体の方は大丈夫ですか?」
「あぁ、今日は心無しか少し調子がいいからね。ミネの監視の元、こうして日の下を歩いているのさ」
「勝手に…どっか行き過ぎです……!」
……そう言っている百合園の隣に居たミネは、ゼーゼーと肩で息をしていた。さっきのミネの発言からして、さてはコイツわんぱく小娘だな?虚弱体質とは
「……それで、俺に何か用があるんですか?」
「あぁ、少し君と話をしようと思ってね」
あーはん、なんの話ですかねぇ?
「それなら、そこら辺のカフェで話しましょうか。奢りますよ」
「それは有難いが、私が話す内容は聞かれてしまえば少し困ってしまうものなんだ。話し合う場所はもう予約してあるから行こうか」
……なぜ先に話し合う場所を予約していたんだ?俺がここに来るかも分からない筈、そもそも今日トリニティに来るのか不明な筈なのに、まるで分かっているかのように……
まあ偶然やろ、ほな着いて行きましょか〜
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「予約していた百合園だ」
「……はい、確認できました。では、奥の部屋へどうぞ」
……なんか、凄い高級そうな所に来ちゃった。トリニティでも見た事ないレベルの場所や、流石ティーパーティーの一角。ちょっと金分けてくれよ
ここに何回も来ていて慣れているのか、案内も無く少し入り組んだ廊下を進んでいく百合園の後を話す事も無くミネと共について行く。ほんのり暖かな光が灯っている廊下を暫く歩いていると、奥に目的の部屋が見えてくる。
百合園の後に続き入っていくと、中は高級そうな椅子に机が置かれた淡泊な……いや、高級そうな家具があるだけで淡泊ではないか。
「……わぁーお」
「ミカみたいな反応をしないでくれ」
アイツってこんな反応するんだな、結構意外だわ
百合園、ミネの対面に置かれている椅子に座る。あ、すんごいこの椅子フワフワしてる。家に欲しいかも
「……さて、今から私が話す内容は荒唐無稽に思えるかもしれない。だが、君にだけは話しておきたかったんだ」
「この世界の特異点である君にだけでも」
「……知ってるのか?」
「いや、君が言ったことが何を示すかは分からないが、知らないということは言えるよ」
「じゃあいいや、普通に気になるから早く話してくれ」
「そんなに急かさないでくれ」
なんか平然と俺が世界においての異常って言われたわ。隣にミネ居るのに……あ、凄い顔してる
「……その、セイア様?ハジメさんがこの世界の特異点というのは…」
「おっと、すまない。忘れてくれないか?ミネ」
「無理だろ」
……普通にミネの事を忘れてたっぽいな。何してんすかこのわんぱくキツネ、一応自分の監視員なんだよ?
「…まあとりあえず、話を戻そうか」
「私は未来が見える」
「へぇー」
「おや、驚いたり疑ったりしないのかい?」
まあ未来を見れる人知ってるからな*2
「んで、未来が見える事を言ったってことは、俺に関係のある未来が見えたのか?」
「いや、全くの逆さ。君が映った未来が見えなかった」
「正確に言うと、恐らく君がいたであろう場所が黒塗りされていた。こんなことは今まで一度も無かったのだがね」
「今日、君が本当にあの場にいるのは不明だったのさ」
「だから俺の事を特異点って呼んだのか」
「ああ」
つまりは今日会ったのも偶然じゃ無かった訳か。黒塗りされてただけって事は俺がその場所にいる事は確定しているし、百合園の言い方から完全な運ゲーだったと。お疲れ様やな
「それで、要件はそれだけなのか?」
「まだあるよ。私は近い未来に殺される」
「急にぶっ込んでくるなぁ…」
急な(私)殺害宣言止めれ、せめて表情は変えてよ。違うベクトルの怖さがあるからさ
「そこで、私は私を殺しにくる子を説得しようと思っているんだ」
「へぇ〜、未来を変えると」
「あぁ、もしかしたら私はそのまま殺されてしまうかもしれないがね」
「命懸けのギャンブルかよ」
コイツ、秤が見たらめっちゃ笑顔で仲良くなってそう。……想像したらおもろいな。あの秤がロリ獣人に笑顔になってるって字面だけでおもろいもん
「…んで、俺に何をして欲しいんだ?」
「君は私の事を気にせずに、エデン条約の話し合いを進めて欲しいんだ」
「まあ元からそのつもりだったけど……」
「それでいいさ。まあここで伝えたい事は伝え終えた。さぁ、せっかくの機会なんだし、色々と話そうか」
「ゲヘナ側だと何か聞きたいことはあるか?」
「それなら議長の事だな」
「あぁ、あいつなら──」
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──
そのまま百合園と会話に花を咲かせていると、ミネが百合園の肩を優しく叩く
「おっと。いい時間だし、そろそろ帰ろうか」
そう言われて、最近付け始めた腕時計を見るともう17時になっていた。ここに入ったのが15時辺りだから結構話してたんだな
「ありがとうな、久々に色々と話せたよ」
「あぁ、私もミネ以外の人と話せて良かったよ」
ほんじゃ、帰りましょう「おや?なにか忘れてないかい?」…ん?
「何を?」
「君言ったじゃないか、『奢りますよ』って」
──そこら辺のカフェで話しましょうか。奢りますよ
「そこ掘り出すゥ!?やめてくださいよ!あんまり金ないんですから!!」
「ハッハッハッ。何、百合園ジョークだよ。そんなに慌てないでくれ」
わんぱくFOXめ……ビビったじゃないか。何してくれてんだよおい!!
「ありがとうな百合園、体良くなることを祈ってるよ」
「セイアって呼んでくれ、ハジメ」
「OK、じゃあな!セイア!」
手を振りそのまま背を向けて立ち去ろうとすると、後ろからミネが俺を引き止める。振り返って顔を見ると、その顔は何処か不安そうだった
「……いえ、なんでもないです。さようなら」
「…おう!」
「……言わなくて良かったのですか?セイア様」
「あぁ、もしかしたら…違う可能性があるからね……」
「ですが…ハジメさんが死ぬ未来なのですよ……?」
「……彼には、話さないでおこう。混乱を招くだけだ」
「……はい、分かりました」
─おまけ─
5thのクロノスニュースにて
カッシー「まーた万魔殿から書類が送られてきたよ……」
カッシー「えっと……トリニティとの外交に、領収書……はぁ」
カッシー「……ん?万能ロボ10体の請求書…風紀委員会宛……」
カッシー「……ヒナ」
ヒナ「……これは」
カッシー「暴れようか」
ヒナ「えぇ、あのタヌキに一度痛い目見させないと気が済まないわ」
後日、万魔殿の議長室が半壊したと報道された
鹿紫雲の事を本来存在しない者だと知ってる人
会長
NEW,百合園セイア
NEW,蒼森ミネ
というか、ここら辺の設定があまり分からないんですけど……これであってるんですか?
誰と絡ませたい?(書くとは行ってない)
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リオ&トキ
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ユウカ&ノア
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メル&モミジ
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シグレ&ノドカ
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ミチル&イズナ&ツクヨ
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ツバキ&ミモリ&カエデ
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スミレ
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ワ カ モ(原作開始しても絡ませるか)