それと一つ描写し忘れがあったのでここで言っておきます。鹿紫雲は電撃以外にも幻獣琥珀に対して「幻獣琥珀によって放たれた技は生徒相手だと威力が3分の1になる」という縛りを設けています。これは音波だったり蒸発ビームが適応されてますね。この縛りはヒナと戦った後、たった一発の蒸発ビームによってボロボロになったヒナを見た時に「縛らなきゃ……!」と思った鹿紫雲が直ぐに設けました
そして鹿紫雲は知りませんが、幻獣琥珀状態で放たれた呪力にもこの縛りが適応されてます。あの時ネルが耐えれたのはこの縛りがあったおかげとも言えます、もしこの縛りが無かったら……多分腕逝ってます
そんでこの縛りで得たメリットは「呪力総量の増加」です
やあみんな、俺だ。鹿紫雲だ
俺は今はパトロールとかそんな事はせず適当にゲヘナでも比較的安全な所をブラブラ歩き回ってるぞ。ゲヘナは見慣れた所でも1日経てば(主に爆発とかで)風景が変わってたりするから見てて飽きないんだよね〜。ゲヘナはいつでも新鮮な風景をお届け! まあ地形ボッコボコで映えなんてもんは存在しないんですけどねw
というか、最近寒くなってきたんだよね〜。もう11月ですよ? 外出る時はネックウォーマーと手袋とカイロが必需品になっちゃったよ、家もコタツ出してるしテレビ見ながらミカン食べていたい。
正月はグータラ過ごしていたい、書類仕事なんて嫌や。 ……年末…仕事…うっ、頭が…ッ!
年末の仕事という特級呪物、キヴォトスに来てからそういうのは無いと思っていたがそこは変わらない事に絶望し、鹿紫雲は頭が痛くなっていた。
精神的な苦痛に顔を顰めて頭を抑えていると、前から物凄く見覚えのある3人組が……
「あ!鹿紫雲さん!」
「……よぉ便利屋のみんな、元気してたか?」
便利屋68、ちょっと前に陸八魔が会社を作ってから色々とやってるっぽい組織、風紀委員会内じゃ美食研究会や温泉開発部には劣るが危険組織として警戒されてるみたい。すごいね
「クフフ〜、どうしたのハジメさん。 さっきすっごい顔で頭抑えてたけど、何か嫌なことでもあった〜?」
「あぁ……年末の仕事ってのを思い出してね……風紀委員会は書類が馬鹿みたいに多いからさ……」
「「「うわぁ……」」」
哀愁漂う表情でそう言ったら、便利屋の皆さんが哀れみの目で見てきました。同情してくれるなら仕事手伝ってくれ、アンタら便利屋だろ。……あ、風紀委員会とは敵対組織だから無理か…ヒィン……
「…それとカヨコさん、大分便利屋に馴染んでますね」
「うん、大変なことばかりだけど楽しく過ごせてるよ」
そう、何故会った時に3人組と言ったのかは便利屋にこのネコチャン大好きカヨコさんが入ったからだ。何故入ったかを説明するにはかなり前の事────
──鹿紫雲さん!私、ついに会社建てました!その名も便利屋68!
──おぉ、いい名前じゃねぇか……んで、社員の数は?
──……私含めて二人です……
──( ノ∀`)タハー
──なので鹿紫雲さん!いい人知らないですか!?
──そんな都合のいい人なん……あ、居たな
──本当ですか!?すぐ呼んでください!
──……それで、その都合のいい人が私って事?
──そうそうカヨコさん。今無所属なんでしょ?入ってくださいよ〜
──それなら貴方が入ればいいでしょ
──俺風紀委員会ですよ、ヒナにぶち殺されちゃいますから
──……確かにそうだったね
──つー事で、3年生の鬼方カヨコさんでーす
──よろしくね、あー……陸八魔さん?
──……(白目)
──いやぁ、陸八魔は初めて会った時に白目剥いて絶句してたのに、今じゃホントに仲良しッスねぇ〜。これが陸八魔のいい所なんだよな、なんというかカリスマ性?って言うんかな、俺が風紀委員会じゃなかったら便利屋に入ってたと思う
「まあここで立ち話も何だし、時間あるなら近くのカフェで少し話そうか。奢るよ」
「…!ありがとうございます!!」
「いつも悪いね〜鹿紫雲さん」
後輩二人が嬉々とした表情で、近くのカフェに歩いていくのを後ろから呆れた顔をしたカヨコと共に着いて行く。寒い季節になったからか、吐かれた息がほんのり白くなっていた
「いつも奢ってあげてるの?」
「えぇ。後輩ってのはなんか可愛く見えましてね、ついつい」
「……まあ気持ちは分かるけど……お金は大丈夫なの?」
「今はまだ大丈夫なんで、カヨコさんのも奢りますよ」
「私は大丈夫だから」
「後輩の厚意は有難く受け取った方がいいですよ〜?」
「……分かった、じゃあよろしくね」
「あいよー」
──────
────
「……いくら俺が奢るって言ったけどさ」
「「「?」」」
「全員が店で一番高いもん頼むのは違うでしょ」
そう言って俺たちが座っている四人席の机の上を見ると、そこにはこの店で一番高い「フルーツ盛り沢山パフェ」が3つ、俺以外の席の前に置かれていた
「……後輩の厚意を素直に受け取った方が良いって言ったのはそっちでしょ?」
「限度ってのがあるんだよ……!」
怒りを抑えるために腕に力を入れると、持っていたコーヒーがカタカタと音を立てて震える。そんな俺の様子を心配そうに見ていたのは陸八魔だけで、他のふたりは目の前のパフェに夢中であった
うーん……話すこと何もないな。せや、この時間利用してなんか新しい技考えよ。天才か俺
……銃を使うのありかな〜? 例えば銃弾を拡張術式で形を変えて……あーでも銃を変えないと弾の形変えても意味無いか。それなら使う銃はライフルにした方がいいか、それなら超遠距離も対応できるしいざとなれば銃床でフルスイングすればいいし。他にも如意棒以外にも獲物使うのありだな、シンプルにガントレット……いや、幻獣琥珀使えるし別にいいか。というか、拡張術式を付与した武器を幻獣琥珀で変えた肉体に合体!!させる事って出来るんかな、それできたら強いぞ
「───」
あ、空気を拡張術式で変形させたらどうなるんだろ。呪霊直哉がやってた空気の固定化みたいにそれぶん殴れば爆発なりなんか飛ばすなり出来そう。……そうだ、砂や砂利みたいな細かな物を形を変えてそれぶん投げれば0円ガトリング出来るかもな、しかも雷として形を変えてるから光速か亜光速の速度で襲ってくるんだから相手としては地獄だな。うん!これはいい技だな! 後でヒナとかネルとか硬いやつに頼んでやろうかな、勿論お礼としてお菓子とか一つだけ俺ができる好きなことさせてあげよう
「──さん?」
……それと領域展開とか使いたいし他にも拡張術式作りたいな。でも俺結界術知らんし、結界術知れたとしたらシン・陰流モドキとか出来そうだな。俺独自の簡易領域(呪力を円形上に広げただけ)みたいに範囲内に入った奴に対してオートで電撃とか良いね。それと危険だけど+電荷付与された肉体の1部を切り離して電磁石の要領で引き寄せるってのもありだな。腕だと上手いことすれば身体貫通させることできるし……それだと危ないな、流石に止めておこう。そうだ、幻獣琥珀で肉体を作り変える事ができるなら肉体を──
「鹿紫雲さん?」
「……んあ? どうした陸八魔」
「いや、さっきからボーッとしてたから……」
「あぁ、ちょっと考え事してたんだ」
片手で持ったまま考え事をしていたせいか、時間が経ち温くなったコーヒーを飲む。砂糖とミルクによって緩和された苦味が丁度よく俺の脳を覚まさせてくれる
「考え事って?」
「俺の新必殺技を考えたんだ。ほら、俺って電気扱えるだろ?。それを応用した技だな。手札はいくらあってもいいからね」
「ひ……必殺技……!」
必殺技という単語に反応した陸八魔が、これでもかと言うほど目を輝かせて俺を見てくる。そんな様子にムツキはいつもの笑顔で陸八魔を見てたし、カヨコさんは「またか……」という表情で見ていた。
そこからは便利屋と他愛もない話をしあった。前の依頼で荷物を運んでいたら急に爆発した事だったり、陸八魔がただでさえ少ない便利屋のお金を使って高いオフィスを借りているだとか……陸八魔は何をしてるのかな? 衝動買いってやつか、気持ちは分からんでも……やっぱ分からん
(俺を除く)全員がパフェを食べ終わり、しばらく会話に花を咲かせた後に会計を済ませる。この食事によって俺の懐が軽くなったのは描写しなくても分かるだろう。悲しい……
「いや〜ありがとうねハジメさん、ご馳走様〜」
「そ、その……お金大丈夫かしら……?」
「ダイジョブダイジョブ…」
あぁ、つい悲しい感じになっちゃった。心配されちゃうからはよ正さな……いよし、おっけ
「……というか、大丈夫って思う気持ちあるなら頼まないでくれよ陸八魔」
「あ、あれはムツキが勝「それにしてもハジメさんお金持ちだね〜」
……なにか言おうとしたがムツキがそれを遮るように話し出したせいで、陸八魔がムムム……とした表情でムツキを見ていた。このいたずらガールめ……大人しくカリフォルニアしとけよ
日も傾き、薄暗くなった時間帯。外の寒さが1層増して来たのでそろそろお別れの時間だ。1つため息を吐けば白く染まった息が風に乗せられ後ろへと吹かれて行った
「……まあこれは次、風紀委員としてお前らを捕まえることになった時、本気で行くということで許してあげようか」
「「「え?」」」
「あ、拒否権は無しな」
「「「え」」」
そう言い残し背を向け、手を振りながら便利屋メンツから離れていく。その後は勿論、後ろから陸八魔の「何ですってーーーーーー!!!???」が聞こえてきた。
陸八魔オチは便利ですな
てかコイツ美食研究会と便利屋68と友人関係って凄いな、所属風紀委員会やぞ?
誰と絡ませたい?(書くとは行ってない)
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リオ&トキ
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ユウカ&ノア
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メル&モミジ
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シグレ&ノドカ
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ミチル&イズナ&ツクヨ
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ツバキ&ミモリ&カエデ
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スミレ
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ワ カ モ(原作開始しても絡ませるか)