透き通る世界に響く雷鳴   作:おやおや、おやおやおやおや

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モジュロと超電磁砲の2強で草生える

感想でもあったのですが、この世界線でのブルアカではカッシーはガチャの星3で実装されてます。実装時期は、まあイベストの時ですね。そんでやられてもちゃんとヘリから梯子降りてきますから、EXが終わっても肉体が崩れさるとかそんなの無いから!ホントに!!感想で俺が想定してないえげつないのが送られてきて脳がぐちゃぐちゃになりそうだったよ!!!

でも感想は嬉しかったです、ありがとう


走ったら砂が靴の中に入る時あるよね、あれ嫌い

 

 

「という訳で、シャーレで働くことになりました」ピース

 

「「「……え?」」」

 

「……は?」

 

「…本当……ですか?」

 

「……」

 

 どうも、正式にシャーレに雇用されてこの歳から働くことになりました、鹿紫雲です。あそこで先生に出会えて、さらにシャーレにも入れたのはデカイ!これなら先生と一緒にキヴォトスの色々な面白ゲフンゲフン……色々な問題を解決する事になったんでね、つまりはブルーアーカイブのゲームに介入できるんですよ。ヤッター!!

 とりあえずはひとつ目標達成かな、ゲームやった事ないからこの後の展開はあんまし分からんけど……まあ高度の柔軟性を維持しつつ臨機応変に対応しとけばいいだろ。なんなら先生に主人公補正付くだろうからその隣にいる俺にも影響すると思うし安心安心

 けど、前のSNSで先生って生徒の事になったら命賭けるって聞いたんですけど……銃で撃たれたりしないよね?「鹿紫雲くん……後は頼みます」とかされたくないよ俺、それされちゃったら闇堕ち部品鹿紫雲になっちゃうかも……あたしゃ怖いよ

 

「じょ、冗談……冗談、ですよね?」

 

「?いや、冗談とかじゃなくて。あと先生に頼まれたから、これからシャーレに行ってくるよ」

 

 どうしたチナツ、そんなこの世の終わりみたいな顔して……外回りから帰ってきてたイオリまでそんな顔すんなって。あ、アコがコーヒーカップ落とした

 どしたんやろか、とか呑気な事考えてたら急にみんなが立ち上がって一斉に俺に近寄ってきて「考え直して」とか言ってきたんやけど。どしたん話ピポパ?

 

「タチの悪い冗談は止めてくださいよ!!」「ちくわ大明神とか言ってる場合じゃないよこれ」「そ・こ・言・ぐ」「なんで……何が不満だったんですか!?」「どうしてえぇぇぇ!!」「ヒッグ…グスッ…」

 

「ハジメさん!?何勝手なこと言ってるんですか!そんなのヒナ委員長が許すはずないでしょう!?そもそも仮にヒナ委員長が許したとしても私達が───」

 

「嫌だァァァ!鹿紫雲先輩やめないでくださいぃぃ!!」

 

「行かないで……風紀委員会に、残ってください…」

 

 な、なんでこんな泣いてしがみついてくるんだ。というかチナツとイオリ、お前ら何言って……あー、そゆことね、完全に理解したわ(黄金の理解力)

 

「もしかしてさ、俺が風紀委員会辞めるって勘違いしてる?」

 

「「「……?」」」

 

「別に辞めないよ、風紀委員会兼シャーレになっただけ」

 

 俺がそう言うとみんな「なんだぁ…」とか言って安堵のため息をついてた。俺そんなに好かれてたの?……あ、もしかして俺がいなくなると書類大変になるから……とかか?いや、無いか流石に

 

「あ、それとここに来る頻度少なくなるかもだから、ヨロ」

 

 部屋の扉に手をかけてからそう言って出ると、数秒もしないうちに阿鼻叫喚が聞こえてきて扉が蹴飛ばされたのが見えてしまったから急いで走っていきました。多分、あれ捕まってたら俺死んでた。冗談抜きで

 

「……しばらく、行けねぇかもな…」

 

 外からでも殺気立っている事が肌でヒリヒリと感じる風紀委員会の教室がある建物を尻目に、念の為十字を切りながら校門の外へと歩き出して行った

 

─────────

 

──────

 

───

 

 あれから電車に乗って今はアビドス砂漠を歩いてます。何回も来たことあるから覚えているだろうけど、念の為水と地図とコンパスを持ってきました。こういう時に便利だねコイツら

 しかし、アビドスはいつも通り暑いなぁ……風が吹いたら砂が目や口に入ったりするし、靴の中にも入るから面倒すぎる。まあでも、アビドスなんだなぁって感じるから別にいいけど。あっ眩しいッ!日光がッ…!

 

 というか時間やべえ、待ち合わせの時間より5分ぐらい遅れちゃってんじゃん。かなり急いで走らな!あっ走ったから靴の中に砂が……痛っ、痛え!小石邪魔ァ!!

 

 

「わりぃ先生、遅れ……何この状況」

 

 対策委員会の教室に入ったら机に地図……いや、アビドスの地籍図を広げてなんか話し合ってたっぽいし、なんか決めてたみたいだな。タイミングわりぃな俺

 

“ハジメくん、おはよう。今からみんなでアビドス砂漠に行くんだけど、来る?”

 

「ほぇ〜、あれか?昨日ヒナが言ってた事?」

 

“そうそう、ちょっとアビドス砂漠のカイザーの様子を見に行こうと思っててね”

 

「ちょ、ちょっと待ってよ先生!?なんで風紀委員会の副委員長がここに居るのよ!!」

 

 先生と話してたら黒い猫の子……たしか、セリカか。その子が俺がここに居ることに突っ込んで来たんだけど、まさか先生話してないな?まあしょうがない……か?昨日言ったことだし、説明しなくてもいいって判断だったのかな?

 知らないのなら自己紹介をするのは鉄則。古事記にもそう書いてある

 

「昨日ぶりだね。改めてどうも、風紀委員会副委員長兼シャーレ所属の鹿紫雲ハジメです。これからよろしく」

 

「え、えっと……黒見セリカ、です…」

 

「自己紹介は大丈夫、名前ぐらいなら来る前に調べたから」

 

「シャーレ所属……という事は、先生……?」

 

“うん、昨日シャーレで働きたいって言われてね、快く承諾したんだ”

 

「おぉ〜、ハジメくんが一緒なら心強いや〜」

 

「……ん、ありがとう兄貴」

 

 ホシノと我が妹分のシロコからの褒め言葉を貰い気分は上々、いつでも暴れれますわ!だけど、なんかシロコの様子が変な気がしたな。いつもより元気がないと言うか、何かを隠しているような……うーん?

 

「それでは、鹿紫雲さんも来たことですし、皆さん準備しましょうか☆」

 

 ノノミの声と共にみんながアビドス砂漠に向かう準備をする為に部屋から出ていく。俺たちはする事が無いのでみんなが準備をしている間、対策委員会の教室でのんびりと話し合いをするのだった

 ……てか、ユメのやつ連邦生徒会に就職して今シャーレに居るのかよ。シャーレ所属になったんだから後で会いに行かな

 

────────

 

─────

 

──

 

『ここまでは列車で来ることが出来ましたが、ここからの移動手段は徒歩しかありません』

 

『少し進めばもうアビドス砂漠……このアビドスにおける砂漠化が進む前から、元々砂漠だった場所です。普段から壊れたドローンや警備ロボット、オートマタなどが徘徊しているので、危険な場所なのですが……』

 

『今は強行突破するしかありません。皆さん、今一度火器の動作チェックをお願いします』

 

 あれから列車に乗りアビドス砂漠に着いたアヤネを除く俺+アビドスメンバーと先生。みんなが銃の動作チェックをしている傍ら、一応持っているが銃を使わない俺は暇なので地面に広がる砂の数を数えてた、太陽が反射して眩しいです

 あと列車に来る途中、アビドスの土地の所有権がほとんどカイザーってのが持っていることを知りました。やばいねぇ

 

「けどさ、アヤネちゃん。よく考えると、その情報をくれたのってゲヘナの風紀委員長でしょ。それってなんかおかしくない?いくら風紀委員長とはいえ、どうして他の学園の生徒が、うちの自治区のことをそこまで知ってるわけ?」

 

「……いや、隣に風紀委員会のNo.2がいるんだから聞けよ」

 

 もしかしてまだ話しかけずらいのかな、まあそりゃそうか。昨日は敵か味方か分からん立場だったのに、急にシャーレ所属の仲間として動くことになったんだからな……あとほぼ初対面だし

 

『そういえばそうでしたね……鹿紫雲先輩、どうして知っているのか分かるのですか?』

 

「風紀委員会には情報部ってところがあってな、そこは基本的に他学園の事を調べるんだ。ヒナ……あー、風紀委員長と俺も元々はそこに所属しててね、ヒナは風紀委員長になったからほとんどの情報を持っているから知ってたんじゃないのかな」

 

「……わざわざうちみたいな廃校寸前のところも調べてるのね」

 

「まあアビドスにはホシノっつーキヴォトスの中でも上澄みのやつがいたからな。2年前から風紀委員会内でも要注意生徒として警戒されてたんだよ」

 

「ホシノ先輩何やったの!?」

 

「うへぇ〜、おじさん何もしてないよぉ〜……」

 

 反応的に多分本当に何もしてないんだよな、俺もコイツが警戒されてた理由が全く分からんのよ。理由?どうやろ、先輩方に聞いてみよか……あ、もう卒業したんだったわ

 

「だからヒナが知っててもまあおかしくは無いな。なんなら、アビドスの土地の所有権がカイザーにあるってのも知ってたんじゃないのか?」

 

「……なんで副委員長のあんたが知らないのよ」

 

「戦闘と書類処理担当だったもんで」

 

『確かに……それならゲヘナの行政官の「まだ違法行為とは言いきれない」という発言も、苦しい言い訳かと思っていましたが本当に不法侵入の意図は無かったのかもしれませんね』

 

「もしかしたらそうかもしれない。けど、あの時の風紀委員には明らかに侵犯行為だと取れる言動が多々あった。あそこがアビドスの所持してる自治区だったのかは、そんなに重要な事じゃない」

 

「それにあのアコの発言は明確な敵対行為。それだけで十分、あの時のアヤネの判断は間違ってない」

 

『……はい、そうですね。ありがとうございます。シロコ先輩、ですが……』

 

「まあまあ、実際に行ってみなきゃ分からないんだし。引き続き進むとしよっか〜?」

 

 

“あっついぃ〜……”

 

「大丈夫か先生?」

 

「ここから先が、捨てられた砂漠……」

 

「砂だらけの市街地に行ったことはありましたが、ここから先は私も初めてです……」

 

 なんか先生が暑さで死にかけてるがまあ置いといて、ここに来るのも久しいなぁ……あの時ユメを助けて以来か

 みんながホシノのオアシスの話を聞いている間、俺は砂漠の奥を懐かしく思いながら見ていた。奥の方ではユメが死にかけてた場所、そして、俺が死にかける程に追い込まれたあのビナーがいたはず

 もし仮にまだ生きているなら再び俺が行けば、復讐の為に目覚めるかもしれない。だが今なら完全に、跡形もなく破壊できる

 

「(次会う時がお前の命日だ、ビナー)」

 

「ハジメくん?どうしたの、そんな怖い顔しちゃって」

 

「あぁいや……この奥の方なんだなって思って、懐かしく感じてさ」

 

「ッ……あの時はありがとうね、ハジメ」

 

「どういたしまして。それと口調、戻ってるぞ」

 

「おっと、ごめんごめん」

 

 顔に出てたか、それならこれから気をつけなアカンな。もし見られたらこんな風に心配とかされるだろうし、迷惑をかけたくないからな

 

『風紀委員長が言っていたセクターまでは、もう少し時間がかかりそうです。見たところ、何もなさそうですが……とりあえず、引き続き警戒しながら前進してください』

 

 

「やけにドローンとかオートマタが多いな」

 

 あー、風スッゴ。砂入って口ん中ジャリジャリする……なんかドローンとかオートマタ多いし邪魔だし、もうビームでなぎ払おうかな、ムズいけど

 

「……ねぇアヤネちゃん、鹿紫雲さんの動き、見えた?」

 

『い、いえ……全然見えませんでした……』

 

“……もう一人で戦わせた方がいいんじゃないのかな”

 

 なんか後ろからそう聞こえるが、そんなに速かったか?俺的にはだいぶ速度落としてるつもりなんだが

 

「兄貴、前会った時と比べてもっと速くなってる」

 

「お、マジで?」

 

「もし相手したら、おじさんでもキツイかなぁ……?」

 

「ホシノ先輩なら勝てそうですよ〜☆」

 

 お?なんだ、帰ったら戦ってみっか?

 

『……っ!?皆さん、前方に何かあります!巨大な町……いえ、工場、あるいは駐屯地……?と、とにかくものすごい大きさの施設のようなものが……?』

 

「……こんな所に施設?見間違いじゃなくて?今のところ、こっちからは干からびたオアシスしか見えてないけど……」

 

『と、とりあえず、肉眼で確認できるところまで進んでみてください!』

 

 

「うはぁ……」

 

 あれからアヤネの言う通りに進んでみると、目の前に現れたのは本当に巨大な施設。張り巡らされてる有刺鉄線は、優に数キロメートル先までありそうなほど、その先は見えなかった

 

「工場……?石油ボーリング施設、ではなさそうな……一体何なんでしょう、この施設は……」

 

 ユメを助けた時にはこんなのは無かった、つまりはカイザーがあれから急ピッチで作った物。だが何の為に?まさかビナーか……?ならカイザーはビナーを使って何をしようとしているんだ…?

 

 そんなことを考えている時、銃声が聞こえた

 

「うわっ!?なになに!?」

 

「侵入者だ!」

 

「捕らえろ、逃がすな!」

 

 奥の方からぞろぞろと虫のように武装したオートマタ兵が現れて、こちらを銃撃し始めた

 

『前方から、正体不明の兵力が攻撃をしかけてきます!』

 

「よく分からないけど……歓迎の挨拶なら返してあげた方が良さそうだね?」

 

「あっぶね、アイツらヘイロー無しも考慮せずにバンバン撃ってきやがる…!」

 

“鹿紫雲くん!さすがに危な──”

 

 銃弾の嵐を潜り抜け、一体のオートマタの顔を掴む後ろで撃っている奴らに投げ飛ばす。それと同時に電撃を放つと、集まったオートマタ達は全員纏めて吹き飛んだ

 そして状況を掴めていない隣に立っているやつらの腕を掴むと、そのまま周りの奴らにぶつけて武器のように扱う

 

「テメェらヘイローが無いやつに容赦なく銃撃ってんじゃねぇぞ!!」

 

「な、なんだアイツ!?アイツから先にやれ!!」

 

 おや、銃口がほとんど俺に向いてるじゃありゃせんか。こりゃマズイ……訳じゃないけど、そっちがその気なら容赦なくぶち転がしてさしあげますよ

 

『……いらない心配でしたね』

 

“……うん”

 

 

「へーいGG、アンタら弱くな〜い?」

 

“鹿紫雲くんやめなって……”

 

 一通り兵士たちを殲滅し終えると、まだ意識が残っているやつを聞こえていないだろうが、煽りながらツンツン突くアッツ!?太陽で金属アッツアツやんけ、卵焼けるでこれ

 

“お疲れ様、みんな。増援が来るかもしれないから、引き続き警戒お願い”

 

「ありがとう先生……コイツら、そんなに強くないけど邪魔っていうか、めんどくさいっていうか……なんか、今まで戦ってきたやつらの中でもひと際「厄介」って感じ」

 

「ん、風紀委員会並に面倒だった……」

 

「何なのでしょうか、この方たちは……それに、こんなところで一体何をしているんでしょうか?」

 

『施設に何らかのマークを発見しました!』

 

 風が吹いて砂が飛んで邪魔だが、微かに見えたマークの下には……

 

「……カイザーPMC?」

 

『っ!?……はい、ホシノ先輩の仰る通り、カイザーPMCです。カイザーコーポレーションの系会社で、民間軍事会社です』

 

「ぐ、軍事……!?」

 

「……」

 

『ヘルメット団のようなチンピラとはレベルが違います。本当に組織化されたプロの……文字通り、軍隊のようなものです!』

 

 軍隊……にしては弱かったな。ここは厄介さに全振りしたタイプのやつなのかな、つまり本来はもっと強い……ってコト!?

 

「軍隊!?」

 

「退学した生徒や不良の生徒たちを集めて、企業が私設兵として雇っているという噂がありましたが、まさか……」

 

 すると基地中に大きな警報音が鳴り響いた。さらに上からはヘリ、地面の揺れの感じから戦車も来ているようだった

 

『大規模な兵力が接近中!こちらを包囲しに来ています!』

 

「あらら〜……脱兎の如く逃げるぞ!!」

 

「ん、兄貴の言う通り、みんな早く逃げよう」

 

 

 あれから包囲網を抜けるため基地を出て突っ走っていたが、結論から言うと失敗した。今は兵士たちに思いっきり囲まれちゃってます、あなや……

 

「……絶体絶命?」

 

「……そうだな、今まで楽しかったぞ」

 

“早いって”

 

 こうは言っているが、まあ幻獣琥珀で全部吹き飛ばせば楽……なんだが、暑くて術式の維持がしずらいんだよな。さっきから呪力だけで戦ってるのはそれが原因やし、うーん……コラあかん、詰んでもーたわ

 

 どうしようか考えている時一台の車が停まり、なんか身なりのいいデカイオートマタが降りてきた。売ったら高そう

 

「侵入者とは聞いていたが……アビドスと、雷神だったとは」

 

「な、何よこいつ……」

 

「勝手に人の私有地に入り、暴れたことによるこれらの被害額。君たちの学校の借金に加えても良いのだが、まあ、大して額は変わらないな……」

 

「あの時の……」

 

「……君は確か、例のゲマトリアが狙っていた生徒会長……いや、副会長だったか?」

 

「ゲマッ……!?」

 

「「……?」」

 

「……失礼、続きを」

 

 ……マジか黒服、こいつと手組んでたんかいな、変に反応しちまったから怪しまれちゃうって〜、もぉ〜これだから黒服はあんまし好きじゃないんだよー!

 

「……まあ良い、念の為自己紹介をしておこう。私は、カイザーコーポレーションの理事を務めている者だ」

 

「そして君たち、アビドス高等学校が借金をしている相手でもある」

 

「!!」

 

「……嘘っ!?」

 

 へぇ、身なりいいなぁって思ってたらまさか理事だったとは。理事ってどんぐらい偉いか分からんけど、まあまあ偉いんやろな。なんでここおるん?

 

「では、古くから続くこの借金について、話し合いでもするとしようか」

 

『カイザーコーポレーションの……』

 

「正確に紹介すると、カイザーコーポレーション、カイザーローン、そしてカイザーコンストラクションの理事だ。今は、カイザーPMCの代表取締役も務めている」

 

「そんなことはどうでもいいけど、要はあなたがアビドス高校を騙して、搾取した張本人ってことで良い?」

 

「そうよ!ヘルメット団と便利屋を仕向けて、ここまで私たちをずっと苦しませてきた犯人があんたってことなんでしょ!?」

 

「……最初に出てくる言葉がそれか。勝手に私有地へと侵入し、善良な我がPMCの職員たちを攻撃し、施設を散々破壊しておいて……くくっ、面白い」

 

「だが、口の利き方には気を付けた方がいい。ここはカイザーPMCが合法的に事業を営んでいる場所。まず君たちには今、企業の私有地に対し不法侵入しているのだということを理解するべきだ」

 

 確かに、状況だけ見れば完全にこっちが悪だな。全部正論だから反論できる余地ねぇし、なんなら部外者の俺に発言権がある訳ない。大人しく聞いときましょうか……

 

「さて、話を戻そう……アビドス自治区の土地だったか、確かに買ったとも。ではここに来たのは、私たちがここで何をしているのか、どうしてアビドスの土地を買ったのか、その理由が知りたいからか?」

 

「ならば教えてやろう。私たちはアビドスのどこからに埋められているという、宝物を探しているのだ」

 

「宝物!?そんなでまかせ、信じるわけないでしょ!!」

 

「もし仮にそうだとしても、この兵力に説明がつかない。この兵力は、私たちの自治区を武力で占拠するため。違う?」

 

「……たった5人の学校のためにこんな兵力を使うとでも?冗談じゃない。あくまでこれは、どこかの集団に宝探しを妨害された時の為のもの。ただそれだけだ、君たちの為に用意したものじゃない」

 

「君たち程度、いつでもどうとでもできるのだよ……例えばそう、こういう風にな」

 

 そう言うとカイザー理事はどこかへ電話をかけ始めた。なんか進めろ、とか言ってたし何する気や?

 すると通信機からアヤネの焦った声が聞こえてきた

 

『変動金利3000%!?金利9000万円!?ちょ、ちょっとそんな急に……!?』

 

「えっ!?」

 

「これで分かったかな?君たちの首にかけられた紐が今、誰の手にあるか」

 

「……!」

 

「……いや、これだけでは面白みに欠けるな。そうだな、9億円の借金に対する保証金でも貰っておくとしよう。一週間以内に、我がカイザーローンに3億円を預託してもらおうか」

 

『そんなお金……用意できるはずが……』

 

「ならば、学校を諦めて去ったらどうだ?」

 

「そんなこと、できるわけないじゃないですか!」

 

「そうよ、私達の学校なんだから!見捨てられる訳無いでしょ!」

 

「アビドスは私達の学校で、私達の街」

 

「ならばどうする?他に何か良い手でも?」

 

 あっかんそろそろブチ切れそう、さっきからずっと正論パンチしてきやがって。このまま極の番ぶちかましてもいいんだぞ!?

 

「……みんな、帰ろう。これ以上は言い合っても弄ばれるだけ」

 

「ホシノ先輩……!?」

 

「ほう……副生徒会長、流石に君は賢そうだな……。あぁ思い出したよ、賢そうな君と一緒に居た全くもってバカな生徒会長をな」

 

「……っ!!」

 

「ホシノ」

 

 ホシノが構えている銃の銃身を押して、銃口を下げる。日光に銃身が晒され続けたせいで熱が集まりとても熱いが、今は我慢するのみ

 

「ハジ……っ!」

 

「!?」

 

「落ち着け……今、やり合っても無駄だ。ここは大人しく…帰ろう」

 

 ……かくいう俺も、普通にブチ切れそうになってるけどな。ユメの悪口を言うとは、コイツいつか殺す

 

「……ごめんね、落ち着いたよ。ありがとう」

 

「ビ、ビビらせおって……さっさと去れ、アビドス。お前ら、早く入口に案内させろ」

 

 そうしてそのまま周りのオートマタの案内の元、入口に案内されて俺たちはカイザーPMCを去っていった

 

 

 

 

 

 

 




ストーリーはニセカスさんと同じぐらいのペースで進めるつもりです。よろしこ

何気に名前だけ久しぶりの登場の黒服、45話ぶりの登場ってま?

通算UA50万記念で書いてほしい奴

  • とある世界線の鹿紫雲(多分2種類)
  • プレナパデス世界の鹿紫雲
  • 女体化鹿紫雲
  • 子供化鹿紫雲
  • 鹿紫雲一化(簡単に言うと記憶喪失)
  • とある科学の超電磁砲コラボ
  • 透き通る世界に響く雷鳴≡(モジュロ)
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