透き通る世界に響く雷鳴   作:おやおや、おやおやおやおや

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実はカッシーにやらせる呪術の技が何個かあるんですよ。せっかくなんで予想してみてください。

ヒント 強い

それと今更だけどバレンタインイベでカッシーから貰えるやつ

「ハジメの顔型チョコレート」

目尻のひび割れ部分までかなり細かく似ているが、味見させた美食研究会曰く「お店で出されたらギリギリ爆破する」美味しさらしい



助けにイクゾー!!

 

 

──先生side──

 

 アビドス高等学校の校門前、先生を含めた対策委員会の5人が先輩を助け出すために集まっていた。各々が銃の動作確認を済ませて準備万全。何時でも行ける雰囲気だった

 

“みんな、準備はいい?”

 

「ん、準備完了」

 

「補給も十分、おやつもたっぷり入れておきました!」

 

「こっちも準備できたわ!睡眠もしっかり取ったし、お腹もいっぱい!どっからでもかかって来なさい!」

 

「私の方もアビドスの古い地図を最新化しておきました。先生に教えてもらった情報ですと、ホシノ先輩はカイザーPMCの第51地区の中央辺りにいるはずです」

 

「いちばん安全なルートで案内します。行きましょう!」

 

“オッケー、それじゃ出発!”

 

 こうして自ら先陣を切って砂漠に向かおうとした時、シロコちゃんが疑問を呈した

 

「……そういえば、兄貴はどうしたの?」

 

“あ、伝え忘れてた。今日の朝連絡してきたんだけど──”

 

 

──先生、今日はシャーレ所属の鹿紫雲ハジメじゃなくて

 

──風紀委員会の副委員長、鹿紫雲ハジメとして動くよ

 

 

「あら……どうしてなんでしょうね?」

 

“風紀委員会のアビドスに対する借りを返すためみたい。一応、あの子って副委員長だから”

 

 ……けど、電話越しだったからあまり分からなかったけど、なんか憔悴してたのは気のせいかな。ため息も多かったし……まあ気のせいか

 

「ん、変なところで律儀。でもそれが良いところでもある」

 

「もう!居ない人の事はいいから、早く助けに行こう!!」

 

「はい!それではホシノ先輩救出作戦……開始です!!」

 

────────

 

─────

 

──

 

 アビドスがどんどんとカイザーPMCの基地に進行している一方、カイザーの基地内部では着々と焦りが募っていた

 

「……!?北方に、少数ですが兵力を確認!!」

 

「む、北方……!?」

 

「敵は3()()……あ、あれは……!」

 

 

「はぁぁ……」

 

『カイザーPMCの増援を確認。一個大隊の規模です、委員長』

 

「……分かった、準備して…」

 

「なんで私までここにいるんだ……」

 

「(イオリはともかく何故私も……非戦闘員なのに……)」

 

「まだ風紀委員会の仕事が残ってるし……手早く片付けよう…」

 

 対策委員会以外の、ゲヘナ最高戦力である風紀委員会の3名が北方にて向かってくる兵士達を相手にしていた。だが……

 

「というか、なんで鹿紫雲先輩がいないんだよー!!!」

 

「あの人がいれば、十分楽なのに……」

 

『せっかく委員長が反省文の代わりに、ということにしてくれたんですから愚痴はそこまでです。それより委員長、ハジメさんの場所は知りませんか?』

 

「ハジメはミレニアムからヘリで先生の方に向かうみたい。せっかく一緒に動けると思ってたのに……」

 

 

──……ねぇ、なんでわざわざヘリを使うの?あなたなら走った方が早いじゃない

 

──なんでって……そっちの方がカッコイイからに決まってるだろ?

 

──はぁ……

 

 

「(さっきから元気ない理由はそれかぁ……)」

 

「……まあいいわ、ここで全軍止める。誰一人として先生には近づけさせない」

 

「行こう」

 

 

『目標の座標地点に到着!この辺りにホシノ先輩が閉じ込められているはずです!この周囲のどこかに、きっと……!』

 

「ここは……」

 

「この痕跡って……多分学校、だよね?」

 

「砂漠の真ん中に学校……もしかして」

 

「あぁ、ここは本来のアビドス高等学校本館だ」

 

『!!』

 

 聞いた事のある機械の声が聞こえた方向に視線を向ければ、大量のオートマタ兵士を引き連れたカイザー理事がそこにいた

 

「あんたは……!!」

 

「よくぞここまで来たものだ、アビドス対策委員会」

 

『敵の増援多数……!この数、恐らく敵側の動ける全兵力が集まっています。カイザーPMCはきっとここで総力戦に持ち込むつもりです!』

 

 アヤネの言う通り、カイザー理事の後ろにいる兵士の数は目視では全てを確認できないほどの量……一筋縄では行かなさそうだ

 

「砂漠化が進行し、捨て去られたアビドスの廃墟……ここが元々アビドスの中心だった。かつてキヴォトスで一番大きく、そして強大だった学校の残骸がこの砂の下に埋もれている」

 

「ゲマトリアは、ここに実験室を立てることを要求した」

 

『実験室!?』

 

「そんなことよりも、ホシノ先輩は何処ですか!」

 

「あの副生徒会長なら、向こうの建物にいる。もしかしたら、既に実験は始まっているかもしれないがな」

 

「……っ!!」

 

「彼女の元に行きたいのであれば、私たちのことを振り切って行けばいい。君たちにそれができるなら、の話だが」

 

『この兵力、容易に通してくれそうにはありませんね……』

 

「ん、じゃあここは私に──」

 

 シロコが何かを言おうと一歩踏み出した時、近くで耳を劈くような大きな爆発音が聞こえた。黒い煙が立ち上っているが、よく見ればその中に4人の影が見えた

 

「じゃ〜ん!やっほ〜☆」

 

「ケホッ……ちょ、ちょっとムツキ!流石にやりすぎよ!」

 

「え〜?だってハジメさんが思いっきり爆発させろって言ったからじゃん」

 

「お、お邪魔します!」

 

『べ、便利屋のみなさん!?』

 

「やーっと追いついたと思ったけど、皆集まってるし……もしかして大事なシーンに割り込んじゃった感じ?」

 

「本当ならこっそり助太刀しようと思ったのに、上手くいかないものね」

 

「あ、あんた達……!」

 

“ナイスタイミング、ここには鹿紫雲くんに依頼されて来たの?”

 

「そうよ。報酬は弾むから、対策委員会を見つけたら思いっきり爆発させて援護もしろ……ってね」

 

「鹿紫雲さんが……?それに、どうして爆発させろなんて……」

 

 

────────────────────────

 

 上空およそ203m地点、ヘリの中で風に吹かれながら立ち上る煙を見ていた鹿紫雲。そのヘリの下部には無駄だと思える異様な突起があった

 

「アイツら派手に爆発しやがって……まあ分かりやすいからいいけど。ウタハ、あそこの近く行けるか?」

 

「人使いが荒いねぇ……ここに空調機能を付けておいてよかったよ」

 

「悪いって、今後も贔屓させてもらうからさ」

 

「それなら別にいいが、ここから落ちないように気をつけなよ?」

 

「流石に落ちねぇわ、俺をなんだと思ってんだ」

 

「戦闘狂」

 

「みんな同じ回答するの何なんだよ」

 

 開いた扉の端に立ちながら運転手のウタハと話す鹿紫雲。煙の地点に近づいていくと軽いストレッチを始め、游雲を握りしめる

 

「それと気をつけてくれよ?()()は形状の問題で少し壊れやすいんだから、使うとしても程々にね」

 

「了解。んじゃ、行ってくる」

 

────────────────────────

 

 一方その頃地上では

 

「……なるほど、そういうことだね」

 

「……ん?何、この期待に満ちた目線は?」

 

「社長、なんか嫌な予感がするから、まずは状況を整理してから……」

 

「……ふふ、勘だけは鈍ってないようね、対策委員会。私達がここに来た理由なんて決まってるでしょう?」

 

「社長……」

 

 

「ここは私達に任せて、先に行ドガァァァァアン

 

『ま、また爆発ですか!?』

 

 陸八魔が何かを言おうとした瞬間、再び大きな砂煙が舞う。2秒もせずその煙が振り払われると、さっきまで無かった小さなクレーターの中心には──

 

地上203mからの跳躍をみせ、戦地に投入されしは

 

「悪いな、少し遅れちまった」

 

 

雷神 鹿紫雲ハジメ

 

 

「鹿紫雲さん!!」

 

「兄貴!」

 

“鹿紫雲くん!”

 

「雷神!?な、何故ここに……!」

 

 立ち上がり服に着いたホコリを払うと、目の前の状況を気にせず游雲を握っていない右腕を上げる。そして、上空で今も尚滞空していたヘリの下部から何かが切り離された

 

 それは金属の箱、中の物を地上に降り立った鹿紫雲に届ける為に取り付けられた物。空中分解を始め、中から現れて鹿紫雲の手に収められたのは、金剛杵バジュラと形の似た呪具モドキ

 

 

 

エンジニア部製小型電力増幅器 神武解

 

 その効果は本来の呪具と似た

 

「懐かしく感じるな」

 

 電気の増幅と放出

 横に一振すれば、片方の丸から出っ張っている刃から電気が放出され、目の前のカイザー兵士を吹き飛ばした

 

“何それカッコイイ!!”

 

「先生!?」

 

 ……1人の男の子の部分が刺激され、バカみたいに興奮しているのは目を瞑ろうか

 

「さぁて、カイザー理事さん?形勢逆転……ってとこだな」

 

「くっ……」

 

 神武解をプラプラさせながら、カイザー理事を煽るように言う鹿紫雲。そんな鹿紫雲の横に便利屋68の全員が並んだ

 

「鹿紫雲さんがいるならとても心強いわ!!」

 

「ハジメさん、その武器後で触らせてね?」

 

「……ありがとう、鹿紫雲」

 

「あ、ありがとうございます鹿紫雲さん……!」

 

 1人だけ背が頭一つ高く、雰囲気も違うことから知らない人が見れば鹿紫雲がボスにしか見えないだろう。何気に初めての便利屋との共闘、鹿紫雲は外には出してないだけで、かなり楽しみにしている

 

 そして、後ろで見ている対策委員会の面々に聞こえるように息を吸うと、その意図を理解した陸八魔も息を吸う

 

「ここはたちに任せて先に行きなさい!行け!

 

「うっわー……それは惚れちゃうよ、アルちゃん……。しかもタイミングバッチリだし……」

 

「さ、流石です!!い、一生ついて行きます!アル様!」

 

 鹿紫雲と陸八魔の発言にみんなは目を見開き感嘆の息を漏らす。そんな中、セリカが頬をほんのり染めながらもモジモジしながら言う

 

「……べ、別にお礼は言わないからねっ!!」

 

「でも、全部終わったら……その時は一緒に、ラーメンでも食べに行くわよ!便利屋!!もちろん鹿紫雲さんもね!!」

 

「や〜いツンデレ〜」

 

「うるさいっ!!」

 

「はい、このご恩は必ず!」

 

「ありがと、便利屋。それと兄貴、後でそれ使わせて」

 

『そんな事は後でいいですから、早く行きましょう!!』

 

 各々礼を言い、向こうの建物の方へと走り出した対策委員会。それを見送ると、目の前で狼狽えているカイザーPMCの兵士たちに如意棒を向けた

 

「さぁ、テメェら生きて帰れると思うなよ」

 

「え、えぇ!タダでは済まさないわ!!」

 

「くふふ〜、あんなに良いこと言われちゃったら!」

 

 

 

「殺るしかないよねっっ!!!」

 

 

 




関係ないけど誰か石流の成り代わり書いてくれねぇかな、ネルと相性良さそう。石流のリーゼントとかグラブラを見てネルが「カッケェ!!」とか言ってる姿が想像できるわ
あと次で新技出します

通算UA50万記念で書いてほしい奴

  • とある世界線の鹿紫雲(多分2種類)
  • プレナパデス世界の鹿紫雲
  • 女体化鹿紫雲
  • 子供化鹿紫雲
  • 鹿紫雲一化(簡単に言うと記憶喪失)
  • とある科学の超電磁砲コラボ
  • 透き通る世界に響く雷鳴≡(モジュロ)
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