透き通る世界に響く雷鳴   作:おやおや、おやおやおやおや

59 / 84
評価とか感想とかバンバンやっちゃっていいんですぜ
つーか某大百科風の書き方分からないんだけど、みんなどうやって書いてるんだ?

それはそうとリンバスカンパニー3周年おめでとー!みんな3周年記念に出されたらアニメ見ましたか?作画エグすぎでしょ、もう12回ぐらいは見ましたよ。アレを担当したスタジオには金一封を送りたいぐらいにはよく出来てた
てか今週ヴァルプルギスか、リサン引いたせいで狂気が無いん(ビープ音)…はは、疲れるな


スクラップ生産工場(仮)

 

 

 游雲と神武解の両方を片方ずつ持ち、大量のオートマタを壊していく。迫り来る銃弾、近くにいる兵士には游雲。少し遠くにいる兵士には神武解。近接と遠距離をこなした最強の戦術と言っても過言では無いだろう

 さらにカヨコとハルカの援護にムツキの爆弾による攪乱、そして後方からのアルの一撃。この5名に傷1つも与えることも許さず、おもちゃのように倒れていく仲間を見ていた兵士たちは狼狽えているが抵抗は止めていなかった

 

 後方にいるカイザー理事はこの惨劇を前にしても、少しは焦っているようだが逃げていないみたいだ……おや?

 

「戦力を分散できるとでも思ったかボンクラァ!!」

 

 カイザー理事の近くにいた兵士たちが対策委員会が進んだ方に向かって走ろうとしていたので、そいつらを神武解の電気で吹き飛ばす。その近くにいたカイザー理事も神武解の衝撃が伝わり地面を転がっていた、オモロ

 

「グッ……仕方ない。アビドスの奴らは後だ、貴様らを先に片付けてやる!!」

 

「かかって来いよ、スクラップにしてやる」

 

 

「……っと、そろそろ限界か」

 

 神武解についている丸が少し赤くなっているのは、これ以上使うと中の回路が焼ききれてしまう限界という合図。神武解に送る電気を遮断し、今度は刃を使ってオートマタの首を的確に狙って刺していく

 

「鹿紫雲さん大丈夫!?」

 

「無問題!神武解に限界が来ただけだ!」

 

 恐らく神武解による電撃の援護が止んだから心配したのだろうが、こちらは今の所無傷。だが、この大量に敵がいる場だと電撃を撃ってしまえば陸八魔たちに当たるかもしれない。ここから先は近接のみの戦闘になりそうだな

 

「あの電撃はもう撃てないみたいだな雷神……!」

 

「残念だったね、あれが撃てなくても俺は強いんだー……よっ!」

 

 ムツキの爆発により発生した煙で姿を隠し、的確に兵士を刺して刺して刺して刺していく*1。周りで戦っている便利屋達を見ても問題なく戦え──

 

「ちょ、ちょっと数が多すぎない!?」

 

「ごめ〜ん!爆弾無くなりそう!」

 

「こっちもマズイかも」

 

 ……てなさそう。相手は数も把握できない量の兵士だがこっちは5人で限りがある。便利屋と言えど、流石にこの数を相手にはキツイみたいだ

 なら、考えがある

 

 

 呪術というものは簡単に例えると、術式という家電に呪力という電気を流すことで家電術式を扱うと言うもの。なら、この家電に呪力の反対である反転術式を込めたらどうなるのか

 しかし、俺の術式である「幻獣琥珀」は電気と同じ性質を持つ呪力で事象を実現するために肉体を作り変えるだけの術式。例えそれの反転術式を使用したとしても、この戦況をひっくり返せないことは確実だろう。だが、それが()()()()()()()なら

 

 原作の雷神は持ち得なかったが、俺にはその強化版である灼熱琥珀がある。これは電気から発生する熱を利用して炎として肉体を作り変えた事で起こる拡張術式のようなもの。それが負の呪力で起こしたものなら、その逆である正の呪力で起こしたらどうなるのか……

 

 

【反転術式解放:翡翠氷】

 

 

 高温の炎の反対、それ即ち氷である

 

「つ、冷たっ!?」

 

「……綺麗」

 

「ひゅう!ハジメさんかっこいい〜」

 

 便利屋たちの感想を聞き流し、足元から呪力を円形上に伸ばして下から突き出すように顕現させると、その範囲内にいた兵士はみんな尽く氷塊の中に閉じ込められた

 

「呪力消費量の割には低威力だが、かなりの広範囲……雑魚殲滅用だな」

 

 灼熱琥珀が一体一で本領を発揮できるのなら、その反対であるこれは多対一で本領発揮できるものだな。便利っちゃ便利だがわざわざ使うまでのも物じゃ無い

 氷をコンコンと叩くと中の兵士諸共粉々に砕く。当たらなかった兵士たちは未知の攻撃に容易に近づいていいのか悩んでいる様子だったが、その判断の遅れが命取りだ

 

「霜凪」

 

 手のひらに氷結させた呪力を集め、それを口で吹くと呪力は風に乗せられ広がっていき、奥にいた兵士たちの体を完全に固定させる。後ろを見てみると、便利屋たちは銃床を使い、氷を兵士諸共砕いきながら当たっていない兵士を相手にしていた。全然躊躇無いな

 

「貴様……っ!よくも私の軍を……!!」

 

「はっはー!君の軍、量の割には弱くな〜い?」

 

「舐めたマネを!おい!アレを持ってこい!!」

 

 制限時間が迫っていたので翡翠氷を解いてカイザー理事の方へ走ろうとした時、奥の方から大きな足音?と共に視界が微かに揺れる。音の聞こえた方へ視線を向けてみれば、かなりの量のゴツイ機械が歩いて来た。ちょっとカッコイイ……

 

「ここでゴリアテを使うことになるとは思わなかったがまあいい。雷神!貴様をここで葬ってやろう!!」

 

「おい、あんまワクワクさせんなよ……!」

 

 游雲を右手に持ち直し、呪力を滾らせながら理事とゴリアテと呼ばれていた物を睨む。つーか翡翠氷を使ったせいで術式のクールタイムが発生して変身できねぇから普通にピンチだな。どーしましょ

 

「……まあ何とかなるか」

 

 姿勢を低くし兵士と兵士の間を通り抜けてゴリアテの攻撃を避けると同時に、足と手に神武解の刃で深く切り込んで兵士を地面に倒す。効率よく呪力を扱っているとは言え、反転術式解放が仇となり残りの呪力量が半分を切ってしまっていた

 その速度を維持したままゴリアテに呪力で強化した游雲を当てるも、ちょっとヒビが入っただけでダメージは無さそうだ。片手間に便利屋たちの状況を見ると、兵士の数は減ってきているので少しは余裕を持って戦えているみたいで安心安し……

 

「あっぶね!」

 

「よそ見をするとは随分と余裕そうだなぁ雷神……!」

 

「さっきから雷神雷神ってうるせぇな、俺は鹿紫雲ハジメだボケナス。人の名前ぐらい事前にちゃんと調べとけ」

 

「うるさい!貴様とあのシャーレさえいなければ……私の計画は完璧だったんだ!!」

 

「それ以前に対策委員会を何とかできてない時点で完璧じゃねぇだろ」

 

「がああぁぁっっ!!!」

 

 ブチギレちゃった!

 理事を煽り散らかしたせいか、今まで後ろの便利屋を狙っていたゴリアテや兵士までもが一斉に俺に向けて銃を乱射してきた。これは流石に捌き切れそうに無いので、横に大きく回るようにして走る事で当たらないように回避していく

 

「さっさと死ねぇい!!鹿紫雲ぉぉぉ!!!」

 

「ヤーダねっ!少数のアビドスすら制圧できないオンボロ機械風情が!」

 

「ぐぬあぁぁぁぁああ!!!」

 

 さらに煽ったらゴリアテの頭に付いている奴からミサイルが放たれるようになっちゃった。爆発に巻き込まれないようにさらに速度を早めて走っていくが、そろそろ疲れてきたな……

 すると低い重厚的な音と共に一体のゴリアテの頭が撃ち抜かれる……というよりかは、弾け飛んだの方が正しい。ジグザグに走りながらチラッと陸八魔を見れば、兵士を破壊し終えたのか「してやったり」とでも言わんかのような表情でサムズアップしてた。ナイス援護

 しかし、ジグザグに避けてたとしても数打ちゃ当たる。ふくらはぎに銃弾が当たり痛みで足を踏み外してしまい、勢いのまま奥の廃墟へと頭から突っ込んで行ってしまった

 

「いたぁ…ぁああ危ない危ない危ない危ない!!」

 

 頭を抑える暇もなく銃弾が放たれてきたので手を使って急いで移動しながら足に反転を流す。足の怪我を直せたら急いで立ち上がり、壊れている窓から豪快に飛び出していく。ゴリアテの3分の1と兵士を便利屋が担当しているお陰でこちらにくる銃弾は少なくなっているのはホンマ有難い

 

「だ、大丈夫ですか!?」

 

「大丈夫!足撃たれたけどもう治った!」

 

「早くないかしら!?」

 

「もうなんか、ヘイローが無いから治癒力が凄いんだよ!うん!」

 

「アッハハ!凄い焦ってるじゃ〜んっ!」

 

「初めて会った時から疑問に思ってたけど、後で詳しい説明してね」

 

 ゴリアテが何個かスクラップになっていたのと、兵士の数も少なくなっていたカイザーとだと戦況はこっちに傾いて少しは楽になってた。便利屋の銃の残弾数は大丈夫じゃ無さそうだけど……あっ

 

「トムの勝ちデースッ!」

 

「「「!?」」」

 

 

【術式解放:幻獣琥珀】

 

 

 足に回していた反転を脳に移していたお陰で術式の回復を早めることができ、直ぐに術式で肉体を作り変える。翡翠氷とは違う姿だからなのかみんな驚いて俺の方を見ていた

 そこをチャンスと言わんばかりに、電磁砲で前方一直線の兵士とゴリアテを蒸発させる。更にそこから固まっている所に走って行くと音波を飛ばして牽制、亜音速の速度を維持したまま奥のゴリアテに蹴りをぶち込んで上半分を消し飛ばした

 

「また妙な技を……!」

 

 残ったゴリアテの下半分を兵士たちに蹴り飛ばし、全てのゴリアテに対して電撃を放つ。内部の回路を破壊されたゴリアテは、隙間から黒い煙を吐き出してそのまま膝をついた

 動かなくなったのを確認するとそのまま理事の方へと歩いていく。もう自分を守るものは無くなった理事は、尻もちを突きながらも後退りをしている

 

「終わりだ、カイザー」

 

「き、貴様さえ……貴様さえいなければ……!!」

 

「俺がいなかったとしても、シャーレの先生がどうにかして解決しただろうよ。結局、お前はどう足掻いても負けなんだよ」

 

「……黒服!見ているのだろう!?さっさと私を助けろ!!」

 

「……」

 

「何をしている黒服!!早く私を……」

 

 理事の悲痛な助けを求める叫びは、ただ静かになった戦場によく聞こえただけで黒服が来ることは無かった

 

「それなら……タダでは死なんぞ!!死ねぇ!鹿紫雲ハジ──」

 

「遅いわ」

 

 懐から銃を取り出して最後の抵抗をしようとした理事だったが、引き金を引く暇なんて与えず回路が壊れないぐらいの強さで頭に電気を入れた。少しの間痙攣した理事はその手から銃が落ちると同時に、その体も地面へと倒れた

 

「終わったかぁ……」

 

「鹿紫雲さん!」

 

「か、鹿紫雲さん!!」

 

 幻獣琥珀を解いて一息ついた時、アルとハルカが俺のところに走ってきた。その後ろにはムツキとカヨコがいたが、その表情はなにやら呆れた……おっとぉ?

 

「鹿紫雲さん!!さっきの変身、とてもカッコよかったわ!!」

 

「は、はい!言葉では表しずらいんですが……その、神様みたいでカッコよかったです!」

 

「それと前のあの氷を扱う変身も良かったわ!!さっきのとは違って水晶のような感じで、凄く輝いて見えたの!!」

 

「お、おう……」

 

 コイツも疲れてるはずなのに、俺を褒めたてる言葉がマシンガンのように出てきてくる。しかも同じような奴がないし、どこからネタ出てきてるんだよ

 

「くふふ〜、そこまでにしときなよアルちゃん、ハルカちゃん。ハジメさん困ってるよ〜」

 

「あ、あら、ごめんなさい鹿紫雲さん。つい……」

 

「も、申し訳ございません鹿紫雲さん!!私なんかが不快な気持ちにさせてしまって──」

 

「あー待って待って大丈夫、大丈夫だから」

 

 いつものハルカのオーバーな謝罪を止め、落ち着かせたところでアルの方を向き拳を突き出す。意図を理解したアルは、笑顔のまま拳を突き出す

 

「……お疲れ様」

 

「えぇ、鹿紫雲さんもお疲れ様」

 

 そしてそのまま、労いの言葉をかけてアルと拳を合わせた

 

 

*1
3回再使用




長物と神武解を使う術師……?既視感があるな
それと翡翠氷の見た目は幻獣琥珀とは真反対のカチコチした感じの見た目です。多分この先この技が出ること……ある、かも?

通算UA50万記念で書いてほしい奴

  • とある世界線の鹿紫雲(多分2種類)
  • プレナパデス世界の鹿紫雲
  • 女体化鹿紫雲
  • 子供化鹿紫雲
  • 鹿紫雲一化(簡単に言うと記憶喪失)
  • とある科学の超電磁砲コラボ
  • 透き通る世界に響く雷鳴≡(モジュロ)
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。