それと前半と後半の温度差凄いです
カイザーに捕まった鹿紫雲が拷問とかされて、最終的に切り刻まれてホルマリン漬けにされた鹿紫雲の頭部が風紀委員会に届くとかいう最悪の展開を思いついてしまった俺を殺してくれ(ジョジョ見てたら思いついた)
流石にこんな鬱展開はやらんからな?フリじゃないぞ?
多忙だったゲヘナでの癖が抜けず、太陽が頭を出し始めた朝の4時頃に目を覚まし、シャーレのソファから体を起こす。照明の眩しい光が寝起きの目にガッツリ入って奥の辺りが少し痛むが気にせず目を擦り、ある程度眠気を覚ます
キッチンから香る良い匂いが少し気になるが、いつも通り顔を洗う為に洗面所へと歩き出す
「あら、おはようございますハジメさん」
「ん。おはよう、ワカ……モ?」
ぁぇ?アタシャまだ寝ぼけてたっぽいですね、部屋にあるキッチンの方から厄災の狐ことワカモさんの声が聞こえた気がするんですがねぇ……まあ気のせいやろ、うん
「まだ眠たいのですか?宜しければ、もう少し寝ていただいても構いませんよ」
「なんでいるんだお前!!??」
気のせいじゃありませんでしたね、なんでいるんですかお前(2回目)一気に眠気覚めたわ
「なんでって……ただ、先生の朝食を作りに来ただけですよ?」
「そんなあっけらかんと言われても……え、ほんとにそれだけ?」
「ええ、それだけですよ」
えぇ……?朝食作るためにわざわざ不法侵入したんかよコイツ。てかなんで先生の朝食を……あ、そういう事ね(黄金の理解力)
「もしかして……前にワカモが言ってた一目惚れの相手って……」
「はい、先生です……///」
今まで脳の片隅に置いておいた疑問を口に出すと、持っていた包丁を置き、頬を赤く染めて体をくねらせるワカモ。恋愛って凄いね、こんな破壊が趣味の少女が一目惚れしただけでこれだもんなぁ……いや、だとしてもそうはならんやろ
「だ、だとしてもお前どうやって入ってきた!?結局警備は厳重なはずだろ!」
「それはシャーレの窓から──」
「おぉい…」
「──入るのは失礼と思ったので、ユメさんから貰ったスペアキーでちゃんと入りましたよ」
「ユメェ!?」
ユメさん!?何やってんすかアン……いや、でも知らない可能性だってあるのか。俺は厄災の狐=ワカモってことを知ってたからこんな反応ができてるだけで、知らないやつからしたらただの恋した乙女やもんな。大人になったら子供の恋路を応援したくなるし
だとしてもねぇ?だとしてもよ。なんでこう怪しいヤツに易々とスペアキーを渡すかね、頭は良くなっても人を警戒しない心は変わってないみたいやな
「つーか、それならシャーレに入らねぇの?先生のことだからアンタでも大歓迎だと思うぞ」
「いえいえ、私なんかが先生と同じ所属になるなんておこがましいです。こうして、陰から先生を助けるだけで私は十分なんです」
「いや……おこがましいって……まぁ、それで良いならいいけど。この事は先生は──」
「私がしているという事はまだ伝えていませんわ。もし知られたら、その時は……///」
おい、なんでそこで顔を赤らめた、ナニを想像しているんだお前
……まあ、とりあえず敵意が無い事は分かりましたし顔洗いに行きましょか。その後はワカモの手伝いでもするか、一応料理出来るし。お、これ和食か、いいね
「よければハジメさんの分も作りますよ」
「お、じゃあお願い」
・
・
・
“んぁ……おはよう鹿紫雲くん”
「おはようございます先生」
いやぁ……あれから手伝って配膳してたら、急にワカモが「そろそろ先生が起きてくる時間なので、私はここで…」と言って帰った数分後に先生が起きてきたんだけど、アイツ怖すぎんだろ
まだ眠そうに欠伸をして目を擦っている先生が机に置かれているワカモが作ったご飯に目を向けて口元から微かに感嘆の声が漏れた
“これ鹿紫雲くんが作ったの?”
「…………はい、そうです」
“何今の間”
人の手柄を自分の物にするのはあまり気分が良くないです。申し訳なく感じてしまう
先生と反対側の椅子に座り、目の前に置かれているシンプルだが美味しそうなご飯食べる。あ、ウッマ、え美味すぎん?ワカモこんな料理上手かったのか、こりゃ将来嫁に貰うであろう先生羨ましいな
“ん?これワカモちゃんが作ってくれた物じゃない?”
「え?」
今なんつったこの人、一口料理を食べただけでワカモが作ったものだって言ってんだけど。というか、なんでワカモが作ってることを知ってんだよ
「……えぇ?なんでわかったんすか?」
“んー、なんて言えばいいんだろう。なんとなく、かな?”
「こっわ女誑しめ。てかなんでワカモの事知ってんすか?先生に秘密で料理を作ってる事伝えてないって聞いたんですけど」
“女誑し……?まあいいや、その事はユメから聞いたよ。時々シャーレに来ては仕事手伝ってくれたり料理作ってくれるって”
「ユメェ!!??」
スペアキーをワカモに渡した挙句、ワカモが秘密にしてた料理作っている事を先生に伝えているユメに困惑を禁じ得ない。口軽すぎない?ほんとに何してんすかあんた
ちなみに聞いた感じだとユメはアビドスに泊まってるみたいです。まあ遅い時間までホシノにフルコース(拷問)を提供してたしね
“あ、鹿紫雲くん。次ワカモちゃんにあったらシャーレに加入しない?って聞いてみて”
「それなんですが、本人曰く陰から先生の事を助けるだけで十分だって言ってましたよ」
“そうなの?私は正直シャーレに加入してほしいんだよね〜。人手足りないし”
「んー……しゃあなし、今度会ったら先生が加入してほしいみたいって言ってみますわ」
“ありがと〜”
先生とワカモの事を話しながら先に朝食を食べ終わり、一言ご馳走様と言うとシンクに向かい皿を洗う。自慢じゃないが、人より一口は大きい方です。ふふん
「それと先生、飯食い終わったらユメの事迎えに行きますから、ちゃんと水持って行ってくださいよ?」
“流石に2回も忘れないよ”
「1回忘れたんかい」
何してんすかあんた……今日これ言ってばっかりやな
・
・
・
・
・
「オッス〜アビド……ス……」
「見てアヤネちゃん!セリカちゃん!これ、1年生の頃にハジメくんがウチの制服着た時の写真!」
「え……あの人って男……なんですよ、ね?」
「……普通に可愛いんだけど」
あれから電車に乗ってアビドスに着いてから先生を担いで砂漠を走って何分後か、対策委員会の部屋についたんですが……なんかユメが俺の女装写真を持って1年'sに見せてますね。何してんだお前
「あ、おはようございます、鹿紫雲さん。先生☆」
“ノノミちゃんもおはよう。ユメちゃん、それって何の写真?”
「ん、兄貴と先生おはよう。今兄貴の女装写真見てる」
俺の後から入ってきた先生がユメの持ってる写真が俺の女装している写真ということを知ると、何故か目の色を変えユメから写真を貸してもらいじっくりと見てる
“……ユメちゃん、これ何円?”
「待ておい何買おうとしてんだお前」
「1980円」
“3枚買った”
「待ておい何布教用、観賞用、保存用で3枚買おうとしてんねん」
あれぇ?先生って生徒の写真を買おうとする変態だったの?ほら先生、他のアビドスメンバーがヤバい奴を見る目で見てんぞ、さっさと気づけ。おいユメ、本当に写真売ってんじゃねぇよ。……あれ
「そういやホシノは?」
「ホシノ先輩なら隣の部屋で昨日から気絶てますよ」
「昨日のアレが思ってた以上に効いちゃったみたいでね……ちょっとやりすぎちゃったよ……」
「あれをやりすぎで済ましちゃダメですよ……」
「思い出しただけで悪寒が……」
「……ん、兄貴達は見なくてよかった。あれは地獄って例えるには生ぬるい程の……」
「“何してんの!?”」
こっわ、あのシロコが思い出しただけで体を震わす程のヤツをしてたのかよ。ほんとに……ほんとに何をしてんの?
「ドアの隙間から見てたけど、気づいた先輩が『良い子は見ちゃダメ』って言ってドアを閉めた時はトラウマになりそうだった……」
「そ、そんなに私怖かったの……?」
「ん、セリカが涙目になる程には怖かった」
「ちょっと!!シロコ先輩言わないでよ!!」
「そんなに!?ごめんよぉセリカちゃ〜ん!」
「うわっ!だ、大丈夫だから!離れてユメ先輩!!」
……あぁ、平和だな。ホシノを取り戻せて、ふざけあってるこのいつものアビドスって感じ。なんだか1、2年の頃を思い出して感慨深くなっちゃうな……これじゃおじさんっぽいな、ハハ
先生の隣でワチャワチャしているアビドスメンバーを見ていると、懐に入れていたスマホが震える。取り出して起動すれば、通知には二通のモモトーク。名前は……はぁ……
「先生、黒服に呼ばれたから行ってくる」
“……この前言ってたこと、忘れた訳じゃないよね”
「さすがにそこまでボケちゃいませんよ。みんな〜」
「「「「「?」」」」」
「来てすぐで悪いけど、ちょーっと呼ばれたから先生と一緒に行ってくる」
「ん、もうちょいゆっくりしてって」
「シロコ先輩……さすがに呼ばれているのに引き止めるのは……」
「分かった、バイバイ兄貴。先生」
「諦め早いな、ほな行ってくる」
“後ですぐ戻ってくるから、行ってくるね”
「行ってらっしゃ〜い」
「気をつけてくださいね☆」
笑顔で手を振っているアビドスメンバーを背に、先生と一緒にドアから出ていく。後ろ手にドアを閉めると先生に一言言い、ホシノがいる隣の部屋に向かう
「ホシノ、入るぞ」
三回ノックしてからドアを開けて部屋の中に入る。電気が付いていないが、窓から差し込む日の光で多少明るい部屋の床に置かれている体育館マットの上にはうつ伏せ状態のホシノ。部屋の電気もつけずにホシノに近づいてしゃがみ込む
「ヘイロー出てるから嘘寝なのバレてるぞ」
「……うへぇ」
頭の上に浮いているヘイローが見えていることを言うと、一つ鳴き声を出してそのままの状態で顔だけ俺の方に向けてくる。昨日のフルコースが未だ効いてるようで、暗いにも関わらず顔色が悪いのが分かる
「それで……ハジメくんは私に何の用なの〜?」
「まあ言いたいことは色々あるが……ホシノ、とりあえず1回デコピンさせろ」
「え?…あいたぁ!?」
身体中が軋んで動けずにいるホシノに思いっきりデコピンをぶち込む。まさに泣きっ面に蜂、ホシノはプルプル震える腕を上げてデコピンされた所を涙目で抑えてた
「うぅ……酷い、抵抗できない子にこんな仕打ち……」
「元はと言えばお前が悪いんだからな?勝手に身売りしやがって」
「うへぇ……言い方……」
「実際事実だろ。それとなんだあの手紙、敵として会ったら私のヘイロー壊してって、ヘイローを壊す行為がどういう意味なのかわかって書いたのか?」
「……ごめんね、嫌な役押し付けちゃ──」
「問題はそこじゃねぇ」
「……え?」
涙目のまま困惑の表情で俺を見上げるホシノに、眉間に皺を寄せたまま襟を掴んで顔を近づける
「なんで
「……だ、だって…それは……」
「いいか、お前はアビドス対策委員会の部長で、アイツらの先輩なんだよ。お前が身売りしたとしても、アイツらの先輩ということは変わらねぇ」
「何故死のうとする、何故諦める。みんなが平和に過ごせていれば、自分なんてどうなっても良いとでも思ってるのか?」
「甘ったれてんじゃねぇよ」
「このアビドスにはお前が必要だ。それはアイツらだって思ってるはずだ」
「……!」
「そうやって簡単に殺……ヘイローを壊してとか言うな。後輩たち、ユメの悲しむ顔が見たいのか?」
「そ、それは……ちがっ…」
「なら死のうとするな。今回は後輩たちの事を思っての行動だと思うが、後輩たちの思いも考えてから行動しろ」
「……」
呆然としているホシノの襟を離して立ち上がってから、一息ついてほんのり出てた怒りを鎮めると優しく語りかける
「そうだな……もし、お前が敵として会ったら、その時はお前をアビドスに連れ戻してやるよ。どんな手を使ってでもな」
「えっ……」
「昔に言っただろ?アビドスの事は見捨てないって。そのアビドスの中に、お前も入ってるんだからさ」
微笑みながらそう言うと、潤んだ目を見開いていたホシノの目から涙が零れ落ちた。どんどん流れていくそれを止めようとせず、ホシノは顔を歪めながら──
「ありっ…ありがとう……ハジメ……」
──今の口調を崩し、子供のように泣きながら答えた
そして再びしゃがみ込むと服が汚れるのも構わずホシノを抱き寄せ、あやす様に背中をポンポンと優しく叩き頭を撫でる。
「こんな弱い姿、後輩たちには見せたくないだろ?今は俺らしかいないから存分に泣け」
そう言うとホシノは首元に顔をうずめ、キヴォトス人とは思えない弱々しい力で服を掴んで、声を抑えながら静かに泣き続けた。その間も、ずっと小さくありがとうと言い続けていたのはしっかりと聞こえていた
“お、女誑しだ……”
キリいいのでここで終わります
それとヴァルプルギス190連でコンプしました。俺の勝ちや(辛勝)。そんで200イサンはレイホンアナウンサーの糧となりました。ヨリョシュク! ク・ヘ ヨシヒデェ!
あ、感想と評価おねがいします
通算UA50万記念で書いてほしい奴
-
とある世界線の鹿紫雲(多分2種類)
-
プレナパデス世界の鹿紫雲
-
女体化鹿紫雲
-
子供化鹿紫雲
-
鹿紫雲一化(簡単に言うと記憶喪失)
-
とある科学の超電磁砲コラボ
-
透き通る世界に響く雷鳴≡(モジュロ)