透き通る世界に響く雷鳴   作:おやおや、おやおやおやおや

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パヴァーヌキタ━(゚∀゚)━!!!
前話のカシモドキの性能なんですが書き忘れてたけど、固有武器は神武解で攻撃速度は全キャラ中2位の遅さです(一位はモミジ)
というか、全然ワカモとの絡み書けてねぇな。書かないと……!(使命感)

ちょくちょく前書きでワカモの絡み(?)を出します

カシモドキ「…あ、やべ。寝ちまってた。先生わり──」

ワカモ「あぁ貴方様♡机に伏して寝るお姿もなんとも麗しいですわ♡仕事をするお姿も美しいですが普段見せないこの表情も……このワカモ、更に貴方様の事が好きになってしまいそうです♡このお姿が自由に拝めるなんてユメさんには感謝をしてもしきれませんわ♡あぁ、私はなんて幸せなのでしょう♡」ブツブツブツブツ

カシモドキ「…………」二度寝


パヴァーヌ編
ク〇ガキ2人組


 

 

 アビドスの件が終わってから多分2週間ぐらい経つが、何事もなくいつも通り死んだ魚のような目をしながら書類を捌いている先生を横目に与えられた分の書類を終わらしていく。風紀委員会の時よりも量は多いが、俺は慣れているからパパっと終わらせていき目に見えてわかる速度で書類の山が減っていった

 近くにいるユメは砂糖をかなり入れていたコーヒーを片手に心配そうに先生の方をチラチラと見ている。先生は変なところで意思が硬いから、書類が終わって手伝うと言っても“大丈夫”と言って遠慮してくる。それはいいと思うがもっと先生には人に頼るという手段を持った方がいいと思う

 

 仕事もある程度終わらせて一段落すると、休憩がてら立ち上がって新たに3人分のコーヒーを淹れる。ひとつはブラック、ひとつは程よくミルクと砂糖をいれたもの、最後にミルクと砂糖をかなり入れたほぼ砂糖の味しかしなさそうなもの。それぞれ先生、俺、ユメの分だ

 

「ほい先生、詰めすぎは体に毒だぞ。これ飲んで休憩しとけ」

 

“アリガトウ……”

 

「ユメも、ほい」

 

「ありがとハジメくん!…はぁ〜、これこれぇ」

 

 よくそんなものを飲めるなぁ、と思いながらコーヒーを一口。自分の好みは自分がよく分かっているのでちょうど良いさじ加減も分かるのだ。やはり他人に淹れてもらうよりも自分が淹れる方がいい

 

 と、先生のすぐ側に置かれていたシッテムの箱がひとりでに起動し、画面が白く光る。それに気づいた先生がシッテムの箱へと視線を移し、時々頷きながら話を聞いているような動作をしている

 俺には……というか、生徒全員が見えていないがシッテムの箱にはアロナというOSがいると前に先生から聞かされていた。ユメも知っているからこの光景は見慣れているが、初めてシャーレに来た生徒がこんなのを見たら不審者扱い間違いなしだろう

 

 …っと忘れてた。やあみんな、俺だ。鹿紫雲だ

 最近の悩みは風紀委員会に行ってもエデン条約云々の関係でなんか部屋の中がピリピリしてて気まずい事です。そりゃ風紀委員会にもかなりのトリニティ嫌いがいるし、トリニティの方に関してはゲヘナを親の仇かと思うぐらいに敵視してる奴ばかりだからな。こんだけ相手のことを嫌いな奴ばかりでいがみ合っていたのに今更「仲良くしましょ〜」なんて無理な話ゾ

 ゲヘナはヒナや俺、トリニティはツルギやミカ以外のティーパーティがエデン条約に賛成派だからなんとかなってるけど……まあ結局マコトが全部悪いな(?)。そういやあいつ俺のいない時にエデン条約の件で話に行って、ハスミの事をデカ女呼ばわりして門前払いされたらしいな。何してんだアイツ本当に

 

 コーヒーを飲みながら自分の席に戻ろうとした時、アロナから何かを聞かされたであろう先生が顔を上げて俺を呼び止めてくる

 

“ハジメ、ミレニアムのゲーム開発部?ってところから救援要請が来たけど一緒に行く?”

 

「ミレニアムか……そりゃちょうど良かった、俺もそろそろミレニアムに武器の点検出そうと思ってたからついでに行くよ」

 

“分かった。ハジメは先に準備してて、私はまだ残ってる書類を──”

 

「先生、それ私がやっておきますよ。あと少しで私の派遣期間も終わりますし、最後までしっかり役に立ちたいんです!」

 

「派遣期間?ユメって連邦生徒会に入ったのは知ってたが、シャーレ所属って訳じゃなかったのか?」

 

「うん、リンちゃんから先生のお手伝いを任されててね。確かあと2週間かな?それが終わったら連邦生徒会に戻っちゃうんだ」

 

「はー、俺が入った時からユメが居たからなんか寂しくなるなぁ」

 

「大丈夫だよ!私ならいつでもシャーレに遊びに来れるし!」

 

「仕事は?連邦生徒会も多忙で大変なんだろ?」

 

「うっ……ちゃ、ちゃんと終わらせてから来るから…!」

 

 なんか会長みたいだなこいつ、そういや初めて会った時も仕事投げ出して来てたからな。リンちゃんも大変だねぇ、どっかのタイミングで労いに行こうか

 

“……うん、分かった。ありがとうユメ”

 

「いえいえ〜、お易い御用ですよ!」

 

 柔らかい笑みを浮かべ、ユメに対して感謝を述べた先生は書類を受け渡すと書類仕事で凝り固まった体を伸ばして上着を羽織り、ズボンに挟むようにシッテムの箱をいれた

 俺はいつも通り如意棒を持ち、神武解は作ってもらった専用のホルダーに入れて準備完了。体も問題なく動くから例え戦闘になったとしても余裕を持って戦えるだろう

 

“それじゃあ、行ってくるね。ユメ”

 

「留守番頼むね〜」

 

「はーい!頑張ってください!」

 

─────────

 

──────

 

───

 

 はーるばる来たぜ!函館〜い!!!

 んまあミレニアムだけどね?ここは初心に戻って初めてミレニアムに来た時の反応を……なんでここで初心に戻ってんだろ、どこに初心に戻る要素があった。それもこれも全部羂索のせいだな

 しっかし、何度見てもこの近未来感溢れるミレニアムサイエンススクールは男心を擽りますねぇ…2年の時にも何回かちょくちょく来てたけどやっぱ凄いねここ。どうせならゲヘナよりミレニアム入りたかったかも……いや、頭がアカンから無理か(´・ω・`)

 

“ここがミレニアムサイエンススクール……凄いねえ…”

 

「マジ分かる。こういうサイバーパンク的なのは大好きサ☆」

 

“私も幼い頃に空飛ぶ車とか想像してたなぁ…”

 

「流石に今はまだ無いですけどね、まああと10年もすれば出るんじゃないすか?」

 

「そういや、ミレニアムサイエンススクールについての説明は…」

 

“それは大丈夫だよ、アロナに説明してもらったから”

 

「やっぱ便利だね、そのシッテムの箱」

 

 そうして先生と駄弁りながら校舎の近くを歩いていると──

 

「っと、危ねぇな。なんか落ちてきたぞ、あのままだったら先生の頭に直撃コースだったな」

 

“えっ…あ、ありがとうハジメ”

 

「どういたしまして……で、これ何だ?ゲーム?」

 

 窓から放られた物が先生の頭に一直線に落ちてきたので軽くジャンプして取る。落ちてきたのは四角い箱のようなもの、ディスクを入れる所であろう丸い蓋やデカイボタンにコントローラーを接続するであろう穴

 

「(プレステ……?見た目はちょっと違うけど初代っぽいが…なんでこんな懐かしいものが、化学先進学園のミレニアムから……?)」

 

 先生の無事を確認してプレステらしきものが落ちてきた窓の方を見ると、そこから猫耳のヘッドホン?を付けたピンクの子と緑の子が顔を出した

 

「うわわっだ、大丈夫!?」

 

「プライステーションは無事!?」

 

 下に人が居るかも確認せずゲーム機を投げ、あろうことか第一声がゲーム機の心配……。さすがの俺でもブチ切れてしまいましたー!*1

 

「心配するならゲーム機を外に投げてんじゃねぇよ!!今行くから待ってろガキ共!!」

 

「先生!ちょっと痛えかもだけど我慢しろよ!」

 

“えっ、何するつも──”

 

 引き寄せるように先生を片手で脇に抱えると呪力を纏わせ、もう片方の手でプレイステーション?プライステーション?を持つと腰を屈めてあの二人が顔を出している窓に向かって跳ぶ

 そのまま窓枠に飛び乗り……大人一人抱えていたからよろめいて倒れそうになったがなんとか耐えて部屋の中で縮こまっている2人を見据える

 

「ひ、ひぇっ…」

 

「さあ、説教の時間だガキ共」

 

──────────

 

───────

 

───

 

 

「───。ふぅ、これぐらいにしといてやるか」

 

「」白目

 

「ほ、本当に…ご、ごめんなさい……」

 

“なんで私まで……“

 

 説教が終わったと同時にピンクの子は気絶するように後ろに倒れ、緑の子は正座をしていたから足が痛いのか震えながら謝って頭を下げてくる。先生は説教をしている途中に「私は大丈夫だったからその辺で…」とか言ってきたからついでに説教しといた

 

「……さて、そういや自己紹介がまだだったな」

 

「こっちは見てわかる通りシャーレの先生、んで俺はその補佐的な役割の鹿紫雲ハジメだ。よろしくな」

 

“よろしくね”

 

「シャーレの先生…ということは……!」

 

「私たちが送った手紙、読んでくれたの!?」

 

 さっきまで白目剥いて気絶してたピンクの子が、シャーレの先生という単語を聞いたらガバッと起き上がってきた。説教の時の死んだ顔はどこへやら、生き生きとした顔に戻っていた

 

「読んでくれてたとしても、本当に来てくれるなんて思ってなかったよ!ありがとう先生!」

 

「あらためて……ゲーム開発部にようこそ!先生!」

 

「先生に来ていただけて、嬉しいです」

 

「私はゲーム開発部、シナリオライターのモモイ!」

 

「私はミドリ。イラストレーターで、ゲームのビジュアル全般を担当してます」

 

「あと今はここにいないけど、企画周りを担当している私たちの部長、ユズを含めて……」

 

 

「私たちが、ミレニアムサイエンススクールのゲーム開発部だよ!」

 

 子供らしい元気な声で挨拶をするモモイとは対照的に、お淑やかな雰囲気で一礼をしたミドリ。身体的特徴がかなり似てるし、多分この子達は双子なのだろうか

 

「(“モモ”イだからピンク色、“ミドリ”だから緑色か。安直だけど覚えやすくて良いね)」

 

「よぉーしっ!先生も来たことだし、廃墟に行くとしよっか!」

 

“廃墟……?どうしてそんな所に…?”

 

「起承転を話せよ、結だけ言われても誰も分かんねぇだろ」

 

「えへっ、そうだったそうだった……じゃあ最初から説明するね」

 

「えっとね、まず私たちゲーム開発部は今までずっと、平和に16ビットのゲームとかを作ってたんだけど」

 

「ある日……急に生徒会から襲撃されたの!」

 

「一昨日には、生徒会四天王の1人であるユウカから最後通牒を突きつけられて大変だったんだよ!」

 

“さ、最後通牒……?“

 

 ユウカつったら、C&Cに来た時に「ヌッ、ヌッ」って効果音とともに来てたあのミレニアムオオフトモモの事か。C&Cに続いてコイツらの世話……あいつも中々に大変そうだなぁ…

 

 そんなことを考えながら大きく身振り手振りで話を続けようとしているモモイを見ていると、扉の方から声が聞こえた

 

「その件については、私からご説明しましょうか?」

 

「こ、この声は!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

To Be Continued...

 

 

*1
某クレーマー




どうせなら「ブルズアイだな」とか言わせてゲーム開発部の部室の扉を蹴飛ばそうかと思ったけど、そういやこいつ部屋分かんねぇ事に気づいて残念ながらボツになりました

早いけどパヴァーヌ二章どうする?

  • 最初っから参加
  • 途中参加
  • 参加すな、エデン条約に集中しとけ
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